巴山、白髭神社への散歩、富士山は見えなかった!!

  何回か前に岡崎の自然体験の森を散歩したことを記しましたが、そこで下の写真のような植物を見ました。見たことがない植物だったので写真に撮って植物に詳しいOさんにお見せしたところ、即座にフユイチゴと答えていただきました。そこですぐに図鑑で確かめようとしたのですが、図鑑に載っていないのです。そこでネットで検索したところ、出ていました。ぼくは、イチゴなので草本とばかり思い込んでいて草本の図鑑を見ていたのです。そうではなく、木本なのでした。常緑低木のツル植物で、バラ科キイチゴ属ということでした。9~10月に白い花が付き、12~1月に真っ赤な実をつけるとのことです。写真では実が付いているように見えますが、真っ赤ではないので実のなる季節はもう終わったのでしょう。また新しくひとつ植物を覚えました。

フユイチゴが

  下の写真も同様に種類がわからなかったのでOさんにお尋ねしたところ、キヅタだろうということでした。常緑のツル植物ですね。葉の形も実もよく似ています。しかし、ツタの可能性もあるのですが、写真だけではよくわからないとのことです。そういえばツタは紅葉がきれいでしたが、これは紅葉していません。

ツタがあった

  ところで、この数日の間に、庭のマンサクの花が満開になりました。とてもきれいです! 独特の花の形、黄色の花弁と真ん中の赤い部分が美しいですね。ところが、いつもの散歩道に何本かマンサクがあることを知っているのですが、そこに行ってもまだ花が咲いていないのです。庭のマンサクは園芸店で買ってきて植えたもので、花柄も大きく、栽培種なのかもしれません。

咲いたマンサクは1

咲いたマンサクは2

  数日前に、菅守小学校まで散歩をしましたが、小学校の校庭のわきに、垂れ下がる花穂のようなものを付けた高木がありました。下の写真です。近寄れなかったので何とも言えませんが、おそらくハンノキだろうと思います。前、岡崎の自然体験の森の湿地でハンノキの花穂をご紹介しましたが、それととてもよく似ているからです。

菅守小学校のハンノキが

  さて、一昨日はとても寒い日でしたが、巴山の稜線の散歩に行きました。毎日約1時間の散歩を一月近く実行していますが、この日は寒かったです。寒風が吹きすさぶ中での散歩はつらかったです。下は、人工林の中の小道ですが、気持ちのよい小道です。

白髭神社への小道

  散歩のときいつも忘れてしまうのですが、地下足袋を履いて山を歩くことを思いついて、この日は下の写真のように地下足袋をはいて歩きました。地下足袋は底のゴムが薄いので、足裏に刺激があって気持ちがいいのです。足裏マッサージのようなものですね。最初は気持ちよくその感触を楽しんでいたのですが、そのうちに足が凍りつくように冷たく感じました。

地下足袋を履いて

  というのは、山の小道に霜柱が立っていて、カチカチに凍り付いていたのです。森の中ですので日が入らず、とても寒いのです。日が当たる部分だけ氷が解けて滑りやすくなっていました。そんな氷の上を底が薄い地下足袋で歩くのですから、足が冷たくなるのは当然だったのです。足の感覚がなくなるくらいでした。地下足袋を履いて山を歩くのは、もう少し暖かくなってからにすることにしました。今回は、失敗!

凍りついた小道が

  15分くらいで白髭神社に到着しました。下の写真の石の塔がご神体で、大きな石に名前が刻まれていました。その周囲には、鳥居や人々が集会する屋根つきの小屋、大きな材木を切り刻んだテーブルなどがあり、かなりたくさんの村人が集うように作られていました。この場所が「巴山」と言います。ここは、矢作川水系、豊川水系と男川水系の三つの流域の源流に当たる場所として、かなり古い時代に石碑が建てられたと言われています。

白髭神社の石の塔が

  そこから東の方角に、雪をいただいた山々が遠くに見えました。ここからは、富士山が見えると言われていますが、ぼくにはその形が識別できませんでした。望遠レンズを持っていかずアップして写せませんでしたので、富士山を確かめることが出来ません。残念でした! また何度も来てみたい場所ですね。

富士山が見えるという






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岡崎、自然体験の森、カラスザンショウ、カクレミノが珍しい!

あずまやからの岡崎の風景

   前回は岡崎の「自然体験の森」をご紹介しましたが、その丘の頂上にあずまやがあります。そこからの景色がとても良いのです。上の写真には、ちょうど東名高速道路の豊田東インターが見えます。岡崎市の北部から豊田市の南の方を見ていることになります。

  あまり見かけない樹木があったので、ご紹介します。下は、カラスザンショウの幹を写しました。作手でもごくわずかしか見られません。長命湿地に一本あります。幹を写したのは、幹のイボイボが特徴があるからです。若い頃はサンショウの木と同じようにトゲがあって、その部分が盛り上がるのですが、大きくなるとトゲはなくなります。写真に見るように、幹のイボイボにトゲがないですね(若い枝にはトゲが残っています)。サンショウはずっととげが残ったままです。サンショウはせいぜい5mくらいの低木ですが、カラスザンショウは10m以上の高木となります。


カラスザンショウの幹が

  もうひとつは、園内に何本かカクレミノがありました。常緑の低木です。暖かいところを好むようで、作手では見たことがありません。写真に見るように、葉の形に特徴があります。三裂することが多いですが、裂けることがない葉もあります。葉柄が長いのも特徴ですね。落葉樹では、シロモジやダンコウバイの葉に似ています。

カクレミノがあった

  管理事務所の近くに、数本のロウバイが植えられていて、黄色い花を付けていました。花の色も、香りも素敵でした。

ロウバイが咲いていた

  下の写真は、オニグルミの冬芽をアップして写したものです。面白い形をした冬芽ですね。葉がついていた跡(葉痕)が、まるで羊の顔のようなのです。この樹木も、あまり見られるものではありませんね。。

クルミ?ではないか?

  下は、トゲがたくさんついていますので、タラノキの冬芽でしょう。これも、形が面白いです。

タラノキの冬芽があった

  道端にヤシャブシがたくさん生えていました。ヤシャブシは山を削ったとことなど荒れたところに生える、パイオニア・プラントです 道端にたくさん生えているといっても、植えられたのではないと思います。その冬芽がきれいなので写真に収めました。先端に三つついているのは雄花の花序で、花が開くと膨らんで下に垂れ下がります。円錐形の赤い光沢があるのが側芽だそうです。側芽がきれいですね。

ヤシャブシの冬芽が

  細長いラグビーボールのような形をした実をつけている、常緑の低木がありました。これまで見たことがありません。垂れ下がった実の先端に、花の残りのようなものがついています。種は分かりません。どなたか教えてください。こう書きましたが、植物に詳しいOさんにお聞きしたところ、常緑低木のナワシログミとのことです。グミもたくさん種類がありますが、これは稲のナワシロを作るころに花が咲くのでこの名が付いたそうです。

これは何でしょう?

  道端の樹木に何羽かの小鳥がやってきました。動きが早いので名前は分からなかったのですが、万枚もの写真に写してようやくわかりました。ジョウビタキでした。胸がもっと濃いオレンジ色だと思っていたのですが、これは白っぽいです。可愛いですね。。

ジョウビタキでは?

  下は、ハンノキの枝に止まったメジロです。これも写真にとってみて分かったのです。緑色の羽と白い目玉がきれいですね。先回報告したように、ハンノキの垂れ下がっている雄花の花序と熟した果穂が良く分かりますね。

ハンノキにメジロが







岡崎、自然体験の森、初めてクチナシの実を見ました!

  岡崎の「自然体験の森」に関しては、これまでにもしばしばご紹介しました。久しぶりに再び散歩をして、いろいろの自然を楽しみました。真冬で自然がいっぱいというわけではありませんが、いろいろの発見がありました。
  この公園
の入り口付近に、古い田んぼを利用した湿地があります。おそらく放棄された水田に自然とハンノキが生えてきたのでしょう。ハンノキがたくさん生えているのです。しかしこれまで、ハンノキの花や冬芽が見える時期には来たことがなかったのです。今回、初めてそれがわかってきました。久しぶりにきたら、下の写真のように新しく砂利道が整備されて、様相がかなり変わっていました。

自然体験の森の湿地風景

  下が、ハンノキに花芽がついた様子を写した写真です。枝先に、たくさんの垂れ下がっているものが見えたのです。

ハンノキの姿

  それをアップしたものが下の写真です。図鑑によれば、先端に5~7cmくらいの長さで垂れ下がっているものが雄花で、茎に側芽のように出ているのが雌花だそうです。雌花には1cmくらいの長さの白い葉柄がついています。12月から3月頃に、一気に花を付けて受粉するということです。もう受粉は終わってしまったのでしょうか。もう少し拡大してみないとわかりません。

ハンノキの雄花と雌花

  下は、熟した果穂で、ガサガサした感じの3cmくらいの玉になります。写真の左上に見えるのが、まだ若い果穂です。これまで何度もいろいろの場所でハンノキを見ているのですが、このような光景を見るのは初めてです。驚いています。

ハンノキの熟した果穂

  さて、この森でコナラの大木がたくさん、カシノナガキクイムシにやられて枯れていることを報告したことがあります。コナラばかりがやられるのです。その被害は全国的に問題となっています。この地方でも3年ほど前から被害が出始めました。
  その後、対策がだいぶ進歩?したようで、いろいろの対策が施されているのを見ることが出来ました。下の写真は、キクイムシの被害を受けた樹木を伐採した後の風景です。以前はうっそうとしたコナラの森が広がっていたのです。伐採されたコナラが輪切りにされて地面に置かれていました。その他の対策は、コナラの幹の下から3mくらいの高さまで、樹脂のような粘着性のある液が塗られていました。キクイムシが幹に入るのを防ぐためでしょう。

   西南日本の低地帯の雑木林を代表するコナラがこのキクイムシによる大きな被害を受けているのですから、そのまま放置すれば雑木林の景観そのものが大きく変化させられるだけに、何とか対策を講じる必要があるのですが、少しずつでも対策が進展していきつつあることは喜ぶべきことでしょう。

キクイムシにやられたコナラが伐採

  さて、こんな真冬ですが、草が刈られた道端には、赤く紅葉した草があるのです。調べてみたら、スイバでした。枯れ草の茶色っぽい色の中に真っ赤に染まったスイバの色は、とても目を引きます。こんな季節に葉が真っ赤に紅葉するなんて、知りませんでした。

赤いスイバがきれい

  また、山道を歩いていたら、道沿いに連続して植えられている緑色をした幹の藪がありました。緑色の茎に真っ赤な花芽がついていて、とてもきれいです。調べてみたら、我が家にもあるヤマブキでした。春に黄色い花をつける、あのヤマブキです。これも、ぼくにとって新たな発見です。花の季節に来たら、さぞかしきれいでしょうね。

ヤマブキの冬芽が

  丘の上のあずまやの近くに、奇妙な植物を見ました。常緑の低木で、葉の影に鮮やかなオレンジ色をした実がついているのです、下の写真のように。連れ合いが知っていて、クチナシと分かりました。白い花を付けることは見て知っていたのですが、こんなにきれいな実を付けるとはまったく知りませんでした。実の先に毛のようなものがついていますが、それは花のガクだそうです。

クチナシの赤い実が

クチナシの赤い実が2

  また、別のところには、常緑のツバキが真っ赤な花を付けていました。ツバキは真冬に花を付けるのですね。

椿の真っ赤な花が




巴山の林道を散歩しました! 枯れたイヌコウジュ、ハバヤマボクチがきれい!

  1日1時間の散歩が続いています。昨日はかなり強く雪が降っている中での散歩でした。雪の日の散歩は、冷たくてつらいです。でも健康のために、・・・・.。実は、今朝も一面雪景色でした。何日か前からの寒波到来で、うっすらと雪が積もりました。寒風が吹きすさぶ中を、Hさん宅までの散歩をしました。ほっぺたがこわばってしまいそうでしたが、歩いているうちに汗が出るほど体が熱くなりました。
  一昨日は、家から「出会いの丘」の別荘地から奥に入っていく道を散歩したのですが、途中に崖が大きく崩された「けものみち」に出会いました。下の写真ですが、おそらくたくさんのイノシシが通った跡でしょう、写真ではあまり表現できませんが、崖が崩れるほどだったのです。崖の下は道路わきの植え込み(サツキが植えられている)なのですが、そこにも細い獣道となっていました。


けものみち1

けものみち2

  昨日は、巴山の尾根沿いの道を散歩しました。広い駐車場に車を止めて、古戦場の跡まで歩いたのですが、入り口は白髭神社です。前に一度、ご紹介したことがありますが、今回は神社へ行くのはやめにして、ひたすら散歩です。

白髭神社の鳥居

  尾根に沿う未舗装の砂利道が続くのですが、尾根道ですのでとても景色がよいのです。周辺の樹木が刈られていますので、遠くまで見通せます。三河山地が一望できるほどです。でも、山の名前はわかりません。

林道から見る三河山地

  山道を歩いていたら、足元に松ぼっくりがたくさん落ちていました。下の写真がその一部ですが、中に松傘の燐辺がなくなったエビフライのようなものがたくさん落ちているのです。これは、リスが松傘が出来始めた頃にまだやわらかい燐辺を取り外して中の芽を食べるのだそうです。それで、エビフライのようになると聞きました。これが落ちているということは、この近辺にはリスが生息している、その証拠になるのですね。先ほどのイノシシの獣道といい、このリスの食べ残しといい、この地方の山には、野生の動物たちがたくさん生息しているのですね。

リスに食べられたエビフライ

  野生動物といえば、下の写真のように砂利道に新鮮な鹿の足跡がたくさんついていました。それも、半端な数ではないのです。道沿いのずーとです。家族で移動していたのでしょうか。遠くのために写真は写せませんでしたが、林道から森に入っていく鹿の姿を見かけました。

鹿の足跡が

  道沿いに枯れた草花がたくさんありました。下の写真は、おそらくイヌコウジュだろうと思います。茎が四角形で硬いこと、大きく枝別れをしていること、節目に花のようなものがついているなどの特徴から判断しました。写真のように、群生していました。

枯れたイヌコウジュ

枯れたイヌコウジュ2

  道端に、枝振りのよい枯れた松が立っていました。景色がいいですね。

枯れたマツ

  林道から人工林の中に入って、石塔ヶ坂古戦場に行って見ました。ヒノキ林の中で、ほかには何もありませんでした。しかし、下のような看板が立っていましたが、300mも降りていかなければならないので戦死者の墓には行きませんでした。古戦場ということですが、誰と誰が対戦したのかも知りません。調べてみなければいけませんね、歴史の村なのですから。

戦死者の墓看板

  下は、おそらくハバヤマボクチというアザミの仲間だろうと思います。枯れていてとげが一杯についた玉が異様な姿ですね。そのなかに種がたくさん詰まっているのでしょう。昔、火打石のようなもので火をつけるときに燃えやすいので、これが使われたと聞いています。連れ合いが薪ストーブの火付けに使ったところ、すぐにボーっと火がついたということです。

枯れたハバウアマボクチ1

枯れたハバヤマボクチ2

  枯れ葉の中に、ヤブコウジが赤い実を付けていました。きれいですね。

ヤブコウジに赤い実が




マンサクが咲き始め、春はすぐそこまでの気配を感じます!

  寒い毎日が続いています。なかなか花が咲かない庭のマンサクも、昨日、ついに咲き始めました。下の写真です。黄色い紐のような花弁が少し顔を覗かせました。待ちに待った春の到来です。

咲き始めたマンサク

  このところ、12日間、毎日約1時間の散歩を続けています。かたく心に誓って、雨が降っても、雪が降っても、風が吹いても、毎日1時間の散歩をすることにしてから、ずーッと続いているのです。健康維持のためです。意志が弱い僕にしては、こんなに続いていることそのものが不思議です。でも、散歩をすると、いろいろの発見があって面白いのです。
  ぼくは時計を持っていないので、1時間の散歩といっても、時間がわからないのです。時間に縛られる必要がない生活なので、退職以来時計を持っていないのです。そこで、台所で使っているクッキング・タイマーで、30分と合わせておいてから歩き始めるのです。そして30分したら、再び30分と合わせて来た道を引き換えすのです。そうすると、正確に1時間の散歩が出来る、というわけです。いまのところ成功しています。面白いのは、どこまで歩けば30分になるの分からなかったのですが、この道なら○○まで、と分かるのです。
家から30分で歩ける散歩道は、北へは菅森小学校の橋まで、南東へはHさんの家まで、南の方へは黒瀬の神社まで、西のほうへは別荘地を超えた下り坂の橋まで、と分かりました。また、行きと帰りとでは歩く早さが違うことも分かってきました。面白いのですね。
  先ほど、雨の日も雪の日も、と言いましたが、ホントです。おとといは雪がちらついていましたし、ときどき強い風が吹きました。寒かったのです。昨日は雨の中、傘をさしながら歩きました。寒い日に歩いていたら、崖の金網の中に、ツララが伸びていました。崖から染み出していた地下水が凍ってツララを垂らしていたのです。それがまた、きれいだったのです。


凍りついたツララ

ツララ1

ツララ2

  かと思えば、日当たりのよい畦にはもうタンポポが咲き始めていました。真冬のこの時期に花を見るなんて、思いもよりませんでした。

もうタンポポが

  下は、ヒメオドリコソウの赤紫の花です。こういう花を見ると、この真冬のような寒波の季節でも、もう春はそこまで来ていることを実感させられるのですね。

もうヒメオドリコソウが

  民家の庭に植えられていたモクレンも、つぼみを大きく膨らませていました。

モクレンが膨らんだ

  下は、道端に生えていた黄色い実なのですが、名前は分かりません。茎にたくさんの刺があるので、ワルナスビではないかと思うのですが、図鑑によれは実の色が白あるいはうす紫色となっているのです。やはり、葉を見ないと分かりませんね

この実は?

  下の写真に写っている白っぽい枯れ草は、ナギナタコウジュだと思います。花が咲いたときの形がそのまま枯れて残っているからです。道路のアスファルトの隙間から育っているのですから、植物の生命力に感動しますね。

真冬のナギナタコウジュ

  友人のお宅の前まで来たら、道路を隔てた対岸の人工林にユンボが入って、森が伐採されていたのです。ちょうど伐採を終わって、ユンボが太さ別に材木をより分けているとことで、そのユンボの動かし方が見事で感心して見入ってしまいました。友人は家への日当たりが悪いのを嘆いていたのですが、これで日当たりがよくなり良かったと思います。

森林伐採の現場






岡崎、健康の森でロウバイに出会いました!

  日曜日は、岡崎の「健康の森」を歩きました。前に石灯籠がたくさんあるところをご紹介しましたが、そこです。今回は逆周りに歩いてみました。
  やはり、美しい石灯籠が道沿いに置いてありました。落ち着いたすばらしい風情ですね。下の写真の燈篭は、水がめとセットになっています。


石灯籠が1

  下は、「みよし」という文字が石の柱に彫りこまれた石灯籠です。奇抜なアイデアの灯篭ですね。

石灯籠が2

  今回の散歩で嬉しかったのは、ロウバイの花を見たことです。黄色い花が暗い森の道に咲いていると、そこらが明るくなったように華やかです。、

ロウバイの花1

   辺り一面に、甘い香りがただよっていました。その香りが強烈なのです。アップすると、黄色い花弁がロウのように半透明なのですね。花は下を向いて咲きます。丸いつぼみも見えますので、咲いて間もないのでしょう。日が当たらない場所でしたので、いまいち花の美しさが分かりにくいですね。

ロウバイの花2

ロウバイの花3 

  ヤブツバキの花が咲いていました。楕円形の常緑の葉がテカテカとしていて、まさに照葉樹ですね。花の色がきれいです。多くの花は下にやられて枯れていましたが、これだけが残ったようです。

ヤブツバキの花が

  この森は、ツブラジイやアラカシがたくさん生えている雑木林で、大分常緑化して暗い森になっているのは残念です。アラカシの冬芽が見えたので、下のよう撮影しておきました。

アラカシの冬芽が

  下も常緑の低木ですが、たくさんの赤い実がついています。種は分かりません。

クロガネモチか?

  下も、地面に這うように葉を広げて群生している常緑の植物ですが、名前は分かりません。葉は束生するようで、葉の上部半分に明瞭な鋸歯があり、真ん中から花芽のようなものが出ています。

分からない常緑植物

  まだ真冬で、植物の輝きはあまり見られませんでしたが、いち早く咲くロウバイに出会えたのは嬉しかったです。


 

マンサクはまだ咲きません! 道の駅「手作り村」からの散歩道を!

    毎日、寒い日が続きますね。今朝もうっすらと雪が積もりました。日課にしている散歩に出ようとしたら、駐車場の屋根に積もった雪が融けて、下の写真のようにツララになっていました。つまり、日が照って雪が融けても、まだ氷点下なので融けた水が凍り付いてツララになったわけです。車に乗って外気温を見たら、マイナス3℃でした。

ツララが

  毎年の例ですと、庭のマンサクが咲く頃なのですが、下の写真のようにまだ咲かないのです。例年ですと、2月始めには咲き始めるのですが、・・・・。1月の始め頃のブログに、春の花暦をお示ししましたね。年による変動はありますが、2月の初旬です。今年の寒波はすごいので、開花が遅れているのでしょうね。でも下の写真のように、つぼみが膨らんで、赤っぽい黄色の花が少しだけ顔を出しています。

まだ咲かないマンサク

  こんな寒い日でも、散歩だけは続けようと、今日も外に出かけました。行く先は、道の駅の手作り村に車を置いて甘泉寺方面です。始めのうちは、近くを流れている小川の沿った道を行きました。これまでには歩いたことがない道です。小川には下のような看板が何箇所かに立てられていました。この小川は、ホタルが飛ぶようです。近くの巴小学校の生徒さんが描いたポスターが可愛いですね。梅雨時になったらここに来て見ようかと思います。

ホタル保護を訴える看板

  道沿いに、赤い実をたくさん付けたアオキがありました。どこにでもある常緑の低木で、大きな葉を持ち冬に赤い実をつけますね。これまであまり紹介していませんでした。

赤い実をつけたアオキ

  下は、ムクゲの実です。かさかさに乾いた実が割れると、中から茶色の種が飛び散ります。種は綿のようなものに覆われています。その割れた実は、花のように見えますね。ムクゲの種なんて、見たこともありませんでした。

ムクゲの実は

  道沿いの民家の庭に、赤い実をいっぱい付けた樹木がありました。常緑で小さい葉ですので、クロガネモチではないかと思います。しばしば街路樹として植えられていますね。ものすごくたくさんの赤い実には驚かされますね。

クロガネモチの赤い実が

  甘泉寺に行く予定でしたが、そこまで行くには相当に時間がかかりそうでしたので、取りやめにして途中から別の道を通って帰りました。ある民家の植え込みに、妙な植物を見ました。サクラのような木肌をして、それにオレンジ色の大きな実がついていたのです。身は10個ほども生っていました。

大きな丸い実が

  
サクラにこんな実がつく種はないと思い、よく観察したら、実がついているのはサクラに絡みついたツル植物でした。しかし、こんな大きな実を付けるツル植物は見たことがありません。残念ながら、種名は分かりません。

大きな丸い実が2




カラオケで歌うのも、健康法のひとつです!

   今日も雪がちらついています。再び寒波到来とのこと。今日は、雪がかなり降ってきた時に、散歩に行きました。長時間の散歩はつらいのでつい休んでしまうのですが、決心して雨が降ろうが雪がちらつこうが毎日必ず散歩することを心に誓いました。ぼくのようなかなり高齢になった体には、歩くことが一番良い健康法だからです。どこまで続きますかね?

  ところで、最近、ぼくの大好きな音楽に関して、嬉しい発見がいくつかあります。一つは、カラオケを始めたことです。それには、少々長いいきさつがありますので、それをお話しなければなりません。

  連れ合いの長兄は病状が悪化して闘病生活をしているのですが、鎌倉にお見舞いに行ったときに、兄の大好きな歌や音楽の話になりました。兄は大学時代からグリークラブ(男声コーラス)でバリトンとして活躍していましたが、卒業してからもずっとOBのグリークラブに入って歌を歌っていました。実はぼくも、大学時代に短い期間ですがグリークラブに入っていましたので、話はグリークラブで歌うときの感動が話題となるのです。男声合唱でハモったときの音の厚みには感動するのです。
  彼は、ぼくがそんな話をすると兄の顔が輝いてくるのです。病院へのお見舞いには、つい病気の話ばかりになってしまいます。病状の悪化を気にしている兄にとっては、ぼくの話は嬉しかったのでしょう、もう一度ステージに立ちたいという思いがわいてきて、気分が前向きになり、見る見る病状が回復してきたのです。これには驚きました。他の兄弟たちもとても喜んでくれました。そこで、兄のお宅で兄弟がみんな集まって、「兄の全快前祝い!ミニコンサート」と称して、ぼくのヴァイオリンやフルートの演奏と懐かしい歌を皆で歌ったのです。とても盛り上がって、楽しいときをすごすことが出来ました。兄も嬉しかったようです。
  その時、兄の口から出たのは「ぼくはバリトンで、グリークラブで歌ってもメロディーを歌えないんですよ。低い声でうなるだけで、詰まんないのですよ!そこで、しばしば友達とカラオケに行って歌っていました。カラオケだとメロディーが歌えるからね。次のミニコンサートは、カラオケが出来ないだろうか?」という言葉でした。
  ぼくはカラオケはあまりやったことがなかったのですが、しばしば新聞にカラオケ・マイクの宣伝が載りますので、ネットで調べたらたくさん売りに出されているのがわかりました。そこで、下の写真のカラオケ・セットを買って、カラオケで歌を歌うようになった、というわけです。これがなかなかの優れもの! 音量はもちろん、手本がついていたり、楽譜もついています。音程やテンポも自在に変えられますし、マイク二本がついていますので、デユエットもできます。3万円でこれだけ楽しめるのは嬉しいですね。

カラオケセット

  実際にカラオケ・セットを使ってみて、歌を歌うことが楽しくなりました。カラオケセットには、歌謡曲や演歌ばかりでなく、童謡から学校唱歌、なつかしのメロディーがあり、さらに賛美歌まで、全部で1000曲も入っているのです。リストになければ、有料(1曲200円くらい)で追加することも出来ます。演歌は男女の色恋の歌が多く、曲もワンパターンで音楽としてはあまり感心しませんが、歌うと気持ちがいいのですね。歌謡曲の中には、音楽的にもとてもすばらしい歌があります。そこで、何人かの友達が集まるときなどに、カラオケで歌うと、座がとても盛り上がるのです。
  ぼくは、うろ覚えの曲はなかなか歌えません。メロディーと歌詞のタイミングが難しいのですね。ヴァイオリンやフルートでも同じなのですが、楽譜を見ながら演奏することに慣れてしまって、耳で覚えて演奏することが出来ないのです。歌も楽譜がないと歌えないほうなのです。そこで、楽器屋さんに行って歌謡曲や演歌の楽譜を買ってきて歌う練習をしています。でも、カラオケでは歌詞がテレビ画面に出るだけですので、なかなか歌いにくいのです。これも、ただ何度も練習を重ねることが上手になる秘訣なのでしょうね。次は、兄の前回祝いのミニコンサートには、カラオケ・セットを持っていって一緒に楽しみたいと思っています。

  ところで、歌うようになって、ぼくは元気になったような気がします。そういえば、歌うことは肺の機能を活性化させると聴いたことがあります。大きく息を吸い込んで少しずつ息を吐き出しながら声を出しますので、横隔膜を刺激して、肺活量が増えるのだそうです。たくさん息を吸えばそれだけ体内に酸素が供給されることになりますので、健康によいというわけですね。というわけで、カラオケで歌うことも、「ぼくの健康法」の一つになりました。それに、声帯が鍛えられて、声がよくなります。人と話をしていても、声がよく出ていることを感じます。電話で話をしているときも、そう感じます。

  もう一つ嬉しいことは、最近、ヴァイオリンの演奏がだいぶ上手くなってきたことです。連れ合いからも言われました。ぼくのヴァイオリンと合わせてくださっているピアニストからも、そう言われました。ヴァイオリンは演奏するのにとても難しい楽器です。よい音が出るようになるまで、何年も掛かります。ヴァイオリンは4本の弦を弓でこすって音を出します。音程は、左指で弦を押さえる位置によって決まります。それはポジショニングと言いますが、自由自在にポジショニングを変えることが難しいのです。音程がなかなか取れないからです。最近、それがかなり上手くできるようになったのです。
  どのヴァイオリンの楽譜にも、作曲家が付けた曲想の記号のほかに、プロのヴァイオリニストが演奏の仕方を楽譜の中に記号で示してあります。ここはアップボウ、ダウンボウとか、G弦の4ポジションの3の指とか指定されています。通り一遍の運指法では表現できない音の出し方が指示されているので、運指法はヴァイオリンの演奏にはとくに重要なのです。ところで、最近買ったある曲集の楽譜で練習していたら、その運指法で演奏するととても音が出しやすいですし、音が美しくなるのです。それまでに演奏したことのある曲でも、より美しく聞こえるのです。嬉しい発見でした。
  そのことに関連して、音楽好きの友人からあるヴァイオリニストのCDを貸していただいて聞いたところ、その演奏のすばらしいこと、ヴァイオリンのあらゆる技法を駆使して、ヴァイオリンの名曲の数々を聴いたのです。ヴァイオリンは、ただ単にメロディーを弾くだけではなく、音を飛ばしたり(スピッカート)、弓の弾力で弦の上を弾ませたり、あるいは指を弦の上を滑らせたり(グリッサンド)、さらには指で弦をはじいたりするピチカート奏法など、ヴァイオリン独特の技法があります。そのヴァイオリニストの演奏はそれが見事に音楽表現になって、それぞれの曲の美しさを引き出しているのです。感動しました。そのような表現法を、ぼくもできるようになりたいと猛練習をしているところなのですが、少しずつできるようになって嬉しいのです。

  ところで、素人目には早いパッセージなど左指の動かし方が難しいのではと思いがちですが、ヴァイオリンの音の良し悪しは弓使いによって決まります。ですから、腕の柔らかな幼時の時期からヴァイオリンを習うとよいと言われるのです。音楽は体で覚えるものです。頭を使って演奏することはあっても、基本的には練習によって体に覚えさせるものですから、幼児期に習うとよいわけですね。
ぼくのように、大人になって大学に入る頃から習ったのでは腕が硬くなっていますので、どうしてもよい音が出ないのですね。でも、ある程度音が出るようになると、これほど面白いものはありません。
  ぼくはヴァイオリンの演奏はほとんど独学ですから、演奏法についてプロに聞いてみたいことがたくさんあります。でも習うほどお金もありませんので、不合理な練習法になっているのではないかと思います。それでも、ヴァイオリンを弾くのが楽しいのです。一日に数時間も引き続けることもあります。そのわりには、上達してはいないのでしょう。なんとか、もっと練習してヴァイオリンの美しい音色を出したいものだ、と心から思います。



何とマイナス11℃! 何もかも凍りついた! でも霧氷が美しい!!

    こちらも、雪が降り続いています。一日中雪が降り続いた2日は、朝起きたらデッキの柱の上に雪が4cmくらい積 もっていました。粉雪がしんしんと降っていました。そのまま止んでくれれば、雪はすぐ融けると思っていましたが、そのうちにぼた雪に変わり、どんどん降 り積もって1時間くらいで7~8cmの積雪となりました。そしてお昼の頃には20cmにも達したのです。その頃に写したのが下の写真です。雪が降り積もるスピードはすごく早いものだと思いました。テレビで見る豪雪地帯の積雪量は一晩で 1mを超えるということを聞くのも、なるほどと思います。

2日の雪1

2日の雪2

  部屋の中から窓越しに田んぼの方を見たのが下の写真です。向こうの家が見えなくなるくらい、雪が降りしきっている様子が分かるでしょうね。

2日の雪3

  昼過ぎ、雪が止んで日が照り始めた頃、車が出やすいように駐車場の前と道の雪かきをしました。これも大変な仕事です。大汗をかきました。終わって体重を量ったら、大分減っていました。肉体労働をすると、ダイエットには良いのですね。テレビで見る東北、北陸の豪雪は、さぞかし大変だろうと思います。

雪かきして

  翌朝、3日の朝、完全に雪は止み、青空が見えました。灰色一色の雪雲に覆われた昨日と違って、すがすがしく気持ちがいいです。

二階から写した雪景色

  連れ合いに頼まれて、近くのごみ置き場までごみを出しに行こうと、車で出かけたのですが、車のアウトサイドの温度計を見てびっくり!! ナント!マイナス11℃を記録しているではありませんか(下の写真)!! ぼくはこの地でマイナス8℃というのは経験したことがあるのですが、マイナス11℃というのは初めての体験です。すでに日が昇った8時半ころに計った結果ですから、早朝の5時くらいだったらもっと低温だったのでしょうね。そういえば、暖かい布団をかぶって寝ていても、明け方には寒さを感じて起きてしまったことを思い出しました。

マイナス11℃

  庭の木々を見ると、枝が凍り付いていたのです。いわゆる霧氷ですね。氷点下の空気ですから、空気中の水蒸気が凝結して枝先に着氷するのは当然です。この地方ではめったに見られない現象ですね。それが朝日に照らされて、とてもきれいだったのです。下は、シラカバの枝についた霧氷の写真です。青空に生えて、美しいですね。

シラカバの霧氷

  下は、ナンテンに付いた霧氷です。ナンテンの赤い実を霧氷が包んでいる様子が、美しいですね。

ナンテンの霧氷

  霧氷が付いた枝先をアップしてみました。下の写真です。まさに氷の結晶が良く見えますね。これが霧氷の正体です。

霧氷の枝先

  もう一つ驚くべき光景を見ました。駐車場の柱に張ったクモの巣が、凍り付いて太くなっていたのです。下の写真です。こんな低温ですから、樹木の枝先と同じように、クモの巣に着氷しても驚くべきことではないのかもしれませんが、めったに見られない光景ですね。

凍りついたクモの巣

  マイナス11℃という低温環境の中で、珍しくて面白い光景を見ることが出来ました。でも、この寒さは異常ですね。早く終わって、春が来て欲しいと思います。



林道の散歩道、新しい出会いとなりました!

      厳冬の中、早朝の村は静まり返っています。雪はほとんど解けましたが、毎日霜が降りて一面白く凍りついたようです。野山の木々も寒そうです。そうした中で、健康と減量のために外を歩くことが大事だということは分かるのですが、なかなか腰が重くて外に出られません。太陽が出ていて風がなければ暖かいので、そういう時をねらって散歩に出ます。ところが散歩の途中で雪に降られたり強い風に出会うと、寒くて震え上がります。というわけで、外に出るには、なにしろ防寒!
 
  ところで去年、友人のお父さんが亡くなられてしばらく経った頃、友人から「父のかたみです」と言われて頂いたものが、下の写真の毛皮の帽子です。「父がカナダに旅行したときに買ってきたものです。こちらでは暖かいので使うときがないのですが、作手は寒いでしょうから、これがあったら役に立つでしょう。」と言って下さったのです。そのことを思い出して押入れから取り出し、使い始めました。本当に暖かいのです。耳を覆う毛皮を下ろしますと、耳と頬を包んでくれますので、頬がこわばるようなことはありません。歩いて体が熱くなると、頭に汗をかくくらいです。このような厳冬の季節には、本当にありがたいプレゼントですね。


ロシラの毛皮帽子

  それ以外にも、足は分厚い皮製のブーツを履き、それに厚い靴下を二枚も履き、厚い手袋をして散歩するのです。もちろん、防寒用のキルティングを着、スポーツ用の防寒トレーニングパンツをはき、首には襟巻きをしての外出です。

  昨日の散歩は、東のほうに行った山の中の林道です。最近歩き始めた道です。平坦な道だけを歩いたのでは、なかなか体が温まりません。山を歩くと、とくに登り道はすぐに体が温まり、寒さを吹き飛ばしてくれるのです。下の標識のように、「林道善夫愛郷線」です。林道にはまだ雪がだいぶ残っているのですが、未舗装の砂利道ですので、滑るようなことはありません。


林道善夫愛郷線標識

  谷の中を林道が走っていますが、両側は人工林です。その人工林は、とてもよく整備されているのです。間伐がよくなされていて、枝打ちもなされていました。県の林業公社が管理している森でした。

林道の人工林が

  道沿いに、幹の赤いブッシュが茂っていました。見たことのない潅木だったので詳しく観察したわけです。幹や枝には鋭いトゲがはえています。

ノイバラの冬芽か?1

  枝先をアップしてみたのが、下の写真です。冬芽が紅くてきれいですね。刺も見えますね。低木で刺のある植物というと、ぼくの少ない知識では、ノイバラだと思うのですが、幹や枝がこんな風に赤いノイバラは見たことがありません。普通は緑色ですよね。

ノイバラの冬芽か?2

  よく見ていたら、幹が緑色のものもありました。というわけで、結論はノイバラでした。幹や枝が赤いノイバラなんて、どの図鑑にも載っていません。植物は、環境や局地的な条件によってかなり姿を変えるものなのですね。

ノイバラの冬芽か?3

  人工林のなかに小道がありましたので、上り詰めてみました。小さな小川が流れていたのですが、それが凍り付いて、美しい造形が見られたのです。倒れた樹木の枝に水路の水が垂れ、それが凍り付いて滝のようになっていたのです。下の写真ですが、うまく表現が出来ていないのは残念です。

凍りついた小川

  周りのえぐられた土壌断面からは、霜柱がびっしりと覆っていました。

凍りついた霜柱

  その霜柱の中には、下の写真のように20cmも伸びているものがありました。霜柱というのはどうしてできるのでしょうか。それをウィキペディアで調べたところ、次のように説明されていました。

  「霜柱の発生メカニズムはまず地表の水分を含んだが凍る。そこで、凍っていない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられ、地表に来ると冷やされて凍ることを繰り返して、霜柱が成長するというものである。霜柱は地中の水分が凍ってできたものであり、とは別の現象。固まった土では土が持ち上がりにくいため霜柱は起こりにくく、耕されたの土などで起こりやすい。霜柱が起こると、土が持ち上げられてしまい、「霜崩れ」と呼ばれるさまざまな被害をもたらす。植物ごと浮き上がってしまい、農作物が被害を受ける。これを防ぐため、断熱材としてを地面に敷き詰め地表の温度を地中の温度に近づけ、気温との断熱を行う。斜面などでは霜柱により浮き上がった土が崩れやすくなり、侵食が起きやすくなる。」

  なるほど、土壌の毛細管現象と深いかかわりがあるのですね。もっと寒い地方、たとえば北海道では、凍上という現象が起こります。霜柱は地表だけの現象ですが、凍上は土の中の水分が凍って成長し、アイスレンズを作ります。そうするとアイスレンズが出来たために土が膨らむことが起こります。真冬には地表が70cmも膨らむということを聞いたことがあります。そのために、道路や橋などが凍上によってすぐに壊れてしまうなどの害が起こるというのです。そのために、北海道では道路や橋の作り方を工夫しているのだそうです。


立った霜柱20cm

  さて、人工林を抜けると、雑木林の地域に入りました。そこは谷間から尾根に地形が変わったところです。その奥に広場がありました(下の写真)。とにかく広いのです。山の中にこんな広場があるなんて驚きです。何も作られていませんので、何のためにこんな土地を造成したのかも分かりません。

思わぬ広場が

  その雑木林がとても素敵なのです。コナラ、アカマツ、ネジキ、ヤマザクラなどありふれた雑木なのですが、樹木の太さから推定して50~60年ほど放置された森なのでしょう。低木層には、アセビ、ソヨゴなどの常緑樹が繁茂していましたが、全体に樹木がまばらで、鬱蒼とした森林とは言えません。人工林に比べると、格段に森が明るいのです。光が林床に入るので幼樹がよく育つのですね。夏に来たら、樹木の種類も分かるでしょうし、気持ちのよい森の風景を楽しむことができるでしょう。春になったらまた来たいと思います。

美しい雑木林が

    先ほど地形が尾根になったら人工林から雑木林に変わった、ということを言いました。この地方ではどこにいっても見られる現象です。今のように人工林が広く植えられるようになったのは、拡大造林の時代、1955年以降、70年代までです。それまで雑木林であったところを皆伐して、スギ・ヒノキを植えたわけです。この作手地域も例外ではありませんでした。しかし、昔の人々は、地形的に尾根付近は雑木林のままにしておきました。なぜかというと、尾根付近は大雨のときに山が崩れやすいことを昔の人々は知っていましたので、尾根付近を皆伐して人工林にすることを避けていたのです。昔の人々の知恵はすごいですね!



coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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