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植物の葉の特徴を知ること 簡単な説明をします。

  植物をこれまでにたくさん紹介した来ましたが、その中で断りもなく葉の形や葉のつき方、花のつき方など、植物学の専門的な言葉で表現してきました。それでは素人にはわかりにくいという声がありましたので、そのことをこれから少しずつ解説していきたいと思います。それは、ボクの勉強のためでもあります。図鑑などの解説が分かりやすくなると思いますし、植物の特徴を正確に捉えて種を判断するのに役に立つと思います。植物図鑑には必ず図入りで説明がありますので、詳しくはそれを見てください。先ずは、葉の形から。

  常緑と落葉:常緑は年中葉が付いている植物を言いますが、葉が落ないわけではなく、冬には一部が落ちます。葉が厚ぼったく光沢があることが多いです。落葉は、冬になるとほとんどすべての葉が落ちる植物です。
  単葉と複葉。単葉とは、枝から出る葉が一枚一枚独立しているもので、複葉とは、一枚の葉が複数の葉(小葉)からなるものを言います。例を上げてみましょう。下は、単葉の一例で、ヤブデマリの葉です。一枚一枚の葉は独立しています。葉の根元で茎と葉のあいだの部分を葉柄と呼びますが、この場合は3~4cmくらいの長さです。これが長いものからほとんどないものがあります。
  葉柄の色
もそれぞれの種によって特徴があります。これは赤っぽいですね。
  全縁と鋸歯:葉の縁がギザギザしていますが、それを鋸歯と呼んでいます。ギザギザがないものを全縁と言います。ヤブデマリは鋸歯が明瞭ですね。多くの場合は鋸歯は葉脈の先端に突き出ますが、そうでないものもあります、波型、鋸歯が重なる重鋸歯、歯型などがあります。

ヤブデマリ単葉

  下は、鋸歯を持つ葉に対して全縁の葉をもつサカキの例です。常緑で厚ぼったい葉で、表面がテカテカと光沢があります。常緑の葉の特徴ですね。この例では、葉の根元に尖ったものが付いていますが、これを托葉と言います。葉の一種ではあるのですが、正常の葉のように大きくはなく、小さく茎につくことが多いです。

全縁托葉サカキ

  下は、羽状複葉の例としてユクノキを挙げました。一枚の葉が複数の小葉からなっています。この場合は、小葉は9枚です。多くの場合は小葉は左右同じところから出ますが、この場合は互い違いに出ています。前者は葉のつき方として対生、後者は互生と言います。互生の小葉がつく植物なんてあまり聞いたことがありません。珍しいです。

羽状複葉ユクノキ

  下は、イヌザンショウを例に羽状複葉の説明をしましょう。小葉は対生で、8対あり、先端に一枚ありますので、奇数の小葉からなります。それで奇数羽状複葉というのです。先端に葉を付けない偶数羽状複葉の植物もあります。このイヌザンショウの場合は、小葉に鋸歯があります。葉のつき方にリズムを感じますね。

羽状複葉イヌザンショウ

  葉全体の形ですが、初めのヤブデマリの例で説明しておきます。これは卵型で良いでしょう。真ん中の部分が膨らんでいます。もう少し細長い楕円形の葉もありますし、ヘラ型もあります。葉柄の部分が凹んでハート型もあります。葉の基部の形には、葉柄に向かってくさび型になる形もあります。切れる形(切型)もあり、耳型、矢尻型もあります。葉の先端が尖っているものも、丸いものもあります。ヤブデマリは尖っていますね。
 葉の大きさも重要な要素です。茎から中脈の先端までの長さを葉身と言いますが、その長さを測ると良いのです。植物によっては葉身はかなり変化がありますので、最大のものと最小のものを測ると良いのです。葉身に直角に葉の幅の長さも重要です。
 葉脈ですが、葉の真ん中に葉脈を中脈と言い、そこから出ている葉脈を側脈と言います。中脈は真っ直ぐなものが大部分ですが、側脈は丸いものから放射状のものまでいろいろあります。側脈が葉の縁まで達するものもあり、途中で丸く曲がって縁に達しないものもありますヤブデマリは側脈が直線的でほぼ平行に葉縁にまで達していますね。

  先ずは、この程度の説明に止めましょう。具体例に沿って、これから少しずつ植物学的な特徴を説明することにしますね。

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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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