武器輸出は人殺しに加担すること!敵を愛し、迫害する者のために祈れ!

    下は、教会の掲示板に筆書きしたポスターの一つです。
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  今の政治に対して一番頭にきていることは、歴代の政府によってずっと守られてきた「武器輸出三原則」が安倍政権によって反故にされていることです。日本の高度な技術力があれば、兵器を作ることは容易です。それによって企業は金儲けもできるでしょう。経団連の要請によって安倍政権はこの三原則をないものにしました。裏にはアメリカ軍の要請があることは明らかです。この点でもアメリカ追従の姿勢を暴露しています。
 武器がなければ殺し合いの戦争はなくなるでしょう。いくら日本経済が潤うとはいえ、人殺しの道具である武器を作って輸出することは、人殺しの戦争に加担することです。犯罪に手を染めることと同じです。それほどまでして、金儲けをしたいのでしょうか。経済人の倫理観を疑います。それを政府が手助けして、長く続けられてきた国の大方針をいとも簡単に反故にしてしまうなんて、赦されない暴挙です。
  さらに、日本の大学がこれまで守ってきた、軍事研究に加担しないという原則を、文部省がゆるめるように要請したのです。それに呼応する大学も出てきていることに驚きを感じています。研究費が少ない大学の研究者は、防衛省の潤沢な研究資金に目をくらまされるのです。日本の大学の研究者はここまで堕落してしまったのです。
  アメリカは、軍事と産業界が結びつくことによって、戦争をし続けないと経済が回っていかないような国になってしまいました。産軍複合体です。その結果、戦争をしていない年がないほど、世界各地の紛争に介入しては戦争を起こしています。それに大学までもが加わってしまったのです。戦争がないと、軍需産業が不況になり、その失業者があふれるからです。日本は、その後を追っていくのでしょうか。日本の将来を決定づけるような重大な方針転換を安倍政権が決定してしまったことの重さを、日本国民は知らなければならないと思います。

??? 


  私たちキリスト者が安保法制に反対するのは、聖書的な根拠に基づいています。上の言葉は、皆さんよくご存じのイエス・キリストの言葉です。若いころこの言葉に接して強い驚きを感じたことを思い出します。「敵を愛する」なんてできるのだろうか、自分に敵対して迫害してくる者のために祈るなんて不可能だ、と思ったものでした。でも、よく考えてみると、敵を許さない限り、自分に敵対する者の心を和ませ、和解することはできません。イエス特有の逆説ですね。

ミスジチョウ 


  上の言葉は、旧約聖書に出てくる預言者イザヤの言葉です。イザヤ書11章の原文はもっと長いのですが、その文章を引用しましょう。
  「狼は小羊と共に宿り
   豹は子山羊と共に伏す。
   子牛は若獅子と共に育ち
   小さい子供がそれらを導く。  
   牛も熊も共に草をはみ
   その子らは共に伏し
   獅子も牛もひとしく干し草を食らう。 
   乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ
   幼子は蝮の巣に手を入れる。 
   わたしの聖なる山においては
   何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。」
  古代のユダヤでは、近隣諸国との戦争が絶えませんでした。その時々に神からの召命を受けた預言者が起こされ、人々に神の言葉を語り継ぎました。多くの預言者が敵の脅威を煽って戦争をけしかけていた中で、イザヤは、神の支配が必ず来る、その時には上の言葉のような平和が訪れることを予言したのです。狼と子羊、講師とライオン、ライオンが干し草と食べ、幼子が蝮の巣に手を入れる、そのような弱肉強食の世界にも強者と弱者が共に生きる奇跡が起こる、というのです。すごい言葉ですね。

ツマグロヒョウモンのメス


  上の言葉も、イザヤの預言の言葉です。これもイザヤ書2章の原文を読みましょう。
  「主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。
   彼らは剣を打ち直して鋤とし
   槍を打ち直して鎌とする。
   国は国に向かって剣を上げず
   もはや戦うことを学ばない。」
  これも、イザヤの平和主義の言葉です。この言葉が、国際連合の建物の玄関に掲げられていることは有名ですね。素晴らしい言葉です。剣を鍬に、槍を鎌とするというのです。剣や槍という戦争の道具を平和な農耕の道具に変えるというのです。そして、この言葉、国と国とが戦争を学ぶことがなくなるのです。何という希望に満ちた言葉でしょうか。中近東諸国ではすさまじい殺し合いの戦争が行われています。イザヤの正義は実現するのでしょうか。

  安保法制が問題になってから、中日新聞では「平和の俳句」が連載されており、タイムリーな企画に賛辞を送っています。毎日、朝刊の一面にその俳句が載せられていて、その句を読んでいます。素晴らしい心打たれる句があるのですね。そのいくつかを墨書でご紹介します。

シジミチョウの仲間か? 
  戦争をしないですんだ戦後の70年間を、誇りに思っている作者の心が伝わってきますね。同感です!

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   この句も、平和の中で生かされている幸せを表現している素晴らしい俳句ですね。
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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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