シジュウカラとヤマガラの奇妙な生態! 共同で子育て?

   昨日、またHさんから電話があり、「面白いものを見たよ!」と連絡がありました。Hさんの勧めでは見ないと損をすると思い、すぐに出かけました。
  「面白いもの」のひとつは、地主のHyさんの山にフクロウが卵を抱いているとのこと。偶然出会ったHyさんの案内で早速行ってみました。ところが、竹林の中の崖に小さな凹みがあり、そこに卵があったはずでしたが、残念なことにもうなくなっていました。「一昨日まではここにあって、フクロウが卵を抱いるとことを見たんですよ」。見ると、卵の殻もないのです。イタチやテンならば卵の殻は残るでしょうが、蛇ならば丸ごと飲み込んで殻は残しません。他の野生動物に食われてしまったのか、すでに雛が孵ってこの場所からいなくなったのか、皆でしきりに談義。結局は、分からないとの結論に達しました。見れなかったのは残念ですね。

  もうひとつは、シジュウカラとヤマガラが共同で子育てをしているということ。ホントかなあ、と思ってHさんの案内で小鳥の巣箱に行きました。中には雛がいるのでしょう、小さな鳴き声が聞こえます。

シジュウカラ1


シジュウカラ2

  Hさんによれば、シジュウカラの親がしきりに餌を運んでくるのですが、そこにしばし ばヤマガラの親がやってきて餌を運んでくるというのです。シジュウカラと同様に、巣の中に運んでは出て行くのです。中に入っているのがどちらの雛なのかは分かりませんが、つまりは両者が共同で子育てをしているということになります。鳥には「托卵」という現象があることは知っていたのですが、共同で子育てをするなんて聞いたことがありません。

ヤマガラ1


ヤマガラ2

  15分くらいの観察の間に、交互に10数回も親が巣箱に餌を運んでくるのです。シジュウカラの方が頻繁に訪れるので、中の雛はシジュウカラなのかもしれません。想像をたくましくすれば、かつてはヤマガラが営巣していてその後にシジュウカラが営巣した、かつての習性でヤマガラが雛がまだいると勘違いして餌を運んでくる、というシナリオです。本当でしょうか。

シジュウカラ3


シジュウカラ4

  上の数枚の写真は、約15分くらいの間に写したのですが、Hさんによれば「近くにはヤマガラの幼鳥が時たま巣箱に入り、シジュウカラの親からの餌をもらっているんですよ」と言います。このときには分かりませんでしたが・・・。ヤマガラの雛は巣立っても、親から餌をもらっていると言います。ボクらの勝手な想像も、あながち間違っていると言えなさそうですね。面白い小鳥の習性を知って、驚きでした!!
  ところで、巣箱の穴のまわりに透明な板が張られていますね、皆さんは何のためだと思われますか? Hさんが次のように説明してくれました、「この付近にはアオゲラやコゲラ、アカゲラなどのキツツキの類がたくさんいまして、巣箱の穴をくちばしでたたいて広げてしまうのですよ。それを妨げるためにアクリルの透明な板を当てているんです。」 なるほど、そういうことだったのですか、と感心しました。


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コメント

ヤマガラとシジュウカラ

実は、私の巣箱でも同じことがあり、友人に話したところ、このブログを紹介され、納得しました。私の場合、巣箱が二つあり、ヤマガラとシジュウカラがそれぞれ入っていましたが、ヤマガラはすでに巣立ち、シジュウカラはまだ雛が巣箱にいます。そのシジュウカラの巣箱にヤマガラが餌を運んでいます。さすがに巣箱の中には入りませんが、巣箱の入り口から中に頭を入れて餌を与えています。
実はその巣箱は、一昨年前までは、ヤマガラが使っていましたが、新規に一つ巣箱を増やしてからの現象です。参考になりました。
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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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