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額田の千万町付近に巨大な風力発電基地が!

  14日土曜日に、作手からは山一つ隔てたお隣の旧額田町千万町(ぜまんじょ)に行ってきました。そこに大規模な風力発電の計画があって、住民の方々の反対があり、岡崎の市民運動の仲間と一緒に現地を歩くことになったからです。千万町には典型的な里山で、このごろは滅多に見られなくなった茅葺き屋敷が保存され、小さな観光地になっているところです。ボクも時々訪れたことがあります。下の写真が茅葺き屋敷です。

茅葺き屋敷

  40数戸の小さな部落ですが、落ち着いたきれいな村です。その裏山に20基もの巨大な風力発電の塔が作られるという計画が知らされ、住民の大きな反対運動が起こっているのです。実は、作手村にも同様の計画があり(17基)、同じ会社の計画です。もちろん、作手でも反対運動があり、多くの住民が不安に思っています。作手の反対運動に刺激されて、この千万町でも反対運動が起こされたというわけです。

千万町の集落

  この村を挙げて反対の決議をし、各戸に下のような反対のビラが貼られていました。

民家に張られたビラ

  風力発電は、化石燃料による火力発電などと比べてクリーンな自然エネルギーとし近年になって注目され、国の推進政策も行われるようになり、全国に建設のブームが起こっています。

  ボクも最初は風力発電に賛成であったのですが、よく調べてみるといろいろの問題点があって、今は反対の立場に変わりました。というのは、最近になってマスコミでも取り上げられるようになりましたが、風力発電による低周波公害が起こることが明らかとなり、各地でその被害が報告されるようになりました。風車の500m以内では、耳鳴り、不眠など身体に変調を来してしまうのです。その被害は、深刻です。詳しくは、各地のホームページやブログで紹介されていますので、それを見て下さい。
  最近は風車規模が巨大になり、1基の最大出力が2000kwh、その塔の高さだけで90mにも達し、風車のプロペラが40m近くにもなります。プロペラまで含めると、高さ130mにもなるのです。それを建設する場所は、風が強い山の頂上付近ですので、風車が立つ場所ごとに1ヘクタールもの平地を作らなければなりませんし、取り付け道路も含めて大規模に森林を伐採することになります。まさに大規模の自然破壊が起こるのです。

風力観測塔

  地元の方に、風車が立つ場所に風力を観測する塔に案内していただきました。林道を車で行き、笹原を歩いて塔まで行きました。それが上の写真です。30mの高さの鉄の塔に、風速や風向を調べる機会が取り付けられていました。下の写真が下から見上げた観測塔です。どんな結果が出ているのでしょうか。

観測塔

  そこからの景色が素晴らしいのです。遠く、岡崎の街まで見渡せました。

観測塔からの景色

  風力発電は良いものだ、という神話がいつの間にか出来上がってしまいましたね。民家がほとんどない風が強い北海道や海岸の荒れ地ならばともかく、風もそれほど強くないと思われ、多くに集落が点在する三河の山間地に風力発電は似つかわしくありませんね。国には何の設置基準もありません。国の補助金目当ての業者任せでは、今後取り返しが付かないことになります。国の政策を変えさせなければなりません。
  住民に頑張って欲しい、という思いを持って帰りました。
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コメント

No title

岡崎でコミュニティシンクタンク活動を行っています。
先日、活動の様子をお聞きする機会がありました。
エコという言葉には注意が必要ですね。何でもかんでもエコ。まやかしのエコが多くなりました。本当に環境の循環を考えた私たちにとって大切なものなのかどうかの検証が必要ですね。エコとはエゴと思っています。
頑張ってください。額田には自然も文化も豊かに蓄えられているのですから。

人間環境大学 島崎

No title

コメントありがとうございました。島崎さんのホームページを拝見しました。すべての記事を読んだわけではありませんが、とくに駅周辺の開発のお考えに共感しました。無味乾燥な、通過するだけの駅ではさびしいですね。
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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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