長ノ山湿原でハッチョウトンボが、庄ノ沢湿地でカキランを発見!

  このところ、作手の湿地や川などの水質を調べ始めました。湿地の植生は、その水質とかかわりが深いのです。作手高原全体の水質の状況を知りたい、その上で各湿地の水文学的な特性を把握したいと考えているのです。まだスタートしたばかりで、ある程度まとまってきたら、このブログでもご紹介しようと思います。

  そんなことで、今、広い地域の川や湿地、湧水地点などで水質を測っています。
そこで見た、この季節の生き物たちをご紹介します。長命湿地のさらに南にある長ノ山湿原では、驚いたことにハッチョウトンボを見たのです。だいぶ早いのかどうかと思って昨年のブログを見ていたら、庄ノ沢湿地で6月4日に見ているのです。早いと思ったのは間違いで、遅かったのです。

長ノ山湿原のハッチョウトンボ

    ゆるめき湿原でアオゴウソというスゲの仲間をOさんに教えていただきましたが、長ノ山湿原にもたくさん見られました。

長ノ山でもアオゴウソ

  ミタケスゲもOさんに教えていただきましたが、長ノ山湿原にもたくさんありました。上、下ともに特徴的な姿なので、忘れないでしょう。

ミタケスゲ長ノ山

  下のような葉は、キセルアザミ(マアザミ)ですね。長ノ山湿原にもたくさん見られました。8月になると開花するでしょう。湿地の夏を彩る植物ですね。今の季節は、湿地以外のところではスズカアザミがたくさん咲いています。

ヒメシダ

  下もOさんに教えていただきました。クロテンツキというカヤツリグサ科の植物だそうです。初めてみる植物です。変わった姿の植物ですね。

ヒメコヌカグサ?


  今度は、庄ノ沢湿地に行きました。そこにも、ハッチョウトンボがいました。数は少ないですが、オスもメスもいました。1.5cmにも満たないトンボであること、止まっていて動かないこともあって、目を凝らしてみないとなかなか見つかりません。

ハッチョウトンボ2

ハッチョウトンボのメス

  今回とても嬉しかったのは、庄ノ沢湿地で初めてカキランを見たことです。見たいと思っていてもなかなか見ることが出来なかった種です。濃い黄色の4枚の花弁の中に、ピンク色のめしべやおしべが見えます。実に美しい花ですね。感激です!


カキラン開花1

カキラン開花2

  ハラビロトンボのオスがたくさん草のてっぺんに止まっていました。湿地にしか生息しないトンボです。

ハラビロトンボのオス2

  下の昆虫は何と言うのでしょう? 見たこともない昆虫です.。帰って、昆虫図鑑をじっくりと眺めているうちに分かりました。ホタルガです。羽は黒で前羽には白い帯があって、頭は赤。二本のV字状に延びた青黒い触覚が特徴的です。外見がホタルに似ていることから付けられた名前だそうです。止まっているときもきれいですが、飛んでいるときはあまりに早くて分かりにくいのですが、ブルーの模様があってきれいなのです。

黒いチョウ?

  見たこともない植物や動物に出会うということは、ほんとうに興奮しますね。その感動を得たいために、明日もフィールドに出るのです。





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コメント

No title

クロテンツキと紹介されている植物ですが、カヤツリグサ科ではなくイネ科と思われます。
クロテンツキではありません。

自分もこの植物が何なのか調べていて、こちら寄り道し、まだわからずですが、せっかくなので、お知らせていただきます。
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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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