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自転車置場を作りました! ヒガンバナが咲きました!

  デッキの前の庭に、当初は「温室」のつもりで作ったのですが、7~8年も経つと温室のビニールは破れ、結局は物置になってしまいました。あまりに見苦しいので(写真の右側がそれです)、撤去しよう、ということになったのですが、それでは物置が不足してしまいます。また自転車置き場として裏の作業場(工房)を使っていますので、作業場が使いにくくなっていました。そこで、両方の難点を改善するために、自転車置き場兼物置を作ることにしました。
  できるだけ連れ合いの意見を取り入れながら設計図を描き、必要な材料を買ってきて、一日でその骨組みを組み立ててしまいました。連れ合いは言います、「何日かかけれゆっくりと作るのを楽しめるのに!」と言います。確かにそうなのですが、早く作ってみたいと思うのが物を作る人間の心情なのです! 温室はまだっ撤去していませんが、撤去したら庭が広くなり、家の中から見渡せる景色も広くなり大きく変わるでしょうね。それも撤去する理由なのです。


自転車置き場を作る

  作業しているうちに、ヒガンバナが咲き始めているのに気づきました。毎年決まって、お彼岸の少し前に咲き始めるのです。不思議ですね。

ひがんばな

  また、ツリフネソウが群生しているのにも気づきました。わが庭ではたくさん咲く花なので、これまでは雑草としてどんどん刈っていました。ところが、各地の花の名所では希少な花に数えられているのです。たしかに、群生するときれいですね。

ツリフネソウ2


ツリフネソウ3

  ところで、庭の片隅にヤブランが咲き始めました。薄紫色の花がきれいなのです。庭の水路側とデッキに東側の二箇所に株になって咲いていたのですが、今年は異変が起こっています。

ヤブラン1

  それは、とんでもないところにヤブランが咲いているのです。普通は親のヤブランの周辺に子のヤブランが咲くのでしょうが、今年は家を隔てた反対側の玄関先に、しかも白い花として咲いているのです。遠くに種が飛び散ることはあありうるのでそれほど不思議ではないのですが、色が真っ白というのには驚きです。どこからか外から紛れ込んできた種なのか、それともここの種が芽を出したけれど周囲の植物に取り囲まれて日当たりが悪かったためであるのか、分かりません。おそらく後者であろうと想像しています。

ヤブラン2

  日当たりのよいところでは、下の写真のように紫色の花が咲いているのです。ここでは写真にあるように一本の孤立した花なのですね。昔からあるヤブランは、株立ちしているといったらよいのでしょうか、10数本の花が林立して咲きます。孤立した一本のヤブランが何年もかかって大きな株になっていくのかもしれません。

ヤブラン3

  工房で工作していたら、見慣れないトンボが飛んでいるのを発見しました。姿からしてオニヤンマに似ているのですが、体がずっと小さいのです。オニヤンマのように黄色と黒の縞模様がはっきりしません。図鑑で調べてみたのですが、同定は難しいです。一番近いのは、コサナエです。コサナエだとすれば、絶滅危惧種に指定されている希少な種です。

ヤンマ?

  下の写真の黄色いトンボは何でしょうか。同定は難しいですね。ハラビロトンボのメスかもしれません。。

ハラビロトンボのメス6

  下は、小さなピンクの花の蜜を吸うモンキチョウです。黄色のチョウはあまり多くありませんので貴重ですね。

モンキチョウ1

  池のカエルが面白い格好をして、ネットの間から頭を出していました。トノサマガエルです。

二匹のカエル



  さて、明日から9日間、北海道の旅をしてくる予定です。北海道の紅葉はすばらしいと聞いていますので、それを見に行きたいからです。というわけで、ブログはしばらくお休みします。旅を終えて帰ってきたら、このブログで旅の記録を載せたいと思います。




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いつもの散歩道、イモリ健在! ジャコウアゲハがきれい!

  いつもの散歩道というと、イモリが気になるのです。長い日照りでひあがってはいないか、と心配だったのです。側溝の水溜りにたくさん生息しているのですが、今回も健在でした。正式には、ニホンイモリというのだそうです。日本の固有種ですね。昔は、強精剤としてイモリを焼いて食べたそうですね。腹が赤いので、なんだか気味が悪いですよね。

イモリ健在

  今の季節は、クズの花がいたるところに咲いています。クズの繁殖力もすごいですね。つる植物ですが、延びた先が土に触れるとそこから根が出て広がっていくというのですから、たちまち他の植物を覆ってしまうのです。ですから人手が入らない林縁などに繁茂して、森を覆いつくしてしまっているところを見かけます。散歩道では、急傾斜の川沿いの斜面はほとんど人手が入らないので、そこが繁茂している場所です。これが繁茂するととても厄介です。他の植物が覆われて生きていくことが出来なくなってしまうのです。いわゆるマント群集と言いますね。しかし、花はとてもきれいです。また昔から、クズの根をすりつぶして澱粉を取って食料にしていました。

クズの花

  道端のネットの向こうに、紫色の花が咲いていました。でも、花の名前は分かりません。あまり見かけない花ですね。でも、とてもきれいです。

?何の花???

  下は、ノリウツギの白い花に昆虫が止まっているところを写したものです。この昆虫は何という名でしょうか。図鑑で調べてみてもなかなか特定できません。全体に緑がかっていますので、コアオハナムグリではないかと思いますが、確かではありません。。

何の虫?

  ミスジチョウが飛んでいました。黒地に白い筋が三本あるので、ミスジというのでしょう。かなり大型ですので、コミスジとは違うようです。

なんだろう

  道端のノリウツギの花に、ジャコウアゲハがやってきて止まりそうでした。夢中でシャッターを切った映像の一部が下の写真です。その美しさは見事というしかありません。赤の斑紋がきれいですね。

ジャコウアゲハ4

ジャコウアゲハ5

ジャコウアゲハ6

  下は、ノリウツギの花に止まった、イチモンジセセリです。ノリウツギの花も、真っ白できれいですね。

イチモンジセセリ3





いつもの散歩道 ハグロトンボ センニンソウに出会いました!

  あの暑い時期に、いつもの散歩道を散歩した際に見た生き物たちをご紹介します。
 下は、ハグロトンボだろうと思います。写真で見ると赤っぽい黒ですが、実際に野外で見るともっと黒いです。ひらひらと舞う姿は、美しいですね。

ハグロトンボ

  ハグロトンボは、羽の開き方が面白いのです。飛んでいるときはひらひらとまるでチョウのような飛び方で、何かに止まると時々羽を広げたり閉じたりします。下の写真は広げようとしたときのものです。

ハグロトンボ2

  ハギ(萩)がたくさん咲いていました。下は、葉の先がとがっているので、アレチヌスビトハギだろうと思います。もうひとつ下の写真のほうが良く分かりますね。花のほうは小さくて形が良く分かりません。

ハギの花1

アレチヌスビトハギ

  下は、普通のハギの花です。葉の先がとがっていないで、丸いのが特徴です。これも良く見るときれいなものですね。


ハギ

   下の白い花は、センニンソウと言います。アップしたのがその下の写真です。アップすると、花の形が良く分かりますね。真っ白くて細長い4枚の花弁の中心から、白いおしべがたくさん突き出していて、その形が美しいです。また、つぼみも可愛いですね。図鑑によれば、茎や葉に皮膚にかぶれを起こす有毒物質を含んでいるとのこと。注意しないといけませんね。漢方では根を利尿や鎮痛に用いるそうです。

センニンソウ

センニンソウ2

  下は、ワルナスビの花です。ワルナスビはとげが多く、繁殖力が強いので害草として嫌われます。北アメリカ源泉で、昭和の初期に関東地方南部で気づかれ、その後暖かい地方に広がったといわれます。下の写真の花は白ですが、薄い紫色もあります。

ワルナスビ1

  下の写真は、ワルナスビが群生しているところを移しました。繁殖力が強いので、しばしば群生して草原を覆ってしまうことがあります。

ワルナスビ群生


  オミナエシは前にご紹介したことがあります。黄色い美しい花ですね。下は、オトコエシだと思います。オトコエシは、オミナエシをやや大きくして強そうですので、女(オミナ)ではなく男エシと名づけられたといいます。花の色はは白です。

オトコエシ



Hさん宅雑木林のコナラの巨木にナラ枯れの現象が!!

  ところで、Hさん宅の雑木林に異変が起こっています。湿地の草刈に行ったとき、Hさんが僕を呼んで、「森楽さん、ちょっとこのコナラの根元を見てください。小さな穴があり、根元に木屑が落ちているのですが、これは森楽さんが前に言っていたナラ枯れの現象へはありませんか?」というのです。よく見るとその通りで、岡崎の「自然体験の森」で見たカシノナガキクイムシの被害と同じです。

 ナラ枯れの被害1

  上の写真が幹についた穴で、下の写真が根元に溜まった木屑です。

ナラ枯れ被害2

  大変なことになってしまいました。Hさん宅の雑木林では、写真の木を含めた3本のコナラが食われていることが確かめられています。みな、胸高直径が40cm以上ある巨木です。その媒介昆虫は、カシノナガキクイムシがその正体です。早速ネットで調べてみたら、大変良い参考書が見つかりました。下のサイトをクリックしてみてください。

独立行政法人 森林総合研究所 関西支部編
「ナラ枯れの被害をどう減らすか―里山林を守るために―」


  とてもよく調べられているのに驚きました。ナラ枯れは、関西方面で1990年代から始まり、今、北陸・中部地方の日本海側へと被害が拡大しているそうです。詳しくは上記の文書を読んでいただくとして、ナラ枯れの原因は、この昆虫に寄生している菌が樹木に入り込むことによっておこる伝染病なのだそうです。この昆虫が入り込んだコナラなどのカシ類はみな枯れてしまうのですから、ことは重大です。コナラは日本の雑木林を構成する樹木のうちもっとも個体数が多い種ですから、それがみな枯れてしまったらどうなるのでしょうか。
  被害が広がっているのは、細い樹木よりも大径木に多い傾向があると言います。ということは若い木ではなく老木で、勢いが衰え始めている樹木が狙われているのではないかと思います。1960年代から始まった石油革命によって、放置されるようになった日本の雑木林では、コナラが巨木化し、老齢化しています。雑木林の大部分が60年以上放置されたままですので、コナラは大きくなり放題です。そういう意味では、ナラ枯れは起こるべくして起こった現象とも考えられます。


  数年前、富山県のほうで熊の出没が大きな問題となりました。その時にある人が、「山で起こっているナラ枯れ(コナラやミズナラ)によって、クマの食べ物であるドングリが減少したために、クマが里に下りるようになって被害が大きくなったのではないか。」と言っていることを思い出しました。確かにそういう側面があると思いますね。クマに限らず、リスなどの野生生物にとってドングリは大切な食料ですから、生態系への影響は大きいと考えるべきでしょう。
  Hさん宅雑木林におけるナラ枯れの被害が拡大しないようにと、祈るばかりです。

  さて、わが家の前の田んぼの稲刈りが始まりました。たわわに実った稲穂の黄色が目に染みるほどです。日本の田園風景で、もっとも美しい季節ですね。下の二枚は、わが家の二階から撮った写真です。

稲刈り1

稲刈り2

  台風前は、長い間の猛暑と日照りが続いていましたねおそらくそのためと思われますが、わが家の庭の真ん中にあるカツラの木が黄葉を始めたのです。そして、ばらばらと落葉していきました。秋の黄葉はまだまだ先で、11月の終わり頃なのです。

カツラ黄葉

  シラカバも葉がどんどん散っていて、葉が少なくなってしまいました(下の写真)。一月近く猛暑と日照りが続きましたので、そういう危機のときには、落葉樹は葉を落とすことによってエネルギーの損出を防止するのでしょうね。

シラカバ落葉

  散った落ち葉が庭に積もっています。すごい量なのです。

カツラ落ち葉

   ところで、猛暑の頃は仕事をする気になれず、長命湿地の伸び放題になった草を刈る作業を避けてきましたが、台風が来て多少涼しくなったので、道沿いの草 を刈りました。雑木林の中の小道と湿地の中の木道の周りを刈ったのですが、木道は草で覆われて見えなくなるほどでした。すごいのはヨシです。背丈が2m近 くなりますので、周りが見えなくなってしまうのです。下の写真は、中央部の刈った所ですが、それでもまだ木道が見えてきませんね。

草刈1

  下は、中央部の東西方向の小道です。これも、木道が見えませんね。

草刈2

  下の写真は、南の水路沿いの道です。
  かくしてようやく、何とか通り抜ける小道が確保できた、というところです。雑草はすごいですね。この真夏、10日間ほどすると雑草が伸び、長靴でないと歩けなくなるほどです。この秋にもう一度刈らないとならないかもしれません。


草刈3

 

久しぶりに庄ノ沢湿地へ、秋の花が咲いていました! ミズギク真っ盛り!

  久しぶりに庄ノ沢湿地に行ってみました。秋の湿地の植物が咲いているかを見たかったからです。
  咲いていました。下の写真のように、ミズギクが一面に咲いていました。これほどたくさん咲くと、見事というほかはありません。作手のほかの湿地ではほとんど見たことがありませんので、庄ノ沢湿地はミズギクの宝庫なのですね。

ミズギク群生は

  アップしてみると美しいですね。

庄の沢湿地のミズギク


ミズギク2

  コオニユリも咲いていました。。去年はもっとたくさん咲いていたのですが、今年は1本しか咲いていませんでした。年による変動は仕方がないのかもしれません。

コオニユリ1

  下の写真の花は、オモダカです。葉を見るとすぐに分かるのですが、小さい花ですので花をアップしてしまいますと葉が見えませんね。

オモダカの花

  湿地のトンボ、ハラビロトンボが枯れ草の先に止まっていました。これはオスです。

ハラビロトンボ6

  ヒメシロネの花がたくさん咲いていました。葉のつき方が対生で、その根元に白い花を付けます。これは湿地にしか咲かない花で、湿地ならばどこにも見られます。

ヒメシロネ2

  下はサワヒヨドリです。この湿地でもそうですが、花の色は白からピンク、赤までいろいろあります。これは、赤の強い色をしていますね。

サワヒヨドリ2

  サワギキョウも咲いていました。いつ見ても、濃い紫色が美しいですね。栂池高原の湿地にも咲いていましたので、温度に対して幅広い耐性があるのでしょうね。

サワギキョウ7












久しぶりにわが庭の植物たち カボチャとトウガンが美味しかった!

  今度は、わが家の庭のことを話題にしましょう。

  タカサゴユリが咲きました。下の写真は、それにイチモンジセセリが止まっているところを写しました。真っ白の花がきれいです。


タカサゴユリにイチモンジチョウ

  ヤブランも咲き始めました。紫色の花がとてもきれいです。どこにも咲いていると思っていたのですが、なかなか見られません。

ヤブランが咲いた

  デッキから庭の出入り口付近に、ミズヒキソウが大きく枝を張って咲き始めました。そのため、人間の出入りがしにくくなりました。枝枝に小さなたくさんの花がつきますね。真っ赤でとてもきれいなのです。花に色が黄色なのは、同じ仲間のキンミズヒキですね。


ミズヒキソウ

  庭の入り口付近のアサガオがきれいに咲き始めました。実に美しい色合いですね。

アサガオが咲いた

  大分前に近所のMさんからゴーヤーの苗をいただきました。デッキの前の畑にネットを張って植えてのですが、そのうちの一本が大きく成長して実を付けています。大分経った頃にMさんが「肥が足りんですよ、ゴーヤーが悲鳴を上げているくらいですよ」と言われて、早速牛糞などの肥料を入れました。その結果、一本は元気になりましたが、もう一本は回復しませんでした。また、日照りが長く続いたときには大分弱ってしまったのですが、一晩中、水道の水をたらし続けたら元気になり、次々と実を付けます。今は、食べきれないほどです。Mさんに感謝ですね。

ゴーヤーがなった

  植えたわけではないのに、今年は畑にカボチャトウガンが一杯繁茂しているのです。捨てた種から生えてきたのでしょう。中央の畑に3本くらい、デッキ前の畑に1本生え、大きな葉を伸ばしてどんどん広がっています。僕たちはカボチャやトウガンを栽培したことがなかったので、実がつくまで種類が分かりませんでした。そのうちに、ちゃんとカボチャが実をつけるようになって、カボチャだということが分かったのです。10cmくらいになったカボチャを採って食べたら、とても美味しいのです。下の写真は、デッキの前の畑になったカボチャです。

カボチャが生った

  同じデッキ前の畑に、トウガンがなってきました。デッキ前の畑にはゴーヤーのためのネットとアケビのためのネットが張ってありますので、それに絡み付いて、トウガンやカボチャが上に這い上がってしまいました。大きなトウガンが吊り下がっている様子はトウガンの幹を痛めてしまいそうで、大きくならないうちに採って食べました。やはり美味しいのです。


冬瓜

  トウガンもカボチャも、花は大きくて黄色です。特にトウガンの花は大きく、直径が10cmくらいあります。下の写真は、トウガンの花にイチモンジセセリが蜜を求めて群がっているところを写しました。

冬瓜の花

  作物といえば、畑のニラに花が咲きました。真っ白い花でとてもきれいです。ニラにこんな花がつくなんて、ほとんどの人が知らないでしょうね。

ニラの花

  9月に入り、家の前の田んぼがいっせいにに色づいてきました。今は黄色がまぶしいくらいです。この季節は、田舎がもっとも輝くときですね。稲穂を見る限り、今年も豊作のようです。

稲穂











長命湿地はクモだらけ! いろいろのクモがいます!

  長命湿地で、しばらくぶりでヒメウラナミジャノメというチョウに出会いました。蛇の目と裏の模様がきれいなのです。

ヒメウラナミジャノメ


  今は9月中旬に入ったところですが、真夏はわが家も長命湿地もクモの巣だらけです。小枝を持ってクモの巣をはらっていかないと、顔にクモの巣がかかっていやな思いをします。そして払うたびに、クモを観察するのですが、いろいろ種類がありそうです。
   下は、ジョロウグモのオスのようです。メスは腹が大きくて黄色がかっています。

コガネグモ2

  下もジョロウグモのオスでしょう。

コガネグモ3

  下は、2匹のクモが見られますが、手前はジョロウグモのメスではないかと思います。背中が黄色っぽいからです。奥のほうのクモはよく分かりません。色が違いますので、別の種だと思います。

コガネグモ4

  下の写真のクモは、明らかに別の種ですが、よく分かりません。ユウレイグモかもしれません。

コガネグモ6

  下は、アシナガグモだと思います。体が細くて足が長いですね。。

コガネグモ7

  クモは小さい昆虫ですので、撮影が結構難しいのです。もう少しアングルを変えて撮影するとよいのですが、湿地の中ですのでなかなかうまくいかないのです。

ヨシの穂3  

  上も下も、ヨシの穂を写したものですが、穂が出てきました。出初めだと思います。出始めは下のように赤っぽくてまだ立っていません。成長すると上の写真に用に立ってくるのです。赤っぽさも消えます。

ヨシの穂4

   この湿地では6月に全面的にヨシを刈ったのですが、そのうちすぐに新しいヨシが生えてきて湿地を覆ってしまうのです。その繁殖力はすごいものです。今サワギキョウなどのきれいな花が咲いているのですが、ヨシに隠れてしまってよい状態で見ることが出来ないのです。そこで、木道の周辺だけでも刈っておこうと実行しました。それは、次回に報告しますね。  


しばらくぶりの長命湿地、サワギキョウ、サワシロギクが最盛期!

  白馬・戸隠の旅をブログに載せ始めてから、全部で19回にもなりました。19日間続いたことになります。長すぎたかもしれませんね。しかし、このブログはボクの忘備録と思って書き留めているので、小さな記録も大事なのです。写真が中心ですので、毎回10枚以内で収めています。というのは、昔は一度の掲載できる写真が限られていたこともあり、また、あまりにたくさんの写真を載せて長くなるよりは、短くして印象的にしたいと思っているからです。

 ところで、その間もこの作手地方の自然の写真を撮り続けていますので、その報告が長くお休みの状態になっていました。再び、この地方の自然の話をすることにしましょう。

  気になるのは、長命湿地です。20日間の間に、だいぶ変化が現れました。8月末からサワギキョウが咲き始め、今が真っ盛りです。昨年は湿地の中央部にしか見られなかったのですが、北部の森の中にも数本の花が見られました。

長命湿地のサワギキョウ  

  今、最盛期を迎えているのは、下の写真のサワシロギクです。これも湿地の中央部に多く咲いています。


サワシロギク


  もうひとつ大きな変化が、キセルアザミが咲き出したことです。花が横を向いたり下を向いたりするところがキセルに似ていることから付けられた名前ですが、下を向いている花を正面から写真を撮るのは難しいのですよ。分布しているところは、湿地前面にわたっています。

キセルアザミ1

  下の写真の花は、南の水路の近くに群がって咲いていた小さな花ですが、名前が分かりません。あまり見かけない花ですね。三枚の花弁をもつ植物なんて、ほとんど知りません。

分からない種?

  チジミザサに花が咲き始めました。湿った地面に這うように繁殖する笹の一種で、写真にぼけて見えるように葉が波打つのが特徴です。花は小さくて白いのですが、その先から赤い針のようなものが見えます。おしべかめしべなのでしょうね。

ツジミザサの花

  下は、ダイコンソウの花です。五枚の黄色くて丸い花弁が特徴ですね。そして、花が終わると毬栗のような球果がつきます。花の右にありますね。

ダイコンソウの花

  下は、ミゾソバの花です。まるで金平糖のようですね。この湿地では今が盛りです。どこでも繁茂してしまい、他の植物を衰退させているのではないかと心配しています。

ミゾソバの花

  よく見ていたら、ミゾソバの葉が紅葉しているものがありました。だからよく目立つのです。

紅葉したミゾソバの葉

  また、湿地の中央部に、ミズオトギリがたくさんつぼみを付けています。

ミズオトギリの花

  下は、コバノカモメツルの花です。ツル植物で、ヨシなどに絡まって咲いているのです。それにしても、変わった姿の花ですね。忍者が持つ手裏剣の形を歪ませたようです。

コバノカモメツル3



















 

白馬・戸隠の旅、最終回 戸隠森林植物園 アサギマダラが!

  今回の白馬・戸隠高原の旅の最終回です。戸隠高原の最後の映像を楽しんでくださって、旅を締めくくりたいと思います。

   宿のすぐ北に「戸隠森林植物園があります。そこの学習館を見学した後、園内を散歩しながら植物や昆虫を見ました。早朝の朝食前にだいぶ歩いたので、疲れが溜まっていて長時間観察をすることが出来ませんでした。学習館も戸隠高原の自然がとても分かりやすく展示されており、勉強になりました。

森林植物園

  古道の奥の院に行く道で見た、ソバナが明るい太陽の下で咲いていました。淡いむらさき色がきれいですね。。

ソバナの花

  マツムシソウも咲いていました。面ノ木園地でたくさん咲いていたのを思い出します。

マツムシソウ1

  白馬五竜で一面に咲いていたカライトソウが、わずかに咲いていました。五竜高原のカライトソウのように色鮮やかではありませんでした。花も終わりの頃なのでしょう。

カライトソウ2

  園内に小さな池があって、とても素敵な風情を漂わせているのです。水辺があるせいか、いろいろの種類のチョウが飛んでいました。

鏡池


  姿かたちからすれば、下のチョウはジャコウアゲハだと思います。タテヤマアザミの蜜を吸いに着たのでしょう。

ジャコウアゲハ?

    下の写真のチョウは、明らかにジャコウアゲハではないですね。 判別しにくいですが、ミヤマカラスアゲハではないかと思っています。羽の色が、実に美しいですね。

ジャコウアゲハ2

  下のチョウは、ヒョウモンチョウの仲間であることは確かですが、種を特定できません。

ヒョウモンチョウ1


  大変驚いたのは、アサギマダラを発見したことです。琉球列島など南のほうで発生したあと、風に乗って日本にやってくる不思議なチョウとして有名ですね。実に美しいチョウです。これまでに、作手や岡崎のほかに、御嶽山でも見たことがあります。というわけで、必ずしも数が少ないわけではありませんが、ここで出会えるとは思っても見ませんでした。

アサギマダラ1

アサギマダラ2


  もっと時間があれば、そして体力があれば、もっと広く戸隠高原の山々まで歩いてみたいと思いました。すばらしい自然ですね。

  思えば、姫川源流自然園の湿原に驚きの声を上げ、白馬五竜の高山植物に歓声を上げ、栂池自然園の湿原に広がる高山植物
に魅入られた旅となりました。そして、戸隠高原の自然に触れて、思う存分に高山植物や湿地の植物に出会うことが出来ました。僕にとって、驚きの体験になりました。またいつか、別の季節にここを訪ねたい、という強い思いに駆られています。

戸隠高原越水湿地、タテヤマアザミ、バイケイソウがきれいでした!

  戸隠高原の越水ロッジ前の湿地の草花を紹介していますが、その続きです。

  下の写真に僕らが泊った越水ロッジが写っています。湿地全体の広さの三分の一くらいが写っていますので、さほど広くはありません。ハンゴンソウの黄色が目立ちますね。  



湿原と越水ロッジ

  下の写真の手前には、タテヤマアザミが写っています。奥のほうにはハンゴンソウが、左手手前にはマルバタケブキが見えますね。

タテヤマアザミ2

  下は、タテヤマアザミをアップしたものです。美しいですね。左手の楕円形のものは、つぼみなのでしょうか。
  
タテヤマアザミ3


  下の写真には、サワギキョウが写っています。その周囲にある黄色っぽい植物は、ヤマドリゼンマイです。両方とも作手の長命湿地にありますので、おなじみですね。

サワギキョウとヤマドリゼンマイ2

  バイケイソウがきれいに咲いていました。

バイケイソウ2

  下の写真の植物はなんだろうと、初めはわからなかったのですが、図鑑を見ているうちに、アブラガヤと分かりました。カヤツリグサ科の一種ですね。湿地にしか生えません。

アブラガヤ

  ワレモコウがあまりに美しかったので、アップで写しました。

ワレモコウのアップ

  驚いたことに、ここでもヤチトリカブトが美しい花を咲かせていました。栂池自然園で始めてみて、感激した花です。

ヤチトリカブト4

   下の写真の花がひっそりと咲いていたのですが、種名は分かりません。まだつぼみなのでしょうか。

分からない

  始めに赤紫色のツリフネソウの花をご紹介しましたが、下は同じ仲間のキツリフネです。赤紫のツリフネソウはしばしば見るのですが、キツリフネはめったに見られない希少種です。

キツリフネ

  次回は、戸隠高原の「森林植物園」をご紹介して、旅のご報告の最終回としようと思います。



越水が原の湿原の植物たち、ハンゴンソウ、マルバタケブキがきれい!

  戸隠高原で僕らが泊った宿は、越水が原というところ。ラッキーなことに、その宿の前が湿地となっていて、貴重な植物がたくさん見られたのです。1㌶くらいはあるでしょうか、それほど広くはありません。それらをご紹介することにしましょう。
  下は、栂池高原でも見られましたが、ハンゴンソウです。背が高く黄色が鮮やかで、とてもよく目立ちます。この湿地に一面に生えていてきれいです。


オオバンゴンソウ

  ここでも、ヤナギランが出迎えてくれました。優美な花ですね。

ヤナギラン4

  ワレモコウもたくさん咲いていました。穂先が真っ赤の花の集合なのです。よく目立ちますね。

ワレモコウ2

  下の白い花は、ミヤマセンキュウだろうと思います。無数の真っ白の花の集合からなっています。

ミヤマセンキュウ3

  アップすると、たくさんの花の集合であることが分かりますね。

ミヤマセンキュウ4

  下の黄色い花は、マルバタケブキという種です。左側はまだつぼみの段階ですが、それが咲くと、写真の奥のほうや次の写真のようになります。鮮やかな黄色が美しいです。

マルバタケブキ1

マルバタケブキ2

  下は、ヒヨドリバナではないかと思います。サワヒヨドリあるいはフジバカマではないかとも思ったのですが、茎から数本の枝が出てその先に花がつきます。サワヒヨドリやフジバカマは枝が少なくすぐに花穂になるようの思います。湿地に咲く花です。

ヒヨドリバナ

  また、変わった姿の花もあるものですね。下の写真の花は、楕円形の玉を筒模様に花弁があり、その脇から真っ白いおしべが何本か出るのです。玉の先からは、糸のようなものが出ています。ナンバンハコベと名札が付けられていました。

ナンバンハコベ1

ナンバンハコベ2

  まだまだありますが、この続きは次回といたしましょう。

 





戸隠高原 その1 戸隠古道を歩く! シラヒゲソウが美しい!

  この旅は、一泊目に「鬼無里の湯」という宿に泊りました。ぜひとも行ってみたいところがあったからです。「奥裾花自然園」というミズバショウの名所がありまして、友人に勧められていたのです。今はミズバショウの季節ではありませんが、それなりの自然を見ることができるだろうと思ったからです。ところが、宿の主人によると、10日ほど前の豪雨で山に地滑りが発生し、山への立ち入りが禁止されていたのです。というわけで、残念ながら、そこに行くことが出来ませんでした。
  二日目の宿泊は、白馬から東のほうに車で約1時間で行ける戸隠高原。早朝に目が覚めてしまったので、朝食前に宿(越水ヶ原)からすぐ近くにある戸隠神社奥の院まで、古道を歩いてみようと思い立ちました。戸隠山は古くから信仰を集めており、戸隠神社から奥の院への道は信仰の道、古道で有名です。全部歩いたら相当な距離と時間になるので、一番奥の部分だけを歩くことにしたわけです。国土地理院の「地図閲覧サービス」を利用して地形図を見たところ、標高1200m前後でした。白馬よりは低いですが、高原状の地形で、良いところです。


ツリフネソウ群生

  古道は、森の中を走っています。見事な巨木が立ち並ぶ森はすばらしいのです。途中の道端に、ツリフネソウが群生していました。後でお見せしますが、黄色の花のキツリフネも咲いていました。
  下の写真は、古道の風景です。舗装していない道路はとても歩きやすいのです。ところどころに石塚があって、信仰の道であることを忍ばせます。ちょうどこの付近から戸隠連山の全貌が見えるはずなのですが、あいにくの曇りでまったく見えませんでした。


戸隠神社古道

  奥の院入り口の駐車場の奥には、シラカバ林が広がっていました。もう少し標高が高くなると、ダケカンバの森になるのです。

シラカバ林

  古道から見える針葉樹は、ツガです。ツガの巨木がたくさん生い茂っていました。


ツガの巨木

  古道の中で、珍しい花に出会いました。下の写真がそれです。シラヒゲソウと言います。暗い森の中の側溝に生えていたのです。なんという美しさでしょうか。花弁の周囲にひげがたくさんついており、花弁の中に丸い穴が開いています。中心部からは先端が灰色のめしべが伸び、また、黄色のおしべが伸びています。奇怪な姿ですね。

シラヒゲソウ2

  周囲の森を見ると、トチノキの巨木がたくさんありました。

トチノキなど

   下も暗い古道で写した花で、ソバナです。これも低地では見たことのない種ですね。とても優雅な花ですね。

ソバナ

  下は、種名は分かりません。変わった花のつき方ですね。

分からないです

  奥の院入り口の門にたどり着きました。茅葺屋根の立派な門ですね。素朴さを感じます。

奥の院入り口の門

  その奥の古道は、両側に杉の巨木が並木となっていて壮観です。

奥の院への杉並木

  早朝の約1時間半の散歩でしたが、さわやかな空気と巨木の森の中のすばらしいひと時でした。

栂池自然園 その8 花たちのアップ写真! 高山植物とは?

  栂池自然園をご紹介してきましたが、ここだけで8回、これが最終回です。広い湿原にたくさんの花が咲いている風景はすばらしいものでした。

栂池の湿原

  ほかの地域でも紹介してきましたので省略しようと思ったのですが、下の写真のようにサワギキョウもたくさん咲いていました。大きな群落を作っている場所もたくさんありました

サワギキョウ2

  最後なので、帰り道にこれまでに撮影した植物を、こんどはマクロレンズでアップして写してみたらどうなるだろうか、と思ったわけです。
  下は、サラシナショウマのアップ写真です。小さな白い花の集合している状態がよく分かりますね。
サラシナショウマのアップ

  さらに大きくアップすると、下のようになります。

サラシナショウマのアップ2

  下は、オニシモツケをアップしたものです。小さい花が無数に集合しています。紅いポチポチはめしべでしょうか?

オニシモツケのアップ

  下は、ヤナギランの花のアップ写真です。美しいですね。

ヤナギランの花のアップ

  下は、ミヤマシシウドを写しました。茎の先端からです花穂の茎の曲線がきれいですね。

ミヤマシシウド2

  ミヤマシシウドが開く前の姿が分かる株がありました。それを写したものが、下の写真です。写真左下のつぼみの中に、中央の玉のように皮が剥けて花穂が現れます。それが開くと一人前のミヤマシシウドになるというわけです。面白いですね。

ミヤマシシウド3

   これまでにたくさんの高山植物を見てきました。日本の中央高地では、標高1500m以上の亜高山帯以高に生える植物と考えられています。考えてみれば、高山という環境は植物にとって大変厳しいところですね。高山は冬に雪が積もります。しかもその冬は長く、一年の三分の二は雪に埋もれてしまいます。その間、植物は光合成が出来ません。短い夏の期間(6~9月)だけ積雪から解放されて光合成が出来ますが、低地に比べて気温が低いために成長が遅くなります。生育期間は4ヶ月ほどしかありません。さらに、高山は急峻な地形の場所であり、水はけがよくて土壌水分が不足しがちです。こんな環境の下で生きていけるだけの能力を持つ植物だけが生き延びるわけです。珍しい種が多くなるのは当然ですね。

 北海道の礼文島に行ったことがありますが、そこでは中央高地にある高山植物が、標高300m以下の低いところにたくさん生えています。植生帯は高緯度ほど低くなるので、中央高地の亜高山帯が北海道の北端では0mとなるわけです。ちなみに本州最北端の青森では、標高1000mくらいが亜高山帯になります。

 高山植物とは高い山にしか生えない植物としか考えていなかったのですが、必ずしも高山とは限りませんね。たとえば、サラシナショウマ、コバイケイソウ、サワギキョウ、オオバギボウシ、ミズバショウなどは低い地域でも生えていますよね。これは、その植物が、温暖な地方でも寒冷な地方でも生きていられるような性質、あるいは乾燥したところでも湿ったところでも生きていられるような性質、いわば環境耐性の幅が広い植物たちです。

  高山という条件に加えて、栂池自然園の大部分は、湿原の環境です。高山地域で水が溜まる、あるいは停滞するような場所は、平坦な地形のところしかありません。高い山の中に平坦な場所があることは極めて稀です。火山の凹みとか、かつて氷河によって削られて平坦化したところなどしかありません。栂池の場合は、かつて氷河作用によって削られた場所ではないかと思います。その意味で、高山にありながら湿原の環境を保っていることが、栂池自然園の高山植物の多様性を際立たせているのだと思います。

  このような自然を大事にし、子孫に残して生きたいですね。


  次回は、戸隠高原の自然をご紹介しましょう。


栂池自然園 その7 チングルマの大群落が!

  素晴らしかったのは、チングルマの大群落に出会ったことです。チングルマといえば高山植物としてよく知られている種ですが、古の昔、山で見たことがありました。どこだったか思い出せません。それ以来の出会いでしたので、感激でした。

チングルマの群落

  この写真は、チングルマの花を写したのではありません。花は、春に咲き、毛のようになった状態は真夏から秋になり、それを写したものです。花は白い花弁に黄色いめしべとおしべが目立つ花で、一面に咲くときれいなのです。夏には羽毛となって飛び散ります。その羽毛の状態も、実に美しいのです。

チングルマ3

  色がかなり赤い羽毛もありました。それがきれいですね。

チングルマ4

  それから、ニッコウキスゲです。夏の高山植物を代表する種ですが、ほとんど終わりかけていました。わずかに残っていた花を写したのが、下です。三つ写っていますが、上のほうはしぼみ始めています。

ニッコウキスゲ

  かろうじて保たれている一番下の花を、アップして写しました。きれいですね。

ニッコウキスゲアップ

  イワショウブセセリチョウが止まっていました。今、セセリチョウがたくさん出ていますね。これだけの花園です。花の蜜はふんだんにありますので、それに群がるのですね。。

イワショウブにセセリチョウ


  下の花の写真はきれいなのですが、種名はわかりません。まだつぼみのようで、咲いたらもっと美しいでしょうね。

何でしょう??

    下は、ミソガワソウです。地味花のようですが、よく見ると優雅な美しい花ですね。

ミソガワソウ

  下の写真の花は、オヤマリンドウだそうです。まだつぼみのようですが、花が開いたら美しいでしょうね。

オヤマリンドウ

  オオレイジンソウを写したのが、下の写真です。これも名前のとおり、優雅で上品な花ですね。。

オオレイジンソウ






栂池自然園 その6 クルマユリ、タテヤマリンドウがきれい!

   驚きの連続ですね。栂池自然園の植物たちの種類の多さ、個体数の多さに驚かされます。
  つづいて、さらに多くの種類の植物をご紹介しましょう。下は、クルマユリです。写真にあるように、下の方にある葉は、10枚くらいの葉が輪生するのがコオニユリとの違いです。強烈なオレンジ色がよく目立ちますね。


クルマユリ5

クルマユリ6

  下は、オオバミゾホオズキです。黄色いラッパ状の花が特徴です。。


分かりません6

  しばらく行ったところに、「風穴」と称される場所があったので行ってみました。小さな小山があるのですが、その頂上付近に穴があって、中に雪が積もっていました。その中から吹いてくる風が冷たいのです。ヒヤーとします。というわけで、地下の空洞から風が吹いてくる場所、それが風穴なのでした。

風穴1

  そこには温度計がおいてありました。写真で見るように、4℃を指しています。そのときの気温はおそらく20℃くらいだったと思いますので、いかに冷たいかが分かりますね。

風穴2

  その近くに、大きな葉の真ん中に、美しい花が咲いていました。キヌガサソウです。葉の直径が50cmくらいありますので、真ん中の花もかなり大きいのです。、

キヌガサソウ4

  アップすると、9枚の白い花弁の真ん中に、緑色の玉があり、その頂点にオレンジ色のめしばがついています。そして、まわりに薄い色のおしべが取り巻いています。美しい花ですね。

キヌガサソウ5

  下の2枚の写真はタテヤマリンドウを写したものです。清楚で美しい花ですね。僕らが住んでいる地方では、ハルリンドウは春、ふつうのリンドウは秋に咲きます。しかしこのリンドウは、真夏に咲くのです。高山にしか、しかも名前からしてこの地方の固有種なのでしょう。

タテヤマリンドウ2


分からない???

  下は、周辺の斜面に生えているダケカンバの森を写したものです。ダケカンバは幹が白っぽいのですぐに分かりますね。ダケカンバは落葉広葉樹で緑色、黒っぽく見える針葉樹はコメツガです。だいぶ雲が降りてきて上のほうは見えません。


ダケカンバの森





 

栂池自然園 その5 ヒオウギアヤメ、ワタスゲの大群落が一面に!

  自然園の植物たちの種類の多さに圧倒されます。しかも、個体数が多いのです。続きをご紹介しましょう。
  下はイワショウブです。およそ三段に花がつきます。一つ一つの花は6枚の白い花弁におしべの先には小さいオレンジ色がつきます。実に清楚な花ですね。この花も園内にたくさん咲いていました。 


白いイワショウブの花

  前にオニシオガマの花をお見せしましたが、それが一面に群生しているところを写したのが下の写真です。ただお見事としか言いようがありませんね。

  オニシオガマの大群落

  下は、ヒオウギアヤメです。普通のアヤメとどこがどういう風に違うのか、僕はよく知りませんが、図鑑ではアヤメは乾燥した草原に咲くのに対して、ヒオウギアヤメは北方の湿地に生息すると書いてありました。やはり中部地方では高山の湿地にしか生えないのですね。実に美しい姿の花です。


ヒオウギアヤメ

  前にヤチトリカブトの写真をお見せしましたが、下の写真のような立派なトリカブトの花が咲いていたので、再びお見せします。

ヤチトリカブト3

  下は、クロバナロウゲという種です。寒いところの湿地に生息する種だそうです。高山の湿地でないと見られないのですね。

クロバナロウゲの花

  下の写真にみる白いものは、何だと思いますか? ワタスゲの群生です。中部地方以北の高層湿原に生える種だそうです。これを見たときは驚きました。群生といっても、湿地の大部分を遠くまで一面に覆っているのです。なんという美しさでしょうか。

ワタスゲの大群落

ワタスゲの大群落2

  アップした写真が、下です。羽毛状の白い穂が先端についていて、花期が終わると綿毛が飛び散って種子を散布します。

ワタスゲ

  下の写真の花は、カラマツソウだろうと思います。高山の草原に生える種だそうです。花弁がなく、おしべが放射状にでて、まるで花火のようですね。きれいです。

カラマツソウ

 下の写真の花はきれいなのですが、名前が分かりません。 

分かりません7











栂池自然園 その4 オタカラコウ、モウセンゴケの大群落!

  先回は栂池自然園の入り口付近をご紹介しましたが、さらに奥に入ったところの花園をご紹介します。
  木道を歩いていて、下の写真のように巨大な葉をもった植物がありました。初めはどんな植物か分からなかったのですが、下の写真の実を見て分かりました。ミズバショウです。この地方はミズバショウの名所が各地にあって、雪解けの頃に大群落ができることを知っていたのですが、これがその名残であることに気づかなかったのです。湿原を見渡すと、いたるところにこの大きな葉が生えているのです。雪解けの頃、5~6月にはすばらしい光景が広がっていたのでしょう。でも大きな葉の中に実が見えるのは数が少ないのです。鹿や熊に食べられてしまったのでしょう。これは、彼らの大好物だと聞きました。


ミズバショウの実

  湿原のところどころに潅木が生えています。下は、ダケカンバの根元を写しました。太い幹がくねくねと曲がっています。それは、雪の圧力で曲げられてしまった結果です。その前に、オタカラコウが生えていますね。

ダケカンバの根元

  オタカラコウと言えば、園内のいたるとことにオタカラコウの群落がありました。下の写真がそれですが、オタカラコウの黄色い花がだいぶ終わりかけていることが分かります。そして、バイケイソウの花穂がまっすぐに伸びていますが、そのの花が終わっていることが分かります。花の最盛期にはさぞかし美しかったことでしょう。背後には、オニシモツケとシモツケソウの花が満開ですね。

オタカラコウとバイケイソウの群生

  オタカラコウは、大きな丸い葉のなかから長い花序を出して、黄色い花を付けます。左手の葉は、バイケイソウの葉です。

オタカラコウの花

  驚いたのは、モウセンゴケの群生です。ご存知のように、モウセンゴケは食虫植物で、湿原に生息する希少種です。それが下の写真のように一面に群生しているのです。写真では狭い面積が写っているだけですが、実際はもっと広いのです。

モウセンゴケの群生

  下の写真のように、地面にびっしりと生えています。美しいですね。

モウセンゴケ3

  今回初めて、モウセンゴケの花を見ました。作手の湿地にもモウセンゴケは生息しているのですが、偶然花の時期を逃していました。下の写真のように、白くて清楚な美しい花ですね。直径1cmにも満たない小さな花です。ホントは、地面に接している葉と花とを一緒に写したかったのですが、花は20cmくらい伸びだしてその先端に付きますので、両方をいっぺんにピントを合わせることが出来ないのです。

モウセンゴケの花

  下の写真も小さな花ですが、ミヤマキンポウゲだそうです。高山植物として、よく名前を聞きますね。

ミヤマキンポウゲ?

  お花畑の様子を、振り返ってみたのが下の写真です。ビジターセンターとヒュッテの建物は、湿原と森の中に溶け合うように調和していますね。

自然園ビジターセンター

  次回は、さらに珍しい植物たちをご紹介しましょう。


栂池自然園は天国の花園! ヤチトリカブト サラシナショウマなどに感激!

  ようやく、栂池自然園にたどり着きました。これまでは、予行演習というか、本番前の準備というか、高山植物の美しさに圧倒されたひと時でした。下は、自然園入り口付近の写真ですが、奥のほうに草原が広がっていますが、それが高山植物のお花畑です。手前にはビジターセンターやヒュッテがあります。

自然園入り口

  自然園に足を踏み入れた途端、目に入ってきたのは下の写真のような光景です。白い花、ピンクの花、紫色の花、まさに色とりどりの花々が一面に咲いていたのです。花に埋め尽くされているというような感じでした。木道を歩いていると、下は水がたくさんあって、湿地であることが分かりました。この草花の豊富さは湿地環境と深く関係しているのでした。写真に写っている花は皆湿地の花で、白い花はオニシモツケとミヤマシシウド、サラシナショウマ、ピンクの花はシモツケソウ、紫色はヤチトリカブトの花です。それぞれを詳しく個別に見ていくことにしましょう。。

高山植物の群生

  下は、オニシモツケです。小さな花が無数に集合しているようです。

オニシモツケ2

  下は、シモツケソウです。きれいな花ですね。オニシモツケとシモツケソウとは花の色が違うだけで、ほとんど同じように見えるのですが、・・・・。

シモツケソウ

  下の写真は、サラシナショウマが群生している様子を写したものです。サラシナショウマに出会っただけで感激でした。しかもこんなにたくさん!! すごいです。作手では山奥で一度だけ見つけただけで、幻の花です。ミヤマシシウドも咲いているようですね。。

高山植物の群生2

  サラシナショウマを近づいて写したのが下の写真です。長細い花穂がきれいですね。まるで、細長い分を洗うブラシのようです。

サラシナショウマ1

  アップしてみると、下のように見えます。たくさんの花の集合であることが分かります。真っ白のようでも、アップしてみると雄花か雌花が赤く色づいています。


サラシナショウマアップ

  先ほどの写真で、紫色に見えたのは、下のヤチトリカブトです。トリカブトという珍しい花があることは知っていたのですが、初めて見てびっくりしました。背が高いのでよく目立ちます。ネットで調べてみたら、日本で初めに発見されたのは上高地と言います。花の姿が取り烏帽子、トリカブトに似ているからとか、鶏のトサカに似ているから名づけられたとも言います。ヤチとは、水辺や川などがある谷のことを指します。湿地の草本なのですね。そして、猛毒を持つ草なのだそうです。こんなに美しい花が猛毒だなんて驚きですね。

ヤチトリカブト2

  もう花の盛りを過ぎましたが、下の写真はコバイケイソウを写したものです。大きな葉の中から花穂が伸びて、その先端に緑白色の花を付けるのです。背が高いのでとてもよく目立ちます。
 
バイケイソウ

  これも花の季節が終わりそうですが、下の写真はオタカラコウを写したものです。昔、作手の山奥でサラシナショウマと一緒に発見した驚いたことを思い出します。作手ではそこにしか見られませんでした。それがここにはたくさん生えていたのです。感激でした!

オタカラコウ


  この感激の続きを次回にご報告します。









coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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