栂池自然園、その2 オニシオガマ、オニシモツケ、イワショウブがきれいだった!

  栂池自然園の植物たちをご紹介しています。
  下の写真の美しい花は、オニシオガマと言います。淡いピンクの花が下から上へと咲いていきます。なんでこんな美しい花を、オニなんていう名を付けるのでしょうか。高山でないと絶対に見れない花です。この自然園には、いたるところに生えており、群生しているところもありました。


オニシオガマ

  下は、ゴマナという名の植物だろうと思います。

?分からない

  下の写真のアザミは、タテヤマアザミだろうと思います。アザミは地域固有種が多いですね。僕らの住む地方では、ツクデアザミ、スズカアザミなど地域名が付けられているのがそれです。

タテヤマアザミ?

  先ほどのゴマナの花にチョウが止まっていました。図鑑を調べても似たものが多く、同定は難しいのですが、クロヒカガモドキではないかと考えましたが、・・・・。

ゴマナ?

  下の白い花は、シロバナニガナだろうと思います。低い地方では、ニガナといえば黄色の花が常識ですが、白い花のニガナもあるのですね。

シロバナニガナ?

  下の写真の花は、よく分かりませんが、ヤグルマソウに似ています。おそらくそうでしょう。
ヤグルマソウ

  下の写真の植物は、背丈が1.5mほどにもなる草本で、白い花穂を付けています。この自然園に一面に生えていました。おそらく、オニシモツケという種だと思います。葉に特徴がありますね。五裂くらいに別れ、先端が鋭くとがっています。逆三角形の花序も珍しいと思います。こんな植物は、低地では見たことがありませんね。、

オニシモツケ?

  下の写真の白い花は、イワショウブという花です。茎の先端につく花穂は、二段あるいは三段に分かれていることが多いようです。真っ白でとても清楚な花です。この自然園のいたるところに咲いていました。
 
イワショウブの花


  下は、白馬五竜で見たヤマハハコの群落です。群れをなすととてもきれいですね。

ヤマハハコの花

ヤマハハコのアップ

  珍しい、見たこともない花が次々と目に飛び込んできます。さすが高山植物の名所ですね。次回は、さらにたくさんの花々をご紹介しますね。



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旅のハイライト、栂池自然園 その1 入り口まで!

  いよいよこの旅のハイライトです。白馬村の北の方にある「栂池自然園」に行ってきました。ずいぶんと山道を登り、栂池高原からゴンドラリフトに乗り、栂の森駅へ。さらに栂池ロープウェイにのって栂池自然園に到着です。標高は1900mもあり、まさにさわやかな空気の高原でした。

栂池自然園看板

  栂の森駅からロープウェイの駅に行くのに5分ほど歩きますが、そこからすでに高山植物や興味ある自然がありました。下はミヤマシシウドではないかと思います。この種の植物にはいろいろ種類があって、同定が難しいです。まるで花火があちこちに上がっているような花のつき方ですね。

ミヤマシシウド??

  下は、オオバンゴンソウだろうと思います。黄色の大きな花房でよく目立ちます。これも見たことがない植物です。翌日に行った戸隠高原でもたくさん生えていました。

オオバンゴンソウ?

  ちょっとびっくりしたのは、下の写真です。なんだか、毛のようなものが大木に垂れ下がっています。ロープウェイのガイドさんによると、着生植物でサルオガセという種だそうです。着生植物というのは、樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣類です。樹木から栄養分を取っている寄生植物とは違います。

着生植物サルオガセ

  サルオガセが付いているのがコメツガの巨木です。圧倒されるほどの巨木で、胸高直径が1m以上、高さは30mほどはあるでしょう。見事でした。

コメツガの巨木


  周辺には、このようなコメツガがたくさん生えていて、うっそうとした森になっていました。

コメツガの森

  下も、オオバンゴンソウだと思います。先の写真のものよりは小ぶりですが、・・・・。

分からない??

  ロープウェイの終点からも、自然園まではだいぶ歩かなければいけません。下の写真で、高原の雰囲気が分かりますでしょ。コメツガの森が広がっています。また、たくさんの観光客がいるのが分かりますね。

栂池自然園到着

  ここでも、ヤナギランが出迎えてくれました。ピンク色の美しい花ですね。

ヤナギラン3


  下は、アキノキリンソウで間違いないと思います。黄色の花が印象的ですね。

咲いたアキノキリンソウ

  次回以降、栂池自然園の草花を次々とご紹介します。何回くらい続くか分かりません。

白馬五竜高山植物園 その3 ヤナギラン カライトソウがきれい!

  白馬五竜の高山植物を楽しんでいますが、その続きです。
 下は、ヤナギランの花です。あっと驚かされるほど、美しい花ですね。細長い葉が根元に生え、そこから花穂が伸び出し、下のほうから順にうす紫色の花を付けていきます。ですから、花のついている状態で開花時期が分かるのです。写真では上の方に花がついていますので、だいぶ前に開花しており、その後には果穂が残ります。この果穂は秋になると白い綿毛になって飛び散るのだそうです。


ヤナギラン1

ヤナギラン2

  根元の葉を見ないと分かりませんが、下は、コオニユリではなくクルマユリだろうと思います。クルマユリは、根元の葉が5~8枚くらいが輪生して車輪のように見えるので、その名がついたといわれます。花弁が反り返っているのが面白いですね。

クルマユリ2

  下は、ネバリノギランというランの一種だろうと思います。黄色い花を付けていました。本当は葉を入れて撮らないといけないのですが、他の植物と絡んでいて撮影できませんでした。というのは、花と同時に葉も撮っておかないと、種の同定がしにくくなるからです。今度から気をつけましょう。
ネバリノギラン

  ワレモコウもたくさん咲いていました。花もだいぶ終わりのほうになり、黒ずんできました。

ワレモコウ1

  したの写真の植物は、ラン科の花のようですが、種の同定は出来ませんでした。

ラン科の仲間?

  下は、オヤマボクチというアザミの仲間です。まだ青いですので、これから紫色になって花となるのでしょう。高山に生えるアザミですね。写真の奥のほうに、ハクサンフウロらしい花が咲いています。

オヤマボクチ

  下は、イワヒゲという種です。針葉樹のような葉をしていて、紅い茎の先端に黄色い花を付けています。見たこともありません。

イワヒゲ

  先先回、リフトの上から群落を撮った写真をお見せしましたが、そばに近寄って写したのが下のカライトソウです。ビンを洗うブラシのような形の花ですが、色が美しいですね。

カライトソウ1

  下の写真のように、チングルマもありました。高山植物の代名詞のように有名ですが、実に変わった姿をしていますね。実は、春に白い花を付けるのですが、下の細長い糸のようなものは果穂なのだそうです。秋になると、風で飛ばされて種を飛び散らせて増えていくのだそうです。

チングルマ

  山を遠望すると、谷を隔てた対岸に八方尾根のスキー場やヒュッテなどが見えています。この時は明日行くつもりでしたが、栂池高原で時間を使いすぎ、訪れることが出来ませんでした。またの機会としましょう。

八方尾根

  白馬五竜の高山植物園はいかがでしたか? 下界では絶対に見られない貴重な植物にたくさん出会うことが出来ました。感激でした! また季節を変えて訪ねてみたい、という思いを抱かせました。次回のブログは、いよいよ栂池高原の自然園をご紹介しますね。





白馬五竜高山植物園 その2 初めて出会ったコマクサに感激!

  すごいですね! 白馬五竜の高山植物! まさに高山植物のお花畑が続くのです。見たこともない高山植物の種を同定するのはとても難しいのですが、後で行く「栂池自然園」の売店で、最近写した夏の高山植物の写真集がとても役に立ちました。

  アキノキリンソウに出会いました。初めて見る植物です。これは湿地の花と思っていたのですが、緩やかな傾斜地に咲いていたので、必ずしも湿地の植物ではないようです。


クサレダマが

  下の写真は、ヤマハハコです。細長い葉と茎の頂点にまとまって、幾つかの白い花を付けるのです。僕も見たことがありません。

ヤマハハコ

  それが、下の写真のように斜面に群生しているのです。すばらしい景観です。

ヤマハハコの群生

  下は、おそらくタカネナデシコだと思います。カワラナデシコは面ノ木園地でたくさん見ましたが、それとは違って、花弁がはっきりとしないで細く裂けた花弁が特徴です。高山にしか見られないのでしょうね。

タカネナデシコ

  下はハクサンフウロです。名前くらいは聞いたことがあるのですが、こんなに美しい花とは思いませんでした。ピンクの色が素敵ですね。

ハクサンフウロ

  下の写真の植物は、ハクサンシャジンではないかと思いますが、確かではありません。もしかすると、ツリガネニンジンかもしれません。

ツリガネニンジンの花


  ところで、斜面の上のほうは植えたりしてはいない自然の植物ですが、斜面を大分降りたところから、下の看板に見る「生態園」が広がります。内容を読んでいただくと分かりますが、つまり、植物相互の関係など生態を大事にして、人工的に高山植物を移植して育てよう、という試みです。たくさんの区画に区切って、いろいろのし植物が植えられていました。確かに人工的に作られたものですが、いっぺんにこんなにたくさんの種類の植物が見られるのはすごいことです。


植物園の看板

  その中に、コマクサがありました。「高山植物の女王」と言われますが、本当に美しい花です。写真に見るように、石ころがごろごろした岩場や砂礫地に深く根を張って生きているのですね。そんな厳しい条件の中でも生きていて、美しい花を咲かせるなんて、すごいことです。僕も始めてお目にかかり、感激しました。

コマクサ1

  花をアップしたのが、下の写真です。面白い形で、優美なのですね。

コマクサ2

  その岩場に、キアゲハが休んでいました。これもほんとに美しいです。

止まったキアゲハ






白馬五竜高山植物園 その1 カライトソウ、ベニバナシモツケソウが見事!!

  姫川源流自然探勝園を出て、美味しい蕎麦をご馳走になり、午後は白馬五竜高山植物園に行きました。このあたりはスキーのメッカ、スキー場のリフトがいたるところにあって、スキー場の草原が広がっています。白馬五竜は、山ろくのとおみ駅からリフトで一気に1600mまで登ります。下の写真で見る草原は、スキー場のゲレンデです。写真の背後の森の中に白っぽい筋がついていますが、それがアルプス平駅です。さらに上に、リフトに乗り継いで頂上へと向かいます。当日は曇りでしたので、360度の北アルプスの展望を楽しめる「地蔵の頭」という山頂まで上ることはしないで、徒歩でアルプス平まで斜面を下っていきました。そこに見事な高山植物が見られるからです。

とおみ駅から

  アルプス平からリフトで山頂に登るまでの間、シフトの下はたくさんの種類の花が咲いていました。そこを植物たちを観察しながら下ってくるのが、僕らのルートです。後でアップしてお見せしますが、ピンクの花はカライトソウです。、

お花畑をゆく


  周辺の山には、まだ雪渓が残っていました。写真に見るように、山には雲がかかっていて山の景色を楽しむことが出来なかったのは残念です。

雪渓をいただく山

  リフトの上から見たカライトソウの大群落です。見事です! 僕らが住んでいるようなところでは、絶対に見られない植物です。

群生するカライトソウ


カライトソウ群落

  下の写真に見られるのは、ミヤマシシウドだろうと思います。白い穂の花がとてもよく目立ちます。

オオハナウド1

  近づくと、下の写真のように見えます。まるで花火のように、放射状に枝が出て、その先に再び放射状に白い花を付けるのです。実に美しいのですよ。

オオハナウド2

  リフトの頂上に着いたところで、ピンクの美しい花が咲いていました。ベニバナシモツケソウというのだそうです。アカバナシモツケソウとも言います。これが一面に咲いているのは、華やかで壮観です。

ベニバナシモツケソウ

  下の写真の方が、鮮やかですね。これはもっと下に下りたところで写したものです。

ベニバナシモツケソウ1

  これだけたくさんの花が咲いているのですから、チョウなどの昆虫がいるのは当然です。キアゲハが花に止まっていました。アザミの花に止まっていると思っていたのですが、写真を見て間違いであることに気づきました。タカネナデシコであるいはタムラソウかもしれません。タムラソウは花の根元が太くて短いように思うので、タカネナデシコと考えました。これらも、高山にしか生息しない植物です。

ベニバナシモツケソウにキアゲハ

  下は、コウメバチソウという花です。ウメバチソウは作手村の湿原にも咲いていますが、とてもよく似ていますね。コウメバチソウは、やはり高山にしか咲かない貴重種ですね。

コウメバチソウ

  この続きは、次回に!!



親海湿原の最終回、ミソハギ、フシグロセンノウがきれいでした!

  姫川源流自然探勝園の親海湿原の生き物たちをご紹介していますが、その最後です。
  ヒメシロネがたくさん咲いていました。作手の湿地にも咲いていましたね。


ヒメシロネが咲いていた

  下は、ミソハギです。図鑑を調べていて偶然見つけました。僕は初めて出会う花です。赤紫の花が一杯ついて、きれいですね。

この花は??

  花をアップしてみますと、たくさんのラッパ状の花の集合であることが分かりました。写真で見る限り、すでに花が終わったものもあるようです。

このはな???

  下の花は、種名が分かりません。うすい紫色の細い花弁が絡まるようについて、中から白いめしべが出ているのです。変わった形の花ですが、美しいですね。

何の花???

  下は、フシグロセンノウの花です。前に面ノ木園地で見たことを思い出します。花の色と花弁の形が独特で、覚えやすいです。一面ではありませんが、目立つ色の花ですので、それが散点する湿地は見事です。

フシグロセンノウ

  下の写真のチョウはあまり見かけません。調べてみたら、ユウマダラエダシャクというエダシャクガの一種だと思います。

ユウマダラエダシャク

  ついでに、ルリタテハというチョウを見ました。帰り道の舗装道路の上に止まったところを写したのです。めったに見ることがない種ですね。黒地に瑠璃色の筋が丸くついていて、実に美しいチョウです。

ルリタテハ

  下の二枚の写真ですが、両方とも花の名前は分かりません。

分かりません4

分かりません5

  下は、先回青木湖を眺望するスキー場の草原で見た、タケニグサです。ぼけていますが、大きな変わった葉から花穂が伸びだし、先端につぼみがついています。花はまだ咲いていないようですね。

タケニグサつぼみ  

  「姫川源流自然探勝園」なんて聞いたことがない場所だったのですが、親海湿原の植物は種類が豊富で、見事な自然だと思います。作手村の湿原と共通する植物もありますが、この地域独特の植物も見られて感動しました。
  次回は、いよいよ白馬五龍という高山植物の楽園をご案内しようと思います。





親海湿原、サワギキョウ満開! 他にも珍しいし花が!

  ちょっと、植物を中断して、昆虫を入れましょう。下はクルマユリの根元に止まっていた昆虫で、ツユムシだろうと思います。たくさん飛び跳ねていました。

?バッタ

  下は、コガネグモだろうと思いますが、表というか背中というか、それが見えませんので、確かではありません。

コガネグモ?

  下は、ノシメトンボです。アキアカネよりも色が地味で、羽先が黒いのが特徴です。湿地や沼地に依存しているトンボです。

ノシメトンボ

  下は、アキノキリンソウです。この地方ではしばしばお目にかかる草花ですね。トラの尾の花を黄色にしたみたいな植物です。。

アキノキリンソウ

  圧観であったのは、湿原の中央部に広がるサワギキョウの群生です。写真ではその広さを実感できませんが、広い湿原に紫色の花が点在する光景は見事というほかありません。

群生するサワギキョウ

  サワギキョウに、キアゲハが蜜を吸いにきていました。

群生するサワギキョウ2

  サワギキョウの花のアップは、なんという美しさでしょうか!!

サワギキョウアップ

  シラヒゲソウという花を、ここで初めて見ました。白い花なので、太陽の光の下では細部が飛んでしまい、形が分かりませんね。5枚の花弁に、白いひげのようなものがたくさんついているのです。白髭というのそこから名前がついたのでしょう。戸隠でも見ました。

シラヒゲソウ

   下は、おそらくオオハナウドと思われます。ハナウドは花期がもっと早いですが、オオハナウドは真夏ですので、オオハナウドと判断したわけです。セリ科独特の花の形ですね。

ミヤマセンキュウ1

  下も見分けにくいですが、ミヤマセンキュウではないかと思います。白い花が放射状に出て、半球のような形になります。一つ一つの花に細い糸のようなおしべがあるのが、美しいですね。。、

ミヤマシシウド1

  親海湿原はまだ終わりません。次回もご紹介しますね。


姫川源流自然探勝園、親海湿原はすばらしい!

  次に訪れたのは、青木湖のすぐ北にある「姫川源流自然探勝園」で、長野県が管理している自然保護地区です。時間の関係で全部は見ることが出来なかったのですが、親海湿原の全域を歩くことが出来ました。ここはまさに姫川の源流地域、青木湖は分水界の南にあって別の水系です。おそらく、湿地のほとんどの水は地下水からの供給だと思われます。水があふれるようでした。そして、驚くほど豊富で多様な植物たちです。

姫川源流自然園看板

  入り口付近に、ヤブデマリの真っ赤な実が生っていました。写真の上のほうに見える白い花は、シシウドの類だろうと思います。

ヤブデマリと

  入り口付近でいきなりであったのが、下の写真に見るヤマブドウの大きな葉です。僕らが住んでいる地方では、ヤマブドウはほとんどありません。長命湿地には一株だけ生きています。だから貴重なのですね。信州に入るといろいろのところに生えています。寒いところが好きなのでしょうね。葉の大きさが直径30cmをこえるのですから、普通のブドウとはまったく違うのです。

ヤマブドウの大きな葉


  下の写真のように、今、ツリフネソウが満開です。わが家の庭にも咲いていて、僕はどこにも生えている雑草と思っていたのですが、いろいろのパンフレットでは貴重種として紹介されています。わが家では気軽の雑草として刈っていたのですが、もっと大事に扱わなければいけませんね。とくに、キツリフネという黄色い花は、大変貴重な種なのだそうです。いずれも湿地に生える植物です。後で、戸隠高原でお目にかかります。

ツリフネソウ1

  下の写真のユリの花は、コオニユリだと思っていたのですが、クルマユリでした。コオニユリと違うのは、葉のつき方です。クルマユリは、下部のほうの葉は10枚ほど輪生して、車の車輪のように見えるところから付けられた名前だそうです。写真では見えませんが、・・・・。写真の下のほうに、バッタが止まっているのが分かりますね。

クルマユリ

  下の植物は、アキノタムラソウだろうと思います。うす紫色の小さな花がたくさんついていて、きれいですね。

分かりません3

  下の写真の花、これが分からないのです。黄色の清楚な花ですね。

オオバミズホオズキ?

  下は、ミズオトギリの花です。長命湿地にも咲いているのですよ。対生の葉の付けねに、赤い花が咲くのです。

ミズオトギリ

  湿地に入って驚いたのは、ミズギボウシが群生していたことです。広い湿原のいたるところに群生しているのですから、壮観ですね。

ミズギボウシ1

ミズギボウシ2

  次回は、引き続いて親海湿原の生き物たちをご紹介することにします。


白馬への旅、その1 青木湖は美しかった!

  このところ、だいぶご無沙汰しています。というのは、13~15日(水曜日~金曜日)、かねてから計画していた2泊3日の「白馬への旅」をしてきたからです。ボクの友人がかねてから、「白馬は素晴らしい、一度行くといいですよ」と言われていたからです。まさにその通りで、天国ではないかと思うような「高山の花園」を満喫してきました。これからご紹介するのですが、おそらく、数回以上10回くらいブログを続けないと完結しないほど、たくさんの感動とその写真を撮ってきました。

  朝5時半出発、わが家から飯田のインターまで地道を行き、飯田から中央道、長野道へとすすみ、松本の北の豊科インターで下車。一路大町市へと向かいます。終点の青木湖は美しい湖でした。後で「国土地理院の地図閲覧サービス」で調べたところ、湖面の標高が820mもあったのです。山奥の幅広い谷の中の湖なので、標高がそんなに高いとは思いもしませんでした。11時少し前には着きましたが、車の長旅で、くたびれました。朝飯の食堂で、この湖を見渡せる場所を尋ねたところ、詳しく教えてもらいました。湖の南東にあるスキー場からの景色がよいということで、そこで写したのが下の写真です。良いスポットを教えていただきました。


青木湖遠謀

青木湖

  ここは小さなスキー場です。森ではないので、見通しが利いてとても景色がよいのです。この旅を通じて、ゴルフ場も決して悪いことばかりではないと思い始めました。ゴルフ場は確かに森林を切り開いて作ったので自然破壊ですが、その後には広い草原が残ります。草原は日当たりがよいのですね。そういうところが素晴らしい草本類の花園になるのです。ここも、青木湖を見渡せる場所ですが、たくさんの草花が咲いていました。、

タケニグサの穂

  上も下も、写真はそこの生えていたタケニグサの花を撮影したものです。根のほうの巨大な葉から太い茎が出て、その先に花穂を付けるのです。背丈が2mにもなります。太い茎を切ると中空になっており、竹に似ているので、この名がついたそうです。細かく見ると、花の先に糸のようなものが出ていたり、黒い粒が合ったり、面白い形です。こんな花を咲かせるなんて、知りませんでしたね。

タケニグサの穂2

  雑草の中に、フジバカマらしきものが見えました。これはサワヒヨドリととてもよく似ていますが、サワヒヨドリは日当たりの良い湿地に咲く植物です。ここは湿地ではないので、フジバカマと判断したのです。色はもっと濃い赤であったり、白っぽかったりします。

フジバカマ?

  下は近くの咲いていたコバギボウシです。小さなゆりの花を思わせますね。

コバノギボウシ2

  これも雑草ですが、カタバミだと思います。黄色い花と丸いクローバーのような花形が区別できる特徴ですね。

カタバミ

  どこにでもある雑草ですが、ツユクサが生えていました。濃いブルーがとてもよく目立ちますね。

ツユクサ1

  下の写真は、シラネニンジンではないかと思うのですが、似たような植物が幾つかあって、特定できません。

ミヤマセンキュウ?

  「白馬への旅」の(その1)は、青木湖だけで終わってしまいました。これからが本番です。楽しみにしていてください。




長命湿地からの帰り道、タマアジサイが咲き始めた!

  長命湿地からの帰り道の植物たちがまだ続きます。
  暗い草の茂みにコバギボウシがひっそりと咲いていました。名前のように小さな葉を持つギボウシです。反対がオオバギボウシですね。


コバギボウシ

  その近くに、サンショウの花が咲いていました。「サンショウは小粒でもピリッと辛い」と言われるそのそのサンショウです。黄色いこんな花を付けるのですね。秋には黒い小さな実が生るのでしょう。

サンショウの花1

  今回、とても嬉しかったのは、下の幾つかの写真のように、タマアジサイに出会ったことです。普通のアジサイと違って、大きな葉の中に大きな球がつぼみなのです。アジサイの葉は大きいですが、このアジサイも同じできれいな大きな葉です。下の写真は、花とつぼみが同時に写っています。

タマアジサイ1

  近寄れなかったので望遠でアップしましたが、淡い紫色のたくさんの花の集合であることが分かります。その中から、白いおしべ?がでています。

タマアジサイ2

  つぼみをアップしたのが下の写真です。もうじき開花するのでしょう、つぼみが割れて中の花が見えています。

タマアジサイ3

  割れていないつぼみが下の写真です。

タマアジサイ4

  だいぶ家に近づいて、道端にワルナスビの花が群生していました。これは、昭和の始め頃に関東地方で気づかれ、次第に暖か地方へと広がっていったのだそうです。棘が多くて始末に困る草として、害草扱いにされています。しかし、花はきれいですね。

ワルナスビ

  下の写真の花は、アキノタムラソウではないかと思ったのですが、違うようです。種名は分かりません。

アキノタムラソウ?

  下は、ボタンヅルです。僕にとって始めてであった草本です。葉がボタンに似ていることから名前が付けられたと言います。日当たりのよい山野に生えるつる性の半低木と言いますので、木本なのですね。白い花がたくさんついて、とてもきれいです。

マルバボタンギク

  家近くの田んぼの差し掛かったら、下の写真のように、頭を持ち上げたトノサマガエルがいました。かなり大きなトノサマガエルで、頭を持ち上げたリンとした姿は、まさに殿様にふさわしいですね。

立派なトノサマガエル

  長命湿地では作業することが多いので道具を運ぶため、車で運んでしまい、歩くことをあまりしていません。たまには散歩しながら自然を見て歩くと楽しいのでしょうね。作業のない日も時にはあるので、意識して散歩しようと思います。健康のためにも・・・・。




長命湿地への散歩、帰り道で出会った草花!

  長命湿地では新しい植物の開花などは乏しかったのですが、その帰り道は、たくさんの草花に出会いました。来るときは見つからなかったのに帰り道にたくさん見つけるなんて、おかしいですね。
  下は、コバノカモメツルの花です。長命湿地にも咲いていましたが、これは必ずしも湿地に生育するとは限らないようです。つる植物ですね。写真はかなりアップして写していますが、実際は直径が1cmにも満たない小さな花です。


コバノカモメツルは可愛い

  ツユクサも咲き始めました。これが咲くと、真夏になったことを感じさせますね。どこにもある雑草ですが、アップすると実に美しい花なのです。人の顔のような感じがしませんか。

ツユクサ

  ヤマイモ類の花が今が盛りです。ヤマイモ類といっても、いろいろと種類があるようです。下の写真は、タチドコロという種だと思います。黄緑色のの花を付けているのですが、雄花んの花序は直立し、雌花は垂れ下がると言います。写真の花は垂れ下がっているようですので、雌花なのでしょう。

タチドコロ2

  下の写真は、同じタチドコロの雄花と思ったのですが、葉の形がタチドコロとはちょっと違うようにも見えます。おそらく、ヤマイモ属ではないと思われます。種名はわかりません。

ヤマイモの花

  道端にキンミズヒキが咲いていました。まだ咲いたばかりのようです。これが群生するときれいなのですが、・・・・。

キンミズヒキ

  アップして移してみましたが、いまいちピントが悪いようです。

キンミズヒキのアップ

  下の写真は、ダイコンソウを写したものです。アップして写していますが、黄色の丸い形をした5枚の花弁の真ん中に、緑色の玉のようなものがあり、それにたくさんの放射状のおしべがついているのです。きれいですね。

ダイコンソウ1

  花が終わると、下の写真のような球果ができます。上が緑色、下が黄色と色が分かれているのは面白いですね。

ダイコンソウ花のあと

  下の写真の紫色の花は、種名はわかりません。よく見かける花ですが、・・・・。

紫色の花1

  アップしたのが、下の写真です。美しい花ですね。花のつき方も変わっています。

紫色の花2





長命湿地、ヒメシロネが咲き始めました!

  先回もHさん宅前のワレモコウをご紹介しましたが、花をたくさん付けるようになりました。下の写真のように、花補の先端に赤い花を付けるのです。赤くなっていない白い穂は、つぼみですので、これからもっとたくさん咲くのですね。

ワレモコウの開花

  穂の先端の赤いものは花といいましたが、それはアップしてみると分かります。それが下の写真ですが、先端の赤い部分はたくさんの花がついているのです。

ワレモコウの花

     そこから長命湿地の中に入り、変わったところがないかを調べて回りましたが、以前とほとんど変化なしでした。ただひとつ、下の写真のようにヒメシロネが咲き始めました。前に庄の沢湿地で咲いていたことを報告しましたので、詳しくは触れませんが、湿地にしか咲かない草本です。

ヒメシロネの花

  この湿地の西側に、カラスザンショウの巨木がありますが、それに花補がつき始めました。大きい木なので、下から写すと写真のようになるわけです。シルエットですね。サンショウ、イヌザンショウ、タラノキ、ヌルデなど羽状複葉の葉を持つ樹木は、花の形がよく似ていますね。

カラスザンショウの咲き始め

  小さいチョウですが、ミヤマシジミと思われるチョウがいました。初めはルリシジミではないかと思ったのですが、羽の下のほうの縁が黄色に色づいているので、ミヤマシジミと判断したのですが、あまり確かではありません。、

ルリシジミ?

  下はセセリチョウの仲間であることは確かですが、特定は難しいです。ヘリグロチャバナセセリとか、ヒメキマダラセセリなど考えられます。きれいなチョウですね。

セセリチョウ?

  下は、ガの仲間だと思いますが、種名は分かりません。

シャクガの仲間?

  下の写真の中央にいるのは枯葉ではないのです。おそらく、カレハガの仲間で、カレハガではないかと思います。羽の模様が、枯葉そっくりなのは面白いですね。

カレハガ??

  下はオミナエシをアップしようと思ったら、ハチをアップする結果となってしまいました。大分視力が衰えだしたのか、ピントが花のほうに合いませんでした。このごろ、視力の衰えを感じています。というのは、マニュアルで写真を写すとどうしても自分の目でピントを合わせますし、マクロレンズではピンとは自分で合わせなければなりません。パソコンで確認してみて、ピンボケに気づきます。目が悪くなってきたのですね。困ったものです。

オミナエシにハチ

  次回は、長命湿地からの帰り道の植物たちをご紹介します。



長命湿地への散歩道で出会った生き物たち! その1

  台風も過ぎましたが、何日も大雨が続きましたね。晴れるのが待ち遠しく思いました。昨日は晴れたので、しかも早朝(6時半頃から9時頃)、久しぶりに長命湿地まで歩いて散歩することにしました。このところ外に出ていなかったので運動不足だったからです。早朝にしたのは、日が出ると暑くて大変になるからです。
  日当たりのよい道端は、下の写真のようなオオマツヨイグサが群生していました。黄色い花がたくさんつくので、遠くからでもよく目立ちます。

オオマツヨイグサ1

  アップしてみると、実に美しい花なのですね。柔らかな黄色い花弁がとても優雅です。

オオマツヨイグサ2

  バックを黒にすると、黄色が引き立って絵になりますね。

オオマツヨイグサ3

  ツリガネニンジンが可愛い花を付けていました。まさに釣鐘型の小さな花がたくさんついている姿は美しいです。つる植物ですね。すぐ下の写真は淡い紫ですが、さらに下の写真は白です。色が違いますが、別の種類ではなさそうです。

ツリガネニンジン

ヒナシャジン

  同じツル植物のヘクソカズラが、たくさん咲いていました。群生しているところもたくさんありました。ラッパ状の白い花ですが、中心部分が赤で、可愛い花ですね。でも、どうしたこんな汚い名前を付けたのでしょう。図鑑の説明によれば、葉や花をもんだり、切ったり、つぶしたりすると酷く臭いにおいを発することから付けられた名前だそうです。近寄っても臭くはないのだとのこと。

ヘクソカズラ

  Hさん宅前に来ますと、前に紹介したオミナエシがもっとたくさん咲いていてとてもきれいです。下の写真は、オミナエシとともにマツムシソウが咲いているところを写しました。左手奥の赤っぽものは、花ではなくアセビの新芽です。

マツムシソウとオミナエシ

  マツムシソウの花に茶色のチョウが止まっていました。チョウは、セセリチョウの仲間であることは確かですが、表の柄が分からないので種名を特定できません。

マツムシソウにセセリチョウ

  下の写真は何だと思いますか? マツムシソウの花が終わって、実となったものです。やや細長い球に針のようなイガイガがついていて、その形が面白いですね。

マツムシソウの実

  黄色の花を持つ植物が道端に咲いていましたが、見たことがない花で、種名は特定できませんでした。、

?黄色い花

  次回も、この散歩道で出会った植物や昆虫をご紹介します。お楽しみに!



桧皮葺きの効用!

わが家のガレージ


    昨日、友人が訪ねてきてくれました。すぐにお目に留まったのが、わが家の庭の駐車場でした。友人いわく、「ヒノキの丸太で作ったガレージに、プリウスという組み合わせが面白いですね。というのは、ガレージの屋根が桧皮葺きという古風なものと、最も現代的なハイブリッド車の対比が面白といったのです。」と言うのです。なるほど! わが家を訪れる多くの人が丸太つくりのガレージに驚くのですが、中に入っている車との対比まで考える人はいませんでした。

  このガレージはこの春に作ったのですが、その状況をこのブログに載せました。そのときにもお話しましたが、桧皮(ひわだ)というのはヒノキの皮のことで、非常に腐りにくいのです。桧皮葺きというのは、その性質を利用して屋根に利用した工法のことを言います。そこで桧皮葺についてもう少し詳しく調べてみようと思い立ちました。

  調べてみてびっくりしました。桧皮葺きというのは、世界に類例がない屋根の作り方で、日本独特のものというのです。今は一般的になっている瓦屋根が日本に入ってきたのは飛鳥時代、仏教の伝来とともに中国から瓦の製法が伝わり、寺院を中心に瓦屋根が作られるようになりました。当時の民家は、茅葺き、藁葺きがほとんどでした。瓦は燃えない素材ですし、とくにお城にはもってこいの材料ですので、瓦は城の築城には欠かせないものでした。そこから自然に、武家の家屋は瓦葺きになっていったとのことです。

  桧皮葺きが登場したのは、平安時代。平安神宮とか大きな神社の屋根に、桧皮葺きが登場したそうです。当時から桧皮を入手することが難しく、神社などの特権階級しか利用できなかった、貴族も利用できなかったと言います。それはずっと後の時代まで続きます。このような植物系の素材を使った屋根の工法には、板葺きや柿(こけら)葺きがありますが、昔は板を作ることが難しかったので、それらは非常に高価なものでした。平安時代の頃に中国から、縦目のノコギリが導入されて板を作ることが比較的容易になり、板葺きやこけら葺きが少しずつ普及していったようです。板葺きは分かりますが、こけら葺きというのは、どういうものでしょうか。昔、小さくて薄い板をこけら(柿)といったそうで、幅9cm、長さ20cmくらい、厚さ数ミリの板をこけらと言いました。それを利用して屋根を作っていく工法です。

  もうひとつ知ったことは、桧皮は太いヒノキの立ち木から直接薄く皮を剥いで作るのです。生きたままの立ち木の皮を剥いでも、皮は再生してヒノキは大丈夫なのだそうです。それは始めて聞きました。杉皮も使われましたが、杉皮は一度伐採してから皮を剥いで作るのだそうです。ヒノキの木を伐採しないでも良いので、杉皮よりもヒノキの皮が用いられるようになったそうです。

  もうひとつ知ったのは、桧皮の耐用年数は、約40年ということです。使い方によっては100年も持つとのこと。木造建築は、普通は100年くらいと聞いていますが、桧皮はそれに匹敵するくらい長持ちするのです。思えば、ヒノキの皮はヒノキが生きている間、外側から昆虫や細菌の攻撃から幹を守り続けてきたのですから、ちょっとやそっとでは腐らないのですね。これもすごいことです。

  実際に桧皮葺きのガレージを作ってみて、気がついたことが二つあります。ひとつは、雨をすばやく吸収して、雨音がほとんどないことです。ガレージの桧皮は2枚重ねただけですが、雨をよく吸収しますので、雨水が一気に表面を流れることはありません。ゆっくり、ぽたぽたと屋根の末端から落ちます。それが数枚の暑さの桧皮であれば、その効果は大きいと思います。

  もうひとつは、断熱効果です。ただ単に日差しをさえぎる効果だけではないのです。科学的に確かめたわけではありませんが、どんな暑い日でもガレージの下は涼しさがあるのです。おかげで、車も高熱にはなりません。

  こんなことを知ると、桧皮を利用することがもっと広がらないのだろうか、と考えてしまうのです。街中でも、駐車場とか、あずまやとか、公園の休み場とかに利用できるのではないかと思います。少々高価であることがね難点ですが、・・・・。

咲いたアサガオ

  ところで、庭の入り口に植えたアサガオに一輪の花が咲きました(上の写真)。濃い紫色の花がきれいです。

カボチャの実

  上の写真は、わが家のデッキの前の花壇にカボチャがなってきて、温室の壁に伝って這い登ってきました。カボチャの苗を植えたのではなく、自然に生えて着たのです。そして、ちゃんとカボチャのみが生ってきたのです。ラッキー!! もっと大きくなったら、採って食べようと思います。




岡崎自然体験の森、たくさんのコナラが枯れていた!

  岡崎の「自然体験の森」のつづきです。
  森の近くにきた途端、目に飛び込んできたのは森の中に茶色に染まった樹木がたくさんある光景でした。下の写真のように、森の1~2割の樹木が茶色になっているのです。外見からして、樹木が枯れていることが分かります。

なら枯れの森

  下の写真の樹木も、もうすでに枯れた葉が落ちて丸坊主になっています。

コナラの葉が落ちた

  年配の職員の方に聞いたら、その樹木はコナラで、カシノナガキクイムシという小さな昆虫(体長1cmにも満たない)が幹に入り込み、コナラを枯らしてしまうのだそうです。親切にも、その現場を案内していただきました。下の写真はコナラの幹ですが、白いぽちぽとが見えますね。それがキクイムシが入った穴で、その中で木を食べたクズが吐き出されて白く見えるのだそうです。

キクイムシの穴

  下の写真はそのコナラの根元を写したものです。そこに白い粉が見えますが、それはキクイムシに食われて吐き出された粉が落ちて溜まったものです。木を食べる虫がいるなんて、すごいですね。何とかならないのですか?と聞くと、「こうなったら手遅れです。伐って燃やす以外にないですね。まだ虫が入っていないコナラの表面に、虫が入らないようにべたべたとくっつく薬剤を塗りこんで防ぐ以外にないのです。」と語ったいました。

コナラの根元

  コナラは、西南日本の低地帯を代表する落葉広葉樹です。雑木林で一番個体数が多い樹木ですね。そのコナラがこの勢いで枯れたいったら、一体どうなってしまうのでしょうか。当然、他の雑木が増えていくのでしょうが、コナラに依存している昆虫が変り、それを餌にしている小鳥の種類が変っていくことになるでしょうね。いずれにせよ、生態系に大きな異変が生じるでしょう。大変なことです。

サンショウの花

  サンショウの木に花が咲いていました。上の写真のように、黄色い花がたくさんついていました。下の写真は、カラスザンショウの木に咲いた花を写しました。

カラスザンショウの花

  コマツナギの花も咲いていました。昔このブログでの取り上げましたが、この森で始めたコマツナギに出会って、花の美しさに感動したことを思い出します。馬の手綱をかけても大丈夫なくらい、硬くて弾力がある木で、それが名前の由来なのだそうです。

コマツナギの花

  この森は野鳥やセミがいっぱいでした。下のセミは、ニイニイゼミだと思いますが、全部が見えないので確かではありません。

セミ?

  小鳥が群をなして飛んでいました。樹木を飛び移っているところを望遠レンズで追いかけていたら、偶然小鳥の姿を捉えていました。下の写真です。小さな鳥なのでエナガの群だと思っていたのですが、写真ではどうやらメジロのようです。かすかに緑色と目が白いことが分かりますね。飛んでいる鳥を写すのは至難の業です。偶然としか言えませんね。写っている樹木は、実の形からヤシャブシかな?

エナガ?

  これも偶然カメラが捕らえたのですが、この昆虫はなんというのでしょうか。ボクの図鑑には載っていませんでした。尻尾の先端が白いのはどうしてなのでしょうか? と書きましたが、ある読者からシオヤムシヒキという名前のアブと教えていただきました。尻尾の先の白いものは、白い毛だそうです。オスにしか見られないとのことです。

尻尾に白いもの


  山の中の雑木林に入ってみたかったのですが、暑い真夏の登山は汗ばかりかいてしまいますので、遠慮することにしました。またの機会にしましょう。

岡崎「自然体験の森」で出会った植物たち!

  日曜日の早朝の散歩で、岡崎の「自然体験の森」に行ってきました。岡崎での散歩コースですし、これまでに何度も紹介しています。季節ごとにいろいろの植物が咲き、動物が見られるので散歩が楽しみなのです。
  今回は、最初に下の写真のような植物に出会いました。細長い根生葉の中から50cmくらいの太い茎が生え、その先端にオレンジ色の花穂を付けているのです。アップしたのが下の写真ですが、僕は見たことがありません。種名も分かりません。なんと奇妙な形をした花でしょうか。独特の美しさがありますね。


分かりません1

分かりません2

  この森の入り口付近に池や湿地があるのですが、池の端に巨大なオモダカを見ました。高さが1m近くもあるのです。こんなに大きなオモダカは見たことがありませんね。

大きなオモダカ

  また、近くにジュズダマが生えていました。これも野外で生えているのを見たのは、始めてです。背丈が1.5m近くあり、そこに緑の玉を抱えていました。

ジュズダマ

  実の部分をアップすると、下の写真のようになります。緑の玉は実でしょうが、下のほうに垂れ下がっているのは花なのでしょうか。数珠の球のように硬いのですね。

ジュズダマ2

  ハスの花も咲いていました。あまりピントがよくありません。

ハスの花

  同じ池の端のほうに、紫色のきれいな花が咲いていました。僕は見たことのない花です。美しいですね。

分からない花

  下の写真の樹木は、始めは何の木か分からなかったのですが、葉が大きくハート型で、葉をちぎるとひどく臭いので、クサギと分かりました。それが名前の由来と聞いています。臭いので嫌われ者ですが、花はきれいです。おしべが細長いのですね。

クサギ1

クサギ2

  大きな池のほうには、ガマがたくさん生えていました。秋になると穂が割れて白い糸状の種が、風によって散らされて増えていくのです。変わった形といい色なので、しばしば生け花の素材として使われますね。

ガマの穂

  次回も、この続きをお話します。


田之士里湿原の帰り道、今はユリの季節!

  先回は田之士里湿原の話しをしましたが、そこからの帰り道に出会った植物たちのつづきをお話します。シシウドではないかとお話したすぐそばに、したの写真のような紫の美しい花が咲いていました。アキノタムラソウではないかと思います。

アキノタムラソウ

  さらに道を進んで里に入ると、道端に大輪のユリが咲いていました。ヤマユリですね。白い大きな花で、花弁に赤い斑点があるのが特徴です。花弁の真ん中の黄色い筋もきれいですね。

ヤマユリ1

  上のユリは花がひとつですが、下のユリは花が6つもついています。同じ一本の幹なのに、つく花の数がこんなに違うなんて、驚きです。

ヤマユリ2

  アップすると、こんなにきれいなのです。

ヤマユリ3

  大分戻ってから、道端にウバユリが咲いていました。地表近くに大きな葉があり、そこからツーんと突き出した茎の上の方にに、大きな白い花を付けます。他のユリのように、ラッパ上に開くことがありません。

ウバユリ1

  下の二枚の写真は、花の部分をアップしたものです。独特の花の形が魅力的ですね。

ウバユリ2

ウバユリ3

  同じ旧下山村でも中心地に近いところの道端に、ユリの姿を見たので止まって写真を写してきました。大雨の中でしたので写しにくかったのですが、今まで見たユリとは明らかに違います。はじめはゆりの仲間と思って調べたのですが、ゆりだとすればヒメユリです。しかし、この写真を頼りに図鑑やネットを調べてみたら、ノカンゾウであることが分かりました。ヒメユリとの違いは、茎の上部には葉がないこと、おしべが大きく突き出していることなどです。ヤブカンゾウと似ていますが、ヤブカンゾウの方は花弁が二重になっています。

ヒメユリ1

ヒメユリ2

  夏のこの季節は、まさにユリの季節なのですね。いたるところに裂いているユリの姿を見ると、心豊かになりますね。


田之士里湿原に行ってみました! コオニユリがいっぱい!

  春、Hさんに案内してもらってこの地方の桜の名所を訪ねたことがありましたが、このブログでも紹介しました。その帰りに立ち寄ったのが「田之士里湿原」ですが、何も咲いていなかったのでブログでは触れませんでした。場所は旧下山村の北部、御内町内の山の中です。わが家からは車で約30分。愛知県が自然環境保全地域に指定して管理している湿原です。

田之尻湿原看板

  上の看板に見るように、貴重な植物が多数生育する湿原です。植物では、作手の多くの湿地に共通した名前が見られますし、標高もほぼ同じですので、基本的には作手の湿原群と同質の湿原といえるでしょう。他にない種はカワチブシ、ナガボノワレモコウ、ゴマナ、ドクゼリなどですが、僕も見たことがありません。
  今回たくさん咲いていたのは、コオニユリです。目立つ色ですね。すぐに分かりますので、数えたら10数本はあったでしょうか。

コオニユリ

二輪のコオニユリ

  今さかりだったのは、オオバギボウシでした。白い花がたくさん咲いていました。大きな根生葉の中から茎が伸びだし、その上部に白い花がたくさんつくのです。

オオバギボウシ4

  花はユリのようで、下のほうから上に向かった花が咲きます。優美な姿ですね。

オオバギボウシ3

  目立たない花ですが、下の写真の花が咲いていました。イチヤクソウはないかと思います。しかし、根元の葉を見ないと、確かなことは言えません。

?????!


  湿地内部では、その他にチダケサシとヌマトラノオがたくさん咲いていましたが、盛りを過ぎていました。

  帰り道の道端で、下の写真のような植物の花を見ました。種名は確かではありませんが、シシウドかもしれません。アップして花を移すと、まるで中心から飛び散る花火のようです。

ハナウド?

ハナウドアップ

  下の写真の植物は上と似ていますが、花の形は葉のつき方など、形は明らかに違います。図鑑で調べても、名前を特定できません。やはり、花をアップすると美しいですね。、

ううう???

うううアップ




Hさん宅前の道路わきの植物たちをアップして写しました!

  先回Hさん宅前の道路わきに生えている草花をご紹介しましたが、再び出かけてアップして写してみました。
  オミナエシだろうと推定した植物は、やはりどうでした。花が咲いたので分かったわけです。花も独特ですが、葉が変わった形をしていますね。


やはりオミナエシ

  オミナエシの花をもっとアップして写したかったのですが、電柵があって近寄れず、したの写真が近寄れる限度でした。

黄色のオミナエシ

  先回は下の写真をお見せしてワレモコウだろうと推定したのですが、その通りでした。先回から4日ほど経っていたのですが、今はもっと大きく成長していました。その成長の仕方が面白いのです。下の写真では、花穂がいくつかまとまっていますが、それぞれの穂の茎が四方に伸びて、先端の穂先が赤く色づいてきたのです。、

ワレモコウのつぼみ?

  その先端部の一番大きな花穂をアップして写したのが、下の写真です。紅い花の部分にピントが合わなくて分かりにくいですが、たくさんの紅い花の集合なのです。ピントが悪くて残念ですが、実に美しいのです。

やはりワレモコウ

  先回、ノギランを写しましたが、下の写真は花穂部分の先端を写しました。これもたくさんの花の集合で、淡い色の細長いものが花弁ではないかと思います。

ノギランの花穂

  先回紹介したマツムシソウをアップしたのが下の写真です。淡いむらさき色の花弁と、中心部分のめしべの丸い粒々面白いですね。アップするとその優雅さがよく分かります。

マツムシソウアップ

  また、道端にマツヨイグサが咲き始めていました。他の地域でちらほらと咲いているのを見かけていましたが、黄色い花がきれいです。「宵待ち草」とも言いますね。宵待ち草といえば、竹久夢二の哀愁に満ちた美人画とともに、彼が作詞した歌が大正時代に大流行したことがよく知られています。月見草とも言われますが、夕方になると、つまり月が出る頃に咲くのでその名がついたといいます。面白いですね。

マツヨイグサ

  ウワミズザクラの実もアップしてみました。

ウワミズザクラの実アップ

  ヤブデマリの実もアップしてみました。三次元の立体ですので、ピントの合わせ方が難しいです。でも、面白い形をしていますね。

ヤブデマリの実アップ

  道路に沿った雑木林にはヌルデの木が何本かあるのですが、それに花穂がつきました。羽状複葉の葉の中心部に翼がつくのが特徴です。花穂の形はは、アカメガシワとかタラノキによく似ていますね。。

ヌルでの花穂

  下の写真のような花が咲いていたのですが、種名は分かりません。と書きましたが、読者からイヌザンショウではないかと教えていただきました。早速図鑑を調べてところ確かにそうでした。ご教示、ありがとうございます。

何の花か??




長命湿地、夏を感じささてくれる生き物たちとの出会い!

  庄ノ沢湿地や他の湿地のように群生していることはありませんが、この長命湿地でも今ヌマトラノオが白い花をたくさんつけています。

散点するヌマトラノオ

  Hさん宅前の道路脇の切り割りにノギランなどの植物をご紹介しましたが、そこで見た植物が余りよく分からないのです。下の写真の植物は、オミナエシだと思います。咲いてから確かめてみましょう。

花が咲く前のオミナエシの花

  下の写真の植物も、花が咲いていないので、よく分かりません。ワレモコウのつぼみかもしれません。これも、咲いてから確かめてみましょう。

ワレモコウのつぼみ?

  もう一つ面白かったのは、道路に沿って生えているウワミズザクラに実がつき始めたことです。3本ほどウワミズザクラの大木があるのですが、見事に実が生っていました。しかし、それぞれに実の付き方が違います。下はまばらなつき方ですね。

実ったウワミズザクラ

  ところが、下の写真のようにたくさん実を付けている木もあります。春に咲く花は、ビンを洗うブラシのような形をしていましたが、そのまま実がつきますので、花の形が想像できますね。

実ったウワミズザクラ2

  下の写真ようになりますと、赤い実で樹木全体が赤に色づいてきます。

実ったウワミズザクラ3

  アップすると下の写真のようです。いかにも美味しそうな実ですね。サクランボですから、食べても美味しいのです。人間ですら美味しいサクランボを食べるのですから、野鳥にとっても貴重な食料です。Hさんによれば、とくにアオゲラがこの実をついばみにしばしばやってくるとのことです。

実ったウワミズザクラ4

  クリの実も、生っていました。

クリの実

  下の写真は、何でしょうか? 実は、クズの花のつぼみなのです。クズは、赤紫の美しい花をつけますが、そのつぼみがこんな形とはびっくりしました。幹ばかりでなく、花にも毛が生えているのですね。

クズの花のつぼみ


  自然の変化はゆっくりしたものですが、今回は真夏になったことを実感させてくれる生き物たちでした。





長命湿地、春に咲いた花の実がつき始めました!

  長命湿地の続きを書きます。
  下の写真は、クロミノニシゴリの実を写したものです。もう少し時間がたつと、実が黒くなるのですが、まだそこまでいっていませんでした。表題に書いたように、この季節は春の咲いた花の実が生る季節です。それと同時に、夏の花が咲き始めます。


クロミノニシゴリの実

  それをアップしたものですが、実の形は丸いだけではなく、少し細長いのですね。

クロミノニシゴリの実アップ

  下は、コバノガマズミの実です。秋になると、この実が真っ赤になります。

ガマズミの実


  下は、ツチアケビを写しました。これまでに同じツチアケビを何回もご紹介していますが、これは花の後ろ側にアケビがなっている様子を写しました。色も大分濃くなってきています。アケビも実ですね。

ツチアケビのアケビ

  さて、Hさん宅の道路際のがけに、Hさんが植えた植物がいろいろあります。下の写真のようにオミナエシがきれいに咲いていました。黄色い花が印象的ですね。

オミナエシ

  アップしてみますと、花を乗せている茎まで黄色になっているのですね。今度いったら、さらにアップして、一つ一つの花を写してみたいと思います。

オミナエシの花

  下は、マツムシソウの群生を写しました。高山植物としては知っていましたが、作手でも生きていけることを知りました。

マツムシソウ

  どうしてマツムシソウというのでしょうか? 淡い紫色の花が美しいですね。少々ピントが甘いですが・・・・。これもマクロレンズを使って、もっとアップして写真を撮りたいと思います。

マツムシソウの花

  ノギランが花盛りでした。ロゼット状の根生葉の中からツーんとの突き出した穂先に、花序がついて淡い黄色の花を付けます。これもラン科の植物です。これも、もっとアップして見たいですね。

ノギラン

  下は、コバノトンボソウの花です。らん科独特の花の形ですね。美しいです。


コバノトンボソウも咲いていた


長命湿地、セリが満開! コバノカモメツルがきれい}!

  再び長命湿地に行きました。
  オモダカが大きく成長していました。こんな大きなオモダカは見たことがありません。つぼみが出ており、開花は間近ですね。去年よりも大分増えています。


オモダカが大きくなった

  つぼみが可愛いのです。これから真っ白の花をつけます。。

つぼみオモダカ

  今、長命湿地はセリの花が満開です。湿地の水っぽいところは、セリがいたるところに生えています。花は、下の写真のように花房が広がるものと、まとまって丸くなるものとがあるようです。

セリの花

  カイリケ川の土手に生えていたヤブデマリに、赤い実がついていました。日当たりのよいところでは、樹木が紅く見えるほど各枝の上面にびっしりと実がなるのですが、この場所は日が当たらないので、たくさんの花がつかず、したがって実の数も少ないのです。

ヤブデマリの実がなった

  下の写真は、日当たりのよい道路側のヤブデマリです。実がいっぱいついていますね。


道のほうのヤブデマリ

  下は、コバノカモメツルというつる植物の花です。5枚の花弁がとがっていて、真ん中に黄色いめしべがあります。その形がヒトデのようです。赤紫の花も珍しいですね。

コバノカモメツルの花

  この春、この湿地の南欧の隅にズミの木に花が咲いたことをお話しましたが、その枝先にたくさんの実がなっています。

ズミの実

  2週間ほど前から咲いていることに気がついたのですが、あまりに小さい花でうまく写真が撮れなかったのです。ラッパ状の白い花ですが、長さは2mmもないでしょう。葉のつき方は対生で、先端がとがっていません。僕にはどうしても種名が分かりません。

ミヤマムグラ?

  下は、ムラサキシキブの花を写したものです。花が枝の上面につくのがムラサキシキブ、下面につくのがヤブムラサキです。また、葉を触って、毛が多いのがヤブムラサキ、毛がないのがムラサキシキブという判別の仕方もあります。

ムラサキシシブの花


  この続きは、次回にいたしましょう。



長ノ山湿原にもサギソウが、ハッチョウトンボが!

  この日曜日と月曜日、孫の3歳の誕生日と、連れ合いの長兄の病気見舞いとで、久しぶりに上京しました。孫の成長ぶりには驚いてしまいます。かなりしっかりと話せるようになり、大人と上手に会話できるのです。だいぶ腕白なってきたことも事実ですが、・・・・。息子たちも皆集まり、にぎやかな団欒のときを楽しみました。月曜日は、長兄の病気見舞いでしたが、思ったより元気で、合唱団に所属していて音楽好きの兄と音楽談義に花を咲かせました。

  というわけで、このブログも中断していましたが、その前に貯めていた長ノ山湿原のことをお話しようと思います。庄ノ沢湿地と同様に真夏の生き物たちを見ることができるのではと思ったからです。
  咲いていました! サギソウです! これまでに何度も撮影しているのですが、今回ほどきれいに撮影できたことは初めてです。ボクの自慢の写真になりそうです。道のすぐ近くでしたので、接近してマクロレンズで撮影したのです。


長ノ山湿原のサギソウ

  昔は湿原の全面を覆うほどたくさん咲いたと聞いていますが、今回は10数固体しか発見できませんでした。でも少しずつ多くなっているように思います。下は、数輪のサギソウが咲いている様子を写したものですが、分かりにくいですね。

数輪のサギソウ

  その写真を望遠で写すためにファインダーを覗いていたら、ハッチョウトンボのメスが偶然入ってきたのです。思わずシャッターを切りました。地味ですが、可愛いですね。

ハッチョウトンボのメス3

  ついでにトンボをご紹介しましょう。下は、ハラビロトンボのメスです。メスは黄色ですが、オスは黒~黒紫なのです。腹が太っていますね。そこからこの名前がついたのだと思います。

ハラビロトンボのメス5

  今はクモのシーズンです。森の中に入ると、クモの巣が張り巡らされていて、ひっかると厄介ですね。クモも美しいものです。下の写真は、ナガコガネグモだと思います。小金雲よりは体が小さいですが、足が長いのが特徴です。そして、見事なクモの糸によるネットを作るのですが、写真に見るようにギザギザの糸をダブらせた模様を作ります。それもきれいですね。

ナガコガネグモ

  もうひとつ感激したのは、ミカヅキグサの群生を見たことです。ミカヅキグサは湿地にしか生えない草本ですが、茎の先に白い花がつきます。湿原にかなり広い面積にわたって、白い花が群生するのは見事です。写真はピントが甘く、写りは良くありませんが、・・・・。

群生するミカヅキグサ


ミカヅキグサ

  下の写真のように、ミズギボウシも咲いていました。個体数はわずかでしたが、紫色の花はとても優雅ですね。

ミズギボウシ

  湿原の中ではありませんが、湿原入り口の農家の庭先に、ヤブデマリが真っ赤な実をつけていました。赤い実がすべての枝についていて、赤い実はまるでクリスマス・ツリーの飾りのようです。

ヤブデマリの赤い実

  アップすると下の写真のように見えるのですが、美しいですね。春先に真っ白の花を付けるヤブデマリが、真夏にこんな真っ赤な実を付けるなんて、想像も出来ませんね。

ヤブデマリの実

  湿地の生き物たちの、季節の移ろいが楽しみです。いろいろの季節にたずねてみることにしましょう。


coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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