2011/06/12
Hさんの雑木林でシライトソウなどを見ました!
Hさん宅の雑木林を散歩させていただいて、いろいろの植物をご案内いただきました。下は、シライトソウです。こんな美しい花があるなんて、知りませんでした。ユリ科の植物なのですね。
ムヨウランが咲いていました。ムヨウというのは、無用ではなくて「無葉」という意味です。つまり、葉がない植物です。植物にとって、葉は光合成をする機関ですので、無葉ということは光合成をしないで生きている植物ということです。こんな植物もあるんですね。
まだつぼみですが、下はイチヤクソウです。これから、下を向けた白い美しい花を付けるのです。これも珍しい植物です。大きな楕円形の葉が根元につくのが特徴です。常緑なんですって! 常緑の草本なんてあまり聞いたことがありません。
下はトンボソウだろうと思います。ラン科の植物です。これから葉の中から茎が20cmほど出て、その先に幾つかの白い花を付けるのです。花の形がトンボに似ているので付けられた名前だそうです。早く花を見たいものですね。
面ノ木園地でご紹介しましたが、ここにもギンリョウソウがでていました(別名ユウレイダケ)。見た限りで数箇所出ていましたので、広い雑木林の中にはもっとたくさん生えているでしょう。
雑木の下から見上げると、小さな白い花が咲いていました。見たことのない花です。Hさんによれば、アオハダだそうです。ぼくは初めてみる樹木です。幹の表皮を削ると、地肌が青い(緑色)のだそうです。
下の白い花は何でしょうか? 見たこともない植物です。
帰り際、出口付近でイチモンジチョウを見ました。黒っぽい茶色の地肌に真っ白の帯が入っています。一本は行っているのがイチモンジチョウ、二本入っているのがフタスジチョウ、三本入っているのがミスジチョウです。きれいですね。
羽の裏の模様も美しいのにびっくりしました。
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