スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

岩手県の被災地めぐり!その1、釜石から・・・・

  前から東日本大震災で被災された地域を、一度歩いてみたいと思っていました。それは、テレビの映像で見るだけでは、その凄まじさは実感できないだろうと思ったからです。本当は、ヴォランティアの支援活動をしに行くことが出来ればと思うのですが、年取った僕らの体力・気力ではそこまではできません。せいぜいその地域の宿に止まってお金を落としていくという支援しか出来ません。車で素通りするだけで、申し訳ない気持ちでドライブしました。
  10月26日から三日間、紅葉の美しい季節ですので、と岩手県の釜石から宮古、久慈などの海岸沿いの地域を歩きました。といっても、車で通り過ぎただけですが、・・・・。海岸に一番近くを通る東北新幹線の駅というと、北上駅です。そこでレンタカーを借り、一路海岸を目指しました。北上山地はなだらかな山々が連綿と続きます。美しい里山の風景は、もう紅葉していました。下の写真は、川沿いの山々の紅葉を写したものです。


紅葉し始めた山

  釜石の街に着くと、これまでの美しい紅葉の山々とは打って代わって、恐ろしい光景が待ち受けていました。釜石の造船所跡を過ぎた頃から、津波の被災地に入ります。そこで見た光景は衝撃的でした。広い面積の低地の住宅地に、家が一軒も建っていないのです。ただ土台のコンクリートだけがまだ目立つのです。たくさんの人が住んでいた町そのものが、一瞬にして津波に飲み込まれたと思うと、凍りつくような思いでした。
  立っているのはコンクリートで出来た建物、企業の建物、マンション、倉庫、郵便局などです。それも、窓は壊れて戸板を張ってある建物(もちろん使われていません)です。二階まで津波に飲み込まれた様子が、よくわかるのです。かなり道路の補修も進んできて、僕らが走った国道4号線(浜街道)も全線通行できたのですが、いたるところで補修工事が行われており、渋滞がしばしばありました。
  釜石から久慈にいたる海岸沿いを歩いて見て驚いたのは、わずかな住宅地の高さの違いが明暗を分けたことです。下は建物の土台だけが残る荒れ果てた土地、上は今までと同じように人々が生活している住宅街が広がっている、その明瞭な一線に目が釘付けになりました。そして、津波をかぶったのは低地であり、高台はほとんどが原生林に覆われた地域の中に浜街道が一直線に走り、所々に牧場や農地が点在している美しい風景です。美しい高台と地獄絵の低地とのコントラストに、複雑な思いにさせられました。
  正直に言って、ぼくはこのブログに報告するために、被災地の写真を撮影しに行ったのですが、あまりの凄さにカメラを向けることが出来ませんでした。目の前でたくさんの人々が津波に飲み込まれて死んでいるのです。そして今なお遺体が見つからない人がたくさんいると思うと、カメラを向けることはその人々への冒涜になるのでは、と思いました。したがって、今回のブログには、被災の写真は載せません。
  ドライブの一休みに丘の上のレストランに立ち寄りましたが、そこは海岸の美しい景色が見えました。下の写真は、その海岸の風景です。大きなアカマツの木が、対岸の島々と海の色に生えて、実に美しい風景ですね。手前に立入り禁止の標識とロープが張ってありますが、どうも津波で下のがけが崩れ、上の駐車場に割れ目が入ったために駐車禁止のロープを張ったようです。


立ち寄ったレストラン1

  宮古の町を過ぎ、浄土ヶ浜という景勝地の宿に着きました。休暇村陸中宮古というホテルです。全国の国立公園内の36箇所に系列のホテルがあるそうです。この浄土ヶ浜の一帯も国立公園なのです。
  ホテルの駐車場で、びっくりしたことが二つあります。ひとつは、セキレイのお出迎えを受けました。可愛いのです。木の枝を飛び回っていました。


セキレイのお出迎え1

セキレイのお出迎え2

  そのうちに、ヤマガラも舞い降りてきました。下の写真は少々ピンボケですが、・・・・。

ヤマガラのお出迎え

  もうひとつは、ナナカマドの木に真っ赤な実が鈴なりについていたことです。葉が落ちていましたので樹木の種類はわからなかったのですが、葉がついている木が残っていて、それを見てナナカマドだとわかりました。ナナカマドは葉が真っ赤に紅葉することは知っていましたが、真っ赤な実がこんなにたくさん着くとは知りませんでした。青空に映えて、とてもきれいでした! 


ナナカマドの実1

ナナカマドの実2

  葉がついているナナカマドは、下の写真です。羽状複葉のナナカマドの葉ですね。

ナナカマドの実3

  翌朝、朝食の前にホテル周辺の森を、海岸の展望台まで歩いてみました。玄関前に紅葉したニシキギが生えていました。美しいですね。

ニシキギがあった

  下の写真が森の風景ですが、作手地方とはまったく植生が違っていました。見たこともない植物が多かったのです。

休暇村の森

  樹木のうちで分かったのは、カエデ類でした。分かったといっても、カエデ類は種類が多く、下の写真の植物がカエデ類のどれなのか、よく分かりません。葉しか写真に撮りませんでしたので何ともいえませんが、下の写真の葉の形は、エゾイタヤまたはオニイタヤに似ています。どちらかは分かりません。

カエデ類の葉が1

  下は、トウカエデの葉ではないかと思いますが、確かではありません。カエデ類の同定は難しいです。カエデ類が多いなんて、やはり寒い地方なのですね。

カエデ類の葉が2





スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

最近の記事

最近のコメント

ブログ内検索

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。