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白樺の原生林を切り開いた数kmの直線道路を走るのは痛快!

  話が後先になってしまいましたが、賀老高原に行き着くまでの話をしておかなければなりません。というのは、北海道はホントに広いのです。始めは道南地方を二日間ほどで回り、函館まで行くつもりでした。ところが高速道路を使っても延々と時間がかかるので、僕らが行きたいと思っていた函館はあきらめたのです。千歳空港から最初の宿泊地、島牧村の千走川(ちはせがわ)温泉まで、車で5時間くらいかかりました。レンタカーのカーナビで目的地を入れたら、夜7時過ぎに到着となっていました。あわてて宿に電話を入れてその旨をお伝えしましたが、着いたのは6時少し前でしたので安堵しました。その間、走りづめだったのです。とにかく北海道は広い!!

  車で走ってみてびっくりしたことは、ほとんどの道が直線道路なのです。数kmも直線が続くのですからすごいです。シラカバの原生林の中を切り裂くように直線道路が突っ走り、その中を行くのですから豪快ですね。ボクらが住む中部地方ではシラカバ林なんて高い山に行かないと見れない森ですので、なんと贅沢な、と思うのです。それに、数kmも直線道路が続くなんて考えられません。さらに驚いたことに、観光バスなどでさえ、制限時速60kmのところを平気で80km出して走っています。はじめは恐る恐るでしたが、郷に入っては郷に従えと、その速度で豪快に走り続けました。それで早く着くことが出来たのですね。
  下は、途中で止まって写したシラカバの原生林です。圧倒的にシラカバが多い森が続きます。どこに行っても、この光景が広がっているのも北海道らしいですね。

シラカバ原生林を行く

  翌日、島牧村の賀老高原へ登り道も、シラカバ林を切り開いて作られた高原道路を行きます。残暑が厳しい中に北海道の飛んだので、いきなり寒くなりました。泊った翌朝は、気温が10度を切りました。きりりとする寒さです。高原道路を進むと美しい山々が見えてきました。写真の一番奥の山に平らなところが光っていますが、それが賀老高原です。山は狩場山だろうと思います。

賀老高原

  下は、シラカバ原生林の中をを直線道路が走っている様子です。道路の両側は、どこまで行ってもシラカバ林です。

一直線の道路

  下のように、途中に森林を切り開いて草原になっているところがありましたが、草原との境は白い幹のシラカバ林です。

シラカバの森

  こういう草地にはどこでも、ムラサキツメクサが群生していました。本土でも同じですね。

ムラサキツメクサ
  下の写真は、シラカバ林を写しただけではないのです。下のほうに生えているのは、みなナナカマドです。ナナカマドといえば、真っ赤に紅葉する樹木の代名詞ですが、まだまったく紅葉していません。シラカバも紅葉していません。この時期、紅葉が見られるのは大雪などの高い山です。この高度では、紅葉は期待できませんし、期待してきたわけでもありません。でも、これが紅葉したら、きれいでしょうね。

シラカバとナナカマド

  大きな駐車場の向こうに、狩場山が見えてきました。上のほうの平らなところに急崖が見えますが、おそらく溶結凝灰岩の崖だろうと推論します。つまり狩場山は火山だと考えるのです。賀老高原がそのふもとに広がっているのも、おそらくそこから流れ出た火砕流が溶結して固い岩盤となり、侵食に抵抗して平坦面を残しているのではないかと思っています。賀老の滝があるのも、その溶結部分があるためと思われるのです。

賀老高原P.

  とても立派な案内図がありましたが、こういう案内図があると位置関係や道路などがよく分かって、初めての人には助かりますね。

賀老高原看板

  また、北海道はどこでもそうですが、山の斜面を覆っているのはチシマザサです(下の写真)。北海道から東北、北陸、山陰地方と、日本海側の積雪地域に分布している種です。積雪という気象条件と深くかかわっている植物なんて驚きですね。実はブナも東北地方の日本海側にその分布が限定されています。それは、ブナが雪の重みにも耐えられる枝のしなやかさを持っているために、他の樹木が積雪に耐えられなくてもブナは立派に生きていけるのだ、というのです。すごいことですね。ちなみに、この地方では、冬に降る雪は深4mにも達すると聞きました。僕らには想像を絶しますね。。

チシマザサ

  道端に下の写真のような植物を見つけました。ハナワラビです。作手でも見たことがあるので、なつかしい思いがしました。

ハナワラビ


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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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