2012/06/17
九州の旅、その1 太宰府天満宮、新護寺の石庭と苔むした庭園が美しい!
6月11日から四日間、九州のパックツアーに行ってきました。観光旅行では九州旅行をしたことがなかったものですし、連れ合いも九州は初めてでしたので往くことにしたわけです。もう一つの理由は、安かったからです。小牧の空港から飛行機で行き、一流とは言えないまでも立派なホテルに三泊、バス代を含めて、4万円くらいというのですから、驚きですね。梅雨時で宿も客が少なくて困っており、こんな安値で企画できたのだろうと想像しています。旅行社のパックツアーは、ゆっくりと気ままに見て回ることができず、時間に縛られてしまうのであまり行きたくなかったのですが、考えようによっては、宿からバスの手配まですべて旅行社任せで良いので、気楽に参加できます。今回のようにほとんど知らない地域の場合には、大まかにその地域の情報や土地感を得ることができますので、結構楽しかったです。
今回は、福岡近くに住んでいるボクらの友人に久しぶりにお会いすることも目的のひとつでした。最初の観光スポットは太宰府天満宮。そこで、友人のKさん夫妻に久しぶりにお会いして、懐かしい会話をしました。天満宮は、たくさんの観光客で賑わっていました。Kさんによると、以前はこんなに人が集まることは無かった、と言っていました。今は、中国、韓国の観光客がたくさん来てきて、仲見世もとても賑わっているのだそうです。今は、有名な観光地はどこも同じですね。。
天満宮の境内もその周辺の山も、樹齢数100年のクスノキの巨木が生えていて、その大きさに圧倒されました。
ボクらは東京の下町で育ったので、下のような建物は浅草の浅草寺の山門を思い出させてくれました。
境内には、菖蒲園があって、たくさんの見事な菖蒲が咲いていました。
びっくりしたのは、九州国立博物館です。その巨大で、異様な建物に圧倒されました。休館日であったので中は見学できませんでしたが、・・・・・・。
ここで、大変心打たれたのは、新護寺という苔寺です。Kさん夫妻が大好きで、是非ボクらに見せたいということで行ったのです。建物も素晴らしいものでしたが、とくに石庭が素晴らしいのです。
上は、表の石庭です。下は、奥の方の庭園です。いくつか写真を撮りましたのでご覧ください。もっとも日本的な美の世界を作り出していますね。なんという美しさでしょうか。何十種類ものコケが生えているといいます。掃き清められた白い石庭と苔が敷き詰められた草地に枝ぶりのよいイロハモミジの織り成す風景は、見事と言うほかはありません。庭の風景をじっと見入っている若者に出会いました。ツアーでなければ、ボクらもゆっくりと時間を使いたい想いにかられました。
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