菅守小学校の学校林で、ウラジロノキ、トチノキなどを見た!矢作川の川原でヒデリコを!

  旧菅守小学校の学校林、「わくわくたんけん山」に登りました。校庭からの比高が100mもない山ですが、急な斜面を子供たちへの教育の場として利用されてきた山です。山登りをする運動にもなりますし、動植物の勉強にもなりますし、学校が力を入れて取り組んできたのです。一度も登ったことがなかったので、学校統合で閉鎖された後に山登りをした、というわけです。

  学校統合というのは、この村は過疎の村なので生徒数が少なくなって全校生徒が10名をきるところまできて、ついに作手の大部分の小学校が統合して、新しい校舎を建設することになったのです。小学校がなくなるということは、地域のコミュニティーセンターの役割を果たしていた学校がなくなるということで、この地方の人々にとっては大きな出来事なのです。ボクも、スクールガードの役割を担ったことがあり、何度も学校に出入りしましたし、子どもたちとも仲良くなってこの小学校がなくなってしまって、悲しい思いをしています。

  学校林らしく、主要な樹木についてはそのネームプレートが掛けられ、生徒たちの説明版まで付けられていました。この山に出るキノコについても説明版がありました。


わくわくたんけん山

  大部分の樹木は知っていたのですが、下のウラジロノキについては全く知らなかったのです。その木肌は下の写真のようですし、下から見上げた葉の写真がその下です。

ウラジロノキの木肌

  葉は、太い楕円形で、鋸歯が葉の根元付近にはなく、先端部に明瞭です。葉柄は2cmくらい。特徴のある葉ですので、覚えられそうです。葉の裏や葉柄には白い毛が密集するので、葉の裏が白いというこの名前が付いたのでしょう。残念ながらこの写真ではそれが見えませんね。

ウラジロノキの葉

  山頂には立派な観察小屋がありました。おそらく野鳥観察に利用したのでしょう。

観察小屋

  広場の周辺に、トチノキの大きは葉が目につきました。始めはホオノキと思ったのですが、葉柄が長く、その先端に5~7枚セットの葉が輪生していることからトチノキと判断しました。幼木ですが、近くで観察したことがない樹木でしたので、出会えて嬉しかったです。

トチノキの大きな葉

  その近くにソヨゴの幼木がたくさん生えていましたが、その中に白い小さな花を見つけました。こんな小さな花が咲くのですね。常緑低木の代表的な樹種で、至るところに生えています。秋に真っ赤な実がつくことはご存知と思います。

ソヨゴの白い花

  次の日は、岡崎に行き、矢作川の河川公園を散歩しました。日名橋河川公園です。最初に目に付いたのは、下の植物でした。羽状複葉の葉が特徴ですので、始めはウルシ科の植物かとも思ったのですが、丸い実がついていますので、明らかに違います。丸い実がついていることから、クルミの類かもしれないと思い、図鑑を調べた結果、オニグルミと判断しました。かなり大きな丸い実が付くこと、葉が比較的幅広いのが他のクルミ類との違いです。サワグルミは何度も見ているのですが、オニグルミは初めてです。

オニグルミの実が

  前にも紹介しましたが、下はヘラオオバコで、この河川敷に群生しています。保の先端付近に白いものが輪状に付いていますが、これが花なのだと思います。始めは下のほうから咲き始め、次第に上の方に移って行きます。緑の先端部がまるで山高帽のように見えますね。

ヘラオオバコの花が

  ところが、花が咲き終わると穂だけが残ります。穂が茶色ですので、下の写真のように群生していつところでは、草原が茶色に見えます。ものすごい数のヘラオオバコが生えていたことが分かりますね。

ヘラオオバコの花が終わると

  もうひとつ、新たな発見をしました。ヒデリコです。下の写真のように、葉も茎も細長く、茎の先端に丸くて赤黄色の実がたくさんつきます。初めて同定できました。カヤツリグサ科テンツキ属のヒデリコです。日当たりの良い田んぼのあぜや湿った草地に生える草本です。

ヒデリコを初めて




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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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