岩手県の被災地めぐり!その1、釜石から・・・・

  前から東日本大震災で被災された地域を、一度歩いてみたいと思っていました。それは、テレビの映像で見るだけでは、その凄まじさは実感できないだろうと思ったからです。本当は、ヴォランティアの支援活動をしに行くことが出来ればと思うのですが、年取った僕らの体力・気力ではそこまではできません。せいぜいその地域の宿に止まってお金を落としていくという支援しか出来ません。車で素通りするだけで、申し訳ない気持ちでドライブしました。
  10月26日から三日間、紅葉の美しい季節ですので、と岩手県の釜石から宮古、久慈などの海岸沿いの地域を歩きました。といっても、車で通り過ぎただけですが、・・・・。海岸に一番近くを通る東北新幹線の駅というと、北上駅です。そこでレンタカーを借り、一路海岸を目指しました。北上山地はなだらかな山々が連綿と続きます。美しい里山の風景は、もう紅葉していました。下の写真は、川沿いの山々の紅葉を写したものです。


紅葉し始めた山

  釜石の街に着くと、これまでの美しい紅葉の山々とは打って代わって、恐ろしい光景が待ち受けていました。釜石の造船所跡を過ぎた頃から、津波の被災地に入ります。そこで見た光景は衝撃的でした。広い面積の低地の住宅地に、家が一軒も建っていないのです。ただ土台のコンクリートだけがまだ目立つのです。たくさんの人が住んでいた町そのものが、一瞬にして津波に飲み込まれたと思うと、凍りつくような思いでした。
  立っているのはコンクリートで出来た建物、企業の建物、マンション、倉庫、郵便局などです。それも、窓は壊れて戸板を張ってある建物(もちろん使われていません)です。二階まで津波に飲み込まれた様子が、よくわかるのです。かなり道路の補修も進んできて、僕らが走った国道4号線(浜街道)も全線通行できたのですが、いたるところで補修工事が行われており、渋滞がしばしばありました。
  釜石から久慈にいたる海岸沿いを歩いて見て驚いたのは、わずかな住宅地の高さの違いが明暗を分けたことです。下は建物の土台だけが残る荒れ果てた土地、上は今までと同じように人々が生活している住宅街が広がっている、その明瞭な一線に目が釘付けになりました。そして、津波をかぶったのは低地であり、高台はほとんどが原生林に覆われた地域の中に浜街道が一直線に走り、所々に牧場や農地が点在している美しい風景です。美しい高台と地獄絵の低地とのコントラストに、複雑な思いにさせられました。
  正直に言って、ぼくはこのブログに報告するために、被災地の写真を撮影しに行ったのですが、あまりの凄さにカメラを向けることが出来ませんでした。目の前でたくさんの人々が津波に飲み込まれて死んでいるのです。そして今なお遺体が見つからない人がたくさんいると思うと、カメラを向けることはその人々への冒涜になるのでは、と思いました。したがって、今回のブログには、被災の写真は載せません。
  ドライブの一休みに丘の上のレストランに立ち寄りましたが、そこは海岸の美しい景色が見えました。下の写真は、その海岸の風景です。大きなアカマツの木が、対岸の島々と海の色に生えて、実に美しい風景ですね。手前に立入り禁止の標識とロープが張ってありますが、どうも津波で下のがけが崩れ、上の駐車場に割れ目が入ったために駐車禁止のロープを張ったようです。


立ち寄ったレストラン1

  宮古の町を過ぎ、浄土ヶ浜という景勝地の宿に着きました。休暇村陸中宮古というホテルです。全国の国立公園内の36箇所に系列のホテルがあるそうです。この浄土ヶ浜の一帯も国立公園なのです。
  ホテルの駐車場で、びっくりしたことが二つあります。ひとつは、セキレイのお出迎えを受けました。可愛いのです。木の枝を飛び回っていました。


セキレイのお出迎え1

セキレイのお出迎え2

  そのうちに、ヤマガラも舞い降りてきました。下の写真は少々ピンボケですが、・・・・。

ヤマガラのお出迎え

  もうひとつは、ナナカマドの木に真っ赤な実が鈴なりについていたことです。葉が落ちていましたので樹木の種類はわからなかったのですが、葉がついている木が残っていて、それを見てナナカマドだとわかりました。ナナカマドは葉が真っ赤に紅葉することは知っていましたが、真っ赤な実がこんなにたくさん着くとは知りませんでした。青空に映えて、とてもきれいでした! 


ナナカマドの実1

ナナカマドの実2

  葉がついているナナカマドは、下の写真です。羽状複葉のナナカマドの葉ですね。

ナナカマドの実3

  翌朝、朝食の前にホテル周辺の森を、海岸の展望台まで歩いてみました。玄関前に紅葉したニシキギが生えていました。美しいですね。

ニシキギがあった

  下の写真が森の風景ですが、作手地方とはまったく植生が違っていました。見たこともない植物が多かったのです。

休暇村の森

  樹木のうちで分かったのは、カエデ類でした。分かったといっても、カエデ類は種類が多く、下の写真の植物がカエデ類のどれなのか、よく分かりません。葉しか写真に撮りませんでしたので何ともいえませんが、下の写真の葉の形は、エゾイタヤまたはオニイタヤに似ています。どちらかは分かりません。

カエデ類の葉が1

  下は、トウカエデの葉ではないかと思いますが、確かではありません。カエデ類の同定は難しいです。カエデ類が多いなんて、やはり寒い地方なのですね。

カエデ類の葉が2





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森義地区の奥の林道に貴重な植物が! サラシナショウマ、メタカラコウが!

   もう10日ほど前になりますが、森義地区の道端にサラシナショウマの花が咲いていることをお話しました。そのニ三日後に、Hさん夫妻と一緒にその場所とさらに奥の林道に入りました。二年前にそこで貴重な植物を見たことがあり、それを見たかったからです。
  そこにもサラシナショウマがたくさん咲いていました。群生しているのです。とてもきれいでした。


サラシナショウマの群生1  

サラシナショウマの群生2

  その近くで、Hさんにマタタビの実を教えていただきました。マタタビに、下のような実がつくなんてまったく知りませんでした。あまり美味しいとはいえませんが、食べられるのです。

マタタビの実が

  沢の奥に、メタカラコウが咲いていました。信州の栂池自然園でたくさん見ましたが、こんな身近なところに咲いているなんて、驚きました。

メテカラコウの花が

  道端に、ナギナタコウジュが咲いているのを見つけました。イヌコウジュなどと同じシソ科の植物で、塔のような穂に薄いピンクの花が咲くのですが、花は一方の側にしか咲きません。ナギナタの歯は一方(反った方)の側にしかつかないのが似ていることから、この名がついたといわれます。

ナギナタコウジュの花が

  下の写真は、モミジガサの葉を写したものです。暗い場所でしたので、ピントが悪い写真になってしまいました。モミジの葉を大きくしたような葉ですね。夏の終わり頃に、白い小さな花を付けるそうです。僕はまだ見たことがありません。

モミジガサの葉が

  沢沿いの林道を歩いていたら、ハタケシメジがたくさん生っていました。すごい数です。食べられますので、たくさん収穫してきました。味噌汁や野菜炒めに使ったのですが、食感がとてもよくて嬉しかったです。山の恵みですね。

ハタケシメジがいっぱい

  二人で集めたハタケシメジですが、下の写真のように帽にいっぱいです。

ハタケシメジの収穫

  下は、マツカゼソウです。葉の形が独特ですね。偶然ですが、白い小さな花が咲いていました。

マツカゼソウの葉が1

  下の写真の植物は、名前がわかりません。白い花の形が独特ですね。

これは何ですか?





小学校への散歩道、ヤマカガシに出会いました!

  水曜日から金曜日の三日間、東日本大震災の被災地、岩手県の海岸沿いを見て回る旅をしてきて、昨日の夜遅く帰ってきました。津波の恐ろしさを実感してきましたが、たくさんの方々が津波に飲み込まれた場所だと思うと、カメラを向けられませんでした。しかし、海岸の景色の美しさには見とれてしまいました。そのうちに、旅の感想などを交えて、その自然をご紹介します。

   守義小学校への散歩道の続きです。写真を写してから大分時間が経ってしまいました。
  下は、ヤマハギの黄葉を写しました。ハギの黄葉が始まっていました。


ヤマハギが黄葉を始めた

  かと思えば、緑色の葉が一杯で、花が咲いているハギもありました。花期が長いのでしょうね。

ヤマハギの花が残って

  季節はずれと思えるホタルブクロが咲いていました。これは夏の花ですよね。

まだホタルブクロが

  下は、イガイガの玉が面白いですね。ダイコンソウです。花が終わり、実の形が下の写真なのです。

ダイコンソウが実を

  下は、フユノハナワラビです。冬にワラビのように花が咲くなんて、面白いですね。  

フユノハナワラビがあった

  帰り道、田んぼの畦にヤマカガシが鎌首を持ち上げていました。かなり大きなやつです。猛毒を持っていると聞いています。背中の赤っぽい肌が気味が悪いですね。蛇の嫌いな人がいたら、こんな画像をお見せしてすみません。

ヤマカガシが畦道に

  近くの畑に、トウガラシの真っ赤な実が生っていました。真っ赤に色がきれいです。

トウガラシの赤い実が

  柿が色づいてきました。この付近の柿はすごい渋柿で、地元の人たちはこれを食べませんが、長い期間漬物にしてから食べるそうです。

渋柿が色づいて

  田んぼの畦に、チドメグサが群生していました。名前の通り、止血剤として使われていたそうです。図鑑によれば何種類かあるそうですが、これは一般的なチドメグサでしょう。

チドメグサがいっぱい

  すごいトゲトゲの葉を持つ黄色い花が咲いていました。いろいろと図鑑を調べましたが、種名はわかりませんでした。どなたか教えてください。

黄色い花???





菅守小学校への散歩道、アカタテハ、アサギマダラに出会った!

  10月18日(火)だったと思うのですが、久しぶりに菅守小学校へ散歩しました。そこで出会ったチョウや植物たちをご紹介しましょう。
  菅森小学校への道は菅沼川
に沿って走っているのですが、善夫と菅沼の部落の間は峡谷になっていて、暗い守の中を通ります。その中ほどに、下の写真のような堰が設けられていて、雨で増水した川の水が水しぶきを上げて落ちていました。この堰で、善夫の集落の農業用水が取水され、我が家の裏のプールに集められ、それをさらに山の上の用水池にためられ、この地域の田んぼの水が供給されるようになっているのです。
  今回は、落ちている水流の動きを鮮明にするために、撮影を工夫しました。シャッター・スピードを遅く設定すると、早い動きの水が白く浮き上がって、水流の動きがよく見えるようになるのです。それがわかるでしょうか。


菅沼川の堰の水流

  そのやや上流で、下の写真のアカタテハに出会いました。タテハチョウの仲間です。そこはセイタカアワダチソウが群生しているところで、咲いたその黄色い花に赤い色のアカタテハが止まったのです。すごいきれいな光景で、見とれてしまいました。めったに見られないチョウです。作手でこれまでに1回しか出会っていません。それも数年前です。

アカタテハがとまった

  するとそのうちに、アサギマダラが二羽、飛んできて止まったのです。琉球列島から日本中に飛来するので、「旅をするチョウ」と言われますね。美しいチョウですし、珍しいチョウなのです。すぐ目の前にとまったので、夢中でシャッターを切りました。そのうちに二枚が下の写真です。背後に暗い人工林があり、それをバックに写しましたので、真っ黒のバックにセイタカアワダチソウの黄色がひときわ目立ちます。アサギマダラの美しい羽の模様がとりわけ美しく見えますね。
  新聞で読んだのですが、アサギというのは薄い青の色のことで、マダラというのは顔から胴体にかけての黒地に白の斑模様のことを言うのだそうです。知りませんでした。


アサギマダラがとまった1

アサギマダラがとまった2

  次の写真の生き物は、蛾でしょうか、チョウでしょうか? 左下に触角が見えますので、下が頭なのでしょう。真っ白で奇妙な形の生き物ですね。図鑑にも載っていませんでした。

白い蛾が

  これまたびっくり! ホトトギスが暗い守の中にひっそりと咲いていたのです。二三箇所あったでしょうか。とてもきれいです。そのひとつをアップしました。

ホトトギスが咲いて1

ホトトギスが咲いて2

  道路わきの石垣のところに、先回ご紹介したシラネセンキュウがたくさん咲いていました。そこはやはり、山から地下水が滲み出しているところで、この植物にとっては好環境だったのでしょう。。

シラネセンキュウが美しい

  下は、クサノオウという植物です。今回初めて紹介する植物です。図鑑を探しているうちに見つけました。三裂する葉が特徴的です。4枚の黄色い花弁の真ん中から、緑色のめしべが突き出ています。図鑑によれば、湿疹などの皮膚病を治す薬に用いられているそうです。

クサノオウがあった

  見たこともない植物の実が生っていました。これも図鑑を繰っているうちに見つかりました。下の写真の植物は、サワダツというニシキギの仲間です。マユミなどと似ていますね。山地の沢筋の湿った林内に生えている落葉低木です。春に暗紫色の花を付け、この季節(10月)に紅色に熟した実を付けるのだそうです。写真に見られるように、仮の種皮が割れて、中から真っ赤な実が出てくるのです。葉は、もう紅葉していますね。きれいです。

サワダツの身が1

サワダツの実が2

  こんな身近なところに、珍しい植物や昆虫を見ることができるなんて、驚いています。



守義地区の道端にサラシナショウマが!

    夏に守義地区の道路端にタマアジサイが群生していたところをご紹介しましたが、一週間前頃その場所を車で通りかかったら、何とサラシナショウマが咲いていたのです。それも10数本も。一昨年、その奥の林道でサラシナショウマを見たことがありました。サラシナショウマといえば、山奥でないと見ることが出来ない希少な植物と思っていたのに、こんなに里に近くの道端に咲いているなんて、びっくりしたのです。信州小谷村の栂池自然園に行ったときにご紹介しましたね。

道端にサラシナショウマが

  アップしてみました(下の二枚の写真)。たくさんの白い小さな花の集合であることがわかります。何という美しさでしょうか。一つ一つの花は、ホウキの先のような形をしています。それが面白いですね。

サラシナショウマのアップ1

サラシナショウマのアップ2

  そこは、たくさんの花が群生しているのです。下の写真のように、ピンク色はイヌタデ(アカマンマ)とツリフネソウ、白はシラネセンキュウノコンギクミゾソバです。それだけでも美しい光景です。これらは湿ったところ、あるいは湿地に生息する種ですので、この崖に山からの地下水が染み出しているのでしょう。

花がいっぱい

  シラネセンキュウが下の写真です。真っ白の花が、まるで花火が飛び散るような形をしていて、それが実に美しいのです。ミクロコスモス(小宇宙)ですね。

シラネセンキュウがきれい1

シラネセンキュウがきれい2

  下は、花が終わって実がついたとことです。下のほうに葉が写っていますが、形が独特ですね。

シラネセンキュウの葉は独特


  また、下の写真のように、アキノタムラソウが可憐な花を付けていました。

アキノタムラソウがきれい

  下は、アキノキリンソウの写真です。黄色い花がきれいです。この写真では、ツル植物が巻きついており、大きな葉はそのツル植物のもので、アキノキリンソウの葉はずっと小さいです。

アキノキリンソウ黄色い花

  道端にセンブリの花が咲いていました。暗い森の中だったので、ピントが甘くなってしまいました。きれいな花ですね。

センブリが道端に





三河湖生活環境保全林、コウヤボウキの花に感激!

バアソブの花が咲いていた

  これまでのご紹介でもお分かりのように、三河湖の南岸は植物の種類が豊富ですね。その意味で面白いところです。ご紹介を続けましょう。
  上は、バアソブです。かなり大き目の下向きの花で、花弁が反り返っているのが面白いですね。ソブというのは長野県木曽地方で「ソバカス」という意味だそうで、花の内側の斑点をお婆さんの顔のそばかすにたとえたと言います。
  下は、ヨウシュヤマゴボウの実です。ここに、大きなヨウシュヤマゴボウがありました。茎が赤くて、とてもきれいなのです。実は黒くなるのですね。昔、子どもの頃、実をつぶすと赤紫の液が出て、手が紅く染まったことを思い出します。


ヨウシュヤマゴボウの黒い実

  下は、イタドリの実です。ものすごく大きく成長する草本で、始末に困る草ですが、花も実もきれいです。白い花のように見えて、これは実なのです。中に種が透けて見えますね。

イタドリの白い花のような実が

   下は、タマアジサイでしょう。葉が大きくて淡い紫色の花が咲きます。今は実がついていますが、・・・・。
タマアジサイだろう

  サルトリイバラが赤い実をつけていました。名前の通り、また下の写真に見られるとおり、イバラのトゲが痛いのです。ツル植物で、写真のような赤い実を付けます。

ソヨゴに赤い実が

  これは、新しく覚えた植物です。コウヤボウキと言います。名前は聞いたことがあるのですが、実際に見たのは初めてです。花が美しいですね。花の下の葉に、緑色のクモが写っていました。ワカバグモだと思います。葉の上に止まっていることが多いそうです。

コウヤボウキの花がきれい

  下の写真のヤマボウシの葉に止まっていたガは、見たことがありません。調べたところ、一番近いのはシロヒトリというヒトリガの仲間ではないかと思います。

シロヒトリ?がいた

  山のほうを歩いたら、花崗岩の大きな岩肌に、灰青色のコケが張り付いていました。見たことがありません。もともと、蘚苔類は全くわからないのです。  

岩肌にコケが

  下の写真の植物も分かりませんでした。樹木に詳しい近所のHさんに教えていただいて、クロモジと分かりました。春には、シロモジと同じような黄色い小さな花を付けるそうです。そして、秋が深まると黒い実がつくと言います。これから実がつくのでしょう。黒い実と黄色く紅葉する葉とが美しいのだそうです。木肌は黒っぽく、清々しい香りがするので、爪楊枝などにしますね。

クロモジの葉が

  木肌は、下の写真のようです。黒っぽい地肌に白い斑点がたくさんあります。

クロモジの幹が






ニシキギの紅葉、サワフタギのブルーの実の美しさに感動!

  この三河湖生活環境保全林で一番感動したのは、ニシキギの紅葉を見たことです。「錦織り成す」なんていう言葉がありますが、このニシキギはまさに錦織り成す色彩の美しさです。名前の由来もその辺にあるようです。等間隔に生えていることもあり、植えられたものと思います。

ニシキギが美しい

ニシキギの紅葉がきれい3

  ニシキギは、茎に平べったい翼があるのが特徴です。翼というのはヌルデの葉にもついていますが、幹に平べったいひらひらが付いていることを言いますね。ニシキギは、幅5~6mmの薄い板のようなものが幹についているのです。葉は対生ですが、葉が出るところで翼が途切れるので、翼の長さは4cmくらいです。下の写真には、真っ赤な実が写っています。それもきれいです。

ニシキギの紅葉はきれい2

ニシキギの紅葉はきれい2

  この森は、ヤマボウシがたくさん生えています。これも植えられたものでしょう。数が多いので、どこに行っても白い花が咲いているときなど、とてもきれいなのですね。今は秋ですので、赤い実がたくさんついていて、とてもきれいなのです。

ヤマボウシの実がきれい1

  上の写真の葉はまだ黄葉していませんが、下は黄葉というのか、だいぶ汚れていますね。赤い実は、直径2cmくらいで、小さな凹みがたくさんついているのです。茎から上に突き出るのが特徴です。エゴノキの実のように、下に垂れる植物が多いですが、・・・・。

ヤマボウシの実がきれい2

 もうひとつ感激したのは、サワフタギのブルーの実の美しさです。先回の長命湿地の記事で、クロミノニシゴリのことを書きましたが、それと近縁種です。クロミノニシゴリは実が黒いのに対して、サワフタギは実がブルーなのです。春に咲く花は真っ白な雪のようで、それもきれいなのですが、秋、光沢のあるブルーの実が一杯ついている美しさには、感動してしまいます。これは、植えられたものではないようです。

サワフタギのブルーの実1

サワフタギのブルーの実2

  ツルリンドウに真っ赤な実がなっていました。ツル植物で、春に咲く花はリンドウのようなブルーの可愛い花が咲きます。真っ赤な楕円形の実もきれいですね。

ツルリンドウの赤い実

  夏に来たときは、コアジサイがたくさん咲いていましたが、今は黄色い実がなっています。ほとんどの植物の実は丸いものが多いのですが、これはまるで花のように上に向かった開いています。もっとアップで写さないと分かりにくいですが、こんな実の形もあるのですね。

コアジサイの黄色い実




 

三河湖南岸の生活環境保全林は紅葉が始まっていました!

  庭の裏山に入ることはあまりないのですが、庭から見ると黄色く染まっている場所があるのです。なんだろうか、と上って見たら、ヤクシソウが群生していたのです。ここの移り住んで何年にもなるのに、これまで気がつかなかったのです。すごくきれいです。

ヤクシソウの群生はきれい1

  ヤクシソウは、ニガナに似た黄色い花ですが、花弁の枚数が多くて12~13枚、つぼみは上を向き、花が終わると下を向くのです。面白いですね。葉は、茎を包み込むようにつきます。それが特徴です。下の写真にそれがよく出ています。

ヤクシソウの群生はきれい2

  裏山のヤブムラサキに実がつきました。ムラサキシキブノ近縁種ですが、ムラサキシキブほど実の色がきれいではありません。実は枝の下につくことが多いですね。

ヤブムラサキの実が

  前にベニバナボロギクをご紹介しましたが、裏山にもありました。下の写真は、白い穂を付けているところを写しましたが、これまでに紹介したことがなかったからです。風によって種子を散布するタイプの植物ですね。、

ベニバナボロギクに穂が

  下は、アメリカセンダングサです。珍しいものではありませんが、裏山にも生えていたことを記録にとどめておきたいと思います。

裏山のアメリカセンダングサ

  さて、春に三河湖の南岸の地域を歩いたことがあります。そこの植物が面白くて、ご紹介しました。今回は、秋の植物たちを見たくて、再び歩いてみました。そこは、県営の公園のように整備されているところで、下の看板のように「三河湖生活環境保全林」という変わった名前が付けられています。我が家から車で15分くらいで行けます。

三河湖の看板

  いきなり目に飛び込んできたのは、カツラの黄葉です。葉の半分くらいが黄色くなっているのです。ここにはカツラの木がたくさん生えていてびっくりしたことを思い出します。カツラの木はこの地方では珍しいからです。わが庭の真ん中にも植えてあるのですが、黄葉はまだです。こちらの方が作手よりも標高が低いのに、もう黄葉が始まっていたので驚いたのです。どういう現象なのでしょうか。

カツラの紅葉が始まった

  カツラの黄葉のなかに、サクラの紅葉が見られました。実に美しい風景です。おそらくサクラだろうと思いますが、サクラの種類は分かりません。

サクラの紅葉もきれい

  バイカツツジの紅葉も始まっていました。紅葉といっても、紅い色の色合いが微妙に違います。これも、美しい紅葉ですね。

バイカツツジの紅葉が

バイカツツジの紅葉が1

  紅葉や黄葉は、気温の変化が大きいと紅葉すると聞いています。夜は冷え込み、昼は暑くなるその寒暖の差が大きいほど紅葉が進むと言われます。この地域は、作手よりも気温変化が激しいのでしょうか。
 次回以降、この保全林で見た植物たちの紹介をしましょう。




長命湿地は紅葉も始まっています! レンゲツツジ、ツタウルシがきれい!

  長命湿地にはノリウツギがたくさん生えています。水に強い種ですから。そのノリウツギの花が終え、実がつきました。それも下の写真のように、びっしりとたくさんの実がついているのです。こんな実がつくなんて知りませんでした。

ノリウツギの実がたくさん

  びっくりしたのですが、この湿地を特徴付けるレンゲツツジが紅葉していたのです。そういえば、ツツジ類の紅葉はきれいですね。レンゲツツジも例外ではないのですね。

レンゲツツジの紅葉が始まった

  長命湿地には、ハンノキが高くそびえています。それにはほとんどの樹木に、ツタウルシが高いところまで巻きついています。ツタウルシは大きな三枚の葉がセットになっているのですが、それが秋になると紅く紅葉するのです。紅く紅葉する樹木には、高山ではナナカマドやカエデ類、低いところではヤマウルシがありますね。ツタウルシもウルシの仲間ですので、紅く紅葉するのです。それがきれいなのです。サクラなども紅葉しますが、台風などの強い風で葉が落ちてしまい、この地方では紅くなる樹木が少なくて黄葉する樹木ばかりになってしまうのです。そのなかでこのツタウルシの紅葉は貴重なのです。下の写真はちょっとピンボケですが・・・・。
ツタウルシの紅葉がきれい

  この湿地にたくさん生えているフジに、フジの実が垂れています。下の写真のように、すごい数なのです。こんな鞘の中に、種が納まっているのですね。

フジの実がいっぱい

  もうほとんどのキセルアザミの花は終わって黒ずんでしまっているのですが、下の写真のようにまだきれいなのも残っています。そのために、ヨシを刈ることが出来ない部分があるのです。早くヨシを刈ってしまいたいのですが、・・・・。

キセルアザミがきれいです

  西側の雑木林にあるミズキに実がつきました。実を付ける枝が赤くてきれいなのです。

ミズキの実がきれい

  晴天の青空を、何羽かのアオサギが飛んでいきました。写真の左側の高木は、ハンノキです。

ハンノキにアオサギ


  帰り道で、シロモジに似た樹木を見ました。葉はほとんど同じです。しかし、シロモジのように、実が大きくないのです。ダンコウバイでした。ダンコウバイがこんな実を付けることを知りませんでした。

ダンコウバイの実が1

  シロモジは下の写真のように、1cmくらいの緑色の実です。葉はほとんど同じでも、実は明らかに違いますね。

ダンコウバイの実が2

  道端のコンクリートの壁に、見たことないツル植物に実がついていました。図鑑で調べたのですが、おそらくスズメウリだと思います。直径2cmほどの緑色の実がきれいです。

スズメウリがあった


  植物たちを見ていて、いつも不思議に思うことがあります。今回記したノリウツギにしても、シロモジにしても、ダンコウバイにしても、さらにフジにしても、ミズキにしても、ものすごい数の実(種)がなります。それが、秋になるとすべて周囲に散布されるのですから、種が落ちたところはどこでも発芽して、フジだらけ、シロモジだらけになってしまいそうですが、そうはなっていません。なぜなのでしょうか。
  鳥や昆虫に食べられたり、水に流されたり、石の上に落ちて発芽できなかったりして、ほとんど大部分の種は成熟した大きな樹木にならないのでしょう。さらに、他の植物が勢いよく繁茂すれば、その陰になって日が当たらないところでは発芽できません。ということで、トータルに見ると、何万という数の種が落ちても、結局一本の樹木しか生存できないのではないかと思うのです。植物たちも、すごい生存競争をしているのですね。考えてみると、すごいことです。



長命湿地は秋の実りでいっぱい! クロミノニシゴリ、イボタノキの実がきれいです!

  長命湿地への散歩も、終点の湿地にようやく到着です。その入り口に、センブリが可愛いつぼみを膨らませていました。もうじき開花でしょう。この植物のどこをとっても、猛烈に苦いのですね。胃の薬に用いられます。

センブリのつぼみが

  下の写真のように、アキチョウジが群生していました。濃い紫色の花がきれいです!

アキチョウジの群生が

アキチョウジの群生が2

  湿地の中に入ると、先ず目に付くのがムラサキシキブのきれいな赤紫色の実です。鈴なりについた実はとてもきれいです。

長命湿地のムラサキシキブ1

長命湿地のムラサキシキブ2

  この季節を待ってたのは、下の写真のクロミノニシゴリの実を見たかったからです。この季節になって、黒い実を付けるのがクロミノニシゴリで、ブルーの実を付けるのがサワフタギなのです。この樹木の形も葉の花もほとんど同じなのですが、実だけが違うのです。ですから、この季節にならないとどちらか判別が出来ないのです。面白いですね。枝にびっしりとたくさん実がつくのも、びっくりさせられます。

クロミノニシゴリの黒い実1

クロミノニシゴリの黒い実2

  下は、濃い緑色の実がついています。はじめはツル植物か何かの実ではないかと思ったのですが、図鑑をよく調べていたら、イボタノキの実であることがわかりました。丸っぽい楕円形の葉た特徴的ですね。こんな色の実を持つ植物は、あまり見たことがありません。きれいですね。この濃い緑の実も、そのうちに紫黒色に変わるといいます。確かめてみたくなりました。

イボタノキの緑の実1

イボタノキの緑の実2

  下はもちろんウメモドキの実です。ウメモドキは水っぽいところを好む低木で、この長命湿地にもたくさん生えています。湿地の植物と思って間違いないですね。今年は、赤い実がとりわけたくさんつきました。生り年なのでしょうか。

もちろんウメモドキの

  長命湿地も、まさに実りの秋を感じさせてくれました。




イヌコウジュ、アキノキリンソウ、フユノハナワラビなどがきれいです!

  長命湿地への散歩道で、トノサマバッタに出会いました。殿様の名にふさわしく、威厳がありますね。

トノサマバッタは強そうだ

  下は、ショウリョウバッタです。この種には、緑型と茶色型があり、これは緑型ですね。秋はバッタの季節ですね。道を歩いていると、バッタ、バッタと飛び出してきます。

ショウリョウバッタ緑型

  イヌコウジュが花の季節を迎えたようです。下の写真のように、群生しています。アップするとその下の写真のように、シソの実のような感じで小さな花を付けています。やはりシソ科の植物ですね。

イヌコウジュがいっぱい1

イヌコウジュがいっぱい2

  アキノキリンソウが一輪咲いていました。清楚な美しい花ですね。

アキノキリンソウが一輪

  変な植物を目にしました。連れ合いが、昔、友達に教えてもらったそうで、「ハナワラビと聞いたんだけど」と言います。図鑑で調べたのですが草本の図鑑には載っていません。「そうだ! 形からしてシダ植物だ!」と思い、シダ植物の図鑑を調べたら載っていました。フユノハナワラビというのだそうです。確かに、葉がワラビのようですね。

フユノハナワラビが1

  上の写真では穂の部分がピンボケでしたので、穂の部分を撮りなおしました。胞子が密に詰まっているようですね、

フユノハナワラビが2

  スズカアザミがたくさん咲いていました。ピンクの色がきれいです。

スズカアザミがきれい

  道端にアキノタムラソウがひっそりと咲いていました。淡い紫色の小さな花がきれいです。

アキノタムラソウが一輪

  何やら黒っぽいチョウが、激しく飛び回っていました。ようやく止まったところを移したら、とてもきれいなチョウなのです。調べたところ、クロヒカゲというジャノメチョウの仲間でした。

クロヒカゲが止まった





ホウズキ、ノコンギク、ヤクシソウ、ゲンノウショウコなどの雑草がきれい!

  長命湿地への散歩道に、下の写真のホウズキが赤い実を生らせていました。皮をむくと、中から赤い実が出てきて、実の中の種を出して噛むと、音がするのですね。小さい頃、女の子たちがホウズキをくわえてキュッキュッと鳴らしていたのを思い出します。お店に売っていましたね。懐かしいです。

ホウヅキがあった

  今の季節、日当たりのよい草地にはノコンギクがどこにでも咲いています。群生していてきれいなのです。たくさんの白い花弁の中に、黄色のめしべ・おしべがきれいです。つぼみは紫色、それもきれいなのです。

ノコンギクがいっぱい

  白い花弁のものばかりではなく、淡い紫色の花もあります。

ノコンギク紫色

  道端に、下の写真の植物がありました。穂が赤くてとてもきれいなのですが、調べてみても種は分かりません。雑草ですが、雑草図鑑には載っていないようです。どなたか教えてください。

これなあに?1

これなあに?2

  下の写真の植物も分かりません。赤っぽい穂がきれいですね。上の植物も下の植物も、時期によって姿や色を変えますので、同定はとても難しいのです。

これは?1

これは?2

  下は、ママコノシリヌグイです。ミゾソバとよく似ているのですが、茎に棘があるところが違いです。その棘を移すのが難しいのですが、偶然ピントが合ってうまく撮れました。。

ママコノシリヌグイが白


  下の植物はニガナだとばかり思っていましたが、ヤクシソウという植物であることがようやく分かりました。ニガナとの違いは、花弁が12~13と多いこと、つぼみは上を向き、花が終わると下を向くという点です。これもどこにでも生えている雑草ですが、群生するのでとてもきれいなのです。

ニガナが群生

  ゲンノウショウコは先回もご紹介しましたが、白い花でした。しかし、赤い花もあるのですね。下の写真の花です。ピンボケですが、背後に写っている葉はゲンノウショウコの葉です。花が終わった後の形も、面白いですね。

ゲンノウショウコピンク





長命湿地への散歩道、燻炭焼きが始まった! ススキがきれい!

  稲刈りが終わってだいぶ経ちますが、この頃行われるのが燻炭焼きです。家の前の田んぼで毎日煙が上がっています。燻炭(クンタン)というのは、お米の籾殻を焼いて、その炭を農地の肥料にするのです。火で焼いたら灰になってしまいますが、これは煙で燻す方法です。籾殻の山に煙突を立て、ゆっくりと煙を出させます。それは、カリ肥料になるのだそうです。今では化学肥料がたくさん出回っているのであまり使わなくなりましたが、昔ながらの農法を重視する農家ではまだ使っているのですね。化学肥料がなかった昔は、貴重品だったそうで、宝物のように大事にしまっておいたと言います。こんなことを、ぼくは最近知りました。

燻炭焼きの煙

  もう一週間ほど前になりますが、長命湿地への散歩をしました。菅沼川の土手を通っての散歩道ですが、秋の雑草の美しさに感動して帰ってきました。
  そのひとつが、ススキです。秋の風物詩ですね。白い穂が一面になびくと、とてもきれいなのです。下の写真では、黄色いセイタカアワダチソウも見えます。


土手のススキ1

土手のススキ2

  下の写真は、バックが黒っぽいので、ススキの穂の白さが際立ちます。

土手のススキ3

  それをアップしてみますと、下の写真のようになります。これも風で種が飛び散っていくように出来ているのですね。風によって種子を散布する植物の代表的なものですね。

土手のススキ4

  土手の黄色い色は、下の写真のセイタカアワダチソウです。猛烈な繁殖力を持ち、草原を占有してしまい、在来の植物を駆逐してしまうので、一時、悪玉の外来種として忌み嫌われました。それから大分経ちますと、日本の生態系になじんでしまい、在来種を駆逐することもないことが分かり、それほど忌み嫌われることもなくなったようですね。この地域のように、ススキと共存しています。黄色い花は、とてもきれいです。

セイタカアワダチソウきれい

  秋といえば、下の写真のようなエノコログサを思い出します。日当たりのよい草地には、どこにも生えています。姿が可愛らしいのですね。幾つかの種があるのですが、ぼくには区別できません。

エノコログサがきれい

  下の写真のように、ゲンノウショウコの花がたくさん咲いていました。下痢止めの薬として使われてきましたね。昔の人は、植物の性質をよく知って、それを生活の中に生かしてきたのです。すごい知恵ですね。

ゲンノウショウコの花は

  下は、トウバナです。日当たりのよい草地にたくさん生えています。いわゆる雑草ですが、淡いピンクの小さな花がとてもきれいです。

トウバナは1

  ビンを洗うブラシのようなものに、 ひとつずつ花がつくのです。ブラシのようなものが塔のように見えるので、トウバナという名がついたのだろうと想像しています。

トウバナは2

  今回は、雑草の紹介になりました。次回もそのようになるでしょう。



キンモクセイが真っ盛り、甘い香りが庭中に! チカラシバ、オナモミがいっぱい!

  今、わが庭はキンモクセイの甘い香りで充満しています。オレンジ色の花も美しいですし、なにしろ香りが素敵ですね。

キンモクセイ真っ盛り1

  アップして写したのが下の写真ですが、たくさんの花の集合なのですね。分厚いオレンジ色の4枚の花弁が可愛いのです。

キンモクセイ真っ盛り2

  わが庭のホトトギスも、大分つぼみが膨らんできました。もうじききれいな花が咲くことでしょう。
ホトトギスのつぼみが

  隣の畑のコスモスもきれいに咲いています。とりわけよく目立つ花を一つだけ、写真を取りました。きれいですね。コスモスというのは語源は「宇宙」という意味ですが、どうしてこの花にその名前が付けられたのでしょうか?

コスモスがきれい

  庭に生えているヤブランに花が咲いたことは前にお話しましたが、今は実がついています。注目していただきたいのは、実の色です。今は、緑から黒に変わりつつあります。このように次第に色が変わっていくのが普通なのでしょうね。

ヤブランの実が緑から
  
  ところが、隣の畑のサンショウの実は、下の写真の通り、赤い実がはじけて、中から黒い光沢のある実が出てくるのです。そんなことに気がつきました。生き物の生態というのは不思議なものですね。


サンショウの実が黒に

  近所の農道を歩くと、今、下の写真のようなチカラシバがいたるところに生えています。農家の方に聞きますと、これは深く根を張ってなかなか退治するのが難しいそうです。そのうちに穂が風に飛ばされて種が散布されます。

チカラシバがいっぱい1

  アップで写したのが下の写真ですが、針の根元に種がついているのが分かりますね。アップするときれいなものですね。

チカラシバがいっぱい2

  下の植物は、昔子どもの頃、外で遊んで帰ってくるとセーターなどにくっついてなかなか取れないで困ったことを思い出します。いわゆる「引っ付き虫」ですね。種名はなかなか分からなかったのですが、「引っ付き虫」をキーワードにインターネットで検索して分かりました。オナモミです。図鑑では、オオオナモミ、イガオナモミとあまりよく区別が出来ません。でも、懐かしい植物に出会いました。

オナモミがいっぱい


  もう一つの「引っ付き虫」は、下のアレチヌスビトハギの実です。下の写真にもありますが、花の下のほうにある緑色の鞘がそれです。一粒ずつ離れるので、三角形の引っ付き虫になります。これも、種の散布に仕方の一つですね。種の散布には、先ほどのチカラシバのように風で散布するものもあり、それぞれの植物の生存の戦略があるのですね。

アレチヌスビトハギの実が

  ハギのもう一つの種が、下の写真のヤマハギです。丸い感じの葉で、ピンクの小さな花がたくさんつきます。下の写真は、実がついたところを移したものです。この実は、引っ付き虫ではありません。

ヤマハギの実が2





いつもの散歩道、秋の植物を! アメリカセンダングサとクルマバナを初めて発見!

  開成地区へのいつもの散歩道は、季節ごとにいろいろの種類に植物が見られます。秋の植物をご紹介しています。
  わが裏庭にも咲いていますが、湿ったところにツリフネソウが群生していました。きれいです。


ツリフネソウの群生が

  草むらにタカサゴユリが一輪だけ咲いていました。ゆりの中でも地味な花ですね。

タカサゴユリが一輪

  見たことがある植物の実だと思っていたのですが、わが庭にもあるウツギの実でした。白っぽい実というのも珍しいですね。

ウツギの実が

  下の写真の植物はよく見かけるのですが、名前が分かりませんでした。じっくりと図鑑を見ているうちに見つけました。アメリカセンダングサです。名前のとおり、アメリカ原産の種で、昭和の初期に渡来しましたが、現在では北海道を除いて全国に広がっている雑草とのことです。名前が分かるというのは嬉しいことですね。

何??

  下は、タチドコロの実です。ヤマイモの一種ですね。

ヤマイモの実?

  下は、ニガナだろうと思いますが、ニガナにしては花弁の本数が多いですし、白い花も混じっています。シロバナニガナかもしれません。よく分かりません。

ニガナ???

  常緑の低木の代表的な種が、下のヒサカキです。初めは緑色の実なのですが、そのうちに黒に変わります。その両方が写っていますね。

ヒサカキの黒い実が

  カタバミの花に、ヤマトシジミの小さなチョウが蜜を吸いに来ていました。

カタバミにヤマトシジミ

  どこにもある雑草で、大きな背丈になる草がイタドリですね。でも花は、下の写真のように美しいのですよ!

イタドリの花は美しい

  道端に変わった葉の樹木が生えていました。その葉が紅葉を始めていたのです。葉の形からしてカエデの仲間だろうと思って調べたところ、フウの木と分かりました。葉の形が独特で、葉が同じところから何本も出る対生なのです。栗のような実を付けるそうです。秋が深まって全部紅葉したら、さぞかしきれいでしょうね。

フウの紅葉

  下の写真の植物は見たことがありません。図鑑を調べてもなかなか見つからなかったのですが、茎が角張っているのでシソ科だろうと見当を付けて探してみたら、ようやく見つかりました。クルマバナです。茎に5~7cmの間隔でつぼみの束ができ、少しずつピンクの小さな花が開いていくのです。実に変わった美しい花ですね。

これ何??

  今回も、アメリカセンダングサとクルマバナという二つの植物の名前を覚えることが出来ました。これが嬉しいことなのです。



いつもの散歩道、ツタウルシが紅葉! ミゾソバの花が美しい!

ツタウルシが紅葉した

    もう一週間ほど前になりますが、いつもの散歩道で見た植物などを紹介していました。その続きをしましょう。
  上の写真は、ツタウルシを写したものです。大きな三枚組の葉で、大きな木に巻きついて成長するツル植物です。ウルシと名づけられているように、秋になると赤く紅葉するのです。その紅葉が始まった、ということです。秋が深まると、もっと赤くなってきれいです。
  下は、シロモジに実がついたところを写したものです。1cmくらいの大きさです。雌雄があるようで、実がつかないものもあります。


シロモジの実がついた

  下の写真は、ミゾソバの花です。かなり大きく花が咲いていて、とてもきれいなので写しました。

ミゾソバの花がきれい

  ガマズミの赤い実がなっていました。きれいです!

ガマズミの赤い実が

  下は、ニガナではないかと思います。茎が傾いたため、つぼみが上を向いています。それが面白いですね。花は、黄色でとてもきれいなのです。と書きましたが、ヤクシソウの間違いでした(10月29日訂正)。

ニガナでは?

  雑木林の中に、アケビの実がたくさん生っていました。ゴヨウアケビです。今年は生り年なのでしょうか、いつもよりも実が多いように思います。実の色は薄い紫色でした。

たくさんのアケビの実が

  この時期、実が裂けて中の粒々の種が見えます。種を包んでいる白いものが、甘くて美味しいのですね。ヒヨドリがその種をついばみにたくさん寄ってきます。

アケビの実が開いた

  道端に、トノサマバッタが飛んできてとまりました。まさに、殿様の名に相応しい堂々たるバッタですね。

トノサマバッタがいた

  開成地区の散歩道の終点は、下の写真の集落です。美しい里山の風景ですね。

開成地区の美しい集落

  その近くで見た、アケボノソウです。少し花が開きかけたところです。

アケボノソウが咲いた






和光樹林公園、ミズキ、クサギの実がきれい! ツマグロヒョウモンのペアが!

  和光樹林公園の植物を紹介しています。

  下は、青空をバックにミズキを撮りました。実がなっていてきれいでした。 


ミズキに実がついている

  クサギが実を付けていました。下のように、真っ赤な花弁?の中に、青黒い実がついているのです。とてもきれいですね。

クサギに実がついた

  下の写真もクサギを撮りましたが、まだ花弁が開いておらず、実が見えません。真っ赤な色がきれいですね。また、白い花がまだ残っています。

クサギの実がたくさん

  下は、ベニバナボロギクです。秋が深まると、真っ白の穂が風にたなびいて種が散布されます。よく見ると、花の先にアリがついていますね。面白い!

ベニバナボロギクにアリ

  広い草原に、ツマグロヒョウモンというチョウたくさん飛んでいました。下の二枚の写真は、カップルです。メスは、前羽の端が黒とブルーの模様となっており、とてもきれいです。これまでに作手でもたくさん写していますが、このようにカップルは写したことがありません。

ツマグロヒョウモンのペア1

ツマグロヒョウモンのペア2

  たくさんの小鳥が舞い降りてきました。おそらく数10羽はいたでしょう。初めは遠くて分からなかったのですが、そのうちにシジュウカラであることが分かりました。草むらに下りて餌をついばんでいました。。

シジュウカラがいっぱい

  下は、ショウリョウバッタだろうと思います。あまり見たことのないバッタです。

ショウリョウバッタかな?

  森林の下の草原には、一面にトウバナが可愛い花を付けていました。ちょっと見にくいですが、毛羽立つような穂の一部に、淡い紫色の小さな花がついています。一面に広がっているのは美しいですね。

トウバナにチョウ

  下の写真は、真っ赤な実をつけた植物ですが、これまでぼくは見たことがありません。葉に特徴があるのですが、種名はわかりません。

きれいな?

  この樹林公園でたくさんの植物を見たのですが、種が分からない植物が多くあって、生き物の世界の奥深さを感じます。




和光樹林公園のハナミズキに赤い実がなってきれいでした!、

  東京練馬、大泉学園の兄の家に、もう何十年かぶりに遊びに行きました。先週の木曜日と金曜日です。ぼくのすぐ上の兄で、学年が1年上。ぼくは小さい頃は体が弱く、したがっていつも友達からいじめられていたのですが、この兄が何かにつけもぼくをかばってくれたのです。兄は体が大きく強かったので、「弟をいじめたら、俺が許さんぞ!」と言ってかばってくれた、というわけです。ぼくにとっては、頼りになるお兄ちゃんでした。連れ合いと二人で泊めていただいて、楽しく積もる話をしてきました。嬉しかったです。
  その翌日は、練馬区の中央総合公園埼玉県の和光樹林公園が良いところなので、そこにいくとよいと教えてもらって、案内までしていただきました。そこで出会った植物や昆虫をご紹介しましょう。
  下は、中央総合公園の芝生の広場です。良く整備された広い公園で、たくさんの家族連れが来ていました。


練馬区中央総合公園

  保育園児が先生に連れられて、遊びに来ていました。赤っぽい背後の樹木は、サクラです。もう紅葉が始まっているのですね。  

桜の公園

  練馬の中央総合公園と埼玉県営の和光樹林公園とは隣り合っているのです。樹林公園のほうは、まさに自然のままの樹林を大事にした公園です。でも、数年前から樹林を大規模に伐採し、草地を広げましたので、自然のままというわけではありません。でも、たくさんの種類の樹木が生えていて、下の写真のように気持ちのよい森でした。

県営和光樹林公園

  樹林公園に入ってすぐに目に付いたのが、赤く染まった樹木でした。始めは何か分からなかったのですが、近づいてみると、赤いのは実だったのです。ハナミズキでした。真っ赤な実がたくさんついているために、樹木が赤っぽく見えたのです。葉が紅葉したわけではありません。

ハナミズキが赤い

  実は、下の写真のようにびっしりとたくさんついていました。たわわに実るとはこのことを言うのでしょう。

ハナミズキの赤い実1

  アップしてみますと、実は楕円形で、先が黒くなっているのです。数個がまとまっていますので、赤の色が目立つのですね。

ハナミズキの赤い実2

  園内にはサクラの木が多いので、サクラのシーズンは実に美しいのだそうです。下の写真のように、季節はずれのサクラの花が咲いていました。シキザクラなのでしょうか? ところで、サクラと言っても何十種類もありますね。なのに、樹木のプレートには「さくら」としか書かれていないのです。公園の樹木管理のあり方に疑問を感じますね。

桜の狂い咲き?

  ヒガンバナがあちこちに咲いていました。大部分は赤いヒガンバナでしたが、下のように白いヒガンバナがありました。聞いていましたが、ぼくは白いヒガンバナは初めて見ました。

白いヒガンバナが

  下の赤っぽいには、何だと思われますか? コブシの実なのです。コブシは、春に白い大きな花を付けますが、実はこんなふうな姿をしているのですね。ぼくははじめて見ました。実は、写真のように10数個がくっつきあっているのです。こんな実は見たことがありません。

コブシの実が

  下は、マユミの実です。花は見たことがありますが、実を見たのは初めてです。オレンジ色で、面白い形をしていますね。

マユミの実が





いつもの散歩道、フジバカマ、ツルボ、ホトトギズがきれい!

  月曜日に開成地区へのいつもの散歩道を歩きました。秋の花がいっぱい咲いていました。それをご紹介しましょう。
  下はフジバカマです。多くの場合は、白とピンクの花が混じっているのですが、下は白のつぼみばかりですね。まだ咲いていません。葉は対生で、まばらに鋸歯があり、三裂し真ん中の葉が大きい特徴があります。


フジバカマが咲いた

  下は、別の場所で見たフジバカマです。花は咲いていて、それにベニシジミと思われるチョウが蜜を吸いに着ていました。

フジバカマにセセリチョウ

  何年ぶりでしょうか、ツルボの花に出会いました。もうじき花がおしまいになるところでした。ピンクの房状の花がきれいです。何本も群生して生える特徴があるようです。

ツルボが咲いていた1

  下は、別の場所のツルボですが、ピンクが色鮮やかですね。咲いている場所は多くないので、どこにも見られる植物ではないようです。

ツルボが咲いていた2

  ゲンノショウコが可憐な花を咲かせていました。茎や葉には毛がはえており、葉は手の平状に3~5裂します。特徴のある葉ですので、区別がしやすいです。下の写真の花は白で東日本に多く、紅紫色または淡紅色の花は西日本に多いと図鑑には書いてありました。そういえば、別の場所で赤っぽい花のゲンノウショウコを見たことがあります。昔から下痢止めの薬草として用いられていたとのことです。
  ウィキペディアでは、次のように記されています。「根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることからイシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持つ。」と。そういえば、昔子どもの頃、親から苦い薬としてゲンノショウコを飲まされた記憶があります。


ゲンノウショウコが花

  小さいチョウが止まっていました。シジミ類で、おそらくヤマトシジミでしょう。同じく小さいチョウとして、ベニシジミは春から夏によく見かけました。

ヤマトシジミが止まって

  下は、アレチヌスビトハギの花です。これも小さい花で、どこにも生えている雑草ですが、花はきれいです。

アレチヌスビトハギのピンクの花が

  オオマツヨイグサがまだ咲いていました。花期が長いのですね。透明感のある黄色の花弁が美しいですね。

オオマツヨイグサが一輪

  下は、ホトトギスの花です。ホトトギスは美しい花ですので、栽培種として普及していることが多いですね。ぼくに家の庭にも咲いているのですが、栽培種をいただいたものです。ですから、ここのように自然の野山に咲いているホトトギスを見るのは極めて稀なのですね。感激でした。

ホトトギスが咲いた1

  姿かたちばかりでなく、白地に紫色の斑点がある花弁は、見事な美しさですね。

ホトトギスが咲いた2





面ノ木湿地のハバヤマボクチ、マツムシソウ、アキチョウジが美しい!

  ちょっと中断しましたが、面ノ木園地の植物などの紹介を続けます。
  下は、マツムシソウが一輪だけ咲いていました。面ノ木峠の広場のほうにはたくさん咲いていたのですが、この湿地では一輪だけなのです。優雅で美しい花ですね。


マツムシソウが咲いていた

  下は、ハバヤマボクチです。この園地で二年ほど前に初めて出会って、感激したことを思い出します。独特の姿ですね。アザミの仲間ですが、背が高く、色が赤紫色で実に美しいのです。

ハバヤマボクチの花?

  下は、アキチョウジの花です。ぼくは、始めてみる花です。なかなか主名が分からなかったのですが、図鑑を繰っているうちに見つかりました。細長いラッパ状で、下に向いたうす紫色の花は、きれいですね。

アキチョウジの花が1
アキチョウジの花が2

  ツリガネニンジンの花も咲いていました。優美な花ですね。

ツリガネニンジンの花は

  下は、ぼくの大好きなアカシデの木の幹です。大きな木になるのですが、幹の模様が和服の絣模様のようで美しいのです。

アカシデの幹が美しい

  そこに、アカシデの花が残っていました。下の写真は、花というよりは、花の残骸といったほうがよいかもしれません。一枚一枚の枯れ葉のようなものの間に種がつき、それが秋になると散っていくのです。

アカシデの花は

  真っ赤な実のようなものが生っていました。下の写真の植物は、なんというのでしょうか。種を同定できません。赤い実が裂けていますが、中は真っ黒のみがあるのです。その後、知り合いに教えてもらって、マユミと分かりました。図鑑とは大分色が違いますが、葉などはそっくりですので、間違いないと思います。マユミにこんな実がつくなんて知りませんでした。

赤い実は?1

赤い実は?2

  道の真ん中に、アカガエルがいました。前に見たアカガエルは、もっと痩せていたので別のカエルかと思いましたが、図鑑によればアカガエルしかありません。目の付近が黒い帯があって、体が赤っぽくてきれいですね。

アカガエルがいた

  下の昆虫も、種を同定できません。○○の仲間くらいでも分かると、図鑑で調べられるのですが、まったく見当もつきません。細長い足に黒い節があって、羽も細いです。この湿地にたくさん飛んでいました。
  と書きましたが、一読者から、ガガンボであることを教えていただきました。すぐにネットで調べたら、次のように書いてありました。「成虫の形態は(蚊)を一回り大きくしたような感じの種類が多い。ただしカと違い人を刺したり吸血したりすることは無い。また体も貧弱で死骸
もつつけばすぐバラバラになってしまう。飛行速度についても決して敏速ではないが、人口密度の高い地域では身を守るため機敏な場合がある。とはいえ、実際はあまり強い虫ではない。」とのことです。

何の虫か?

   これで面ノ木園地のご紹介は終わります。再度、訪ねたい思いでいっぱいです。



わが庭に咲いた植物、キンモクセイがいい香り! 

     面ノ木園地の紹介をちょっと中断して、わが家の今を紹介しましょう。
  秋になると、夏の間真っ白の花を付けていたノリウツギの装飾花が、ピンク色に染まってくあるのです。それがまた美しいのですね。


ノリウツギの色変わり

  下の写真は、裏の水路脇に生えているわが家のウメモドキです。花も、きれいです。

わが家のウメモドキ

  この二三日、庭のキンモクセイが咲きました。濃厚が甘い香りが一面に立ち込めています。いい香りです。

咲いたキンモクセイ1

咲いたキンモクセイ2

  庭のデッキの片隅に、ミズヒキソウが咲いていました。きれいなのです。

庭にミズヒキソウ

  お隣の果樹園の道路際に、地主のSさんがアサガオの垣根を作りました。ネットを張って朝顔の種を植え、それが今見ごろとなってきたのです。色とりどりで、きれいです。

アサガオの垣根

  その中の、一番きれいなものを一つ写しました。すべてを写していたらきりがないから、一枚だけにしたわけです。

大輪のアサガオ

  その奥の畑には、クルミの実が実ってきました。数年前から植えられていたのですが、実がついたのは初めて見ました。こんな実がなるのですね。果肉を取ると、例のクルミの実が見られるのですね。

クルミの実が

  今はどこでも、イヌタデが満開です。俗に言うアカマンマですね。それがきれいなのです。

一面にイヌタデが

  道端に下の写真のような花が咲いていました。何という花か、分かりません。きれいです。

何の花か??





面ノ木湿地、湿地の草花は美しい! リンドウを見ました!

  面ノ木園地の湿地の植物を紹介しています。
  下は面白い形ですが、オオバギボウシの実です。ここには夏にオオバギボウシがたくさん咲いていましたので、花のつき方から考えてオオバギボウシとしか考えられなかったのです。これも湿地に生える植物ですね。


オオバギボウシの実が

  長命湿地でもそうですが、湿地にはミゾソバが群生しています。ここもそうです。金平糖のような小さな花が咲きます。今が盛りのようです。

ミゾソバ金平糖

  湿地に生える樹木はそう多くはありません。根が水につかると腐ってしまって、普通の樹木は生えにくいのです。ところが、下の写真のウメモドキは湿地にも生えるのです。水っぽい場所を好むようです。湿地の草原に点在する、赤い実をいっぱい付けたウメモドキは、実に美しいと思います。そういえば、ノリウツギも湿地に生えていますね。それは夏に白い花をつけます。

ウメモドキの赤

  下の写真のウメモドキは、葉が少なくて、赤いはなをいっぱい付けたような感じですね。

ウメモドキの赤2

  湿地には秋になると、下の写真のようなアゼスゲが穂を付けます。華やかな花ではないのですが、茶色の穂が美しいですね。

アゼスゲがきれい

  下は、シラネセンキュウという名の花です。湿地や渓流沿いに見かけます。清楚で美しい花ですね。

シラネセンキュウが1

  下は、同じシラネセンキュウだと思いますが、まだ花が開いていないのでしょう。その形が面白いですね

シラネセンキュウが2

  これまでは湿地の花をご紹介してきましたが、ここからは湿地以外の草花をご紹介しましょう。
  下は、リンドウです。作手でも秋になると、道端にリンドウを見かけますが、たくさん群生するというのではなく、ぽつぽつと見られる程度です。面ノ木湿地でもちょっとした丘の上に咲いていました。あまりたくさん見る花ではないので、珍しく感じますね。春は、湿地にはハルリンドウが咲きますし、秋はホソバリンドウが咲きます。いずれも美しい花です。


リンドウが可愛い

  ノコンギクが咲いていました。どこにもある雑草なのですが、花はきれいです。花は薄い紫色であることが多いですが、真っ白の花もあります。下の写真は、紫色のつぼみなのでしょうか、白い花と共存しています。

ノコンギクがきれい

  下は、オミナエシです。オミナエシは夏の花ですが、まだ少しだけ花が残っていました。花期がかなり長いのでしょう。

残ったオミナエシ





面ノ木園地の湿地、ヤマラッキョウ、ウメバチソウ、アケボノソウがきれいでした!

  面ノ木園地の下の方にある、湿地に咲いている草花を紹介しています。
  下の二枚は、フシグロセンノウの写真です。一昨年のもう少し前の季節にきたとき、このフシグロセンノウが群生するほどたくさん咲いていましたが、今回は遅かったようです。ほとんど終わりかけていました。花の色が独特ですね。色の表現は難しいですが、これもそうです。オレンジと一言では言い尽くせないですね。ぼくの経験では、水っぽいところに生えている植物ではないかと思っています。写真には写せませんでしたが、節の部分が黒っぽい色なので、フシグロという名がついたそうです。
  

残ったフシグロセンノウ1

残ったフシグロセンノウ2

  感激したのは、ヤマラッキョウの花に出会ったことです。秋の花なのでまだ早いかなあ、と思っていました。確かにまだ早いようで、つぼみが大部分でした。それでも下の写真のように、美しいのです。湿地にしか咲かない花ですので貴重なのです。

ヤマラッキョウのつぼみが

  しかし、よく見ると咲いているものもありました。下の写真がそれです。たくさんついているピンクのつぼみが割れて、めしべが突き出している姿は、見事な美しさですね。

咲いたヤマラッキョウ

  ウメバチソウも咲き始めていました。でもまだ大部分はつぼみでした。下の写真は、つぼみから花を咲かせるまでのすべてが見えますね。これも秋の花で、これからが見ごろになります。これも湿地にしか咲かない花なのです。

咲いたウメバチソウ1

  白い花はハレーションを起こして強い光が当たるところでは写真に取りにくいのですが、弱い光だったので比較的よく取れました。花の細部がよく分かります。5枚の真っ白の花弁の間に、裏から緑色のガクが見えます。そして、花弁の真ん中にお団子のような突起があり、その脇からおしべがたくさん出ています。ウメバチソウを何度も写しているのですが、こんな詳細な姿を観察できたのは初めてです。

咲いたウメバチソウ2

  もうひとつ感激したのは、アケボノソウを見たことです。これも秋の花で、まだつぼみばかりでした。でも、よく見ると下の写真でも下のほうに花が開いています。これは必ずしも湿地にしか生えていない花ではなく、作手の山の斜面でも生えていました。センブリと一緒に生えていたことを覚えています。、

咲き始めたアケボノソウ

  美しい花で、ぼくの大好きな花のひとつです。下の写真は、花が開いた部分を写したものですが、4枚の花弁の先端のほうに黒の斑点がついているのです。なんと優美な花でしょうか。

咲いたアケボノソウ1

咲いたアケボノソウ2

  やはりキセルアザミが咲いていました。ここは湿地ですからね。でも、もう花は終わり頃で、たくさんは咲いていませんでした。  

キセルアザミ三本






coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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