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庄ノ沢湿地の植物たち、つづきです!

  庄ノ沢湿地で見た植物たちのつづきです。
  下は、ヌマトラノオにハチが蜜を吸いに着ているのが面白くて写しました。当然とはいえ、どんな植物にも、花が咲くと昆虫が寄ってきます。それがすばらしい絵になるのです。


ヌマトラノオにハチ

  下の写真は、ヌマトラノオと豆粒のような小穂をつける植物を写したかったのです。豆粒のような小穂の植物は、その下の写真です。

チダケサシ5

  花が咲いている植物ですが、ピントが悪くよく分かりません。ヒデリコでしょうか、チゴザサの可能性もあります。はやり葉までよく観察しないと、種名は特定できませんね。

クロテンツキの開花

  下は、咲き始めたヒメシロネです。葉のつき方が面白いですね。二枚の葉が対生なのですが、それが直角方向に交互につくのです。そして、その付け根に花を付けるのです。日当たりのよい湿地に生える植物です。

咲いたヒメシロネ

  この湿地にも、下の写真のようにチダケサシが群生していました。

チダケサシ群生


  湿地ではありませんが、入り口付近にバイカツツジが咲いていました。梅の花のようなツツジなので、珍しい植物なのです。

バイカツツジが咲いた


  同じところに、下のようにタチドコロが巻きついていました。ヤマイモの類は葉の形で大体分かりますが、ヤマイモは花が直立してつきます。タチドコロは垂れ下がります。オニドコロは葉が丸いです。

タチドコロ

  今の季節、ムクゲが咲き始めましたね。入り口にあるムクゲも、鮮やかに花が咲きました。ここはピンクですが、白い花もきれいですね。

ムクゲ

  湿地入り口の田んぼの脇に咲いていたのが下の写真の花ですが、種名は分かりません。前に教えていただいた記憶があるのですが、どうしても思い出せません。しばしば公園などの植えられている花ですね。真っ赤な花がとてもよく目立ちます。以上のように書きましたが、ある読者から、モントブレッチャという名前を教えていただきました。園芸種だそうです。

名前が分からない




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久しぶりに庄ノ沢湿地へ ハッチョウトンボ、サギソウが!

  猛暑を通り越して酷暑ですね。この作手村でもそうなのですから、岡崎や新城では暑さは極限に達したのではないかと思います。あまりに暑いので、日中は外に出るのを控えています。でも、夕方少し涼しくなってから、しばらく訪ねていない庄ノ沢湿地に、久しぶりに行きました。真夏の湿地の植物たちがそろそろ出現する時期でもあるからです。
  いました!! ハッチョウトンボです。小さな体なのでよほど目を凝らさないと見落としてしまうほどです。でも、メスに比べてオスは真っ赤なので見つけやすいです。メスは下の写真のように、地味ですね。


庄の沢湿地にハッチョウトンボ1

庄の沢湿地にハッチョウトンボ2

  ついでに、出会ったトンボをご紹介します。下は、キイトトンボです。目が緑色をしているなんて、これまで気がつきませんでした。

キイトトンボ

  下は、ショウジョウトンボのメスです。オスは体中が真っ赤なので目立ちますが、メスは体全部が黄色なのですね。これもまたきれいです。

ショウジョウトンボのメス

  下は、ハラビロトンボのメスです。湿地にしかいないトンボです。

ハラビロトンボのメス4

  お目当てのサギソウが咲いていました。咲き始めたばかりで、わずか3個体しか見つけられませんでしたが、真っ白の花の姿は、見れば見るほど美しいですね。木道から遠くにしか見られませんでしたので、アップしてお見せできないのが残念です。ここで咲いているということは、作手の他の湿地でも咲いているはずですので、見に行きたいと思っています。

咲いたサギソウ

サギソウが咲いた

  今、ヌマトラノオの花が真っ盛りです。特にこの湿地は、ヌマトラノオが群生しているところです。したの写真のように群生していると、緑の中に真っ白の花が点在していて見事です。

群生するヌマトラノオ

群生するヌマトラノオ2

  二輪が並んだヌマトラノオの花をアップしたのが、下の写真です。

ヌマトラノオ2輪


  この続きは、次回としましょう。



長命湿地の小路、草に覆われて見えなくなった!

  前に長命湿地の草刈をし始めたことをお話しましたが、それはまだ梅雨の頃でした。南の方のあぜ道を刈ったのですが、その後、雨が続き出来ませんでした。ようやく梅雨が明けたものの、ものすごい猛暑! 日中はとても外に出て肉体労働をする気になりません。しばらく放っておいたのですが、行ってみたら板で作った小路が草に覆われて見えなくなっていました。ここ3日ほど、毎朝出かけて草を刈っています。大雨の後の日照りと猛暑のため、草の伸びが以上に速いのです。毎朝というのは、早朝でないと暑くて作業できなくなるからです。朝起きると、朝飯前の6時頃から1時間ほど草刈機を使って刈るのです。早朝は21~23℃でしのぎやすいのですが、終わることには26℃くらい、もう暑くて汗でシャツがぐっしょりとなります。
  下の写真は、草を刈って小路が見えるようになったところを写したものです。周りのヨシが伸び放題に伸びていることが分かりますね。5月に一度、全部ヨシを刈ったのですが、もうこんなに大きく伸びてしまうのです。刈って良かったのか、あるいは刈る時期をもう少し遅くして成長してから刈ったほうがよいのか、迷うところです。来年は刈る時期を試行錯誤しなかればならないと思っているところです。


切り開いた小路

  今日中に終わるはずでしたが、梅雨の間に刈った南のあぜはもう草が伸びて足に絡みつくほどになっていたので、そこを刈り直したら時間たたってしまい、予定していたところを全部刈ることが出来なかったのです。真夏の草刈も、楽ではありませんね。

  ところで、長命湿地は今、ヌマトラノオが花盛りです。去年は咲いた花の数はとても少なかったのですが、今年は多くなったようです。そのことは嬉しいですね。


咲いたヌマトラノオ


  チダケサシも、今満開です。チダケサシをアップした写してみたら、とてもきれいなのです。花弁は白ですが、おしべでしょうか、青、紫、ピンクなど色とりどりです。

チダケサシのアップ

  道路側の雑木林の中に、コバノトンボソウが咲いたことをお話しましたが、花の形が小さくてよく見えないので、マクロレンズでアップしてみました。ラン科の花独特の形で、美しいですね。

コバノトンボソウのアップ

コバノトンボソウのアップ2

  雑木林の中は、今、キノコがたくさん出ています。大雨の後だからでしょうか。キノコは識別が難しく、種名を特定することを半ばあきらめました。下の写真のように、一面に群生しているものもあります。

キノコ群生


キノコ群生2




再び面ノ木園地へ! 目に付いた植物たち!

  先週の木曜日に、岡崎の友達が訪ねてきてくれました。せっかく来たのなら、自然の豊かなところ、しかも標高が高く涼しいとことへ、と言ったら、近くでは面ノ木園地しかありません。了解してくれましたので、ご夫妻を乗せて再び面ノ木園地に向かいました。
  もちろん湿地を案内したのですが、面ノ木峠の原生林にも行きました。湿地の植物に話は先のブログでお話していますので、今回はそれ以外のことをご紹介しましょう。下の写真は、原生林の入り口の風景です。ブナの大木がたくさんあり、写真の白っぽい幹がブナです。その他、各種のカエデ類の大木、アカシデの巨木もありました。作手とは標高がはるかに高い(1100m)ので、林相もまったく違っています。

ブナの原生林

  なんというカエデかわかりませんが、下はその巨木を写したものです。秋にはそれが紅葉して、とりわけ美しい景色となるのです。

カエデの大きな葉

  原生林の前の広い草地にはミカワバイケイソウが咲いていました。これまでに花が咲いているところはなかなか出会えなかったのですが、今回であえて嬉しかったです。大きな葉の中からスーッと花の茎が伸び、そこに白い花を咲かせるのです。高さは人間の背丈ほどにもなります。、

ミカワバイケイソウ1

  そのひとつを映したものです。背が高いので、縦長の写真でないと全体を写せません。花の盛りは過ぎていて、葉も花も朽ちかけていましたが、下はまだ立派なものです。

ミカワバイケイソウ2

  花をアップすると、下の写真のようになります。小さなたくさんの花が集合している様子が分かりますね。

ミカワバイケイソウ3

  先回もご紹介しましたが、面ノ木園地のビジターセンター近くの草地には、たくさんのカワラナデシコが咲いていました。下の写真のように、まさに群生ですね。

カワラナデシコの群生

  カワラナデシコの花の色は、白かピンクだと思っていたのですが、ピンクでもいろいろの色があって、多様性があることに気がつきました。下はピンクですね。

ピンクのカワラナデシコ

  下の写真では、鮮やかな赤ですね。

真っ赤なカワラナデシコ

   先回、アジサイがたくさん咲いている話をしましたが、今回はタマアジサイを見つけました。下の写真のように、大きな葉の中から、玉のようなつぼみが覗いていますね。どんな花が咲くのでしょうか、ボクはまだ見たことがないのです。

タマアジサイ

  友達のご夫妻は、美しい自然に接することが出来て大変喜んでいただきました。それも嬉しかったです。


真夏に突入! 薪割りで大汗! ヨシヅのすだれを!

  梅雨が明けたと思ったら、猛暑の毎日! 暑くて体がグンナリですね。前にトチノキを輪切りにしてわが家にもってきた話をしましたが、これまで薪にすることが出来ませんでした。昨日、今日と、朝早くから薪割りをしました。朝のうちでも10時を過ぎれば猛暑になりますので、朝も早いうちから仕事の取り掛かりました。
  細い枝は、30cmくらいの長さに伐ります。チェンソーで。その際、丸太が安定するように置ける道具が役に立ちました。下の写真のように。


輪切りにしたトチノキ1


  現地で輪切りにしたトチノキを、小屋の中に濡れないように取っておきました。それを薪割り機にかけて割っていきます。直径25cm程度までであればすぐに割れるのですが、それよりも太いものは機械を使っても割れません。そこで次のような方法を思いつきました。輪切りにしたトチノキを深さ20cmくらい、チェンソーで縦に切れ目を入れます。そこに薪割り機の楔の部分をかませて割るとよく割れるのです。暑いので休み休みでしたが、下着はもちろん、ズボンまでぬれるほどの汗をかきました。でも、まだ残っています。明日の仕事にしましょう。

輪切りにしたトチノキ2

  出来た薪を薪小屋まで運んで整理するのが、また大変なのです。こんな真夏から、冬支度をしないといけないのですよ。薪ストーブも楽ではありませんね。

薪小屋の薪

  日曜日に岡崎に出たついでに、ヨシヅのすだれを買ってきました。わが家のデッキの上に取り付けて、照りつける太陽を避けるためです。毎年そうしているのですが、3年ほど前に買ったヨシヅが弱くなって使い物になりませんので、新たに買ったわけです。威力抜群です。部屋に直接日が入らなくなって、涼しいのです。気持ちも落ち着きます。心理的効果もあるなんて、びっくりです。

ヨシヅのすだれ

  下の写真は、今年植えたゴーヤの生りつつある実です。これも、夏の暑さを少しでも和らげたいと思って植えました。実は近くに住んでおられるMさんから苗を頂いたのです。Mさん夫妻は、ゴーヤだけを専門的に作っているゴーヤ農家なのです。家の中からゴーヤの大きな葉と実が見えるなんて、それだけで涼しくなりますね。

ゴーヤー

  今、庭はネムノキの花が真っ盛りです。優美な美しい花で、ボクは大好きです。下の写真は、咲いた花とつぼみも写っていますし、つぼみが裂けて中から糸のようなものが出つつあるのが分かります。つまり、つぼみが裂けると、上に向かって糸のような細いおしべが放射状に出るのですね。

ネムノキの花1

  放射状にでるおしべの先端部分はピンク色で、先端には緑色の玉のようなものが突いています。アップすると、いろいろのことが見えてきますね。

ネムノキの花2

  もうひとつ、今満開なのは、ナンテンの花です。下の写真のように、円錐型の花序に黄色いつぼみがたくさんつき、咲くと白い花がつきます。冬には真っ赤な実を付けるのに、花は白なのですね。。

ナンテンの花


面ノ木湿地は、湿地に生きる生き物の楽園です!

  面ノ木湿地の三回目です。
  湿地の下のほうに、いろいろの種類のアジサイが咲いていました。下はガクアジサイだろうと思いますが、図鑑を調べてみるとたくさんあって、これがどれなのかよく分かりません。前にきたときに、タマアジサイを見たことがあるのですが、それかもしれません。

ガクアジサイ??

 下も、よく分かりません。ヤマアジサイかもしれません。

ヤマアジサイ?

  真っ白い花がたくさんついた樹木がありました。枝先に円錐形の花序を持ち、真っ白い花の集合ですので、その形態からするとノリウツギなのですが、ここよりも標高が低い作手でもノリウツギはまだ咲いていません。ウツギ類もいろいろありますので、違う種かもしれません。

ノリウツギ

ノリウツギの花

  ここには、下の写真のようなウツボグサがいたるところに咲いていました。でも、ここのウツボグサは形が小さいように思います。作手では、もっと花が大きかったと思います。


ウツボグサ4

  下の写真の植物がよく分かりません。ボクは、はじめてみる植物です。チダケサシによく似ていますが、葉は明らかに違います。図鑑によれば、トリアシショウマが一番近いのですが、確かではありません。

トリアシソウマ?

  トリアシショウマと判断したのは、下の写真のように葉が3出羽状複葉で、丸い葉に鋭い鋸歯があることなどです。トリアシショウマであることが確かならば、初めての出会いです。

トリアシショウマ?の葉


  トンボにも出会いました。下は、ハラビロトンボのオスだと思います。湿地によく飛んでいるトンボですね。

オオシオカラトンボのオス

  下はイトトンボの類ですが、種名は分かりません。同定は難しいです。

????????


  三回にも分けて報告するほど、面ノ木湿地は生き物たちのすばらしい楽園ですね。何度も訪ねたくなる場所です。

面ノ木湿地はすばらしい! ミズチドリ カキラン オオバギボウシ!

  前回から面ノ木園地の湿地(面ノ木湿地と呼ぶことにしよう)の生き物たちをご紹介していますが、今日はその2回目です。
  この湿地で一番感動したのは、ミズチドリに出会えたことです。初めて見たので名前は分からなかったのですが、詳しい人がいてその方に教えていただきました。下の写真は、ミズチドリが群生しているところを写したものです。ミズチドリの花は白ですが、紫色のノハナショウブも写っています。小さくて見えませんが、後で記すカキランも写っています。


ミズチドリ群生

  ミズチドリは、茎の先端に長さ10cmくらいの直立した花序に真っ白の花を付けています。日当たりのよい水湿地に生える草本です。花には芳香があるそうですが、そこまでは気づきませんでした。

ミズチドリ

  アップすると、下の写真のようになります。清楚な美しい花ですね。

ミズチドリ2

  次は、オオバギボウシがたくさん咲いているのに出会いました。湿地に咲いているのでミズギボウシかと思っていたのですが、図鑑で調べたら、葉が大きいこと、花の色が白から薄い紫色ということで、オオバギボウシと分かりました。うろ覚えではなく、ちゃんと調べないと間違ってしまいますね。

オオバギボウシ1

  下もオオバギボウシを写したものですが、花は先端から咲いていくことに気づきました。先端から下のほうに垂れ下がるように咲くのです。それが連なると、すだれにようになるのですね。面白いです。

オオバギボウシ2

  次に驚いたのは、カキランの群生です。湿地のある部分が黄色い花でいっぱいなのです。下の写真のように、すいすいとした葉の間に、黄色い点々が見えますが、それがすべてカキランの花です。しばしばここを訪れている人は、「こんなに群生しているカキランは見たことがない。今年は異常に多いですね」と語っていました。

カキラン群生

  マクロレンズでアップして写したのが下の写真です。黄色のは弁の中から、ピンク色の舌状のものが出る花の姿が印象的ですね。

カキラン1

  カキランの葉は、下の写真のように2枚の対生あるいは3枚の輪生です。花はそこから伸びる茎の周りについてくるのです

カキラン4

  下の写真は、カキランが群生しているところを写しましたが、ノハナショウブとミズチドリが写っているのが分かりますね。、

ノハナショウブとミズチドリ

  もうほとんどの花が枯れましたが、わずかに残っているノハナショウブを写したのが下の写真です。どの湿地にも6月~7月に湿地を彩る美しい花です。

ノハナショウブ5

  さらにこの続きは、次回にしましょう。





面ノ木湿地はすばらしい! カワラナデシコ、ヤマオダマキが!

  梅雨明けを待ちに待って、先週の土曜日、美しい自然を求めてフィールドに出ました。もちろん、面ノ木園地の湿地です。先回行ったときは、すばらしい湿地の植物たちに出会えたのですが、あいにくの雨でしかも森の中なので暗く、写真がほとんど失敗だったからです。
  今回は、天候にも恵まれ、たくさんの植物たちにも出会え、とても満足して帰ってきました。面ノ木園地の駐車場から湿地のほうの下りていくところで、下の写真のようなカワラナデシコに出会いました。園地の駐車場や草地のいたるところに咲いているのです。それも、赤と白の二種類のカワラナデシコです。姿形が、実に美しい花ですね。

カワラナデシコ赤

カワラナデシコ白

  途中で、ツマグロヒョウモンというチョウに出会いました。下の写真ですが、これはオスです。表の模様と裏の模様とはだいぶ違いますが、美しい色に魅せられてしまいます。撮影できて嬉しいです。

ツマグロヒョウモンのオス

  この湿地にもチダケサシが咲いていました。かなり多くの固体があり、真っ白い花を付けていてきれいでした。下は、セセリチョウの仲間が蜜を吸いに着ていたところを写しました。チダケサシは茎がとても堅いのです。むかし山に入った人がチダケというキノコをこの茎に刺して持ち帰った、というのが名前の由来です。面白いですね。

チョウとチダケサシ

  ここには、オカトラノオが個体数も多く、それが満開でした。花の集合体で、それが腰を曲げるように折れて横にたなびく姿が美しいですね。一つ一つの花は、下の写真のように、5枚の花弁を持つ花です。

オカトラノオの花をアップ

  下は、一面に広く分布していたシロバナノイナモリソウという植物の花です。見たこともない植物だったのですが、近くに詳しい人がいて教えていただきました。こういう有名な湿地には、植物に詳しい人がしばしば訪れるので、そういう方に出会えるととても勉強になります。これからの時期に、一面に咲くそうです。

シロバナノスナモリソウ

  もうひとつ教えていただいたのは、下の写真のダイコンソウです。そういえばだいぶ前にOさんに教えていただいたことを思い出します。5枚の黄色い花弁と中心部のおしべが放射状にでているのた特徴です。花が落ちると、丸い放射状の部分だけが残って玉になるのです。

ダイコンソウ

  下は、ヤマオダマキです。先回行ったときは、まだまだかなりたくさんの個体数を確認してきましたが、今回はもうほとんだ花が見られなかったのです。終わりかけの花を、かろうじて撮影できたわけです。優美な姿の花がひっそりと湿地の中に咲いているのは、なんとも形容しがたい美しさですね。。

ヤマオダマキ3

  これも花が終わった後のウバユリです。大きな葉が独特ですね。これもあまり見られない植物です。

ウバユリ

  この続きは、次回としましょう。



長命湿地のツチアケビ、ムラサキシキブ、チダケサシ!

  とにかくよく降りますね。連日の大雨に閉じ込められ、外でやる仕事がまったく出来ません。庭は雑草が繁茂しすぎて、駆らないと大変です。梅雨の合間に、傘を持って長命湿地に出かけました。
  長命湿地の駐車場脇に生えたツチアケビに花が咲いたことを前にお話しましたが、次々と花が咲いた後、そこにアケビが出来ていました。まだ細いですが、したの写真の紅くて細長いものがそれです。花がついた茎のような部分(うすいピンク色)が、次第に太くなり紅くなってアケビとなるのです。知りませんでした。まだつぼみがたくさんありますので、もっと多くのアケビが出来そうです。


ツチアケビのあけびが

  下は、別のところに生えた株のツチアケビです。全部で6~7株くらい生えたことになります。群生しているのは珍しいです。

別のツチアケビ

  コバノトンボソウのことは前にお話しましたが、西側の雑木林の中に新しく出だした日本のコバノトンボソウが生えていました。ラン科の珍しい植物ですね。

コバノトンボソウが二つ

  この湿地では、チダケサシが今満開です。鹿に食われながらも、いたるところに白い花を咲かせています。そこに昆虫がやってきて、にぎやかです。

満開のチダケサシ

  ピンク色のチダケサシもありました。とてもきれいです。

ピンクのチダケサシ

  チダケサシの花の蜜を吸いにきた、二匹のチョウが止まっていました。セセリチョウの仲間でしょう。詳しくは分かりませんが、・・・・。

チョウとチダケサシ

  今咲いている花は、チダケサシのほかは、ムラサキシキブです。数日前から咲き始めたようですが、ピンクの花がきれいです。秋に真っ赤な実がつくのを楽しみにしています。。

ムラサキシキブの開花

  この湿地の南西隅には、ミゾソバが一面に生えています。地下茎で増える植物は群生するのですね。水辺はえる雑草ですが、花が咲くときれいなのですよ。

ミゾソバの群生

   大雨の後であったためか、したの写真のようなキノコが雑木林の中に群生していました。なんという種類かは分かりません。たくさんあるので、採って食べてみたい誘惑に駆られますが、はやり怖いですね。

群生していたキノコ



長命湿地にモリアオガエルの卵塊が新たにひとつ確認!

  ときどき長命湿地を覗いていますが、つい先日モリアオガエルの卵塊が新しく一つできていることがわかりました。下の写真です。これまでに確認されているだけで、13個の卵塊を見ていますので、全部で14個ということになります。13個目を確認してからだいぶ時間がたっているので、産卵はもう終わったものと思っていました。まだ梅雨のさなかですので、池の水が十分にあるまでは産み続けるのでしょうか。

モリアオガエルの卵塊1

  下は、壊れかけた卵塊です。樹木の枝先に生みつけた後、卵塊の中で成長すると、卵塊からぽとぽととオタマジャクシが池に落ちていくわけですが、その段階になると下の写真のように形が崩れてくるのです。

壊れた卵塊

  驚いたことに、卵塊がちぎれて土嚢の上に落ちていました。おそらく壊れるときに風が強くて、池の水面ではなく土嚢の上に落ちてしまったのでしょう。中にオタマジャクシがいるかどうか確かめていませんが、生きていたらかわいそうと思い、そっと池に戻してあげました。中に入っていたオタマジャクシは生きているでしょうか。

土嚢に落ちた卵塊

  先に、チダケサシの花が鹿に食べられてしまったことをお話しましたが、元気に育つものもいます。下はそのうちの一本です。チダケサシは日当たりのよいところならばどこでも咲くのですが、湿地環境にも強いのでこの湿地にも咲いているわけです。白い花と姿がとてもよく目立ちますね。。

チダケサシ2

  近寄ると、下の写真のようです。

チダケサシ3

  さらにアップすると、下のようになります。小さな花がたくさん集合しているのですね。薄いピンク色になるのは、おしべの色によるのでしょうか。

チダケサシ4

  オモダカがだいぶ大きくなってきました。ありふれた水田雑草のひとつですが、この湿地にも少しだけ生えています。葉の形が独特なので、印象的ですね。夏には白い花がつきます。

大きくなったオモダカ

  下は、湿地ではなく西側の雑木林の中に生えていたコバノトンボソウです。もうじき花が咲くところですね。とても珍しいラン科の草本です。

コバノトンボソウ





雨の中を面ノ木園地の湿地に行きました!

  雨が降り続きまして、なかなかフィールドに出られません。先週の金曜日は午前中は雨が降っていなかったので、少し遠出して面ノ木園地に行ってみました(我が家から車で時間くらい)。雨が降ったら温泉にでも漬かって来ようか、と思ったのです。しかし、面ノ木園地に着いたら、大雨になってしまいました。すこしだけでも湿地を歩いてみようと思ったのですが、歩いてみて驚きでした。こちらではめったに見ることが出来ない植物の花がたくさん咲いていたのです。結局、だいぶ雨に濡れながら、全部を回ってしまいました。
  嬉しくてたくさん写真を撮ったのですが、雨でしかも暗い森の中で写したので、シャッタースピードを上げることが出来ず、どうしてもぶれてしまうのです。ほとんど全部、失敗写真でした。でも、何とか見れる写真だけをアップすることにします。下の写真はヤマオダマキです。作手でも一度見たことはあるのですが、なかなか出会えなかった植物です。

ヤマオダマキ1

  群生とまでは言えませんが、たくさんの花が咲いていました。ほんとに姿の美しい花ですね。

ヤマオダマキ2

  下は、カキランを写したものです。まさに群生していまして、こんなにたくさんの花を見たのは初めてです。濃い黄色の花ですので、とてもよく目立ちます。ラン科の植物らしい花の姿で、美しいですね。ピントが悪く、すみません。

カキラン2


カキラン3

  ツチアケビがありました。めったに見られないツチアケビに出会えるなんて、ラッキーですね。まだ花は咲いていませんでした。やはりここは標高が高く、花はまだなのでしょう。去年も同じ場所で見ましたが、写真の背後に黒い木のようなものが見えますが、それが去年の株です。

ツチアケビ3

  こちらにも、ノハナショウブがたくさん咲いていました。ちょうど濃い霧がかかっていて、雲の中にいるようでしたが、写真は幻想的な雰囲気となりました。

湿地の花園

  上の写真の中に、白い直立した花がいくつも見えますが、それを写したのが下の写真です(ピンボケですみません)。この植物は、ボクは見たことがありません。清楚で美しい花ですね。トラノオに似た花なのですが、オカトラノオやヌマトラノオ、ノジトラノオなどとも違います。結局分かりません。

白い花?

  ササの葉が生い茂った地面に、巨大なアミタケが生えていました。それもたくさん。町名湿地にも生えており、採取して食べています。これも押ししそうなので持って帰りたかったのですが、ここは植物の採取が禁じられているところですので、遠慮しました。

アミタケ


  帰りに近くの温泉に寄ろうと思ったのですが、雨脚が激しくなり、山の中ですので帰り道が心配になります。そこで、温泉は断念してまっすぐに帰宅しました。たくさんのすばらしい湿地の植物が出会いながら、写真に残すことが出来なかったので、近いうちに再度訪問することにしています。お楽しみに!


トチノキの輪切り完了! わが庭の植物たち!

  昨日は、懸案だったトチノキの輪切りをしました。どういうことかというと、長命湿地の地主さんが「去年、台風で倒れたトチノキがあるけれど、薪に必要なら持ってって良いですよ」と言ってくださったのです。長命湿地のすぐ南の土地です。根元の太さが直径50cmもあるトチノキの大木です。しかし、何本かのアカマツの巨木も同時に倒されており、それを取り除けないとトチノキを伐ることはできません。アカマツも一緒に薪にしたら?と思われるかもしれませんが、アカマツはヤニがあって薪にするとストーブに悪い影響がでてしまうのです。そこで、難儀してアカマツを取り除き、その下になっていたトチノキを輪切りにしたのです。それが、下の写真です。二日間の作業でしたが、くたくたに疲れました。

トチノキの輪切り!

  チェンソーが大活躍したのですが、途中で止まってしまったり、チェーンが外れてしまったり、その原因が分からないので、農協の機械部門に持ち込んで修理してもらったり、だいぶ苦労しました。でも、輪切りが完成し、Hさんに手伝ってもらって軽トラでわが家に運び込みました。薪小屋も作ってあるし、あとは輪切りにしたトチノキを割って薪にするだけとなりました。

トチノキの輪切り

  休んだ道端にニワゼキショウが咲いていたので、アップして写してみました。どこにでも生えている雑草ですが、きれいな花ですね。

赤紫のニワゼキショウ

  わが家の玄関前に、ヤブカンゾウが咲きました。毒々しいほど鮮やかなオレンジ色ですが、たくさん咲くときれいです。10個ほど咲きました。


咲いたヤブカンゾウ

  また、わが家の庭では、アカメガシワの花が満開! 薄い黄色の花がどの枝にもたくさんついてきれいなのです。

アカメガシワの花1

  黄色の花の正体は、下の写真で分かりますね。まん丸のつぼみがはじけて、中から放射状に花が出るのです。

アカメガシワの花2

  もっとアップすると、下の写真のようになります。無数の放射状に出るものは、おしべなのでしょうね。超アップすると、意外なものが見えてきます。

アカメガシワの花3

  今は、アカメガシワの花が落ちて、木の下のテーブルの上は、落ちた花で一杯です。そして、そこにヒョウモンエダシャクという蛾の一種が止まっていました。庭には今、たくさん飛び交っています。、

ヒョウモンエダシャクというガ

  ベニシジミもたくさん舞っています。写真のベニシジミは少し地味なように思います。色鮮やかな紅色が多いのですが、・・・・。

ベニシジミ3


各地で目立った植物と昆虫!

  城山公園湿地で、下のような黒いチョウを見ました。図鑑によれば、オオチャバナセセリではないかと思いますが、下羽の模様が見えないので、イチモンジセセリかもしれません。

黒いチョウ???

  この湿地でクサレダマを見たので、鴨ヶ谷湿地にも咲いているかもしれないと思い、行ってみました。下の写真のように、咲いていました。それも、ものすごい数です。背の高い他の植物でよく見えませんが、一面黄色の花が咲いていました。。

群生するクサレダマ

  よく見ると、クサレダマの葉のつき方は、対生あるいは3~4枚の輪生であることに気づきました。珍しい葉のつき方ですね。こういうことを知っておくと、花が咲かなくても種が分かるということです。

鴨ヶ谷湿原のクサレダマ

  移動していたら、地質がむき出しになっている大きな崖がありました。そこには携帯電話の中継塔が立っていて、その修理が行われていました。お断りして中に入り、地質を調べたりしました。崖の下は広い広場になっており、いろいろの植物が生えていましたが、ひときわ目立ったのが下の写真の赤紫色の花の群生でした。

赤紫の花

  近寄ってみたのですが、初めはフジバカマかサワヒヨドリかと思ったのですが、葉の形やつき方が違っていて、別の種と分かりました。園芸種が蒔かれたたのかもしれません。結局、種名は分かりませんでした。でも、きれいな花です。その後、読者から「三尺バーベナ」ではないかと教えていただきました。ありがとうございます。早速図鑑で調べましたが、載っていないので、野生種ではなく園芸種だとわかりました。

赤紫の花アップ

  この広場は、ところどころに水溜りがあって、トンボが飛んでいました。目に付いたのは下の写真のトンボです。ハラビロトンボのオスです。湿地にしか生息しないトンボなのですが、水溜りも長く干上がらないような環境なのでしょう。

ハラビロトンボのオス3

  下は、ハラビロトンボのメスです。黄色いトンボというのも珍しいですね。とてもきれいです。

ハラビロトンボのメス3

  またここで、タケニグサをたくさん見ました。背の高い、大きな変わった形の葉を持っています。茎を切ると、竹のように中空なので、竹に似る草という意味で名が付けられたといいます。今は、先端部に黄色い花を付けていました。

タケニグサ

城山公園湿地で出会った生き物たち!

  この村の主要部の水質を調べるために歩いていることをお話しましたが、いろいろの場所に行ってそこの生き物に接しています。下は、庄ノ沢湿地で見た、小さなイトトンボのつがいです。イトトンボは種類が多く、この種がなんであるか、ボクには見分けられません。

イトトンボのつがい

  今回、初めて城山公園湿地に行きました。公園として整備されている中に、小さな湿地があるのです。整備されすぎていて自然の状態が心配になりましたが、結構良好な湿地環境が保たれているようです。

城山公園湿地

  どこでもそうですが、今、ノハナショウブが花盛りです。まとまって咲いていました。

ノハナショウブの花園

  水路に黄色のきれいな花が目に止まりました。いかにも水生植物らしい葉の形をしていますが、種名はわかりません。

水路に黄色い花

  その近くに、たくさんのタニシがいました。種名は分かりません。このごろは田んぼにも見かけないですので、こんなに密集して生きているところ珍しいですね。

たくさんのタニシが

  見渡していると、なにやら見たことのない黄色の花が群生していました。ちょっと頭によぎったのは、鴨ヶ谷湿原で見たクサレダマです。図鑑を調べたらそうでした。ここにもクサレダマがあったのですね。湿地に咲く花で、大変珍しい貴重な植物です。おかしな名前ですが、レダマというマメ科の低木に似ているのでつかられたというのですが、あまり似ていないそうです。オカトラノオ属ですから、オカトラノオやヌマトラノオとの近縁種ということになります。似ているとは思えないのですが、・・・・。

クサレダマの花

  アップしてみると、たくさんの黄色い花が集合していることが分かります。一つ一つの花の姿は、確かにオカトラノオに似ています。

クサレダマアップ

  ヌマトラノオはこの湿地に群生していました。これは地下茎で増えていくので、群生していることが多いのですね。オカトラノオと違うのは、花序が途中で曲がらず、垂直に出ることです。長命湿地にも、数は少ないですが咲いていましたので、確かめてみましょう。

ヌマトラノオの群生

  花は、下から咲き始め、上へと上っていきます。花の形は、オカトラノオとほとんど同じですね。

ヌマトラノオアップ

  この湿地は、バッタ類が多かったです。びっくりするくらいで、歩くたびにバタバタトバッタが飛ぶのです。したの写真のバッタは何というのでしょうか、ボクには分かりません。

バッタが多かった

  きれいなチョウが飛んできました。止まるのを待って写してみたら、ツマグロヒョウモンのオスでした。きれいなチョウですね。

ツマグロヒョウモンオス






シカに食われたか?ノハナショウブの花!

  今、どの湿地に行ってもノハナショウブが咲いていてきれいです。でも、最盛期を過ぎて一部分は終わりかけています。長命湿地でも昨年よりも多くノハナショウブが咲きましたが、どこに咲いたのか、地図に落として見ました。下の図をご覧ください。
  全部で22地点です。分布の傾向として、南のほうに多く、高い樹木が生えている場所には分布しません。日照がよいところを選んでいるように思います。しかし、2地点は藪の中の暗いところに咲きましたので、必ずしも日照だけが原因でもなさそうです。

ノハナショウブが咲いた地点  

  ところが、数日前に行ってみたら、咲いたノハナショウブの数が少なくなっていました。咲いた位置を確認して地図に落としていましたので、花の位置は分かっています。今残っているのは、ほんの1割です。詳しく観察すると、みなスパーッと切り取られたような切り口が見えます。咲いていた花が何者かによって切り取られたとしか考えようがない状態です。下の写真は、切り取られた花がその場所に捨てられていたところを写したものです。右側の切り口が鋭いことが分かりますね。つぼみもやられていますので、それが咲いていたらもっとたくさんの地点数になっていたでしょう。人間がやったとは考えにくいですし、犯人はシカだろうと判断しました。シカはよく新芽や花を食べることは聞いていたからです。おそらく、やわらかくて、花の蜜のために甘いのかもしれません。

食いちぎられたノハナショウブ

  ノハナショウブだけではないのです。驚いたことに、咲き始めたチダケサシ(下の写真)も食べられていたのです。いたるところに食いちぎられた跡が残っています。去年もたくさん咲いた場所の近くです。

咲いたチダケサシ

  チダケサシのつぼみをアップしてみました。食いちぎられていたのは、この頭の部分だけです。

チダケサシつぼみアップ

  というわけで、なんとかシカの害を防ぐことは出来ないか、いろいろ考えるのですが、電柵をまわすことくらいしか考えられません。そこまでしなくてもと思います。お金の問題ではなく、ありのままの自然を残すことに意味があると思っているからです。多少の害は、目をつぶることにしましょう。

  ところで、先回ホソバノヨツバムグラをアップした写真をお見せしましたが、あまり気に入らないので、再度挑戦しました。下の写真ですが、少しは良くなったかもしれません。。


ホソバノヨツバムグラアップ

  ついでに広く分布するオオミズゴケをアップして写してみました。分厚い葉の表面はトゲトゲです。この植物体の中に、大量に水を含んでいるのですね。


大ミズゴケのアップ

  道路側の小道を歩いていたら、下のような蛇がいました。急いで写したのでピントが甘く、外皮の模様がよく分かりませんが、マムシだろうと思います。長さ50cmくらいで、模様がマムシの似ているからです。猛毒の蛇ですので、これからは注意して歩かなければいけませんね。


マムシ?



 




その後の長命湿地の生き物たちは?

  しばらく遠ざかっていましたが、長命湿地で出会った生き物たちを紹介します。

  ホソバノヨツバムグラについては前にもご紹介しましたが、今回はマクロレンズでアップに挑戦しました。下が前に写した写真ですが、これでは花の形など小さすぎて分かりません。


ホソバノヨツバムグラ開花

  そこでアップに挑戦してみたのですが、下の写真の通りであまりうまく取れているとはいえません。被写体深度を大きくとって背景がぼやけないようにするとよかったのでしょう。でも、白い三つの葉があり、ひとつの葉に三つの斑点が付いていることが分かります。おもしろい姿ですね。、


ホソバノヨツバムグラ2

ホソバノヨツバムグラ3

  オニスゲもアップしてみました。細かく見ると、こんな形をしているのですね。先端が尖った玉ねぎ状のものがたくさんくっつきあっているのです。玉の中に何が入っているのでしょうか?

オニスゲアップ

  ニガナもところどころに咲いているので写してみました。ニガナですが、湿地に見られるニガナはハイニガナといって、根にランナーが付いていて増え方が違うそうです。Oさんに教えてもらいました。これからはハイニガナと呼びましょう。5枚の黄色い花弁の先端がギザギザで、おしべの先も面白い形をしています。

ハイニガナアップ

  長命湿地の入り口の沢沿いにツチアケビが生えてきたことを前にお話しましたが、最近花がつき始めました。明るいオレンジ色の葉や幹と違って、花は黄色です。

咲いたツチアケビ1

  アップしてみると、幹から伸びだした枝先につぼみが付いていることが分かりますね。それが開花すると黄色の花となるのです。この写真には、偶然、カナヘビが写っていました。驚いたことに、この一株だけではなく、最近は2mくらいの範囲にたくさんのツチアケビの赤ちゃんが誕生していたのです。全部で10株以上はあります。今後の開花が楽しみです。

咲いたツチアケビ2

  休み場の付近にしばしば下の写真のようなトンボがやってきます。はじめはオニヤンマかと思っていたのですが、どうも違うようです。オニヤンマのように行ったり来たりするような動き方をしないで、おっとりした飛び方で長くホバリングします。それに、オニヤンマの色は黒地に黄色ですが、これは緑色ですね。図鑑を調べていたら、これはどうもコオニヤンマらしいのです。複眼もオニヤンマのようにつながらず、左右に離れています。ボクは初めて見るトンボです。

コオニヤンマ1

  ホバリングしている時間が長いので、下のように写真に収めることが出来ました。きれいなトンボですね。

コオニヤンマ2

  周囲のあぜを歩いていたら、シマヘビに出会いました。どうでしょう、美しいと思いませんか? 長命湿地はカエルがたくさんいます。トノサマガエル、アマガエルが多いですが、モリアオガエルもいますね。カエル天国なのかもしれません。当然、それを餌に狙うヘビがいるというわけです。ただ、ヤマカカシやマムシは毒があって怖いですね。両方とも、この湿地で見たことがあります。注意して歩くようにしましょう。

コナラの木にシマヘビ




続いて山と湿地の植物を紹介します!

  これまでマクロレンズの使い方がよく分からずあまり使っていなかったのですが、使いこなしてみようと、今回たくさん写しました。結構いけるので、次々と写しています。下は、シロツメクサ。ありふれた雑草ですが、アップしてみると美しいですね。

シロツメクサアップ

  下はヒメジオンだろうと思います。ハルジョオンは終わったのではないかと思っているからです。アップしてみると、真ん中の黄色い部分が実に細かく出来ているのですね。

ヒメジオンアップ

  庄ノ沢湿地をさらに奥のほうの山に林道を進みました。いたるところにオカトラノオが咲いていたのですが、下の写真はオカトラノオが群生していたところです。面白いことに、ここではオカトラノオの尻尾が皆同じ方向を向いているのです。風になびいているとも思えませんし、太陽の方向とも違います。なぜなのでしょうか? ここでは同じ場所に、ヤマホタルブクロもたくさん群生していました。

オカトラノオの群生

  下の写真のように、ハギの花が一杯咲いていました。新しく林道を開いたところなので荒地が多く、そこにヤシャブシの木や萩類が咲いていました。これはアレチヌスビトハギではないかと思います。紫の花がとてもきれいです。

ハギの花

  ある沢の水が滴るところに、ガクアジサイと思われる花が群生していました。植えられたガクアジサイはたくさん見ることがあるのですが、自然の中で咲いているのは初めてみました。

ガクアジサイ?

  下は、ノイチゴの実を一杯付けたところを写しました。イチゴ類も多種類あって、これがどの種なのかはわかりません。赤い実が一杯ついているのはきれいです。

ノイチゴ?


  ついでに、先回行った「がんばり山湿原」を再訪しました。そこで見たサワランをもっとアップして撮りたいと思ったからです。カキランはそのときは咲いていませんでしたが、今回はわずかに開花していました。しかし、うまく撮れませんでした。 サワランは下のように、アップして撮りました。図鑑ではもう少し開いているのですが、これは咲いたばかりだからかもしれません。でも、きれいですね。

サワラン1

サワラン2

  腐った樹木の上に、下の写真のようにモウセンゴケが生えていました。ぐちゃぐちゃの湿地なので、ひざまづいて写真を撮ることもできず、アップはこれが限界です。でも、針のようなものがたくさん出ているのはよく分かりますね。円盤のようなところに小さな虫を追い込んで、粘液で虫を溶かしてしまうのだそうです。前回見たのですが、虫といっても1mmもない小さなものでした。おおきなものは、これでは無理なのでしょう。。

モウセンゴケ1


モウセンゴケアップ

  先回、クロテンツキが咲き始めたところの写真をご覧いただきましたが、下がつぼみの段階です。もっときれいに咲いたときに写したいと思います。

クロテンツキのつぼみ

  湿地の外に出たら、アカマツの倒木にへんなキノコが付いていました。たしか、ホウキタケとかいうキノコだったと思います。

変なきのこ






花を超アップしてみると!

  庄ノ沢湿地の入り口にはバイカツツジが生えていて、今花盛りでした。これも変わった花ですね。白い梅のような花なのでその名が付いたと言われます。傘をおちょこにしたような(反り返った)形で、外に向かっておしべが伸びるなんて、おかしな形です。

バイカツツジの花

  また、庄ノ沢湿地でオニヤンマを見ました。オニヤンマの季節になったのですね。真夏の7月頃から姿を現します。オニヤンマは縄張りを張り、他所から入ってくるトンボを追い出してしまいます。いつだったか、山の雑木林の中で産卵しているのを見ました。土の中に卵を産むこともあるようです。

オニヤンマ

  下は、終わりかけたノハナショウブの花に止まっていたオニヤンマです。黒と黄色の色が、鮮やかですね。

ショウブにオニヤンマ

  庄ノ沢湿地を離れたわき道を行くと、トラノオと真っ赤のシロモジの新芽を見ました。シロモジの新芽は赤いことがありますが、これほどまでに真っ赤な新芽は見たことはありません。実に色鮮やかできれいです。

トラノオとシロモジの新芽

シロモジの新芽

  今日こそはと、マクロレンズを持っていきましたので、それを使ってオカトラノオの花の超アップ写真を撮ってみました。小さい花の集合であることは分かるのですが、これほどアップするとおしべやめしべの状態まで観察できます。すごく美しいですね。

トラノオの花アップ

  近くに群生しているウツボグサも、アップしてみました。アップしなくても美しいですが、アップするとこんなにも美しいか、とびっくりしますね。花弁の表面に毛が生えているところまで分かります。

ウツボグサ3

ウツボグサアップ

  先回の報告のように、庄ノ沢湿地で初めてカキランを見ましたが、それも超アップにしてみました。花は1cmほどしかありませんが、大きくアップするのは結構難しいのです。でも、花弁の中の模様まで分かって、一層きれいです。

カキランアップ

  近くに咲いていたササユリも、超アップにしてみました。めしべやおしべがグロテスクに見えますね。面白い映像です。

ササユリアップ  




庄ノ沢湿地および山で出会った生き物たち!

  庄ノ沢湿地にヌマトラノオが咲き始めました。まだほんのわずかですが、・・・・。長命湿地にもありましたので、咲いているかもしれません。

ヌマトラノオ

  今、どこでもオカトラノオの花がたくさん咲いています。トラノオの花の奇妙な形は、たくさんの小さな花の集合なのです。湿地に咲くヌマトラノオは、オカトラノオに比べて形が小さく、直立しているのが特徴です。オカトラノオは、下の写真のように、先端が曲がっています。きれいですね。。

オカトラノオの花

  庄ノ沢湿地の脇を流れる小川の岸に、下の写真のような植物がびっしりと生えていました。地衣類なのでしょうか。前にもよく見かけてのですが、地下水が染み出すような湿った斜面で見ることが多かったように覚えています。名前が分かりません。今は、花の穂が垂直に伸びだしています。変わった姿の植物ですね。その後、ネットのシダ植物の図鑑を調べていたら、同じものが載っていました。ヒカゲノカズラです。シダ植物だったのです。

これは何か?


  そのすぐ隣に生えていた地衣類です。名前は分かりません。まるで和服によく使われる模様のようですね。美しい造形です。

コケ類?

  そこに、ウツボグサの群生が見られました。

ウツボグサの群生

  地質を調べようと、最近工事をした林道に入ってみたら、たくさんの黒っぽいチョウが飛んでいました。下の写真の右側の小さなチョウが、クロヒカゲというチョウです。左側は、ヒメジャノメというチョウです。きれいな模様ですね。

何というチョウ?

  下の写真は、ヒメジャノメが羽を開いたところを写しました。表よりも裏のほうがきれいですね。

羽を開いた

  北方の菅沼から山に入ったら、一部分が白い葉となったマタタビがよく目に付きます。どうして葉に一部分が白くなるのでしょうか。図鑑の説明によると、落葉つる性の木本。枝の上部の葉だけが花期に表面が白くなると書かれているのですが、なぜ白くなるのかは分かりません。
  猫およびネコ科の動物が好むと書いてありますが、ホントです。ボクが子どものころ、隣の家が猫好きで10数匹の猫を飼っていてしばしば我が家にも被害が及ぶので、兄貴たちがマタタビの実を買ってきておびき寄せ、捕まえては遠くに車で運んでいって退治したことを覚えています。ビンに詰めたマタタビのふたを開けた途端に、猫が興奮状態になったのです。すごいですね。


マタタビ

  ササユリのつぼみが3本出ていました。咲いたらきれいでしょうね。

ササユリのつぼみ2

  ウツボグサが群生しているところがありました。その一本をアップして写したのが下の写真です。紫の小さな花がたくさんついているのですね。一つ一つの花がとてもきれいなことに驚きました。

ウツボグサ2

  そこで発見したのは、サルナシでした。作手の植物に詳しいOさんによれば、サルナシは作手では極めて少なく、数箇所でしか確認されていないと言います。ということは、これは貴重な発見というべきなのでしょう。長命湿地の入り口付近にあって、Hさんが大事に育てているのですが、半月ほど前には花が咲いていました。ここでは、花は終わってしまったのかもしれません。秋になる実は、とても美味しいとのこと。キウイフルーツと似た味だと利きました。一度食べてみたいですね。

サルナシの木





長ノ山湿原でハッチョウトンボが、庄ノ沢湿地でカキランを発見!

  このところ、作手の湿地や川などの水質を調べ始めました。湿地の植生は、その水質とかかわりが深いのです。作手高原全体の水質の状況を知りたい、その上で各湿地の水文学的な特性を把握したいと考えているのです。まだスタートしたばかりで、ある程度まとまってきたら、このブログでもご紹介しようと思います。

  そんなことで、今、広い地域の川や湿地、湧水地点などで水質を測っています。
そこで見た、この季節の生き物たちをご紹介します。長命湿地のさらに南にある長ノ山湿原では、驚いたことにハッチョウトンボを見たのです。だいぶ早いのかどうかと思って昨年のブログを見ていたら、庄ノ沢湿地で6月4日に見ているのです。早いと思ったのは間違いで、遅かったのです。

長ノ山湿原のハッチョウトンボ

    ゆるめき湿原でアオゴウソというスゲの仲間をOさんに教えていただきましたが、長ノ山湿原にもたくさん見られました。

長ノ山でもアオゴウソ

  ミタケスゲもOさんに教えていただきましたが、長ノ山湿原にもたくさんありました。上、下ともに特徴的な姿なので、忘れないでしょう。

ミタケスゲ長ノ山

  下のような葉は、キセルアザミ(マアザミ)ですね。長ノ山湿原にもたくさん見られました。8月になると開花するでしょう。湿地の夏を彩る植物ですね。今の季節は、湿地以外のところではスズカアザミがたくさん咲いています。

ヒメシダ

  下もOさんに教えていただきました。クロテンツキというカヤツリグサ科の植物だそうです。初めてみる植物です。変わった姿の植物ですね。

ヒメコヌカグサ?


  今度は、庄ノ沢湿地に行きました。そこにも、ハッチョウトンボがいました。数は少ないですが、オスもメスもいました。1.5cmにも満たないトンボであること、止まっていて動かないこともあって、目を凝らしてみないとなかなか見つかりません。

ハッチョウトンボ2

ハッチョウトンボのメス

  今回とても嬉しかったのは、庄ノ沢湿地で初めてカキランを見たことです。見たいと思っていてもなかなか見ることが出来なかった種です。濃い黄色の4枚の花弁の中に、ピンク色のめしべやおしべが見えます。実に美しい花ですね。感激です!


カキラン開花1

カキラン開花2

  ハラビロトンボのオスがたくさん草のてっぺんに止まっていました。湿地にしか生息しないトンボです。

ハラビロトンボのオス2

  下の昆虫は何と言うのでしょう? 見たこともない昆虫です.。帰って、昆虫図鑑をじっくりと眺めているうちに分かりました。ホタルガです。羽は黒で前羽には白い帯があって、頭は赤。二本のV字状に延びた青黒い触覚が特徴的です。外見がホタルに似ていることから付けられた名前だそうです。止まっているときもきれいですが、飛んでいるときはあまりに早くて分かりにくいのですが、ブルーの模様があってきれいなのです。

黒いチョウ?

  見たこともない植物や動物に出会うということは、ほんとうに興奮しますね。その感動を得たいために、明日もフィールドに出るのです。





coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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