三河湖の北の山を散歩、トリアシショウマが咲いていた!こんなところにニッコウキスゲが!バイカツツジもきれい!

  今、新しい散歩道を探しています。というのは、欠かさず毎日散歩していますと、散歩する場所が次第に固定してきて、新しい発見がなくなってくるのです。季節によって植物たちはその姿を変えますので固定していても良いのですが、どうしても観察する植物の種類が限られてきてしまうのです。それはあまり面白くないので、それが新しい散歩道を探す理由です。健康のための散歩ですので、余計なことを考えずにその目的のためにだけ歩けば良いのですが、それだけでは散歩道で出会う生き物たちの素晴らしさに感動した気持ちを、多くの皆さんと共有したいという思いを実現できないのです。それがこのブログを書く理由でもあります。
  それで、新しい散歩道を探すのに、国土地理院の地図情報(watchizu.gsi.go.jp/が有効です。小さな山道でも記載されていますので、それを見ながら探すのです。グーグルマップなども使えますが、それには等高線が載っていないで道路だけですので、地形がどういうところかがよく分からないのです。このウェッブサイトを用いいると、地名からでも、公共的な施設名からでも、市町村名からでも、緯度・経度の情報からでも、その地点とその周辺の地形図を見ることができます。ボクは、それを見ながら作手およびその周辺で、あまり歩いたことがない道を、地形環境とともに探していくのです。面白いです。

   今回は、作手の西の方でひと続きの山地である、三河湖の北の方の山道を探しました。とくに標高の高い尾根道です。具体的には、根山という集落のある地域で、そこに至る沢沿いの道を歩きました。人工林と林縁の雑木林が続くだらだらとした山道です。車を止めた広場に、下の写真のウリカエデがたくさん生えていました。どこにでも生えている落葉低木ですが、それに赤い実がたくさんついていて、まるで花が咲いたようにきれいなのです。

ウリカエデに赤い実が

  下は、トリアシショウマというユキノシタ科チダケサシ属の草本です。作手では、チダケサシはしばしば出会っているのですが、トリアシショウマは見たことがありません。やはり、環境の異なる地域を歩くと、新たな出会いがあるのですね。

トリアシショウマに花が

  下は、トリアシショウマの葉を写しました。2回3出複葉で、小葉はハート型あるいは三裂し、大きな鋸歯があるという特徴的な葉の形です。このように、葉と一緒に覚えないと、花だけで同定することは難しいのですね。

トリアシショウマの葉は

  道の上に被さっている大きな丸い葉の樹木がありました。図鑑で確認したところ、ムシカリ(別名オオカメノキ)でした。それに緑色の実が付いていました。作手でもしばしば出会いますが、春に白い花が咲きます。秋には赤い実に熟します。

ムシカリに実がついて

  道沿いにある民家の庭先に、黄色いユリのような花を見つけました。黄色いユリなんて見たこともありませんので、図鑑を調べていたら、ニッコウキスゲではないかと判断しました。キツネノカミソリに似ていますが、その花の色はオレンジ色なのですね。花の姿がニッコウキスゲにそっくりなのです。ニッコウキスゲといえば、高山植物として有名ですが、こんな標高のところにも生えるのですね。ここの標高は400mくらいです。

ニッコウキスゲがこんな所に

  下は、ヒノキの幹に巻きついて登っていたツルアジサイです。アジサイの仲間で唯一のツル植物です。装飾花がついていますが、それはアジサイの仲間の特徴ですね。これに非常によく似ている植物にイワガラミがあります。その装飾花の花弁は1枚なので、容易に区別できるのですね。

ツルアジサイがあった

  今、各地のノリウツギの花が咲いています。この種は名前から判断するとウツギの仲間ではないかと思いがちですが、実はアジサイの仲間なのですね。白い装飾花が付いています。他のアジサイの仲間と比べて、花が円錐花序で円錐のような形をしていますので、区別は容易です。名前の由来は、枝を水に浸して内皮からぬめりのある粘液をとり、和紙をひくときの糊料に用いたことによるそうです。

ノリウツギにヒョウモンチョウ

  下は、民家の庭先で見てコオニユリです。オレンジ色の花弁が反り返った独特の姿が印象的ですね。

コオニユリの花は

  暗い林縁に、小さな白い花を見つけることができました。見落としてしまいそうでした。下の写真の花は、バイカツツジです。白い花弁が反り返って、なかの雄しべが突き出しています。真ん中の赤い色も美しさを添えていますね。花の形がウメに似ているところから付けられた名前です。

バイカツツジの花がきれい

  往路では草ばかりに目を止めていなかったので気がつかなかったのですが、帰路では上を見ていたからでしょうか、キブシがたくさんの実をつけていました。キブシの花は黄色いスダレのようでよく目立つのですが、実は葉と同じ色で目につきにくいですね。でも、緑色の光沢のある実は美しいです。

キブシの実がいっぱい






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森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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