イワガラミ、ウリハダカエデ、バイカツツジ、キハギ、オトギリソウ、ハウチワカエデなどを見た!

    面の木園地の湿地などで見た植物を紹介しています。
  下は、ここでも見られてトリアシショウマです。ここにもあったことが嬉しいです。白い花が美しいです。


ここにもトリアシショウマが

  湿地とは違いますが、大きな樹木にイワガラミが花を付けていました。イワガラミは、下の写真のように装飾花が一枚しかないのです。アジサイの花によく似ているのですが、アジサイの装飾花は花弁が4まいですので、その点でツルアジサイとは区別できるのですね。それに明瞭な細かな鋸歯がある点がツルアジサイとの異なる特徴です。

イワガラミが巻きついて

  道端に黄色い小さな花が咲いていました。ウマノアシガタというキンポウゲ科の草本です。あまり見かけることがないので写したのですが、今回初めて同定できました。葉の形が独特ですね。、

ウマノアシガタが咲いて

  ウリハダカエデは以前に何度もご紹介しましたが、下は、ウリカエデに実が付いているところです。こんな実が付くのですね。カエデの仲間の実のつき方の特徴がよく現れていますね。

ウリハダカエデの実がいっぱい

  下の写真が、ウリハダカエデの幹の木肌です。緑色の地肌に黒い縦筋が入り、白い皮目がたくさん付いています。独特の木肌ですので、種の同定は容易です。

ウリハダカエデの木肌が

  山の下の方に降りていったところに、淡いピンク色の低木が生えていました。下の写真のようにピンク色をしているのです。降りていった確かめたところ、バイカツツジと分かりました。バイカツツジは、春でも葉が紅葉するのですね。

バイカツツジの低木が

  下は、キハギの花です。ハギの花の多くは真紅の色をしていますが、これは下の写真のように、白い花弁の中に紫色の花弁があるのです。独特の花の色ですね。葉は3枚セットで、小葉の先が尖っています。意外と野山で見ることが少ないのです。

キハギの花が

  大部分が緑色の葉が茂っているのですが、その中に見事に赤い葉がありました。ヤマザクラの紅葉した葉です。どういうわけか分かりませんが、大部分が緑色の中で、この葉だけが真っ赤に紅葉しているのです。その訳を知りたいのですが、分かりません。

ヤマザクラの紅葉が

  道端に、ボクの大好きなカワラナデシコの花が、一輪だけ咲いていました。出会えて嬉しかったです。

ピンクのカワラナデシコが

  オトギリソウも咲いていました。小さい花で、群生することがないのであまり目立ちませんが、黄色い花が可憐でした。対生の葉で全縁、葉柄がなく、先端が尖っていないで丸みを帯びています。

オトギリソウの黄色い花

  面の木園地のビジターセンターで一休みをしていたところ、目の前にハウチワカエデの大きな葉が目に付いたので、写真を写しました。ここ津具村は天狗伝説が有名のところで、この駐車場には天狗の像が大きく立っています。それにも天狗が団扇を持っているのですが、その形がこのハウチワカエデにそっくりでした。天狗伝説とともに、この葉が知られるというのも、面白いですね。それに対して、同じような葉でも大きさがずっと小さいコハウチワカエデは、秋の紅葉がきれいなので知られています。

天狗のハウチワカエデが






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ツチアケビの花が美しい!ノハナショウブの花は優雅だ!タマゴタケがきれい!

  面の木園地の湿地歩きの続きです。
  毎年ここでツチアケビを見ているのですが、花が咲いている時に遭遇したことはありませんでした。黄色い花が咲いていて美しいのです。下の写真のように、大体茎や葉はオレンジ色をしていて、黄色の花は目立ちにくいですが、よく見るときれいですね。この植物は緑色の葉がありません。普通の植物は光合成をして葉緑素を蓄えるので緑色なのですが、これは腐生植物と言って、光合成で生きているのではなく、腐食物の菌類の栄養で生きている植物なのです。めったに見られない貴重な植物です。


ツチアケビの花が開いた1

ツチアケビの花が開いた2

  湿地の奥の方に、ノハナショウブが美しい姿をして咲いていました。優雅な姿と色に、何度見ても感動します。花弁の根元の黄色い筋が美しいですね。似た花でカキツバタがありますが、その筋が白いので区別ができます。

ノハナショウブの花がきれい

  アカシデの巨木の下に、カエデ類と思われる幼樹の葉が見られました。カエデ類は種類が多くて同定は難しいのですが、近くに生えていたウリハダカエデと同じ形の葉だったので、ウリハダカエデと同定しました。

ウリハダカエデの幼樹

  ちょっとびっくりしたのは、下の写真のタマゴダケを見ることができたことです。去年、文珠山の頂上付近で見たことがあり、感動したことを覚えています。白い皮のようなものが真ん中の真っ赤な部分を包んでいるのです。まさに卵の白身と黄身のようですね。その色の美しさに感動しました。キノコ図鑑によれば、真っ赤な部分がキノコの傘で、今は白い外皮を突き破って傘の表面が出てきた段階です。さらに時が経つと、まさにキノコの形に傘が開いていきます。開いたところは見たことがありません、さぞかしきれいなことでしょう。テングタケの仲間ですが、毒ではなくとても美味しいキノコだと書いてありました。

タマゴダケがきれいだ

  湿地から出ていったところに小さなエゴノキが生えていたのですが、驚いたことに枝という枝に白いエゴノネコアシがたくさんついていたのです。これは前回説明したように、アブラムシの幼虫がエゴノキに寄生する虫えいなのです。下の写真でその多さが分かるでしょうか。ボクが知っている限り、1本の樹木に数個の虫えいが出来る程度ですが、これは100個以上付いているでしょう。その多さにびっくりしているのです。

エゴノネコアシがいっぱいに

  アップすると、下の写真のように見えます。

エゴノネコアシは気持ち悪い

  そのすぐ近くに、メギという落葉低木があって、実を付け始めていました。4月に黄色い花を枝の下に下向きにたくさん付けます。葉はヘラ状で丸く、全縁、実は秋には真っ赤に熟します。鋭い刺がたくさんあって、別名コトリトマラズと言うそうです。名前のとおり、眼の洗眼薬に使われるのだそうです。去年見た記憶では、紅葉がきれいだった印象があります。

メギに実が付いた

  ここにはタマアジサイがたくさん生息しているのですが、花はまだのようです。しかし、下の写真のように、今にも開花しそうな花がありました。

タマアジサイ開花寸前

  下は、フジバカマです。花が咲き始めたようです。葉に特徴があり、長楕円状披針形で3裂することがあり、鋸歯が明瞭です。アサギマダラという美しいチョウの食草としても有名ですね。

フジバカマの花が






面ノ木園地の湿地を歩き、シロバナイナモリソウを発見!ミズチドリは終わっていた!カキランが美しい!

   このところしばらく面の木園地に行っていませんでした 。去年の7月のブログを見ていたら、ミズチドリとかカキランが咲いていたので、そろそろそれらを見ることができるかなあ、と思って出かけたのです。

   湿地に降りる道を歩いていたら、見慣れない小さな花をつけた植物に出会いました。シロバナイナモリソウというアカネ科のイナモリソウ属の草本です。なかなか分からなかったのですが、図鑑を繰っていくうちに分かりました。イナモリソウは花弁の周囲が淡い紫色なのです。これは、花弁が真っ白で、雄しべが突き出しているのが特徴です。ボクは初めて見る植物で、同定できて嬉しいです。

シロバナイナモリソウが1

シロバナイナモリソウが2
  
  フタリシズカがたくさん生えていました。下の写真では、どうやら実が付いたようですね。
フタリシズカの葉は

  下は、サワダツだと思います。実が付いていますね。ニシキギの仲間で、秋には実が赤く熟し、光沢のある黒い種が見えるのですが、それが実に美しいのです。秋が楽しみです。

サワダツに実が

  下は、チダケサシの花です。下の方から白い花が咲き始め、次第に上の方に移って行きます。姿が美しいですね。

チダケサシの白い花

  今の季節にミズチドリが咲いていることを期待して行ったのですが、花は終わりかけていて、美しい姿を見ることができませんでした(下の写真)。

ミズチドリ花が終わり

  カキランは、期待通りでした。ラン科の草本です。下の写真のように、美しい姿ですし、花がきれいなのですね。黄色い花弁の中にピンクの舌状の花弁が出ているのです。作手でも、向山湿地とか庄ノ沢湿地に咲いています。出会えて嬉しかったです。

カキランの花と葉

カキランの花が美しい

  湿地の植物を見ているうちに、黄色の羽を持った大きなチョウを見ました。ようやく止まったところを写したのが下の写真です。その美しさに感激でした。ヒョウモンチョウの仲間ですが、オオウラギンヒョウモンというチョウではないかと思います。でも、羽の裏側を見ていませんので、あまり確かではありません。

オオウラギンヒョウモンでは?

  オミナエシが群生していましたが、まだ黄色い花は咲いていませんでした。しかし、下の写真のように花芽は付いています。開花は間近なのですね。それにしても、葉は深く5裂し、細長いくて鋸歯があるのですね。それが独特です。

オミナエシが群生し

  ウツボグサの花が一輪咲いていました。どこにでも生えている雑草ですが、アップしてみると何と美しい花でしょうか。感動してしまいます。










ネジバナがきれい!アマヅルを初めて見た!エゴノネコアシが!ツルウメモドキが生えていた!

  三河湖南の林道の散歩の続きです。
  下は、ネジバナがあまりに美しいので写しました。花が茎の周りにねじれながら咲くのでその名が付いたと言われますが、納得のいく命名ですね。


ネジバナが美しい

  下は、オオシオカラトンボのメスです。オスは青黒い色をしていますが、メスは下の写真のように、胴体の部分が黄色いのです。

オオシオカラトンボのメスがいた

  今、いたるところにヤマハギの花が咲いています。赤紫色の色が鮮やかでよく目立ちます。でももう花は終わりかけていました。

ヤマハギの花がきれい

  下は、リョウブの花です。今、各地でこの花を見ることができます。ビーカーを洗うブラシのような形ですが、先端が細長くなっています。その形が面白いのですね。山の中の植物に混じっていると、白い花がよく目立ちます。

リョウブの花がきれい

  下の写真の植物は実がついているのでノブドウだろうと思って図鑑で確認したら、間違いでした。アマヅルでした。ノブドウは、葉が参列しますが、これはハート型の葉で、葉脈も入り方が違います。実のつき方は同じです。ボクは初めて同定できたので、嬉しかったです。

アマヅルを初めて見た

  下は、実がたくさん生っているところを下から写した写真です。

アマヅルの実が見える

  道端にオトギリソウが咲いていました。小さな花で、群生することがないので、見落としてしまいそうでした。下の写真のように、対生の葉で、茎を包み込むように付いています。その頭花は黄色で、雄しべが長く突出しています。

オトギリソウが生えて

  エゴノキには、エゴノネコアシという虫えいが付くことがあります。下の写真がそれです。花のように見えますが、花ではなくアブラムシの一種がエゴノキに寄生するのです。その形が猫の足に似ているのでその名が付けられたそうです。

エゴノネコアシがいっぱい

  下は、ツルウメモドキだと思います。緑色の実がついていますが、秋には実が黄色くなり、中からオレンジ色の種が見えるのですが、それがきれいなのですね。

ツルウメモドキが生えていた






オオハンゴンソウのすごい繁殖力!ノギランの花が!タケニグサ群生!コアジサイの実がきれい!

  7月23日(水)は、三河湖南の山の中の林道を歩きました。2年ほど前、散歩の途中夕立に会い、ずぶ濡れになって帰ってきたことを覚えています。三河湖方面に抜ける舗装された林道を西の方に入っていく林道です。
  コマツナギがピンク色の花をつけていました。落葉低木で、羽状複葉の葉に特徴があります。小葉が楕円形なので、丸い葉というイメージがあります。きれいな花ですね。今、各地に咲いています。


コマツナギのピンクの花が

  最初に車を止めた広場の近くに、斜面全体が黄色いくなっているところがありました。オオハンゴンソウの大群落でした。オオハンゴンソウは、環境省が指定している侵略的外来種100に記載されている草本で、その繁殖力が強いので、他の在来種を駆逐するほどなので、各地で被害が続出しているのです。下の写真に見るように、山の斜面が黄色く染まるほどの繁殖力です。

オオハンゴンソウが異常繁殖

  アップすると下の写真のように、黄色い花弁の真ん中にある種が1500個以上詰まっており、それが種とした散布されるので広がってしまうのだ、と聞いています。明治の中頃に北米大陸から観賞用に導入されたのですが、現在では日本各地に広がってしまいました。どこにでも生える植物ですが、特に危険視されているのは、湿地環境をこの種が専有しまいかねない事態が各地で進行していることです。全国の有名に湿原がこの危機にさらされていて、撲滅運動が行われていますが、決め手がなく難儀しているようです。

オオハンゴンソウの花は

  そのすぐ近くに、オカトラノオの白い花が咲いていました。白い花の先端が横になびいて虎のしっぽのような姿を名前にしたのでしょうね。きれいです。

オカトラノオがいっぱい

  ここは、大分前に林道として開かれたところです。新しい切割りがたくさんできて、その切通しの斜面にヤシャブシがたくさん生えているのです。そのヤシャブシにたくさんの実が生っていました。
下の写真で分かるでしょうか。


ヤシャブシの実がいっぱい

  この林道でもう一つの発見は、ノギランの花を見たことです。細長い根生葉が広がる中から真っ直ぐに茎が飛び出して、その先端に穂状の花を付けるのです。今年、初めて見ました。その根生葉は、ショウジョウバカマのそれに似ていますね。

ノギランが咲いていた1

  花をアップしたのが、下の写真です。穂状の花穂の下の方から花が開いていくのですね。昆虫が寄っています。

ノギランが咲いていた2

  砂利道の林道に、クルマバナが咲いていました。その美しさに感激しました。

クルマバナがきれいです

  林道の奥の方にゆくと、森が開けているところに来ました。そこには、タケニグサが群生し、いたるところに広がっていました。大きな葉と大きく育つその姿は、最近、どこにも見られますね。これまでにも何度も出会っているのですが、これ程に群生しているところに出会うのは珍しいです。タケニグサは葉が大きく、深く裂けるタイプの葉で、花は大きな円錐花序をつくって花を付けます。下の写真のように、花は上のほうが白、下のほうが淡い茶色になっています。
  図鑑の説明によると、この花には花弁がないのだそうです。太い茎を切ると黄色い汁が出てきて、それは有毒なのだそうです。薬草に用いるとのこと。太い茎は中空になっていて、竹に似ているので付けられた名前だそうです。


タケニグサ群生して

タケニグサがきれいです

  しばらく前、コアジサイの花がいっぱいの場所をお見せしました。今は、ほとんどが花を終え、実がなっています。下は、黄色く実ったコアジサイの実です。黄色い花が咲いたようで、きれいでした。

コアジサイに実がなった

  今の季節、作手の山ではノリウツギの白い花が各地の輝いています。この林道でもそうです。そのうちの一つの花をアップして写しました。きれいなのですね。外側に飛び出しているのが装飾花です。前にも話したように、これはアジサイの仲間ですので、装飾花が付くのです。写真で見る限り、中央の花の部分はまだ丸くて、つぼみのようです。

ノリウツギの花をアップ







ヤブデマリの実が赤くなった!ヌマトラノオの白い花が!イソノキを同定!ツルウメモドキに実が!

  前回からの続きです。
  ヤブデマリの実がようやく赤くなりました。きれいなのです。果柄も赤いので映えるのですね。


ヤブデマリの実が赤くなった

  ちょっと湿ったところに、ヌマトラノオが生えていて、白い花をつけていました。オカトラノオは先端が首をたれるようになっていますが、これはほぼ垂直に立つのです。オカトラノオとちがって、湿地や沼地に咲く花です。

ヌマトラノオの白い花が

  下は、おそらくノブドウの葉だろうと思います。葉の形からの判断です。実がなると美味しいのですね。

ノブドウの大きな葉

  下の植物は、なかなか種が分からなかったのですが、イソノキかまたはツルウメモドキではないかと判断に迷っていたのです。結局、イソノキと結論しました。葉の形からです。種の同定は難しいです。

ツルウメモドキの葉と実

  ヤブジラミが生えていました(下)。植物は、時期によって姿を変えますので、同定が難しくなるのですね。ようやく他の地域で同定できたおかげで、その特徴から下の写真の植物がヤブジラミであることが分かりました。とくに葉の形が同定の決め手です。

ヤブジラミが生えていた

  いつもこの散歩道で、カザグルマの花を楽しませて頂いているのですが、今回はその球果が生っていました。はじめてこの球果を見たとき、カザグルマという名の意味が了解できました。写真のように、細長い穂が渦巻きのように巻いているのです。その付け根に種があって、それが散布されて繁殖していくのですね。

カザグルマの球果がきれい

  チダケサシが群生していました。白い花がきれいです。根元に葉が生えてそこから長い茎(50~60cm)が出て、その先端付近に枝分かれして花が付くのです。写真では、葉は右下のほうに写っています。昔、山仕事をしていた人々が、チダケというキノコをこの茎に刺して運んだことからその名が付いたと聞いています。茎がとても硬いので、なるほどと思いました。

チダケサシが群生し

  下は、チドメグサに花が咲いたところを写しました。チドメグサは葉の形が丸くて面白いので忘れられないのですが、花はほとんど見たことがありませんでした。茎の先端に小さな丸いものが花です。集合花で、この小さな珠に10個ほどの小さな花が付いているということです。

チドメグサに花が

  下は、ツルウメモドキです。葉はイソノキと似ているのですが、実がたくさんなりますし、それも色とりどりです。ツル植物で、大きな木に絡みついて登ります。秋には実が裂けて、中からオレンジ色の種が出てくるのですが、それが実に美しいのです。ボクの大好きな木です。その季節に出会えると良いのですが、・・・・。

ツルウメモドキにたくさんの実が

  バイカツツジに花が咲いていました。バイカツツジは、春から葉が紅葉していて、葉だけでも楽しむことができるのですが、花は美しいです。反り返った白い5枚の花弁の中心部が鮮やかな赤で、その中から雄しべが突き出してているのです。ウメの花に似ていることからその名が付いたそうです。

バイカツツジに花が






大賀ハスがきれい!イヌタデがきれい!ジャノヒゲの花が!

   去年のこのブログを見て、ちょうど今頃が「大賀ハス」の見頃かなあ、と思ってその道を通りました。見事に美しくハスの花が咲いていました。ご存知に方が多いと思いますが、植物学者の大賀博士が弥生時代の遺跡からハスの種を発見し、それを栽培したところ、見事に花が復活したのです。それでその方の名前をとって「大賀ハス」というのです。2000年以上前の種が発芽するなんて驚きですね。その苗が日本各地に植えられ、大賀ハスとして鑑賞されています。岡崎でも旧額田町の夏山の田んぼに植えられ、田んぼ2枚に美しいハスの園になっているのです。

大賀ハスピンク

  上の写真はピンクの花で、下は白い花です。広い田んぼを埋め尽くす大きな葉とたくさんの花には感動します。

大賀ハス白

  つぼみも、また美しいですね。

大賀ハスのつぼみが

  21日の月曜日には、いつもの開成地区への散歩道を歩きました。暗い森の中の道沿いに、たくさんのハグロトンボが飛んでいました。暗いところが好きなようで、明るいところに出るといなくなってしまうのです。毎年、この季節に現れます。真っ黒の葉がきれいですね。

ハグロトンボがきれい

  下は、大きな丸い傘のキノコです。傘の直径が10cmもあるでしょう。形とともに傘の色がきれいです。暗赤色というのでしょうか。キノコの種類は分かりません。イグチ科のキノコだと思いますが、・・・・。

大きな丸いキノコ

  明るくなったところで、イヌタデがたくさん咲いていました。別名アカマンマですね。別名の方がわかり易いですね。どこにでも生える雑草ですが、花はきれいです。

イヌタデの赤い穂

  下の植物は、分からないのです。ハッカの類かなあと思って調べてのですが、該当のものがありませんでした。どなたか教えてください。

この草本は何か?

  下は、ジャノヒゲの花だと思います。幅な2mmもないような細長い葉がたくさん地面からスーっとのびる草本です。こんな花が咲くなんて知りませんでした。小さな淡い紫色の花です。実はきれいなブルーなのですね。

ジャノヒゲの花が

  下は、ネジキの葉です。幹の木肌の縦筋が捩れるのでネジキと呼ばれるのですが、その幹を確認しました。写真を写して気がついたのですが、葉の根元に白いものが見えます。これが拓葉というものだろうと思います。

ネジキの葉の拓葉

  下は、側溝に生えていたオモダカです。実は白い小さな花が咲いていたのですが、あまりに小さくてほとんど写らなかったのです。でも、葉の形がオモダカであることが分かりますね。

オモダカが側溝に生え

  下は、イヌザンショウで、花芽ではなく実が付いています。秋には真っ黒の実に熟します。

イヌザンショウに実が






上菅沼奥の林道 その2 たくさんの珍しい種に!ミヤマカラスアゲハに出会って感激!

  上菅沼奥の林道を歩きましたが、その続きです。
  下は、ヤマオダマキです。オダマキというと、紫色の花なのですが、その原種がこのヤマオダマキなのですね。下向きに優雅に咲く花は、何とも美しいのです。出会えて感激です。葉の形も独特ですね。三裂する葉の小葉が小さく裂けているのです。葉柄も長いですね。

ヤマオダマキが花を

  下は、クモキリソウです。めったに見られない植物で、出会えて感激です。ラン科の草本で、ラン科の植物らしい根生葉ですね。花は終わってしまっていて見られないのは残念です。  

クモキリソウが生えていた

  驚いたことに、ここにレンゲツツジが生えていました。今の季節ですから花はありませんが。ヘラ状の葉と葉脈と先端が丸い葉の形から、レンゲツツジと分かります。なかなか見ることができない種ですので、それだけで貴重です。

レンゲツツジがここにも

  下の写真の植物が分からないのです。葉は深く避け、互生に展開します。茎の先端付近に黄色い花がついています。ボクの頭の中では、どのような種か分かりません。もう少し情報がないと種の同定は難しいかもしれません。

この植物はなんだろう

  道端に、スギゴケが群生していました。姿が杉の葉のようなので付けられた名前ですね。びっしりと生えるときれいなのです。

スギゴケがいっぱい

  そのすぐ近くに、地表面を覆っているジャゴケの群落を見ました。ちょっとグロテスクな感じは、名前のように蛇のうろこのような感じがするからですね。

ジャゴケが道を覆う

  先のトリアシショウマをご紹介しましたが、ここにも同じ仲間のチダケサシが生えていました。トリアシショウマとは葉の形がまったく違うことが分かりますね。

チダケサシが生えていた

  最後の方で、道端にウツボグサのきれいな花を見つけました。各地に咲いている雑草ですが、花がとてもきれいなのです。

ウツボグサがきれい

  この散歩道で見つけた最大のハイライトは、ミヤマカラスアゲハと出会ったことです。驚くほど色が輝いていて、目を見張る美しさです。チョウ・マニアが羨望の的というのは分かる気がします。そのチョウが目の前に現れ、ずっとボクらの歩く前を飛んでくれたのです。まさにこの日のハイライトでした。こんな機会はめったにありません。昔、守義の林道でこのチョウに出会ったことがあり、感激したことを覚えています。

ミヤマカラスアゲハに出会った1

  感激したので、チョウを追いかけながら、何十枚と写真を撮ったのですが、まともに撮れたのは下の二枚だけしかありませんでした。本当は、羽の表を写したかったのですが、どうしても表の羽の正面を見せてくれません。止まっても羽を広げてくれないのです。でも、上の写真で、ブルーに輝く表の羽の美しさが少しは分かると思います。また、下の写真では、後ろ羽の斑点の色の美しさがお分かりのことと思います。

ミヤマカラスアゲハに出会った2

  感激の出会いでした! だから散歩は止められませんね。




初めて上菅沼の奥の林道を歩く!ヤマアジサイがいっぱい!湿地にクリンソウが!

     だいぶ前から一度歩いてみたいと思っていた、上菅沼の奥の方の林道を初めて歩きました。その理由は、作手の中間湿原を紹介したパンフレットがあり、それにクリンソウなどが生える湿地があることが記されていたので、前から行ってみたいと思っていたのです。
  地形図からの推定では、奥深い山道なので肉体的に大変かもしれないと思っていたので、躊躇していたのです。この日は、決心して車でできるだけ奥まで行って、そこから歩きました。結構開けた良い林道が続いていて、標高570mくらいから800mを超えるところまで沢沿いを歩きました。ずっと人工林の中ですが、林縁に多様な植物が生えていて面白かったです。
  沿道はずっと、下の写真のようにヤマアジサイが群生していてきれいでした。途切れることなく続いているのに驚かされました。


ヤマアジサイが群生し

  フタリシズカが各所に生えていました。下の写真のようです。

フタリシズカがいっぱい

  下の写真の植物は、ボクは見たことがありません。とくにこんな実の(花の)付き方をする植物は見たことがないのです。細長い楕円形で先端が尖り、根元のくさび型の葉が特徴で、茎の先に実が付いていました。どなたか教えていただければ幸いです。

この植物はなに?

この植物は何?2

  ここにもトリアシショウマが生えていました。白い花がよく目立ちます。

トリアシショウマがここにも

  山が崩れているところで地下水が染み出して苔むしているところがありました。そこにクリンソウが生えていましたので、ここがパンフレットに記載された湿地であると推測しました。下の写真のように、クリンソウは、根生葉が大きな葉で株立ちするように生え、その真ん中から50~100cmくらいの茎がで、その先端付近に花芽が付きます。今は実が付く時期で、下の写真のように丸い球が実です。花は春先ますが、実に美しい花です。実のつき方から分かるように、段々に花が咲くのです。

クリンソウの葉が

クリンソウの実が生って

  下は、始めはモミジガサだろうと思って図鑑を確認したところ、違いました。モミジガサは、5裂する葉はもっと深く切れ込みます。これはモミジコウモリという種ではないかと思います。ボクは初めて出会った植物です。花を一度見てみたいです。

モミジコウモリだろう

  路面に大きな茶色の塊があったのでよく見たら、ヒキガエルでした。体調が10cmくらいあり、イボイボがたくさんあってグロテスクな格好をしていますが、よく見ると美しいですね。それからボクらが近寄っても、逃げようともしません。警戒心がなく、おっとりとしています。体が大きいから動きも鈍いのかもしれません。

グロテスクなヒキガエル

   下は、始めはカワトンボではないかと思っていたのですが、カワトンボはこんなに羽の色が濃くないです。アオハダトンボだろうと思います。羽の色としっぽの色がきれいですね。

アオハダトンボではないか





初めてキマダラオオナミシャクを見た!マツカゼソウの葉がきれい!タマアジサイの咲き始め!セミに羽化を!

  守義の林道を歩いていて、初めて出会った昆虫が、下のキマダラオオナミシャクです。ナミシャクの仲間で、羽の模様がきれいです。感激です!もっと正面から撮りたかったのですが、なかなか正面を向いてくれなかったのが残念です。

キマダラオオナミシャクを見た

  道端にチゴユリがひっそりと生えていました。緑色の実が付いていました。チゴユリは、葉の形が独特ですね。

チゴユリの実がついて

  高さが10m以上もあると思われる樹木が道の上に覆い被さっていました。イロハモミジにしては葉が大きいことと花形が似ていますので、オオモミジと判断しました。どこにでも見られる種ではなく、作手ではこれまでにここを含めて3箇所しか見たことがありません。

ここにもオオモミジが

  昔、この林道で初めて出会ったのが、下の写真のマツカゼソウで、その2、3出複葉の葉の美しさに感動したことを鮮明に記憶しています。

マツカゼソウの葉がきれい

  黄色いキノコが目を惹きました。キノコ類の同定は難しいですが、これはトガリツキミタケではないかと思います。でも確かではありません。黄色い傘がきれいですね。

黄色いキノコが

  この散歩の終わりの頃になって、タマアジサイの開花したばかりの花に出会いました。淡い紫色の花がきれいなのですが、これは開いたばかりで、本当はもっと大きな花になるのです。その頃にもう一度この林道を歩いてみたいです。

タマアジサイの咲き始め

  今もセミの声を聞きながらパソコンに向かっていますが、この林道でたくさんのセミの抜け殻に出会いました。下の写真のように、色がきれいです。

セミの抜け殻が

  セミの抜け殻といえば、昨日岡崎の家のベンチの下に、羽化している最中のセミを見ました。透き通った羽がきれいな緑色なのですね。下が最初に見て写した写真です。

セミの羽化1

  それから1時間ほどして写した写真が下です。羽がしっかりとした形になってきました。緑色は変わりがありません。

セミの羽化2

  2時間ほど経ったときの写真が下です。羽もしっかりしてきましたが、淡い茶色だった体の方もかなりしっかりとして茶色になってきました。飛び立つところまで見てはいませんが、こんなふうに羽化が行われるのを目撃したのは二度目です。やはりいのちの営みには感動しますね。大きさから考えてアブラゼミではないかと思います。

セミの羽化3






トリアシショウマとチダケサシの違いは!タマアジサイが開花寸前!ハナイカダ発見!マタタビの虫えいを見た!

    守義林道の入口付近は、多様な植物が見られる貴重な場所です。ここでもトリアシショウマが花をつけていました。

ここにもトリアシショウマが

  同じ場所に、同じ仲間のチダケサシも見られました(下)。花はよく似ていますが、上の写真と下の写真の葉を比べてみれば、その違いは明瞭ですね。

チダケサシの葉は小さい

  この場所は、当初タマアジサイが群生していて開花したその美しさが忘れられないところです。今回ここに来たのも、そろそろ花が咲くことではないかと考えていたからです。残念ながらまだでした。下の写真のように、大きな葉の真ん中に球のようなものが見られますが、それはつぼみです。

タマアジサイ群生し

   その近くに、人工的に植えられたアジサイが美しく咲いていました。普通のアジサイとガクアジサイでしょう。白い装飾花の中に淡いブルーの色が美しいですね。

アジサイ街道に

  ここにキツリフネが一輪だけ咲いていました。ここはツリフネソウもたくさん咲くところですが、キツリフネは少ないので、貴重な植物です。

キツリフネが花を

  下は、コゴメウツギです。最近同定できた種です。葉の形が印象的ですね。実をつけ始めていました。花を見ることができなかったのは、残念です。下は、葉の周りが赤っぽくなっています。

コゴメウツギがきれい

  下は、葉が緑ですね。きれいです。

コゴメウツギがきれい2

  今回の最高の発見は、ハナイカダを確認したことです。めったに見れない植物なので、この発見は驚きでした。ここには何度も来ているのですが、いままで発見することができなかったのです。

なんとハナイカダが1

  葉の真ん中から花が咲き、実ができるなんて、信じられない植物ですね。それが真実なのですから、信じざるをえないですね。こんな真っ黒な実が出来るのですね。驚きました。

なんとハナイカダが2

  その近くにマタタビのツル植物が半夏生した葉がたくさんあったのですが、そこにマタタビの実が付いていたのです(下の写真)。こんなに間近にたくさんの実がついているところを見たことがありません。楕円形で先端が尖り、萼の部分が残っているのですね。枝が茶色で皮目のよなものがいっぱいついていることにも気がつきました。

マタタビの実があった

  これもびっくりしたことなのですが、下の写真の実の上に付いているものが、実とは明らかに違います。これは、実にマタタビタマバチの虫えいなのです。ハチの一種が卵を産んで虫えいを作っているのだ、ということです。今回はにめて発見したことです。意外と、たくさんの植物に寄生する昆虫がいるのですね。

マタタビタマバチの虫えいが



千万町からのハイキングコースを!ホソバシャクナゲの新芽が!ユズリハ、オオモミジ、ムベを発見!

  この日は、昔巴山から古戦場への散歩道をさらに奥の方に歩いたことがあるのですが、 疲れて下までいけませんでした。その時、その下まで行ったら、千万町(ゼマンジョ)に行けると思ったのですが、いけませんでした。そこで逆の方から行けば元の道にたどれると思って、千万町から登ることを考えたのです。もちろん国土地理院の地図を見た上で行ったのです。その道の入口をようやく覚えて、その道を登って行きました。確かにその道でした。新しい道をたどることができて嬉しいです。
そこで見て植物たちをご紹介します。
  下は、アメリカフウロです。暫くぶりで、わが庭に生えているのと同じ草が生えていました。可愛いピンクの花と激しく裂けるチリチリとした葉がきれいですね。


アメリカフウロに花が

  道沿いの最初の方は、民家があってたくさんの植物が植えられていました。下は、マサキの巨木に花がついていて、木全体が黄色く輝いていました。マサキというのは低木だとばかり思っていたのですが、高さが10m以上もあるのです。こんなに大きく育ったマサキは見たことがありません。そのことが分かる写真を写すことができないのは残念です。

マサキの巨木に花

  下は、植え込みに植えられていたホソバシャクナゲの新芽だと思います。こんなに白く新芽が出るなんて知りませんでした。

ホソバシャクナゲに新芽が

  岡崎で見たユズリハが、一株だけ生えていました。懐かしい植物を見ることができて、嬉しかったです。常緑樹で葉は互生なのですが、枝先に葉が集まって輪生のように見えます。葉柄が赤くてきれいです。

ユズリハが生えていた

  林道の両側には、地表面に這いつくばるように、小さな植物が覆っていました。下は、大きな丸い葉がカキドオシで、小さな葉はチドメグサです。こんなに地表面に這うように広がっているところは見たことがありません。

カキドオシにチドメグサ

  下も、道端の地表に一面に覆っていた植物です。おそらく地衣類のジャゴケという種だと思います。ゼニゴケの仲間です。ちょっとグロテスクですね。それが蛇のうろこ状の肌を思い出させるのでしょう。コケ類を楽しむ人々にとっては、ゼニゴケやジャゴケが繁殖力旺盛なので困りもの。駆除の対象にされるのですが、除草剤も効果がなく厄介なのだそうです。

ゼニゴケが気味悪い

  次の日には、守義林道の入口から歩きました。タマアジサイが咲くころではないかと思ったのです。去年のその美しさが忘れられなかったからです。
  先ず最初に目についてのは、サルトリイバラの実がたくさんついていたことです。下の写真の世に、実が見事に付いています。きれいですね。秋には真っ赤に熟します。


サルトリイバラにたくさんの実

  思いもよらないところに、オオモミジが大きな枝を広げていました。これまでに何度も歩いている道ですが、その存在には気がつきませんでした。葉がイロハモミジよりも大きく、葉の形も微妙に違います。秋には、見事な紅葉・黄葉する植物ですね。

オオモミジの葉を

  その木肌が下の写真です。白っぽい木肌ですが、皮目がたくさんついています。白い斑点は、おそらくカビのようなものと思われます。

オオモミジの木肌は

  下の葉に張り付いている白い生き物は、確かではありませんが、シロヒトリというガの一種ではないかと思います。毒蛾かもしれません。

シロヒトリだろうか

  こんなところに、ムベが生えていることが分かりました。アケビの仲間です。下の写真をよく見ると、5~7枚の葉が茎に輪生しています。同じ仲間のゴヨウアケビでは、葉は5枚です。7枚もあることは考えられませんので、ムベと判断したわけです。作手では、ムベはほとんど見ていないので貴重なのです。

ムベの7枚輪生する葉 

  タマアジサイを見に行ったのですが、その前にいろいろの植物にであって、今回はその話ばかりになってしまいました。次回に、タマアジサイの話をしますね。

三河湖北の森林浴コースを歩く!トリアシショウマが群生!神秘的な根池の風景!モリアオガエルの卵塊が!

    三河湖北の森林浴コースでであった植物などを紹介しています。
  下は、トリアシショウマの花です。白い花がきれいですね。先回もご紹介しましたが、やはりきれいなので再度載せました。


トリアシショウマの花は

  そのトリアシショウマが群生していたのです。見事でした。

トリアシショウマの群生

  トリアシショウマの葉の形は、下の写真です。ハート型の丸い葉で三裂する葉もあります。鋸歯が明瞭で葉の先端が鋭く尖っています。花が似ているチダケサシとは、葉の形がまったく違います。

トリアシショウマの特徴ある葉

  根池というところにつきました。霧が発生していて、池の片隅にある神社の社に、根池龍王大明神というのぼりがたくさん立っていました。池の風情と合わせて神秘的でした。しかも、神主の夫妻が大きな声で祝詞を挙げていました。

根池の神社が

  池は、下の写真のように小さな池ですが、周りの森林が迫っていて、霧の中で枯れ木が水面に突出している姿は、やはり神秘的です。池は、ほとんど全面にわたってヒルムシロが覆っていました。
  この池の伝説が書いてあったのですが、それによると、池に守り神の大蛇が住むといわれ、日照り続きでも水が枯れない…三河湖の奥地の神秘的な山上池。コイを放って願い事をすれば叶うと伝わります。上の神社は、大蛇の怒りを鎮めるための神社だったのですね。なるほど龍王大明神という理由が分かりました。


神秘的な根池の風景1

神秘的な根池の風景2

  池の近くに生えていた杉の木の枝に、なにやら白い塊が付いていました。考えてみたら、池の周りの樹木の水面につきだした枝先であること、季節もピタリですし、モリアオガエルの卵塊に違いないと思います。よく見ると、他の場所にもいくつかの卵塊が見られました。絶滅危惧種ですし、自然としては貴重な場所ですね。それが観光案内などにはまったく触れられていないのは残念に思いました。

モリアオガエルの卵塊が

  足軽松というところに行きました。下の謂れに書いてあるように、面白い伝説があるのですね。山の中の街道筋にふさわしい伝説ですね。

足軽松のいわれの看板

  黒い石碑の向こうに横たわっているのが、枯れた松の巨木で、それが足軽松です。

枯れた松の巨木1

  その反対側にも、下の写真のような枯れ松の巨木がありました。すごい大きな松の巨木だったのですね。

枯れた松の巨木2






三河湖の北の根山の森林浴コースを歩く!ナツツバキを初めて見ました!

  先回は矢作川の河川敷を歩いたことを話しましたが、最後にボクが車を止めた堤防にエノキの巨木がありました。下の写真のように、見事な枝ぶりの樹木ですね。大きく育ち枝ぶりがよくて目立つので、昔の街道筋の目印に植えられたと聞いています。作手のわが家の近くにもエノキの巨木があって、冬になると葉が落ちてもその枝ぶりは残り、素晴らしい景色なのです。

エノキの巨木が

  下は、エノキの葉をアップして写しました。卵型の葉で細かな鋸歯があり、葉脈がよく目立つのですね。

エノキの巨木の葉が

  さて、日曜日に岡崎の帰りに、三河湖の北方の山の中を歩きました。二日前のブログで三河湖に注ぐ小さな渓流沿いを歩いたことをお話しましたが、今回はその先の根山というところに行きました。そこは、民宿や休み場があるところで、観光地として整備されていました。そこの看板が下です。森林浴コースの案内図が載っていました。このコース全部を歩いたら数時間かかりそうで到底歩けませんので、その入口だけ歩きました。ボクらが歩いたのは、民宿から根池くらいまでで、足軽松と編笠石のところは車で行きました。

森林浴コース看板

  歩き始めたところは民宿や休憩所があるところで、たくさんの樹木が植えられていましたが、下のベニドウダンがとくにたくさん植えられていました。それに実がついていてきれいでした。花は赤い壷型の形をして美しい花ですが、実は楕円形なのですね。それが垂れ下がるのもきれいです。ボクは初めて見ました。

ベニドウダンの実が1

ベニドウダンの実が2

  行った日は今にも雨が降りそうで、雲の中にいるようでした。霧の中に霞んで見えるのが民宿、山根家です。幻想的な風景ですね。

民宿山根家の風景

  しばらく歩いたところで、ナツツバキの巨木に出会いました。ボクは初めて見る樹種です。白い花が咲いていました。花を見ることができたこともラッキーだったのですね。おそらく花が咲いていなければ、ナツツバキとは分からなかったでしょう。ヒメシャラ属の落葉高木です。作手ではヒメシャラの木は見たことがあるのですが、ナツツバキは見たことがありません。出会えて嬉しいです。

ナツツバキの花が1

  花も葉もヒメシャラによく似ていますが、花も葉もヒメシャラよりも大きい感じですね。

ナツツバキの花が2

  その幹の木肌を写したのが下の写真です。サルスベリやリョウブのように、表皮が剥がれ落ちて美しい木肌になるのですね。ヒメシャラは鮮やかな茶色をしていて目立ちますが、これは老木になると表皮が剥がれ落ちてまだら模様になるそうです。

ナツツバキの木肌が

  下は、道端に群生していたモミジガサを写したものです。手にひらのように広がる大きな葉が特徴ですね。

モミジガサがいっぱい

  先端に突出している花を写したのが下の写真です。花は地味ですね。

モミジガサの花が






矢作川の河川敷で、花壇の美しい花とは別に、藪の中にヤブカンゾウが!オニユリも!

  昨日、今年初めてヒグラシの鳴き声を聞きました。それを聞くと、本格的な夏がやってきたという実感を持ちますね。風情があります。

  さた、庭に咲いた白い花を写真に撮りました。これまで何度も見ているのですが、名前が分かりませんでしたが、偶然ネットの図鑑を見ていたら、インドハマユウと分かりました。そういえば、民家の植え込みに植えられているのを見たことがあります。栽培種なのでしょう、野生草本の図鑑には載っていませんでした。きれいな花ですね。


インドハマユウの白い花が1

 下は、花をアップで写しましたが、花弁の外側にちゃっかりとアマガエルが乗っていました。今のシーズン、アマガエルがたくさん植物の葉に乗っているのですね。面白いです。

インドハマユウにアマガエル

  さて、7月12日(日)には、岡崎の大門公園から矢作川の河川敷を歩きました。公園になって整備されている所です。そこはどうやら、人工的に作った花壇であったところが放置されて荒地になっていましたが、植えられていたきれいな花々がたくさん咲いていました。そのいくつかを紹介しますね。残念ながらほとんどが園芸種らしく、名前が分からないのです。でも、とてもきれいなので写真をお見せしますね。
  下は、キクの仲間なのでしょう、黄色と赤のグレイディングが美しい花ですね。


分からない花1

  下は、淡い紫色の花が美しいですね。ラッパ状の小さな花が集合しています。

分からない花2

  下は、ブルーの色が鮮やかな花ですね。

分からない花3

  以上は、みな名前が分からない種ですが、下は、前に別の矢作川の河川敷で見たマメグンバイナズナだろうと思います。ナズナよりも茎の上の方にたくさん枝分かれしていて、その頭部に白い花が咲いています。。

マメグンバイナズナがいっぱい

  河川の近くには野鳥がつきものですが、下はハクセキレイです。セキレイの仲間は、尾が長く、その尾を上下にピクピクと動かす動作が共通していますね。セグロセキレイは背中や首がもっと真っ黒なのですね。矢作川は、このハクセキレイがたくさん生息していることが知られています。

ハクセキレイが可愛い

  公園の植え込みとは違って、河川敷の藪の中にヤブカンゾウが咲いていました。名前のように、そのような環境こそ、この植物にふさわしいですね。

ヤブカンゾウが草原に

  下は、ユリの仲間であることは確かなのですが、つぼみだけですので、オニユリなのかコオニユリなのか分かりません。図鑑で見る限り、コオニユリはつぼみのかたちが違いますので、オニユリではないかと思います。藪込みの雑草の中に何株か咲いていました。咲いたらもっときれいでしょうね。

オニユリでは?

  その近くに、ナンキンハゼが生えていました。下の写真のように、菱形の葉が特徴ですぐにわかりますが、枝先に実がついたようです。

ナンキンハゼに実が (2)

  藪の中を歩いている時、下の写真のように、クリと思われる植物の葉に、小さな真っ赤な色の球がたくさん付いているのです。この赤い実の正体は分かりません。植物に寄生する昆虫の卵なのかもしれませんね。どなたか教えてください。

この赤い玉は?






三河湖の北の山を散歩、トリアシショウマが咲いていた!こんなところにニッコウキスゲが!バイカツツジもきれい!

  今、新しい散歩道を探しています。というのは、欠かさず毎日散歩していますと、散歩する場所が次第に固定してきて、新しい発見がなくなってくるのです。季節によって植物たちはその姿を変えますので固定していても良いのですが、どうしても観察する植物の種類が限られてきてしまうのです。それはあまり面白くないので、それが新しい散歩道を探す理由です。健康のための散歩ですので、余計なことを考えずにその目的のためにだけ歩けば良いのですが、それだけでは散歩道で出会う生き物たちの素晴らしさに感動した気持ちを、多くの皆さんと共有したいという思いを実現できないのです。それがこのブログを書く理由でもあります。
  それで、新しい散歩道を探すのに、国土地理院の地図情報(watchizu.gsi.go.jp/が有効です。小さな山道でも記載されていますので、それを見ながら探すのです。グーグルマップなども使えますが、それには等高線が載っていないで道路だけですので、地形がどういうところかがよく分からないのです。このウェッブサイトを用いいると、地名からでも、公共的な施設名からでも、市町村名からでも、緯度・経度の情報からでも、その地点とその周辺の地形図を見ることができます。ボクは、それを見ながら作手およびその周辺で、あまり歩いたことがない道を、地形環境とともに探していくのです。面白いです。

   今回は、作手の西の方でひと続きの山地である、三河湖の北の方の山道を探しました。とくに標高の高い尾根道です。具体的には、根山という集落のある地域で、そこに至る沢沿いの道を歩きました。人工林と林縁の雑木林が続くだらだらとした山道です。車を止めた広場に、下の写真のウリカエデがたくさん生えていました。どこにでも生えている落葉低木ですが、それに赤い実がたくさんついていて、まるで花が咲いたようにきれいなのです。

ウリカエデに赤い実が

  下は、トリアシショウマというユキノシタ科チダケサシ属の草本です。作手では、チダケサシはしばしば出会っているのですが、トリアシショウマは見たことがありません。やはり、環境の異なる地域を歩くと、新たな出会いがあるのですね。

トリアシショウマに花が

  下は、トリアシショウマの葉を写しました。2回3出複葉で、小葉はハート型あるいは三裂し、大きな鋸歯があるという特徴的な葉の形です。このように、葉と一緒に覚えないと、花だけで同定することは難しいのですね。

トリアシショウマの葉は

  道の上に被さっている大きな丸い葉の樹木がありました。図鑑で確認したところ、ムシカリ(別名オオカメノキ)でした。それに緑色の実が付いていました。作手でもしばしば出会いますが、春に白い花が咲きます。秋には赤い実に熟します。

ムシカリに実がついて

  道沿いにある民家の庭先に、黄色いユリのような花を見つけました。黄色いユリなんて見たこともありませんので、図鑑を調べていたら、ニッコウキスゲではないかと判断しました。キツネノカミソリに似ていますが、その花の色はオレンジ色なのですね。花の姿がニッコウキスゲにそっくりなのです。ニッコウキスゲといえば、高山植物として有名ですが、こんな標高のところにも生えるのですね。ここの標高は400mくらいです。

ニッコウキスゲがこんな所に

  下は、ヒノキの幹に巻きついて登っていたツルアジサイです。アジサイの仲間で唯一のツル植物です。装飾花がついていますが、それはアジサイの仲間の特徴ですね。これに非常によく似ている植物にイワガラミがあります。その装飾花の花弁は1枚なので、容易に区別できるのですね。

ツルアジサイがあった

  今、各地のノリウツギの花が咲いています。この種は名前から判断するとウツギの仲間ではないかと思いがちですが、実はアジサイの仲間なのですね。白い装飾花が付いています。他のアジサイの仲間と比べて、花が円錐花序で円錐のような形をしていますので、区別は容易です。名前の由来は、枝を水に浸して内皮からぬめりのある粘液をとり、和紙をひくときの糊料に用いたことによるそうです。

ノリウツギにヒョウモンチョウ

  下は、民家の庭先で見てコオニユリです。オレンジ色の花弁が反り返った独特の姿が印象的ですね。

コオニユリの花は

  暗い林縁に、小さな白い花を見つけることができました。見落としてしまいそうでした。下の写真の花は、バイカツツジです。白い花弁が反り返って、なかの雄しべが突き出しています。真ん中の赤い色も美しさを添えていますね。花の形がウメに似ているところから付けられた名前です。

バイカツツジの花がきれい

  往路では草ばかりに目を止めていなかったので気がつかなかったのですが、帰路では上を見ていたからでしょうか、キブシがたくさんの実をつけていました。キブシの花は黄色いスダレのようでよく目立つのですが、実は葉と同じ色で目につきにくいですね。でも、緑色の光沢のある実は美しいです。

キブシの実がいっぱい






モッコクを初めて同定!ウワミズザクラ、ヤブデマリ、エゴノキに実が!

     岡崎で見ていた植物の続きです。
  下は、モッコクです。初めて同定できました。名前は聞いていたのですが、実物を見るのは初めてです。葉の形は、トベラとそっくりで、よく間違えられるということです。花は明らかにモッコクの淡い黄色の花です。葉はしばしば赤みを帯びるそうですが、この個体ではそれは見られません。秋には、真っ赤な実に熟すと言います。ボクは見たことがありません。


モッコクを初めて同定

  翌日、長命湿地への道を散歩しました。
  すぐ隣りの果樹園に植えられているサンショウに実がつきました。今は緑色ですが、秋には真っ黒に熟します。葉は奇数羽状複葉で、小葉は波打つような鋸歯があるのが特徴ですね。


サンショウの実が緑

  果樹園のプラムの実が赤くなってきました。道にはその赤い実がたくさん落ちていました。毎年熟すと頂いているのですが、美味しいのです。今年の味はどうでしょうか。

プラムの実が赤くなった

  沿道にアケビがたくさん生っているとことがあるのですが、今年も生っていました。ゴヨウアケビです。下の写真に見るように、葉が5枚輪生するのです。丸い葉も特徴です。実の形が面白いですね。

アケビに実が付いた

  大きな木にたくさんの実が付いていました。始めは分からなかったのですが、実のつき方からウワミズザクラと分かりました。花がビーカーを洗うブラシのような形なのですが、その花のつき方と同じように実がついています。

ウワミズザクラにたくさんの実が

  今、作手ではどこにいってもムラサキシキブの花が咲いているのですが、下の写真の花はとても大きくてきれいだったので写しました。秋に紫色に実る実がきれいなので、それを見たいものです。

ムラサキシキブにきれいな花が

  ヤブデマリに実が付き始めたことはすでにお話しましたが、下の写真のように実が赤くなり始めました。秋にはもっと赤くなり、ほんとうにきれいになるのですね。

ヤブデマリの実が赤くなった

  しばらく前にエゴノキの花が満開になって、枝下に無数の白い花が下向きに咲いた光景をお見せしたことがありますが、その花が実にかわり、無数の白っぽい球となっているのです。その鈴なりの実のつき方には驚かされます。

エゴノキにたくさんの実が

  下は、ネムノキに花芽がついている様子を写しました。岡崎ではだいぶ前からネムノキの花が咲いているのに、作手ではだいぶ遅れるのですね。作手でもネムノキはたくさん生えていますので、花が咲くとほんとうにきれいなのです。その開花が待たれます。

ネムノキに花芽がたくさん

  道端にネジバナが咲いていました。作手では、今年初めて見ました。とくによく捻れて、美しい花が付いていますね。ことしも美しい花を見ることができてうれしいです。

ネジバナがよく巻いた






アキカラマツ、ヤブカンゾウの花がきれい!マンリョウに花!マテバジイを初めて同定!ここにもオウゴンマサキが!

  阿知和周辺の散歩道に続きです。
  下の写真の植物は、アキカラマツです。葉の形を写せませんでしたので種の同定が難しかったのですが、PCでアップしてその形を確認して同定しました。種の同定で決め手になるのが葉の形です。それをちゃんと写しておかないと同定が難しいのですね。去年初めて同定できるようになった種で、同定できて嬉しいです。 


アキカラマツが咲いていた

  野原にヤブカンゾウがいっぱい咲いていました。オレンジ色の鮮やかな花がきれいですね。つぼみも可愛いです。

ヤブカンゾウが咲いていた

  このあたりの雑木林ではリョウブはごくありふれた樹種ですが、白い花をつけていました。この季節になると、白い花が咲いてとてもよく目立ちますね。

リョウブの花が咲いた

  下は、イヌマキです。防風のために果樹園などにたくさん植えられています。それに実が付き始めたようです。秋に黒紫色の熟し、それは甘くて美味しいのですね。

イヌマキに実がついた

  下は、ムラサキカタバミだと思います。赤紫色の花がきれいですね。カタバミは花の色が黄色ですね。

ムラサキカタバミのピンクの花

  非常に小さい花ですが、白い花弁のラッパ状の花で、花の中心部が赤いのできれいなのです。ヘクソカズラというツル性の草本です。

ヘクソカズラの花がきれい

  ヒサカキは常緑の低木で、雑木林には至るところに生えていますが、下の写真では枝下にびっしりと2~3mmくらいの小さい実がついています。秋にはそれが真っ黒になります。こんな実のつき方もあるのですね。

ヒサカキに実がびっしり

  下の植物もなかなか種が分からなかったのですが、図鑑を見ているうちにマテバジイと分かりました。葉が細長く根元が鋭いくさび型で先端が尖り、葉の根元の枝に実が密に付きます。これらの特徴から同定しました。初めて同定できて嬉しいです。常緑樹で、高さが15mにもなる高木です。そして秋になると、いわゆる茶色のドングリになります。シイの実ですね。

マテバジイに実がついて

  下の写真の植物は、マンリョウです。葉の形が外側に反り返っていて明瞭な鋸歯があり特徴的ですね。花が咲き始めたところのようです。つぼみが下にむいた円錐形をしており、開花すると白い5枚の花弁を広げます。秋には真っ赤な実が密につくのできれいなのですね。

マンリョウの花が

  ある民家の庭先に、黄色い葉の植物が植えられていました。近寄って初めて分かったのですが、前に吉祥山に登った帰りに見たゴールデンマサキでした。マサキの葉の形ですが、葉が真っ黄色なのです。まさにオウゴン色ですね。きれいです。

オウゴンマサキがあった
















 

街路樹のアオギリの花が!ナンキンハゼの花は!センダンに実がついた!

  岩波の集落にお寺がありますが、その背後の山に白い花をたくさんつけた樹木がありました。花の形からするとミズキのように見えるのですが、近寄れない場所ですので、詳細をこれ以上調べることができません。ミズキとすると、花の時期が遅すぎるように思います。作手にもミズキはたくさん生えていますが、花の時期はとっくに終わっています。どうもよく分かりません。しかし、悔しいので図鑑をよく見ていたら、クマノミズキという種はミズキよりも花期が1ヶ月くらい遅れると書いてありました。これではないかと思います。よく調べないといけませんね。そういえば、花の色はミズキのように真っ白ではなく、やや黄色がかっている点もクマノミズキの特徴を示しています。

ミズキにしては花が遅い

  さて、5日は岡崎の阿知和町周辺を散歩しました。というのは、車で家に帰るとき、その近くの街路樹に花が咲いていたので、その写真を撮りたいと散歩コースに選んだのです。その街路樹はアオギリでした。下の写真のように、葉が大きくて浅く三裂しますし、葉柄が長いのです。そしてこの写真ではわかりにくいのですが、幹が緑色っぽい色をしているのです。びっくりしたのは、大きな花序であることです。円錐花序というのでしょうか。花序の長さが50cmもあります。写真で見る限り、花はまだで、つぼみがたくさんついています。街路樹として各地に植えられていてありふれた樹木なのですが、こんな花をつけるなんて知りませんでした。

アオギリの大きな葉

アオギリの大きな花序

  山道に入ると、ニワウルシに出会いました。下の写真のように奇数羽状複葉の葉に実が付いていました。下の写真では、小葉が7~8対ですが、多いものですと16対の葉もあるそうです。一つの鞘に一粒の種が入っているのですね。もう少し時間が経つと、そのサヤが赤茶色になってきてとてもきれいなのです。

ニワウルシに実が

  アオツブラフジが垂れ下がっていて、実が付いていました。つる植物で、ハート型の葉が特徴です。秋には実が青黒い色に熟してとてもきれいなのです。

アオツブラフジに実が垂れて

  下は、ヤマハゼです。上と同じく奇数羽状複葉の葉で、葉の付け根にたくさんの実が付いていました。ヤマウルシに似ていますが、小葉の数がすくないです。

ヤマハゼに実がついて

  下は、ヤブジラミを写したつもりです。背景の葉が目立って、手前の小さな白い花が目立ちませんね。その白い花がヤブジラミです。ようやく同定できるようになった種です。

ナンキンハゼに実が

  下は、ナンキンハゼです。葉が菱形のような形をしていて特徴がありますね。細長い黄色の雄花がたくさん付いていました。これも街路樹などに使われていてありふれて樹種なのですが、こんな花が咲くなんて知りませんでした。

ナンキンハゼの雄花が

  ここにもセンダンがありました。そして、センダンに実が付いていました。この実は、写真のように楕円形をしているのですね。果柄も長くて垂れ下がっています。秋には黄褐色に熟すそうです。果実は葉が落ちた後も長く枝先に残っているそうで、よく目立つそうです。いちど見たいですね。

センダンに実が付いた

  ある民家の庭先に、下のような花が植えられていました。ラッパ状の黄色い花が上に向いていますし、葉も大きく白い斑点が霜降りのようについています。特徴のある植物ですね。しかし、僕には種名は分かりません。花がチョウセンアサガオの形に似ていますので、その園芸種かもしれません。

このラッパ状の花は






マユミに実が!ツリバナに実!ヤマアジサイに花!ウバユリの大きな葉!サワガニが可愛い!

  吉祥山の山登りの続きです。
  帰り道の里に入って、民家の植え込みにマユミの木を見ました。下の写真のように、実をつけています。秋に淡黄色に熟すのですが、外皮が四つに割れて、中から赤燈色の種が出てきます。それが美しいので、しばしば植え込みに植えられるのですね。

マユミに実が

   オシロイバナの花が咲いていました。黄色い花です。普通はピンク色の花が多いので、始めはオシロイバナとは思わなかったのですが、黄色い花もあることを後で知りました。

オシロイバナの黄色の花

  生垣に下の写真のテッセンが見事な花をつけていました。なんとカラフルな色と模様ですね。真ん中から出ているものの形も面白いですね。雄しべと雌しべなのでしょう。テッセンは園芸種ですので、いろいろの色や形の種が開発されているのですね。このように書いたのですが、間違いでした。ネットの園芸種の図鑑を見ていたら、トケイソウという種であることが分かりました。南米原産でたくさんの園芸種があるとのことです。まさに真ん中の雄しべと雌しべが時計の針のように見えますね。驚きの発見でした。

テッセンの変わった花

  さて、7月4日には、作手の東の方にある岩波を散歩しました。これまでに歩いたことがない、集落から南に向かう道路です。
   下は、ツリバナに実がついている様子を写しました。これも秋に熟すと、実が赤く熟し、外皮が割れて中から真っ黒の実が見えるようになります。それがきれいなのですね。

ツリバナに実がついて

  道沿いに数は少ないですが、ヤマアジサイの花が咲いていました。均整のとれた細長い葉と白い装飾花がきれいで、良く目立ちます。

ヤマアジサイが咲いていた

  大きな葉のウバユリが群生しているところがありました。葉の中から花芽が出ています。これからの真夏に大きなユリの花をつけます。その開花が楽しみですね。

ウバユリの大きな葉

  フタリシズカが美しい葉を広げていました。均整のとれた鋸歯のある葉が美しいですね。花芽も付いています。

フタリシズカの葉が

  タマアジサイはまだ咲いていませんが、大きな葉の中に丸い球が見えます。もうじき花が咲くのですね。でも玉はまだ小さいですが、2~3cmくらいの大きさになるのです。その花の美しさは何とも言えません。開花が楽しみです。

タマアジサイに球が

  下はタカノツメです。3枚セットの葉(3出複葉)で葉柄が長いのが特徴ですね。この写真を写したのは、枝先に見慣れないものが付いていたからです。実でもありませんので、昆虫が巣をつくる虫えいかもしれません。でも、図鑑にはそんな記述はありません。この正体は分かりません。

タカノツメに虫えい?

  側溝から水が染み出しているところに、サワガニが二匹出てきました。ハサミを広げている様子は可愛かったです。

サワガニが可愛い



クルマバハグマを初めて見た!ヤブガラシの花が!オウゴンマサキの黄色い葉は!ツルウメモドキに実が!

   今回の山登りで最大の発見は、クルマバハグマに出会ったことでした。エンシュウハグマは聞いていたのですが、出会ったことはありません。その近縁種であるクルマバハグマに出会ったことは、驚きであったのです。車のような輪生するような葉がまさにクルマバ(車葉)なのですね。真っ盛りではありませんが、花の終わりの姿に出会ったことは幸いでした。でも、花の真っ盛りを見たかったです。エンシュウハグマも、いつか見てみたいです。

クルマバハグマを初めて見た

クルマバハグマの花か?

  ここは、「吉祥山生活環境保全林」という県営の自然公園です。その看板に沿ってBコースを歩きました。瓦礫の道が大部分で、歩きにくいところが多くありました。そこには、下の写真のような丸太作りの立派な看板が何箇所かに設けられていました。遊歩道はかなりきれいに整備されていて歩きやすかったとは思うのですが、こんなに立派な看板を作るよりも、もっと瓦礫の道を整備して欲しかったと思います。

生活県境保全林の立派な看板

  沢沿いに下っていったところで、下の写真のような小鳥に出会いました。名前が分かりません。いろいろと考えたのですが、図鑑を見ても該当する種はありません。羽の色は黒ですが、光線の具合でかなり違って見えることもあり、ブルーバードのオオルリであるかもしれません。結局分からないのです。どなたか教えてください。

この小鳥は何?

  このBコースは、そこから里となりました。開けた畑と田んぼの風景の中です。その中に、アカメガシワの雌花が生えていました。雌花をみることは久しぶりでしたので、下の写真を写しました。雄花に比べて、太い花序ですね。

アカメガシワの雌花は

  里の民家の垣根に、ヤブガラミが繁茂していました。ツル性の草本です。下は、その花です。放っておくとすごい繁殖力で繁茂するので、庭に手をいれらなない貧乏な家に繁殖するので、貧乏葛などと呼ばれます。その名前が面白いですね。

ヤブガラシの花が

  草原に小さいピンク色の花が一面に咲いていました。下の写真の通りです。それをアップして写したのですが、種名は分かりません。ありふれた雑草と思えるのですが、どなたか教えてください。

ピンクの小さな花がいっぱい

ピンクの小さな花を

  ある民家のフェンスに植えられていた植物が、下の写真です。マサキに非常によく似ています。ところが、マサキは常緑の低木ですし、葉は緑色なのですね。しかし、これは下の写真のように葉が真っ黄色なのです。こんなマサキは見たことがありません。園芸種かなと思い、園芸種のネットを調べていたら、ゴールデンマサキであることが分かりました。園芸種は思いもかけない種を作り出すのですね。驚きました。

オウゴンマサキの黄色い葉

  下の写真の植物も、垣根に植えられていた植物ですが、驚く程たくさんの実が付いていました。よくわからなかったのですが、実と葉をアップして写したら、ツルウメモドキであることが分かりました。それは、ツル植物であることと、葉の形から判断しました。秋には実が黄色くなって裂け、中からオレンジ色の種が出てきいます。それが美しいので、しばしば植木として植えられます。これもそのようにして植えられたものだと思います。実が生る季節が楽しみですね。。

ツルウメモドキの実がいっぱい

ツルウメモドキに実がついて

  下は、センダンの木の葉だと思います。ようやくセンダンの木の葉の特徴などを知ったので、識別できるようになりました。下の写真の特徴ある葉は、奇数羽状複葉で小葉が5~7対あり、その形からの判断です。実のつき方もこの種の特徴と同じです。最近知るようになったのですが、意外と各地に生えているのですね。

センダンの巨木が







山頂からの景色は抜群!ツマグロヒョウモン、キアゲハの美しさに感動!ここでも分からない植物が!

    山頂の近くは急斜面で登るのに難儀しましたが、無事吉祥山の山頂に到着。抜群の景色を楽しみました。標高382m程の低い山ですが、孤立した峯で360度の視界を楽しむことができるのです。しかし、この日はもやっていてスッキリと遠くまで見通せることはなかったのが残念です。この季節はどうか知りませんが、一昨年の秋に登ったときは快晴で、富士山が見えたのですよ。

吉祥山の山頂

  北の方の新城方面を見た景色が下の写真です。新東名高速道路の建設中で、本宮山断層崖の急斜面を削り取っていることがよく分かりますね。やはり、町や田んぼが一望に見渡せる景色はすばらしいですね。

山頂から新城方面を

  山頂でしばらく休んでいるときに、きれいなチョウが飛んできて止まりました。下は、ツマグロヒョウモンのオスです。黄色に黒い斑点がある美しいチョウですね。前羽の先端部がもっと太い黒い縁があるのがメスですが、これはそれがないのでオスと判断したのです。

山頂でツマグロヒョウモンを

  そのうちに、もっと大きい黄色のチョウが草に止まりました。目が覚めるような美しいチョウです。キアゲハですね。羽の模様と色が、何と美しいのでしょうか。自然の造形美ですね。

山頂でキアゲハを見た

  美しいチョウを見て感激して山を下ったのですが、その途中に下のようなチョウを見ました。枯葉だけのように見えますが、よく目を凝らしてみるとチョウの形をした生き物がいることをお分かりいただけたでしょうか。見事な擬態ですね。しかし、残念ながら、ボクの図鑑では該当するものが見当たりません。

枯れ葉のようなチョウ

   下の写真の植物は、ボクは見たこともない植物です。写真に見るように5枚~6枚の輪生する葉の中からさらに茎が出て、その先端に二枚の葉がセット(小葉は三角形)になって付いています。どんな種なのか、見当もつきません。どなたか教えてください。

この植物は何か1

この植物は何2

  下の写真は、ある樹木の幹の木肌を写したものですが、マスクメロンに似た網目模様がとてもきれいです。こんな木肌の樹木を、ボクは見たことがありません。

木肌がきれいな木が

  近くに葉がなかったので、上の方の枝についている葉を見上げながら写したのが下の写真です。三角形に似た葉の形で、先端が尖り、鋸歯はないようです。葉柄が4~5cmはあるでしょうか。このような葉の樹木も僕は知りません。どなたか教えてください。

木肌のきれいな木の葉を

  エナガの群れが森に集まってきました。体の小さく、尾がながい小鳥ですね。チイチイ鳴きながら群れをなして森を移動していきます。たくさん写した中の一枚が下の写真です。

エナガだろうと 




吉祥山の山登り、その2 カラスザンショウの大群落が!カナクギノキの巨木が!ヒイラギが多いのはなぜ?

  30分ほど登ったところからは明るい落葉樹や草原がひろがるのですが、驚いたことにカラスザンショウがたくさん生えているところがありました。おそらく数10本も生えていたのです。しかもほとんどが若木です。こんなにたくさんのカラスザンショウが生えているのは初めて見ました。この幹に特徴があって、下の写真のように刺だらけなのですね。大きな木の幹では刺はなくなり、突起だけが残ります。ですから写真の木はまだ若いことが分かります。よくご存知のサンショウは同じ属です。同じ仲間にイヌザンショウもありますね。カラスというのは、サンショウのように香辛料として使われることなどなく、役に立たたないという意味だそうです。イヌも同様の意味で付けられた名前と聞きました。名前のつけ方が面白いですね。

カラスザンショウの幹の刺

  カラスザンショウの葉は、下の写真のように奇数羽状複葉で、小葉が9~15対もあるのですね。それが美しいのです。

カラスザンショウの羽状複葉

  下は、センダンの幼樹です。ようやく葉の特徴から判断できるようになりました。2~3回奇数羽状複葉の葉で、小葉が3~5対で、明瞭な鋸歯があります。

センダンの幼樹が

  下は草地に生えていたイヌコウジュではないかと思います。シソ科の草本ですね。

イヌコウジュだろう

  下は、ウツボグサですね。花がたくさん付いていてきれいです。作手でも、今美しい花をつけています。

ウツボグサの花がきれいで

  下は、ノアザミです。これも今各地に咲いていて、目立ちます。花の色が美しいですね。

ノアザミがきれいに咲いた

  下はオカトラノオですが、これも各地に咲いています。作手ではようやく咲き始めたところです。穂の下の方から上の方に向かって少しずつ咲きますので、下の写真ではしたの方の花は終わっています。先端の方はこれから咲くつぼみなのですね。

オカトラノオの白い花が

  再び雑木林の森に入ったら、ミヤマシキミがたくさん生えていました。下の写真のように、実がたくさん付いていました。秋には真っ赤な実に熟してきれいなのです。

ミヤマシキミにたくさんの実が

  カナクギノキの巨木に出会いました。これは葉の形がクロモジとよく似ていて、葉だけでは区別できないほどです。しかし、クロモジの若い枝葉緑色の木肌をしており、これは褐色ですので区別ができるのです。

カナクギノキの葉を

  驚いたのは、その幹の木肌です。灰褐色で縦筋があり、皮目が目立ちます。図鑑の説明のよれば、老木になると幹の皮が剥がれると書いてありました。下の写真の状態がまさにそれですね。巨木と書いたのは、この幹の太さが直径50cm程になるからです。作手でもこの木が生えているのですが、僕が見ていたこの木はほとんどが低木で、こんなに太い幹になるなんて驚きだったのです。

カナクギノキの木肌が

  それから、この森では、下の写真のヒイラギがたくさん見られました。作手でも岡崎でも希に見られるだけで、この森のように個体数が多いのは見たことがありません。何らかの条件があるのでしょうね。

やたらと多いヒイラギ




 






吉祥山に登って!駐車場の花園が素敵!ヤマモモの大木がたくさん生えていた!ウグイスをカメラに!

  7月2日(水)は、久しぶりに吉祥山に登りました。久しぶりどころではなく、昨年3月に脳梗塞になったから初めての本格的山登りです。とは言っても、吉祥山は標高が381mの低い山(豊川市と新城市の境の山で円錐形の形の良い山です)ですが、普通の人の足で山頂まで約1時間となっていますが、ボクらのような年寄りでは1時間半もかかってしまいます。急な坂道を1時間半も登るのは僕らにとっては難儀なのです。というわけで、脳梗塞を患ってからは急激な山登りは敬遠してきたのです。でも大分体力を回復した来たので、山に登ってみたいと選んだのが、比較的大変ではないこの吉祥山を選んだのです。
  実際、登り始めてから元に戻るまで、4時間も歩き続けたことになります。こんなに長時間歩いたのは、久しぶりになります。くたくたに疲れましたが、楽しい山登りでした。写真もいっぱい撮ってきましたので、3回くらいに分けて見てきた自然を紹介したいと思います。

  駐車場に車を止めて歩き始めたのですが、その駐車場の植え込みの草花がとてもきれいでした。下は、カンナの花です。黄色い花と真っ赤な花が20数本あったでしょうか。とてもきれいでした。

黄色のカンナ

赤のカンナ

    下は、これまでに何度か紹介しているビヨウヤナギです。黄色い花がきれいですね。普通は黄色い花弁の中から出ている雄しべはもっと長いのですが、これは短いですね。

ビヨウヤナギの黄色い花が

  ヤブカンゾウもたくさん咲いていました。鮮やかなオレンジ色の花は、姿と合わせて毒々しい感じがしますね。

ヤブカンゾウのオレンジ色の花

  下は、ヒオウギズイセンですね。これも美しい花です。ヒオウギは野生の植物図鑑に載っているのですが、これは載っていないので園芸種のようです。しばしば花壇などに植えられていますね。

ヒオウギズイセンの

  さて、山に登り始めたところに、エノキが茂っていました。下はエノキに実が付いているところを写しました。

エノキに実がついて

  下は、エノキの特徴ある葉を写しました。3本の葉脈が目立ち、葉の先端部に鋸歯があり、光沢があります。

エノキの葉は

  今年、作手ではツユクサがあまり見られないのですが、ここでは群生していました。その一つをアップしてみましたが、ブルーの花弁と黄色の雄しべがきれいです。

ツユクサの花は

  登り始めの沿道には、下の写真のヤマモモがたくさん生えていました。みな高さが10mにも達する巨木が多かったです。葉ばかりで、実はついていませんでした。もう落ちてしまったのでしょうか。これは常緑樹ですので、沿道は暗いのです。他の樹木も、ツブラジイなどの常緑樹が多く、暗い森の中を歩いたわけです。

ヤマモモの大木が

  途中、常緑樹が途切れたところの近くで、ウグイスが美しいさえずりを聞きました。近くで聞くウグイスの鳴き声は素晴らしいですね。その方にカメラを向けたら、ばっちりとその姿を捉えることができました。ウグイスは藪の中で生活していることが多く姿を見せることがほとんどないのですね。ラッキーな瞬間でした。。

ウグイスの姿を捉えた






ハキダメギク、ワルナスビ、ビヨウヤナギの花が!浜松の中田島砂丘を!コウボウムギ、マルバヒルガオが!

     裏山林道への散歩の帰り道、坂の途中のコンクリートの石の隙間から、ハキダメギクがたくさん咲いていました。日本の植物分類学の大家、牧野富太郎さんが、世田谷の掃き溜め(ゴミ溜め)で見つけたのでその名が付いたと言われます。変な名前をつけるのですね。雑草でも、もう少し可愛い名前を付けることは考えなかったのでしょうか。

ハキダメギクがいっぱい

  下は、ワルナスビの花が咲いたところを写しました。ナス科の草本で、白い花弁が外側に反り返り、中の黄色い雄しべが三本見えます。葉も、大きく波打ったような形で、独特ですね。刺があった触ると痛いのですね。北アメリカ原産で大正時代に渡来、次第に生息範囲を広げてきたと言います。雑草として繁殖力が強く、害草として嫌われますね。たちまち広い草原を覆ってしまうほど繁殖力が旺盛なのです。

ワルナスビに白い花が


  下は、ビヨウヤナギの花を写しました。葉は対生で、均整のとれた長楕円形で先端が尖り、根元がくさび型の葉です。黄色い5枚の花弁の中から出る雄しべの数が多く、しかも長いのですね。花がきれいなので、しばしば植え込みに植えられています。これも植え込みの花でした。


ビヨウヤナギの黄色い花

  大分前になりますが、6月17~18日に連れ合いの姉たちと浜松に遊びに行きました。ボクはアッシーのやくわりです。初めに、浜松の遠州浜に中田島砂丘があるので、久しぶりに行ってきました。久しぶりとは、もう20年も前のことで、周辺は大分変わっていて、海浜公園になっていたのです。

中田島砂丘石碑

  砂丘は、下の写真のように堆砂垣が縦横にめぐらされ、飛砂を食い止める働きをしています。砂が動かなくなると、植物がそこに根を張り、さらに飛砂が起こりにくくなる、という理由で堆砂垣が作られているのですね。竹のソダを組み合わせて垣根を作るだけでも大変な作業です。それが延々と続きます。

砂丘の堆砂垣

  飛砂が起こっていないところには、下の写真のような砂丘独特の植物が生えてきます。下は、マルバヒルガオだろうと思います。ヒルガオという名は聞いたことがあるのですが、見たのは初めてです。アサガオのような花ですね。

マルバヒルガオが咲いていた

  下はコウボウムギというカヤツリグサ科の草本で、砂地の海岸によく生える植物です。この繊維を筆の材料にしたと言われ、書道の達人弘法大師の名にちなんで名付けられたそうです。これも、ボクは初めて見た種です。これまでは、浜辺や砂丘をカメラを持って歩いたことがなかったので、浜辺の植物は初めてのものが多いのです。浜辺や砂丘の環境は植物にとってはたいへん厳しい環境です。砂地で土壌の水分が不足しがちであり、さらにしばしば海水をかぶるあるいは潮風に当たるので塩害に強いという耐性を持った植物しか生存できないのです。その他、いくつかの植物を見たのですが、同定が難しくて紹介しませんでした。いつか本格的に浜辺の植物を極めたいです。

コウボウムギが群生し

  下の写真のように、砂地の砂丘を覆い尽くすほど群生しています。飛砂が起こっていないところにはこのようにはびこるのですね。

砂丘にコウボウムギ

  海浜公園の方では、ヤマモモの大きな木があり、それに下の写真のような赤い実がいっぱい生っていました。黒っぽく熟した実を食べてみましたが、酸味が残ってはいるもののけっこう甘くて美味しかったので、姉たちといっぱい食べました。姉たちも野性味のある食べ方を喜んでくれました。ジャムにして食べたら美味しいでしょうね。

ヤマモモに実がいっぱい

  ここでは、もうネジバナが咲いていました。よくねじれていて花がきれいです。この地方は、暖かいのですね。作手ではまだまだです。

ネジバナがきれいに

  あまり確かではありませんが、下はヒメユリではないかと思います。花の色と形の美しさは格別ですね。

ヒメユリではないか







林道寺ノ入線を歩きました。分からない植物ばかりでした!

  7月1日は、三河湖に向かう県道をかなり下ったところから北に入る林道を歩きました。林道寺ノ入線と言います。この林道はとても長い距離にわたって雑木林が連続していて気持ちの良い林道です。少し登ったところに車を置ける広場があって、そこに駐車して歩き始めました。
  その駐車場のすぐ脇に、黄色い花をつけた低木がありました。円錐花序に黄色い小さな花をいっぱいつけた樹木です。花がきれいでしたが、どうしても名前が分かりませんでした。くやしいです。この花のあとにどんな実がつくか、経過を観察していくうちに分かるのではないかと思います。しばしばそういう経験をしてきていますので・・・・。


この黄色い花の木は1

この黄色い花の木は2

  ついでに、この木の木肌の写真を示しておきます。灰色で皮目がたくさんついていますね。

この黄色い花の木は3

  次の駐車できる広場があるのですが、そこは水が滴る岩場になっていて、珍しい植物が見られます。下はコケ類で、正確ではありませんが、ゼニゴケだろうと思います。他でも見たことがあるのですが、コケ類の図鑑をネットでみてもあまりに複雑で同定は難しいです。

このコケの名は?

  下も、岩の壁に引っかかるように生えていた植物です。下の方に輪生する大きな葉が5~7枚あり、その中から40cm程の茎が出てその先端に花の跡がありました。この草本もボクは見たことがなく、名前がわかりません。

輪生する大きな葉の植物は?

  下は、花が終わって花が枯れたような姿を見せています。これも継続的に観察を続けていれば、種を同定できるかもしれません。

輪生する大きな葉の植物は2

  下も、水が滴る岩場の壁には張り付くように生えていた植物です。姿からすると、モウセンゴケに似ています。湿地環境に生える食虫植物ですね。おそらくそうだと思いますが、これも継続的な観察が必要ですね。

モウセンゴケでは?

    この植物も分かりません。シダ植物ではないかとおもってネットの図鑑を調べてのですが、載っていないようなのです。シダ植物は同定が非常に難しいと聞いています。

このシダ植物は?

  真っ赤に実をつけた植物に出会いました。でも、これも名前が分からないのです。ツル植物のようなのですが、枝の先端に赤い実がついていて普通の樹木のようにも見えるのです。名前が特定できない植物が続いてしまいましたね。どなたか教えてください。ヒントでもいいのです。

この赤い実の木は?

  下の樹木は、センダンだろうと思います。奇数羽状複葉の葉が特徴的ですね。最近わかるようになった樹木です。下は低木ですが、本来は大きく成長する高木なのです。

センダンではないか

  道端にバイカツツジの花を発見しました。目を凝らさないと見落としてしまいそうな小さな花なのですので、まさに発見だったのです。アップしてみると美しい花なのですね。白い花弁の根元には赤い斑点があり、花弁が反り返っていて雄しべが突き出しているのです。印象的な花の姿なので、忘れられないですね。


バイカツツジに花が




ノリウツギが開花!クモキリソウ、ササユリを発見!メドハギ、ツクシノイバラが!

  いやなニュースですね。集団的自衛権が閣議決定されてしまいました。「戦争が出来る国」になってしまったということですね。きな臭い匂いがします。首相はそれを否定しますが、かつての時代の戦争への道と同じ構図です。それは「いつかきた道」ではないかと思います。

  さて、浦山林道を歩いたら、ノリウツギに白い花が咲き始めました。これはアジサイ科なのですね。その証拠に装飾花があります。花が咲いたのではなく、装飾花が咲いたと表現すべきなのでしょうね。


ノリウツギ開花し

  ちょっと驚いたのは、クモキリソウが道端にたくさん生えていたことです。とても珍しく、なかなかお目にかかれない種だからです。Hさんの雑木林で見たことがある程度で、作手ではほとんど見たことがありません。ラン科独特の姿をした植物ですね。。

クモキリソウが珍しい

  ササユリが咲いていました。各地に咲いているのを見ているのですが、この林道では初めて見ました。美しい花ですね。

ここでササユリ発見

  アオツブラフジに実がたくさん垂れ下がっていました。ツル植物ですね。秋には青紫色に熟します。それがきれいなのです。

アオツブラフジ

  ノブドウが花をつけていました。こんな黄色い花が咲くなんて知りませんでした。実がついたら食べてみたいと思っています。

ノブドウに花が1

ノブドウに花が2

  カナムグラの葉が茂っていました。ヤエムグラなどムグラというのは、重なり合うほど葉が茂状態を指す言葉だそうですが、これもすごく茂ります。矢作川の河川敷で、これが一面に地表を覆っている光景を見たことがあります。ここではそれほどではありませんでしたが・・・・。

カナムグラが生えて

  下の写真の植物は、メドハギです。なかなか種名が分からなかったのですが、ようやく同定できました。3枚セットの葉が茎に密生するのが特徴です。ハギの仲間ですが、ヤマハギなどのように真っ赤な花が目立つことはありません。真夏に、黄白色の花を密につけます。これもものすごく繁殖して、山の斜面を覆うほどになることがあります。

メドハギが生えて

  あれほどたくさんの白い花をつけていたエゴノキも、今は実がなる季節となりました。下の写真のように、たくさんの実が付き始めました。今はつき始めで小さいですが、直径1cmくらいの大きさになります。枝の下に無数に垂れ下がる姿は見事ですね。この実は小鳥は食べないと言います。実に含まれる成分が神経をしびれさせるからと言います。ただ、ヤマガラは食べるそうです。なぜなのでしょうか。また実をすり潰して川に撒き、魚を浮き上がらせて魚を捕る漁法があるとも聞きます。面白いですね。

エゴノキに実が生った

  大分前の6月25日の記事で、ツクシイバラの話をしました。涼風の里近くの橋の下に、ピンク色をした花が咲いていました。その後、藪込みをして近くまで行って、下の写真を撮影してきました。それを見て、ツクシイバラと判断したのです。下の写真のように、奇数羽状複葉で小葉は3対、鋸歯があり、茎には刺が無数についています。5枚の薄いピンクの花弁で、黄色い雄しべがたくさんついています。これらの特徴からの判断です。同定できて嬉しいです。

ツクシノイバラの花が

ツクシノイバラの花が2


ヤマアジサイの大群落が!モミジガサの葉は!マタタビの半夏生!

   6月30日(月)は、久しぶりに菅沼から入る守義林道を歩きました。
 驚いたことは、車で走っていても沿道にヤマアジサイが咲いていましたが、駐車した場所についたら、一面ヤマアジサイが咲いていたことです。下の写真のように、山の上の方の斜面全体に白い花が咲いていたのです。それから、道路の下の谷間まで白い花が咲いていたのです。こんなに群生しているところは初めて見ました。山の斜面全体が白く見えるのです。コアジサイが群生しているところは、庄ノ沢湿地の奥の林道沿いにありまして、感激したことはすでに触れました。それに匹敵するか上回る大群落です。


ヤマアジサイの大群落が

  その一部の花をアップして写しました。きれいな花ですね。

ヤマアジサイの花がきれい

  その林道で見た植物をご紹介します。
  下は、クロモジです。実が規則正しく実がついていてきれいですね。クロモジの葉は互生なのですが、枝先に集まって、まるで輪生のように見えます。


クロモジの実がきれい

  下の写真の植物は、葉がとても大きく鋸歯が大きく尖っています。その姿からアカソあるいはヤブマオではないかと思ったのですが、それにしては葉が大きすぎます。図鑑で見たら、メヤブマオではないかと思うようになりました。

メヤブマオの大きな葉

  下の写真の植物は、タマアジサイです。葉の形などから判断できます。きれいな形の葉ですね。まだ玉のような形のつぼみが見られませんので、花はまだまだのようです。この林道の守義側のえんどうには、これが大群落を作っています。花の季節が楽しみです。

タマアジサイの葉が

  下は、アカソの葉に止まったカワトンボです。体の色が赤っぽいのでメスではないかと思います。尻尾を丸めていますので、葉の上に卵を産み付けているのかもしれません。

カワトンボのメスが

  しばらく前にウツギの白い花がいっぱい咲いていましたが、今は下の写真のようにたくさんの実がついています。花は知っていても、実を知らないことが多いですね。実はわが家の玄関前に植えてあるのですが、ものすごい繁殖力でニョキニョキ枝が出て暴れるのです。毎年大胆に選定しないと藪になってしまうのです。

ウツギの実が

  ムラサキシキブにたくさんの花が付いていました。淡いピンク色の花がきれいです。近縁種のヤブムラサキは花の色は同じですが、葉の下に花がつくので区別ができるのですね。これは上に付きます。

ムラサキシキブにたくさんの花

  山道を歩いていたら、遠くに白い花が咲いているのかと思わせるような植物がありました。下の写真です。よく見たら、マタタビが半夏生している姿でした。花ではなかったのです。

マタタビの半夏生の葉

  下の写真の植物は、サルナシではないかと思います。しかし、サルナシにしては葉が大きすぎるのではないかとも思います。葉が丸い形をし、葉柄が赤いことはサルナシの特徴ですね。

サルナシの葉は

  下は、モミジガサの葉です。独特の葉の形なので分かり易いですね。花はまだのようです。少し前の季節に、マーケットにこの葉が売られていたのにはびっくりしました。野菜として食用に用いられているのですね。でもまだ食べたことはありません。

モミジガサの葉が






花を咲かせている民家の植え込みはきれいです!名前が分からない種ばかりです!

  変てこな花の木が植えられていました。まるで綿菓子をピンクにしたような花です。すぐ隣には、白い花が咲いていました。大小の違いはありますが、葉はほとんど同じですので、同じ種だと思います。時々、民家の植え込みに見られますね。でも、名前は分かりません。相寺に向かうこの散歩コースには、花の好きなお宅がありまして、見事にたくさんの花を咲かせています。と書きましたが、読者からスモークツリーと教えていただきました。最近、園芸種として人気があるそうです。ご教示をありがとうございました。

ふわふわの花1

ふわふわの花2

  同じく民家の庭先の花ですが、下はガクアジサイだと思います。白い装飾花の中にブルーの花がとてもきれいです。

ガクアジサイがきれい

  下も同じガクアジサイだと思いますが、装飾花が真っ赤なのです。園芸種でしょうね。きれいです。

赤い装飾花のアジサイ

  下の写真の花はどこかで見たことがあって同定したことはあるのですが、どうしてもそれを思い出せません。これもきれいな花ですね。

この花は1

  下の花も、植え込みに植えられていますが、名前は分かりません。花がきれいです。

この花は2

  シモツケソウが見事な赤い花を咲かせていました。これは自然の中にもあって、栂池自然園で見たことがあります。

シモツケソウの赤い花が

  下は、コバノギボウシですね。オオバギボウシは名前のごとく葉が大きいでしが、これは小さい葉です。そしてオオバギボウシは花が白ですね。淡い紫色の花がきれいです。

コバノギボウシの花は

  モモが植えられていて、たくさんの実が付いていました。

モモの実が

  下は、植え込みの植物ではなく、大きな木に絡みついていた植物で、イワガラミだと思います。ツル植物で、ツルアジサイとよく似ていますが、装飾花の花弁が1枚しかないのです。面白いですね。

イワガラミが生えていた






coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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