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鳥海山・月山の湿原めぐりの旅(その1)、大雨で通行止めに!獅子ヶ鼻湿原はブナの森、ツルアジサイ、イワガラミがきれいでした!

   鳥海山や月山の自然が素晴らしいと聞いていたので、去年、旅の計画を立て、宿もレンタカーも予約したのですが、直前に山形地方に雪が降り、車での移動は困難というわけで、すべてキャンセルしたことがあったのです。その後、たまたまある旅行社の広告を見ていたら、「天空の楽園「月山・鳥海山」フラワーハイキング3日間」というツアーを見つけて申込みました。7月17日~19日の三日間、長距離のバスツアーで疲れましたが、予想以上に鳥海山・月山の自然の美しさに感動しました。作手の自然の報告は後にすることして、ツアーで出会った自然の報告することにします。名古屋発の中央線で塩尻までゆき、それから観光バスで延々7時間半のツアーでした。雨の中、明日のハイキングの心配をしながら蔵王温泉のホテルに夕方つきました。
  何度かトイレ休憩をしたのはもちろんですが、あるSAの植え込みに、白っぽいガ(蛾)が太い樹木の幹に集まってきました。それが下の写真です。確かなことは言えませんが、ベニシタバという蛾の一種だろうと思います。後羽が赤いのですが、止まっているときは白い前羽が後羽をおおてしまうので見えないとのことです。また、他の種類の樹木ではなく、この木だけに集まるのです。そして幹にはオレンジ色の粉のようなものがついています。卵か何かを産み付けているのでしょうか。謎だらけの昆虫ですね。
と書いたのですが、間違っていました。マイマイガです。猛烈な繁殖力を持ち、10年周期で大発生すると言います。白っぽいのはメスです。茶色っぽいのは桜の木肌に卵を産み付けているのかもしれません。こんなガがたくさん飛んできたら厄介ですね。早く駆除しておかなければなりません。

寄り集まったガ

  ホテルについて夜になって激しく雨が降り、雷も鳴りました。この分では、明日のハイキングは無理だろうと思いましたが、午前中はまさにその通りになり、すごい降雨の中を山形自動車道(高速道路)をバスに揺られて最初の目的地、鳥海山の獅子ヶ鼻湿原に向かいました。ところが、途中から高速道路が通行止めになり、下道を行ったのですが、西山町の至るところで道路の冠水があり、民家に濁流が流れ込んでいました。退避するために町の道の駅に止まっていたところ、他の観光バスが戻ってきて、行先も通行止めになって帰ってきたとのことでした。その夜のホテルでのテレビで、月山トンネルの入口で山が崩れ、完全に通行止めになった様子が写されていました。そこで、予定に道を諦め、もとに戻って新庄方面に迂回して目的地にゆくことになりました。途中から最上川沿いに走るのですが、トイレ休憩に立ち寄ったところから最上川を写したのが下の写真です。川幅いっぱいに茶色の濁流が流れている様子がわかると思います。高水敷まで濁流につかり、あふれて隣接する田んぼに濁流が入っているところもありました。夜のテレビでは、高水敷に植えられていたスイカが流されている映像を見ました。

最上川の洪水

  午前中に鳥海山の獅子ヶ鼻湿原にゆく予定でしたが、以上のような事情で、昼食を取る象潟のドライブインに行きました。幸いにも鳥海山の麓を通る頃から雨足が弱まり、雨もやみました。下は、ドライブインの食堂から写した日本海です。ゆっくりと浜辺を散策したかったのですが、時間がなくてそれはできませんでした。こういうツアーは、バスの時刻に追われるようになるので、自由に時間を楽しむことができないのが難点ですね。

象潟の海岸風景

  ラッキーなことに、小雨程度で目的地の獅子ヶ鼻湿原に到着しました。正式には、中島台レクリエーションの森の一部が獅子ヶ鼻湿原なのだそうです。この湿原は、鳥海山の中腹、標高1500mくらいのところにあります。このツアーでは、この湿原の自然に詳しいガイドさんが付きましたので、とてもよく理解できた快適なハイキングでした。でも2時間半の山歩きはボクにとっては辛かったです。このツアーの参加者は中高年の方が多いのですが、皆さん健脚でボクは付いてゆくのがやっと、という感じでした。

獅子ヶ鼻湿原の案内図

  バスお降りた駐車場のすぐ近くにビジターセンターがあり、そこがスタート地点です。小雨の中をカッパを着てのハイキングでした。ビジターセンターの前で、最初に目を引いたのは下の写真のツルアジサイです。ヒノキに巻きついたツル性のアジサイです。アジサイの仲間でツル性のものはこの種だけです。アジサイの特徴である装飾花が目立ちます。アップして写しますと、装飾花に囲まれた真ん中の花はまだつぼみで、開花はこれからのようです。白い装飾花の花弁は4枚であることが分かりますね。

ツルアジサイの花が

ツルアジサイの花が2

  ところが、それととても良く似たイワガラミという植物(ユキノシタ科イワガラミ属)があるのですが、その装飾花の花弁は下の写真のように一枚です。秋には実が熟し、裂けて種が落ちるのだそうです。ほぼ同じ場所に両方の種が生えているのも珍しいですね。

イワガラミの花が咲いていた

  この地方は、下の写真のように基本的にブナ林です。ブナ林といえば、白神山地が有名ですが、それは鳥海山の北側の地域になります。近くなのですね。ここでは圧倒的にブナの個体数が多いのですが、そのほかにはミズナラ、ハウチワカエデなどのカエデ類、シナノキ、オオカメノキ、ユズリハなどの樹木(後で紹介します)が生えています。下の写真で、丸い大きな葉の低木が見えますが、それはオオカメノキ(別名ムシカリ)です。

ブナの森の風景

  下は、オオカメノキの幼木です。ハート型の大きな葉が特徴ですね。作手にもあります。

オオカメノキの幼木

  下の写真は、ブナの実を写したものです。ガイドさんの説明によると、「今年の春はブナにたくさんの花が付いた、今年は豊作で、クマが喜んでいることでしょう。5年に一度くらい実がたくさんなる年があり、今年がそれに当たったのでしょう。」ということでした。クマがたくさん住んでいるのだそうです。その証拠に、クマがブナに登った時に付けた爪の跡が幹に残っていました。クマは木に登りますが、相当高いところまで爪痕が残っていました。

ブナに大量の実が

  ハウチワカエデの葉を写したのが下の写真です。カエデ類の識別は難しいのですが、これくらいは分かります。大きな葉でうちわのようなので付いた名前でしょう。コハウチワカエデを作手で見たことがあるのですが、まさにこの葉を小さくした葉でした。

ハウチワカエデの葉は






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coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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