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秋の里山風景、岩波集落!

    長ノ山湿原からさらに南に下ったところに、岩波の集落があります。春にも里山の風景としてご紹介したところです。秋の集落の風景はまた別の趣があり、美しいです。盆地状に開けたところですが、周囲の山には雑木林がかなり残っており、それが紅葉してとても美しいのです。出会ったおじいさんと話していたら、「この部落は、この村の中でも雑木林が広く残っているところだよ」と話していました。
  下の写真で紅葉しているのは、自生しているカエデ類でしょう。道の手前にある葉を落とした樹木は、サクラです。

岩波集落1

  下の写真の中央付近に見られるのが、この部落のお寺で、その前には樹齢120年くらいの大きなシダレザクラです。張るには見事な花を咲かせるとのことです。

岩波集落2

  集落のたたずまいと周囲の紅葉した山が美しいですね。おじいさんの話しでは、この部落に雑木林が多く残ったのは、広い面積の山持ちの人が残したのですって。というのは、1960年代の拡大造林の時代に、農林省の補助金が出て一斉に雑木林が伐られてスギ・ヒノキが植えられたのですが、その時大きな山持ちは、全部伐らないで雑木林を残したということです。集落を眺めると、なるほどと思います。集落の中に、ひときわ大きな農家があります。

岩波集落3

  神社の前の道端には、まっ黄色のイチョウとモミジが輝いていました。 

岩波集落4

   この部落にはわずかばかりの田んぼがあるのですが、ここでは昔ながらの、収穫した稲のはざがけが行われていました。下の写真のようなこんなに立派なはざ掛けは今はほとんど見られないので、昔にタイムスリップしたような錯覚におそわれました。大きな田んぼが作れないので、機械を入れることができずに、昔ながらの耕作方法が採られたのでしょうか。

はざがけ

   集落の周りに雑木林が多いことは、下の写真でもよく分かりますね。柚子の実がたくさん生っていて、その向こうに紅葉した樹木が見られます。昔、小学校の先生が植えたハナノキが大きく育って、見事に紅葉するようになったとのことです。ハナノキは赤く紅葉するものとばかり思っていましたが、黄色く紅葉する木もあるのですね。

岩波集落5

   ある農家の軒下に、大きなスズメバチの巣がかかっていました。大きさからして、見事ですね。

スズメバチの巣

  集落の石垣に、タカサゴユリが咲いていました。ユリの季節はとっくに終わっていると思い込んでいたのですが、晩秋になってもタカサゴユリはまだ咲いているものもあるのにはびっくりしました。

タカサゴユリ

 

  三回に分けて、この村のごく一部の秋の里山風景をご紹介しましたが、周囲の山が紅葉して、里山の風景が一層美しくなったのは嬉しいですね。

 

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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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