その後の長命湿地でやっていること!

   長命湿地で今やっていることをお話ししましょう。
  畦の灌木や草を刈って小径を作ってきたことをお話ししましたが、水浸しの湿地は長靴でも歩くことが困難です。そこで、ブロックを敷き、それに板をかけて小径を作っています。だんだん板が底をついてきましたので、製材所でもらってきたコア(端材)を下の写真のように作って渡すのです。90cmくらいの長さに切った二枚の端材の下に、短い端材をビスで止めて二枚を板のようにします。かなり強いので、人が乗っても大丈夫です。

端材の小径

   しかし、木材ですので、2年もすれば腐ってしまいます。そこで、防腐剤を塗らなければと思うのですが、防腐剤は化学物質であって湿地のような自然の場所では汚染が心配になります。そこで、1年ほど前、友人からいただいた植物性の「あまに油」(下の写真)を塗ることにしました。これならば環境に影響を与える心配もないわけです。防腐剤と違い、あまに油は撥水性があり、水をはじくために腐りにくくなるのです。しかし、ねばねばの液体で、塗るのにとても力がいります。小径はかなりの距離になりますので、端材の板を作ることも、ブロックを運び込むことも重労働です。何日もかかりそうです。

あまに油

  もう一つの作業は、南の方の水路を堀り下げることです。いかに土嚢を積んで水路の水が遮断されたとはいえ、大雨の時などには増水して湿地に流れ込む可能性があります。また、普段の時でも水路の水位の方が高いので、湿地の方に浸透してくる可能性があるのです。そこで、10cmくらい、水路を掘り下げる作業をしてきたのです。今朝、朝早く湿地に行き作業をしましたが、ほぼ完成しました。勢いよく水路に水が流れるようになりました。シャベルで掘り上げ、ジョレンで底の泥や砂を掘り上げる作業は重労働でした。でも、早朝からの作業でしたので涼しく、汗でシャツがぐちゃぐちゃになるようなことはありませんでした。 

溝掘り

  水路を掘っていると、イモリが二匹見つかりました。「イモリ君の住みかを荒らしてご免ね!」と言いながら、作業を続けました。 

ニホンイモリ

   ほぼ作業を終わって湿地を一周してみたら、さらにノハナショウブが増えていました。新しく咲いてきた花と、咲きそうなつぼみがありました。いつ見ても美しいですね。

ノハナショウブ4

 

ノハナショウブ5

   湿地に生えている草本類の種類が分からないので、写真に撮っています。草本類は葉だけでは種名分からないことが多いのですが、これからそれぞれがどんな花が咲くか、観察し続けて種を同定してみたいと思っています。

 

 

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バードストライク! ビワの焼酎漬け!

    昨日の午後のことでした。長命湿地の作業でクタクタになって家で休んでいたとろろ、なにやらドスーンと音がしました。その数分後、庭に面するデッキに、小鳥がうずくまっているのに気付きました。おそらく、小鳥がガラス戸に衝突して怪我をしたのでしょう。バードストライクと言いますね。じっとしていて動かないのです。それを写したのですが、見たことがない鳥です。スズメよりやや大きいくらいの大きさで、初めはスズメと思っていたのですが、写真に写してみると、明らかに違います。アオジのようにも見えますが、胸が緑色をしていません。尻尾が茶色っぽくて、きれいな小鳥ですね。そのうちに、飛び去ってしまいました。どなたかこの小鳥の名前を教えてください。

何の鳥?

  庭にホオジロが飛んできて、地面の餌をついばんでいました。このところあまり小鳥がやってきませんでしたので、久々の来訪に嬉しくなりました。 

庭のホオジロ

  庭の南西の隅に植えたビワが色づいてきました。ビワは食べる果物とばかり思っていたのですが、数日前、ある方からビワによる健康法を教えていただきました。ビワというのは、身体の中の毒物や不要なものをきれいにしてくれるのだそうです。教えていただいたのは、ビワの葉の焼酎漬けです。新しい葉ではなく古い葉30枚位を細かく切り、やく1800ccの焼酎に漬け、3ヶ月ほど置くと琥珀色の液になります。それを少量でも毎日飲むと身体にとても良いのだそうです。また打ち身やねんざ、外傷などにも、患部につけると治りが早いと聞きました。湿疹にもよいと言います。

ビワの実

   2,3年前にいただいていたビワの葉漬けがあることを思い出して、を引っ張り出し、ボクは毎日飲む焼酎に入れて飲んでいます。湿疹が出て困っていたのですが、それを毎日患部に付けたらほとんど治ってきています。嬉しいです。同じく、ビワの種を焼酎漬けにして食べるのも、とても良いそうです。がりがりとしてあまり美味しいものではありませんが、・・・・。ビワがこんなに身体によい薬草だなんて、ボクは全く知りませんでした。
  わが家にたくさん生えている雑草にドクダミがありますが、それも薬草で、乾燥させてドクダミ茶として飲んでいる方がいますね。わが家のドクダミは美味しい、ということで友人に差し上げています。

ギボウシ

 

  上は、庭に植えたギボウシが咲き始めたところです。大きなハート形の葉の中から、真っ白のギボウシが咲くのは美しいですね。

家の周りの植物たちをご紹介!

    今度は、家の周りの植物たちをご紹介します。

  一週間前には満開に白い花を付けていたウツギが、急激に花が散り、今は実だけとなってしまいました(下の写真)。少しずつ花が散っていく植物があるかと思えば、急に散ってしまう花もあるなんて、植物は不思議ですね。

ウツギの実

   下は、ホタルブクロです。その下は、ヤマホタルブクロです。ホタルブクロは白、ヤマホタルブクロは赤紫色です。ヤマホタルブクロは先週咲き始めてご紹介しましたが、ホタルブクロは昨日咲き始めました。釣り鐘型の大きな花は美しいですね。

ホタルブクロ

 

ヤマホタルブクロ

  隣の果樹園にクルミの木があるのですが、それに実が付き始めました。去年までは実が付かなかったのですが、今年ようやく実が付きました。こんな実が生るなんて知りませんでした。

クルミの実

   わが家のミニトマトも色づき始めました。食べられそうになったので、サラダに入れた食べましたが、美味しかったです。これからもたくさん生るでしょう。

ミニトマト

   近くの川まで歩いてみたのですが、そこに真っ白の穂が一面に広がっていました。アップしたのが、その下の写真です。穂に種があって、風で運ばれるような植物でしょう。きれいですね。こんな植物は見たことがないので懸命に図鑑を調べたのですが、種名は分かりません。どなたか教えてください。その後、図鑑やネット検索で分かったのは、イネ科のチガヤという植物でした。古来からある種で、万葉集ではツバナと呼んでいたそうです。

????

 

????白い穂

   下の黄色い花は、カタバミの花です。小さい5枚の花弁を持っていますが、葉の形が特徴的でそれと組み合わせると、すぐにカタバミであることが分かります。

カタバミ

   田んぼを覗いてみたら、ウキクサがいっぱい水面に浮いていました。調べたら、5mmほどの小さな葉ですが、その下に根が付いていて、水面に浮いて生育する水草の一種だそうです。田んぼの水草の代表的なものですね。

ウキクサ

  いおいろの植物があるのですね。 

 

わが池にアカガエル発見! 今回は動物編!

   わが家の池に、アカガエルが登場しました!! トノサマガエルとアマガエルしか見られなかったのですが、アカガエルは初めてです。赤い身体の色がきれいですね。茶色の縞模様や黒いまだらもきれいです。足の三本の指先の内、真ん中の一本が長いのです。これも面白いですね。今回は、庭や周辺を散歩したときに出会った生き物の内、動物編としましょう。

池のアカガエル

  その水槽の中に、下の写真のようにたくさんのトノサマガエルが集まっていました。水質を浄化しようと前に炭を入れておいたのですが、どういう訳か、炭と関係があるのか、なにしろ毎日のようにたくさん集まるのです。数えただけで、8匹も!! サワガニも、いつも2、3匹はいます。なぜなのでしょう??? 不思議ですね。

トノサマガエルうじゃうじゃ 

  田んぼから流れ出した水たまりに、オタマジャクシがうじゃうじゃいました。トノサマガエルのオタマジャクシではないかと思うのですが、オタマジャクシから種を判定するのは難しいです。

オタマジャクシ

  下は、庭で見たサナエトンボの仲間、コサナエだろうと思います。オニヤンマほど大きくなく、黄色の模様がきれいです。両方の複眼の前に、黄色いものが付くのも特徴ですね。あまり見かけないトンボです。数日前、ネットで今年発表された愛知県のレッドリストの昆虫編を見ていたら、コサナエが絶滅危惧種に入っていたことを思い出しました。

コサナエ

  下は、オオシオカラトンボのオスです。青白い胴体と、羽の付け根に色が付いているのが特徴です。メスがムギワラトンボのような色をしています。

オオシオカラトンボ

  農道に、ウスバキトンボが飛んでいました。全体が黄色のトンボなのです。羽まで黄色です。前に庄の沢湿地で出会ってご紹介したのを覚えておられるでしょうか。

ウスベキトンボ

   下のトンボは、何でしょうか? きれいですね! 図鑑に寄れば、カワトンボに間違いないと思います。カワトンボは、羽が透明の型と橙色のタイプがあるそうですが、これは橙色のタイプです。色がきれいですね。
  みな珍しいトンボで、ボクの子どもの頃には見なかったトンボばかりです。

黒いトンボ

   トンボの次はチョウです。
  下は、ベニシジミだろうと思います。イタドリだと思いますが、赤い葉脈の葉の上に止まっていたものです。葉の色と調和していますね。

ベニシジミ 

   下は、シジミチョウの仲間であることは確かですが、図鑑ではヤマトシジミが一番近いです。これも、羽の裏と表とでは色や模様が全く違います。表が写るともっと正確に種の同定ができるのですが、・・・・。

 

ルリシジミ?

  下は、おそらくスジグロモンシロチョウでしょう。ノコンギクの黄色の花と良く合いますね。

白いチョウ

  昼過ぎに庭に出たら、きれいなチョウが舞っていました。下二つの写真は、ツマグロヒョウモンのメスです。表も裏も、その模様が実に美しいのです。オスには、周囲を縁取るブルーの模様がありません。メスの方が美しいですね。去年も感動してブログにのせましたが、見るたびに感動してしまいます。

ツマグロヒョウモン1

 

ツマグロヒョウモン2

  昆虫や動物をご覧いただきましたが、みな本当に美しいですね。神さまが作った!としか言いようがありません。  

 

Hさんに黄柳橋、湯谷温泉の渓谷、阿寺の七滝を案内していただきました!

  Mさんの農場でのトウモロコシ・パーティーのあと、Hさんに新城市の南の方をドライブして、いろいろの場所を案内していただきました。
  下は、大正時代に作られたという黄柳(つげ)橋です。黄柳川は深い峡谷をなして流れているのですが、そこに橋を渡すのに、当時(約100年も前)の最高の橋建設技術、太鼓橋の工法で作り、その上に木造の柱を立てて道を作ったと言われます。今は、その工法を真似した新しい橋ができています。

黄柳(つげ)橋

   それは深い峡谷で、橋の上から見ると、目がくらみます。高所恐怖症のボクは、まともに下を見ることができませんでした。下の写真が新しい現代の橋です。橋の下を写したつもりですが、美しい峡谷ですね。

つげばし下の峡谷

  次に案内していただいたのは、湯谷温泉のすぐ下を流れる豊川の峡谷です。下の写真のように、川に段ができていて、それを刻む川の浸食地形が実に美しいのです。写真のように、温泉の建物のすぐ下を流れているのですね。湯谷温泉は、名古屋の奥座敷といわれ、高級な温泉街で、ボクなどは泊ったことはありませんが、・・・・。

湯谷温泉の豊川

  そこの橋の上で教えてもらったのが、カワサツキです。この季節に、川のすぐそばで真っ赤な花を付けるサツキの仲間だということです。サツキというとたくさんの園芸種が開発されていますが、その原種がこのカワサツキであることも知りました。とても珍しい植物なのですが、奥三河地方にはとくに多く見られると言います。近寄れませんでしたが、始めて見るカワサツキに感動しました。

   カワサツキ

  岩肌が露出した岩石の中に、真っ赤にイワサツキが咲いていました。まさに岩の割れ目にしがみつくように咲いているのを見ると、どんな過酷な環境でも耐えていける強い植物であることが分かりますね。洪水の時には濁流にも飲み込まれないのですから、すごいです。 

清流とカワサツキ

 

  次に案内していただいたのは、阿寺の七滝です。山の中を奥深く入ったところにあるのですが、その峡谷は緑が実に美しいのです。駐車場から歩いて30分ほどで滝に着きますが、滝はその最も奥にかかっています。そして、その沿道に広がる深い森の風景がきれいでした。

阿寺峡谷の風景

  そして、お目当ての「阿寺の七滝」の写真を写しました。日本の滝100選に選ばれているのだそうです。何段にも滝が落ちる風景は、素晴らしいですね。 

阿寺の七滝

  Hさんは、その辺りに分布する巣山礫岩に、たいそう興味があるようで、しきりに調べていました。こんな山の中に川が運んだ丸い礫からなる地層が存在することも謎めいていますが、その礫が断層によってちぎれて食い違っていることを、大分昔に見たことがあるそうです。それが見られないか、調べていたのです。残念ながら発見できませんでした。ボクの興味は、それよりも崖面に一面に生えるイワタバコという草本を教えていただいたことです。

イワタバコ

  上の写真のように、大きな葉が岩から直接に生えているのです。普通の草本は、土から茎が生えてその茎に葉が出ますね。そうではないのです。不思議な草もあるものですね。下の写真のように、それが崖に一面に生えているのですから、不思議です。 

一面のイワタバコ

  そこの道ばたで、アカガエルを見ました。アマガエルやトノサマガエルは家の近くでたくさん見ているのですが、アカガエルは始めてみました。本当に色が赤くて、スリムなのが特徴だそうです。このカエルも、今ではなかなか見られなくなっているそうですね。 

アカガエル

   他にも案内していただいたところがあるのですが、このくらいにしておきましょう。案内していただき、いろいろのことを教えていただいたHさんに感謝!! 

 

 

 

Mさんの農場でトウモロコシ・パーティー!

    金曜日は、Mさんの農場でトウモロコシ・パーティーに招かれました。Mさんはゴーヤ栽培中心の専業農家です。以前に、お宅でリスを撮影した記事を覚えておられるでしょうか。お宅はわが家のすぐ近所にありますが、農場は30kmも離れた新城市の西の方にあります。行ってみてビックリしました。広い畑に整然とゴーヤが植えられています(下の写真)。

ゴーヤ畑

   愛知県では、これほど広くゴーヤを栽培している農家はないそうです。お聞きすると、沖縄に住んでいたときゴーヤに惚れ込んで、定年退職後に親から受け継いだ農地でこの栽培を始めたそうです。試行錯誤の後、10m間隔で植え、ツルを剪定して伸ばしたいツルだけをネットに伸ばしていく栽培法を見つけたと言います。それは、作業のしやすさとも関係しているそうです。こんなやり方をしているところはないでしょう、とMさん。伸びたツルには、大きなゴーヤがぶら下がっていました。農薬はほとんど使わないそうです。60mもあるネットが20列くらいあったでしょうか、それに這うゴーヤの畑は見事と言うしかありません。

ゴーヤ畑2

  下は、出荷しようとしているゴーヤです。見事ですね。 

出荷前のゴーヤ

   下の写真のようなトウモロコシもたくさん栽培されていました。その日の朝に収穫して茹でたトウモロコシを、集まった皆さんに振る舞っていただきました。収穫したてが、甘くて一番美味しいのだそうです。ホントに美味しかった! ボクは3本も食べてお腹が満腹になりました。それから、ゴーヤとバナナと牛乳をミキサーにかけて出して下さった、ゴーヤ・ジュースが美味かったのです。ゴーヤの苦みが全くないのです。 

トウモロコシ畑

  大きなスイカも生っていました。下の写真のようにゴザをかぶしてあるのは、カラスの襲撃から守るためということです。そして農場の広い範囲に黄色い糸が張り巡らされていました。これもカラスよけということです。いろいろの工夫があるのですね。 

スイカ畑

  下の写真は、ちょっとグロテスクですが、植木に掛けられた「モズのハヤニエ」です。それをご存じでしたか? モズという鳥は秋になるとこの地方にやってきて、けたたましい鳴き声を発する鳥なのでご存じと思います。そのモズは、冬に食べ物が少ないときのために、餌(カエルや昆虫など)を木の枝に刺して貯えておく習性があるのだそうです。写真はカエルですね。ハヤニエとは、漢字で「速贄」と書きます。ハヤニエという言葉は知っていましたが、ボクは現物を見るのは初めてでした。

モズのハヤニエ

  パーティーを終わった後、Hさん夫妻がボクらが知らないところを車で案内して下さいました。それは次回にはそれをご紹介します。 

 

長命湿地にノハナショウブを発見!

   木曜日は、午前中に豊田のYさんが長命湿地の整備を手伝って下さいました。重たいブロック運びや小径の整備作業をして一休みしていたら、Yさんが「きれいな花が咲いているよ!」と教えてくれました。行ってみると、カキツバタのような花が咲いていました。全部で4本も! 

ノハナショウブ1

   近寄ってアップすると、ホントに美しいのです。Hさんに後で教えていただいたのですが、これはノハナショウブだということです。ボクは、カキツバタ、ショウブ、アヤメなどみな同じように見えてしまうのですが、花屋さんであったHさんは、実に詳しいのです。カキツバタは、花びらの真ん中の線が白で、ショウブが黄色で、アヤメはあやめ模様なのだそうです。ショウブとハナショウブとも違い、さらにノハナショウブは野に咲くハナショウブだ、ということです。見比べてみたことがないので、その違いを見分けるのは難しいですね。

ノハナショウブ2

   別の場所に咲いていたのが、下の写真です。二三日前には気が付かなかったのに木曜日に気が付いたのですから、わずかな時間のうちに咲き出したのでしょう。これまで無造作にヨシ原を刈っていたのですが、こうした貴重な草花が咲くのを見ると、草を刈るのがしにくくなりました。貴重な植物までヨシと一緒に刈ってしまうことにもなりますので、冬になるまで刈るのを待ってみようかとも思っています。あるいは、ノハナショウブが咲いていたところはヨシを刈ったところですので、日当たりが良くなって咲き出した、と見れば草を刈って良かったことになります。このへんの判断が難しいですね。

ノハナショウブ3

  その周辺には、ノイバラが花を咲かせ始めました。これはトゲが痛いのと大量に繁茂しているので、目の敵のように刈っていたのですが、花が咲いてみると美しいのです。少しは残さないといけませんね。 

ノイバラ

 

ノイバラ2

  ノハナショウブを発見したわけですが、庄の沢湿地にも見たことがありますので、昼食後に庄の沢湿地に行ってみました。咲いていました! 確かにノハナショウブで、長命湿地と同じ花でした。 

庄の沢ノハナショウブ

  ここで、もう一つの発見をしました。モウセンゴケを見つけたのです。2株ほどですが、探せばもっとあるでしょう。看板にも乗っていませんので、新しく生育してきたのかもしれません。貴重種ですので、看板にも書いておかないといけませんね。 

モウセンゴケ

  庄の沢湿地では、サワギキョウがたくさん咲いていたことを思い出します。花はまだですが、サワギキョウの本体がたくさん成長していました。もうじき咲き始めるのでしょうね。楽しみです。 

サワギキョウの本体

   湿地ではなく道ばたに、ウツボグサが咲き始めていました。これも美しい花ですね。

ウツボグサ

   長命湿地で、また季節を追ってどんな発見があるか、楽しみになってきました!

庭のウノハナに集まるチョウが美しい!

      今、わが家の玄関前のウツギが満開です。真っ白の花がすべての枝先について、葉が見えないほどです。一昨年だったか、繁茂した枝を切ったら、幹が中空で穴が空いていたのです。なるほど、それで空木(うつぎ)というのだと分かりました。野山にも、ぽつぽつとウツギが咲いています。

満開のウノハナ

   そのウツギの花を目がけて、たくさんの昆虫が寄ってきます。それこそ無数に! ウツギの花を「ウノハナ」と言いますね。歌の歌詞に「ウノハナの臭う垣根に・・・・」というのがありました。ボクは鼻が悪いのか、少しも臭わないのでが、ホントに臭うのでしょうか。あるいは○○フェロモンのような、昆虫にしか分からない臭いの物質を発散しているのかもしれません。寄ってくる昆虫のうち、ボクらに目立つチョウをご紹介します。

フタスジチョウ?

  上と下の写真は、同一のチョウを撮影したものですが、羽を全開してくれませんでしたので、表の模様が分からず、種名を特定できませんでした。チョウは、羽の表と裏とでは模様が全く違うのです。フタスジチョウあるいはホシミスジかもしれません。
  チョウは、移り気です。しばらく花を転々としていたかと思うと、よそに飛び去ってしまいます。そのうちにまた現れるのですが、じっくりと止まって花の蜜を吸うことがありません。このチョウをたくさん写したのですが、表の模様を写すことができなかったのです。でも、きれいのチョウです。

フタスジチョウ??

  下の写真は、ミスジチョウです。表の模様は、三本の白い帯のように見えます。それで三筋と名が付いたのでしょう。ウノハナのアップの写真にも生りました。ウノハナがきれいですね。 

ミスジチョウ

  下は、これまでに何度かお見せしたベニシジミで、ハルジオンの花に止まっています。羽が1.5cm程度しかない小さなチョウです。名前のように、朱色が目立ちます。とくにこの個体は色が鮮やかですね。 

ベニシジミ

  これも種名が分かりにくかったのですが、モンキチョウのメスではないかと思います。モンキチョウのオスは、黄色いチョウの代名詞のようなものですが、メスは白いのです。これも図鑑を調べていて初めて気が付いたことです。

モンキチョウのメス

  下は、ヒメウラナミジャノメというチョウです。小さなチョウですが、黒っぽい地に蛇の目がきれいです。

ヒメウラナミジャノメ

  こんどは、植物を! 下は、庭に咲いたヤマホタルブクロです。ホタルブクロは白ですが、ヤマホタルブクロはピンクです。釣り鐘状に下を向いた大きな花が美しいですね。しばしば、山の道ばたでも見かけます。

ヤマホタルブクロ

  裏の水車のわきに生えてきたウメモドキに花が咲きました。小さなピンクの花が枝下にいっぱい付いています。秋になると、真っ赤に実が付いて小鳥たちの食べ物になります。

ウメモドキの花

  庭の植物や昆虫(チョウ)をご紹介しました。動植物を楽しむって、素敵なことですよ、ね。 

珍しい植物たちに出会った長命湿地への散歩でした!

    昨日は、40年来の親友の夫妻と娘さんがわが家を訪ねてくれました。美味しいお土産をたくさんいただいてひとしきり話をした後、長命湿地まで歩いての散歩です。先ずは、フィールドアスレチックのある雑木林に行きました。ボクらもしばらくぶりの訪問です。大分、ササが伸びていていましたので、今後刈り取らねばなりません。
  そこで見つけたのが、下のイチヤクソウです。Hさん宅で教えていただいていたので、すぐに分かりました。これまでは、この雑木林でほとんど草本類は見たことがなかったのです。これも、ササを刈ってきた成果なのかもしれません。

イチヤクソウ

  アセビのひこばえ株のそばに、ひっそりと生えていました。しかも花も付けています。滅多に見られない花に感動です! 葉脈が太く浮き出たような独特の丸い葉の中から、茎が立ち上がって小さな白い花を付けています。

イチヤクソウアップ

  散歩道には、たくさんの花たちが咲いていましたが、その一つが下のコアジサイです。今が満開のなでしょう、至る所に見られました。アジサイのような派手さはありませんが、清楚で美しいですね。

コアジサイ

 

  下のようなノイバラも、たくさん咲いていました。長命湿地ではノイバラのトゲがいたくて嫌われ者ですが、花はこんなに美しいのですね。少しは残しておかないといけませんね。道ばたに生っていたヘビイチゴやモミジバイチゴを食べたりしながらの散歩は楽しかったです。

ノイバラの花

   長命湿地に着いて一回り見回って、湿地の成り立ちや植物たちを説明しました。歩いていたら、コナラの幹に下の写真のように、コクワガタが張り付いて樹液を吸っているのが目に入りました。体長3cmくらいで小さいですが、角というか牙というか、強うそうですね。その下に、何かは分かりませんが、光沢のある黒い小さな昆虫が、同じように樹液を吸っています。近くにはメスもいました。子どもたちが見たら、飛びつくでしょうね。

コクワガタ

  下は、アカマツの枯れかかった大木ですが、その下の地面に丸いお菓子のような形のものが散らばっていました。Hさんによると、サルノコシカケというキノコだと言います。上を見上げると、アカマツの幹にたくさん付いていました。それが落ちて地面に散らばっていたのです。こんなキノコは初めて見ました。 

サルノコシカケ

   そして、さらに感激したのが、下のムヨウランに出会ったことです。写真では下の方に葉が付いているように見えますが、ほんとは葉がありません。そこで、「無葉」蘭というのだそうです。葉がない植物なんて考えられませんが、これは腐生植物と言われ、光合成をしないで腐食をエネルギーにして育つのだそうです。そこで、暗い森の中にひっそりと生えているわけです。前に紹介したギンリョウソウもその仲間ですね。

ムヨウラン

   最後に、Hさん宅の雑木林をご案内いただき、ボクらが作ったあずまやで一休み! その雑木林で出会ったのが、下のハナイカダ! ここに自生したものではなく、Hさんが人からいただいて植えたものということですが、変わった植物ですね。葉の真ん中に花が着く植物なんて、見たこともありません。名前も素敵ですね。

ハナイカダ

  今回は、滅多に見られない植物や昆虫を見ることができて、うれしかったです。ご案内した友達も、とても喜んだ下さいました。

  案の定、雨に降られての帰り道となりました。傘を持っていって良かった! 大分歩いたので、足が疲れました! 

長命湿地の整備が少しずつ進んでいます!

    昨日の午前中は、長命湿地の整備でした。湿地のほぼ中央を南の方に向かって新しくヨシ原を刈り、そこにブロックと板で小径を作りました。ようやく南の方のヨシ原が切り開かれて向こうまで貫通しました。板を使っての小径は途中までですが、・・・・。ぬかるみに足を取られながらのヨシ原の伐採は、とても疲れます。長靴が泥にはまって抜けなくなるんです。でも、草を刈るというの成果がはっきり分かりますので、達成感がありますね。左側の樹木はハンノキだろうと思います。

新しく切り開いた小径

   一月くらい前に刈ったところは、下の写真のように新しいヨシが生えてきて、草ボウボウになっています。新芽が出終わってから刈ると良かったのですね。再び刈り直さなければなりません。

もうこんなにヨシが!

   この湿地の畦に、変なキノコが出ていました。キノコの名前は分かりません。キノコには、おかしい形があるのですね。

変なキノコ

   ボクの連れ合いが発見したのですが、大きなクズの葉を採ろうとたぐっていったら、下の写真のような黒くて太い幹に出会ったのです。せいぜい2~3cmの太さのクズは見たことはあるのですが、こんなに太いクズには出会ったことがありません。太い部分は、直径が8cmくらいにもなります。繁殖したらやっかいですので、ノコギリで切ってみると、とても柔らかいのです。考えてみれば、クズは草本ですもの、ね。近くに大きな穴が空いていたのは、イノシシがクズの根を掘った穴なのだろうと推測しました。

太いクズの木

   下は、ゼンマイであることをHさんに教えていただきました。出始めの頃に、先がクルクルと巻いている姿は知っていたのですが、葉がこんな風になることは知らなかったのです。

ゼンマイ

   下は、湿地の中で見た草本の花なのですが、種名は分かりません。とてもきれいな花ですね。

何の花?

 

  Hさんの雑木林に、イチヤクソウやムヨウランが出ているから見に来ないかと誘われて、行って見ました。しかし、あまりに小さく、望遠レンズしか持って行かなかったので、ピントが合わずに写せませんでした。近いうちに撮影を試みようと思います。下は、そこに生えていたトンボソウです。花はついていませんが、花がトンボの姿に似ていることから付いた名前だと聞きました。ラン科の珍しい草本ですね。 

トンボソウ

 

 

北山湿地で見られた植物たち つづき!

  北山湿地のつづきです。先回は貧栄養湿地特有の植物を紹介しましたが、湿地以外の植物を見ましょう。
  下は、イヌツゲの花です。木道を歩いていたら、木道に小さな花びらが散っていました。見上げると、イヌツゲの木に花が咲いていたのです。葉の付け根から、淡い黄色の花弁を持つ花でした。イヌツゲは常緑の低木で、小さな葉を付ける樹木として知っていたのですが、これまでどんな花が咲くかを知らなかったのです。初めてその花を見ました。この地方の雑木林では普遍的の存在するので、注意してみることがなかったのですね。

イヌツゲの花

 

  去年の連休の頃、白い花を付けて山の斜面に群生するヤマイワカガミを見たことがあります。それは美しく、写真にして飾っていました。下は、花期を過ぎたヤマイワカガミです。黄色の穂のようなものが出ていますが、花を付けていた穂なのでしょう。

穂を出したイワカガミ

   下の二枚の葉は、スズカカンアオイです。看板にも出ていたのですが、この湿地ではギフチョウの保護を唱っていました。春の妖精とも言われる美しいチョウがギフチョウで、その食草がこのスズカカンアオイなのです。春先にスズカカンアオイの葉の裏に卵を産み付け、葉を食べて成長し、5月連休の頃に羽化して舞います。この葉がなければギフチョウは生存し得ないので、これを保護することがギフチョウを守ることになるわけです。心ないマニアがギフチョウを乱獲して、個体数が激減しているので、絶滅が心配されているのです。

スズカカンアオイ

  下は、作手に湿地にも生えているヤマドリゼンマイです。大きく成長して羽を広げている様子は、美しいですね。 

ヤマドリゼンマイ

   道ばたに、バイカツツジが咲いていました。ウメのような花を咲かせるのですが、ツツジなのです。これも、あまり見かけない種ですね。

バイカツツジ

   道沿いには、下のようなネジキの花が咲いていました。作手の雑木林にもたくさんある落葉低木ですが、釣り鐘型の小さな花が枝の下に鈴なりに付く様子は美しいです。

ネジキの花

   妙なものを見ました。下は、クチナシの葉です。去年の夏に来たとき、この木に白いクチナシの花が咲いていたのを思い出しました。野生のクチナシが繁茂しているのです。この辺の山では、あまり見かけません。

クチナシの葉

   太さ20cmくらいの樹木の幹に、クロバイと書いた名札が付いていました。その幹が黒くて目立つのです。これも、見たこともない樹木です。特徴的な幹だけで、樹種が判定できそうです。葉の特徴は、高くてよく見えませんね。

クロバイの幹

 

クロバイの葉

  二回にわたって北山湿地の植物や昆虫をご紹介しましたが、貴重な自然の宝庫のようなところです。岡崎市では、市民のヴォランティアによって、この湿地が見事に保全されています。素晴らしい取り組みですね。

   

岡崎の北山湿地は貧栄養湿地独特の植物たちが!

    日曜日の午前中、久しぶりに岡崎の東の方にある北山湿地に出かけました。大分前にご紹介したことがある湿地ですが、良く整備された見事な湿地です。環境省が指定した湿地であるだけに、貴重な動植物がたくさん生育しています。入り口の看板が下の写真ですが、谷間がほとんど湿地になっているのです。谷間には、A~I湿地まであり、道は木道が整備され、歩きやすくなっています。

北山湿地看板

  入り口から少しはいると、農業用のため池があります。昔はつり場になっていたのですが、流行らないのか、今は撤退しています。周囲の樹木が池に身を投げ出して、なかなか風情のある風景です。 

池に枯木

  下はG湿地を写したものですが、オオミズゴケに覆われています。その点は、作手の湿地と同じですね。特にこの湿地はオオミズゴケがきれいです。 

G湿地

  下がA湿地を写したものですが、この湿地が一番面積が広く、たくさんの貴重な植物や昆虫が見られるところです。 

A湿地

   道ばたには、下のようなササユリが咲いていました。ある場所には、ササユリが群生していました。10数本も咲いていたのです。そんな場所は見たことがありません。下はその一本ですが、きれいですね。

ササユリ

  下は、A湿地に見られたトウカイコモウセンゴケです。地面に接して広げた赤い葉から茎がつんと伸び出し、その先に小さな花が咲いています。花が咲いているところを見たのは初めてです。この植物は、東海地方にしか見られない地域固有種で、東海要素植物群の一つです。

トウカイコモウセンゴケ

   下は、モウセンゴケです。これも花が咲いているとことは始めた見ました。モウセンゴケも、トウカイコモウセンゴケも、貧栄養湿地にしか生えない植物で、貧栄養を補うために小さな昆虫を食べる、いわゆる食虫植物と言われます。こんな植物もあるのですね。

モウセンゴケ

  この湿地に、トキソウが咲いていました。作手の庄の沢湿地でもご紹介した植物ですね。庄の沢湿地ほどではありませんが、10本くらい見ました。遠くてアップして写せませんでしたが・・・・。 

トキソウ

   そして、ここでもハッチョウトンボを見たのです。メスは見つかりませんでしたが、オスの真っ赤な身体がきれいですね。貧栄養湿地にしか見られないトンボです。

ハッチョウトンボ

   オオミズゴケも、ハッチョウトンボも、モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケ、トキソウなどの昆虫や植物は、みな貧栄養湿地にしか生育しません。ボクの推論では、この北山湿地が貧栄養であるのは、この地域の地質と関係していると思っています。下は、道ばたに出ていた岩石の露頭ですが、その岩石は珪岩というシリカの固まりです。


珪岩の露頭

   岡崎地方は領家変成岩地帯にあり、そのの中の珪質な部分を珪岩、あるいは珪質変成岩と言われます。ですから、岡崎東方の山地には、珪岩を掘る鉱山がいくつかあります。ガラスの原料になるわけですね。

  珪岩はかちかちの緻密な岩石で、水を含みにくく溶けにくいのです。だから、地下水そのものが植物の栄養塩類を含んでいない、いわゆる貧栄養の水なのです。したがって、その谷間に集まる水は貧栄養になってしまう、と推定するのです。意外にも、貧栄養湿地のできかたに地質が関係しているなんて、面白いですね。

再び長命湿地の生き物たち!

   今日も梅雨の合間の快晴! 午前中だけ長命湿地の整備をしに行きました。イボタノキにようやく花が咲き始めました。イボタノキは、つぼみの期間がかなり長いのですね。真っ白の花が枝に無数に付いています。それを目がけて、たくさんの昆虫が寄っています。

イボタノキの開花

   花をアップすると下の写真のようになります。ラッパ状に開く真っ白の花弁と黄色の雌しべが印象的な花ですが、それがたくさん集まって集合体をなしています。

イボタノキの花1

  真っ黒の背景に、真っ白のイボタノキの花は幻想的ですね。 

イボタノキの花2

   新しくHさんに教えていただいて、カラスザンショウという樹木が分かりました。下の写真のように、羽状複葉の葉が枝の先端部に束生しています。そして、幹にイボイボが無数にあるのです。サンショウの木の幹に似ていますが、サンショウのようにトゲはほとんどありません。先端部の若い枝にはトゲがあります。ここに発見したカラスザンショウは、太さが15cmくらいあり、背丈も10m以上と大きいのです。ボクにとっては、初めて見る樹木です。

カラスザンショウの葉

 

カラスザンショウの幹

   下の写真の樹木を、ボクは名前を付けられません。幹を写したのがさらに下の写真です。幹からするとハンノキのようでもあり、ヤシャブシのようでもあります。葉の写真には、ポチポチと黒い実が写っていますが、ヤシャブシよりはその密度や大きさが小さいので、ハンノキではないかと思っています。ハンノキは、水気の多い谷沿いや湿地に生える高木であることも、この判断をした理由です。詳しくはこれも、教えてもらわないといけませんね。

ハンノキ?の葉

 

ハンノキ?の幹

   次は草本です。この湿地に一面に生えているのが下の写真の植物です。細長い堅い根柱の先端に三つのイガイガが付いています。図鑑によれば、その特徴からカヤツリグサ科のスゲ族の仲間で、オニスゲに間違いないと思います。カヤツリグサ科の植物は、ほとんどが湿地に生えていますね。

オニスゲ

  下は、この湿地に無数に生えている草本なのですが、種名までは分かりません。イネ科の植物であろうことは容易に推定できるのですが、種類が多くて特定できません。 

イネ科の植物?

  何しろ、草本類の同定はとても難しいです。少しずつ勉強していく以外にはないですね。

  今度は、出会った昆虫です。コンクリート・ブロックに止まっていたコクワガタを見つけました。なかなか見られない昆虫ですが、出会えたのがラッキーでした。

コクワガタ

  下はオオミズゴケを写したのではありません。そこから生えている樹木の根元付近に注目して下さい。オニヤンマほど大きくないので、おそらくサナエトンボの仲間だと思います。遠いところで細部まで鮮明に写っていませんので、種までは分かりません。

サナエトンボか

  他にもいろいろの植物や動物がいるのですが、同定が難しいのです。少しずつですが、分かったものからご紹介したいと思います。

 

長命湿地、その後の整備、湿地の生き物たち!

     昨日は、梅雨入り前の貴重な晴天でした。そこで、長命湿地の出かけて整備の作業をしました。肉体労働の一休みには、家から運んできた下の写真のベンチが役に立っています。長い間風雨にさらされていたので、どのくらいもつか心配ですが、・・・・。

ベンチ1

 

ベンチ2

  作業というのは、ヨシの原になっているところのヨシを刈ることです。人間の背丈よりも高くなった枯れたヨシを草刈り機で刈ったのですが、切れ味が悪くなっていた歯を換えたので、切れること!切れること! 山林用という替え刃を買ってきたのですが、3~4cmくらいであれば樹木も一発で切ってしまいます。これまでは植木用の大きな挟みとノコギリで樹木を切っていたのですが、草刈り機で充分なことが分かりました。すごいです! でも、足場がぬるぬる、ぐちゃぐちゃですので、とても疲れるのです。ようやく刈ったのが下の写真です。大分遠くまで見通せるようになったでしょ!

切り開いたヨシ原

   今この湿地で咲いているのが、サワフタギ。白い花がきれいです。下の写真は、もうすでに盛りを過ぎたところ。その下の写真が、サワフタギの花が咲いたところです。湿地の畦にはどこにも咲いているのです。

サワフタギ開花

 

サワフタギ開花2

   もう一つ小径を切り開いているうちに分かってきたことがあります。この湿地を代表するレンゲツツジは、花が終わるとそのメシベが細長いひげのようになっているのです(下の写真)。またこの木は、葉が枝の先端に集まる傾向があり、その葉がかなり大きく丸い形をしていることが新しい発見です。この葉の特徴を知っておけば、花がなくてもレンゲツツジだと分かるわけですね。

レンゲツツジ4

 

レンゲツツジの葉

   下は、モミジバイチゴの葉を写したものです。その特徴のある葉の形は、イチゴが付いていない時期でもすぐに分かりますね。別の場所でも、今は黄色いイチゴが付いています。そのイチゴを食べると美味しいのです。ジャムにしたりして利用する人もいると聞きました。

モミジバイチゴの葉

   下は、ヤマウルシの花です。これは落葉低木で、葉は羽状複葉で枝が真っ赤な色をしているのが特徴です。これに黄色い房状の花が付いていたので写真に撮ったわけです。ご存じの方も多いと思いますが、肌の弱い人は要注意です! ヌルデと並んでかぶれる木として有名です。山にはいるときは、半袖シャツではなく長袖を着る、というのが原則ですね。それは、こういう樹木に触れないようにするためです。

ヤマウルシの花

  下は、サルトリイバラというツル植物の葉です。イバラの字がつくように、トゲが痛いのです。ツル植物は樹木にもたれながら伸びていきますから、ヤブになっているようなところに多く見られます。ヤブ込みが危険なのは、ノイバラやサルトリイバラのようなトゲのある植物が多くいるからなのです。

サルトリイバラの葉

   今度は、長命湿地の動物です。ニホンイモリ発見! 先に南の方の水の入り口を土嚢で止め、新しく排水路を作ったことをお話ししましたが、その水路にニホンイモリがいたのです。ボクが見た限りでは、二匹を確認しました。グロテスクではありますが、可愛いですよね。

ニホンイモリ

  今後、この湿地の生き物たちを紹介し続けたいと思っています。 

ふたたびわが家と周辺の動植物たち!

      わが庭の池は、生き物でいっぱいです。金魚たちも元気に育っていますし、イモリも生き続けています。今は、トノサマガエルがたくさん寄ってきます。下は、金魚の冬眠用に深い風呂桶を設置してあるのですが、そこにやってきたトノサマガエルです。それが大きいのです。体長10cmくらいになります。何年も生き延びてきたやつでしょうね。それ以外に、もっと小さいのがいっぱい集まってくるのです。かつて水質の浄化用に墨を置いていたこと、池の水を落としているのですが、排水していますので、このカエルにとって好ましい環境なのでしょうか。

トノサマガエル

   サワガニもやってくるのです。それも、何匹も!!

カエルとサワガニ

   わが家の前の田んぼに、ケリがやってきました。可愛いのです。

田んぼのケリ

   それが舞い上がったところを写したのが下の写真です。上手く撮れて満足しています。

飛ぶケリ

   ビックリしたことに、これまで咲いた場所ではなく別の場所に、カザグルマの花が二つ咲きました。湿地に咲くツル植物ですが、絶滅危惧種に指定されている貴重なものです。ホントにきれいです!

咲いたカザグルマ

   今、近所を歩くと、あちこちにエゴノキの花が散り始めています。道に白い花びらが散っています。下は、1週間ほど前に写したエゴノキノ花ですが、まだ開いたばかりですね。

エゴノキ開花

   下は、エゴノキの花がかなり開いているところを写しました。真っ白の花がとてもきれいです。

エゴノキ

   裏山の水路沿いに、ササユリがつぼみを膨らませています。イボタノキにも白い花のつぼみがたくさん付いています。もうじき開花です。初夏の花が咲いて、季節の移ろいを感じますね。

おかざき自然体験の森の生き物たち!

   昨日の午前中は、県と岡崎市の施設「おかざき自然体験の森」に行ってきました。岡崎の北方、北斗台団地の南に広がる丘陵地の森の中に、自然観察や田んぼ体験、炭焼き体験、木工や竹細工体験など、里山の体験ができる場として作られたものです。適度なアップダウンのある散策路は、ボクらのような年寄りには格好の散歩道です。人工的に作ったビオトープもあり、小鳥、昆虫などがいっぱいです。中央にあるビジター・センターは古民家を移築した立派なもの! センターの職員が企画し、ヴォアrンティアによる様々な体験教室が開かれています。

  駐車場に着くなりに、キジのオス(下の写真)が出迎えてくれました。子どもが生まれるシーズンで、9羽のキジの雛がトコトコと親鳥の後を追って歩いていました。可愛いこと! 残念なことに雛を撮ることはできませんでしたが、戻ってきた親鳥を撮ることができました。きれいです!

キジ

   入り口付近の田んぼには、ハクセキレイが田んぼの生き物を捕らえに来ていました。

セグロセキレイ

    ハンノキと思われる林に、エナガの群れがやってきました。10数羽もいたでしょうか、賑やかに鳴きながら枝を行き来しています。エナガは群れをなして行動するのと、尻尾が長いのが特徴ですね。

エナガ

    小径を歩いていると、きれいなチョウが舞ってきました。図鑑を調べたら、アゲハでした。カラフルな他のアゲハチョウと比べると地味ですが、白黒の模様が素敵ですね。

アゲハ

 

  もう少し行くと、下のようなトンボに出会いました。図鑑に寄れば、ヤマサナエだと思います。サナエトンボの仲間で、オニヤンマのように大きくありません。目の色、模様から判断しました。あまり見かけないトンボです。

 

サナエトンボ?

 

  小鳥や昆虫ばかり紹介しましたが、今度は植物です。下は、カクレミノという常緑広葉樹の葉です。葉の形が面白いのですぐに覚えられますね。大きく三裂した葉の形は、落葉樹ではダンコウバイ、シロモジとよく似ています。シロモジはボクの住んでいる作手ではごく一般的な低木ですが、作手ではカクレミノは見たことがありません。おそらく温暖なところにしか生えないのでしょう。

カクレミノ

 

  山を歩いていたら、クロモジと看板の付いた木がありました。ボクは確認したことがないので、葉の特徴を良く覚えておこうと写真を撮りました。束生した葉の根元に、もう実が付いています。作手にもあると聞くのですが、まだ見たことはありません。

クロモジ

 

  帰り道に林道の道ばたに、紫色の花を付けた低木がありました。近寄ってみるととてもきれいなのです。見たこともない木の花ですので、近くにあるセンターの職員にお尋ねしたら、コマツナギという木の花だそうです。

コマツナギ1

   花をアップするととてもきれいでした。丸い葉はハギのようです。職員の説明によると、この木はとても強く、折れないので、昔は馬の手綱を縛る木として使ったということからこの名前になったのだそうです。面白い名前の由来ですね。

コマツナギ2

 

  センターの建物は、古民家を移築した立派なものでした。

センター

 

  下は、炭焼き場の全景を写したものです。炭焼きのいろいろの種類の窯が設置されており、周囲には墨の材料や燃料が積まれていました。竹墨も焼いているようです。焼いているところを経験したことがないので、一度見学してみたいと思っています。

炭焼き場

  センターの建物の中で一休みして帰ってきました。この「自然体験の森」は、何度も来て楽しめるところのようです。 

長命湿地の出来方の概要が分かってきました!

  木曜日は豊田のYさんとHさんに手伝っていただいて、土嚢積みをしました。水みちを変えるためと、出口のダムアップのためです。その理由は後ほどお話しします。なにしろ重労働で、午前中だけでしたが、くたくたに疲れました。 

  長命湿地と名付けた湿地のことをこれまでに何度も触れましたが、小径を切り開いたりしているうちに、この湿地の大まかなの全貌が見えてきたように思います。もちろんまだ、測量もしていませんし、詳しい調査が終わったわけではありませんので、これからどんどん修正していくことになると思います。湿地の概要を知っていただくために、大まかな平面見取り図を作ってみました。

平面見取り図

     

  道路に東側に広がる湿地は、大まかに言うと、西側部分に雑木林のゾーンがあり、さらにその先にオオミズゴケの湿地が広がり、あとは雑草が生えています。そして、小川を隔てて対岸の山の雑木林があります。西側の雑木林は、コナラ・ヤマザクラ・ウワミズザクラ・シロモジなどの落葉広葉樹林で、イヌツゲ・アセビなどの常緑広葉樹林からなっています。これは、道路に隔てられてはいるものの、基本的には道路のさらに西側の雑木林のつづきと考えられます。畦にはツツジ・ノリウツギ・サワフタギなどの落葉低木が生えています。
  南の方はオオミズゴケ湿地はせまく、ヨシなどが茂る湿地になっています。問題は、なぜオオミズゴケが西側に沿って広く分布するのか、なぜ南の方はヨシなどの湿地になっているのか、ということです。よく観察してみると、南を流れる水路が本来は東に向かって流れるところ、田んぼの畦が壊れて水が北の湿地に流れ込んでいたのです。二カ所の畦の破れがありました(赤の矢印をつけたところです)。

断面図

   

  おおよその東西断面を示したのが、上の図です。ボクが考えたのは、西側の雑木林に沿ってオオミズゴケが広く分布するのは、道路を隔てた山の地下水が浸出しているのではないか、ということです。Hさんのお宅には井戸があって、深さ9mのところに地下水面があることが確かめられています。そうすると、図の右の方から地下水面が湿地に向かって低くなっているので、道路西側にある雑木林の小さな崖から地下水がしみ出していると推論するのです。オオミズゴケは貧栄養の水でないと育ちませんから、貧栄養の地下水が西の山から浸出していると考えなければならないわけです。

  南の方にヨシなどの植生が広がるのは、なぜでしょうか。ヨシ・アシ・ガマなどの背の高い植物は、栄養分が多い水がないと育ちません。富栄養湿地を代表する植物です。おそらく、南を流れる小さな川が栄養分が多い水であり、それが畦が壊れて湿地に流れ込んだためにヨシなどが生えたのではないかと考えていまるのです。

  ということで、オオミズゴケなど貧栄養湿地に生える植物を増やすには、富栄養の水を遮断することが必要です。そこで、土嚢を積み壊れた畦を修復し、水みちを開削する作業をしたのです。その様子は下の写真のようです。開削した水路に水が流れたときは、感激でした!

 

土嚢で封鎖

 

開削した水路

 

  ところで、北の方の湿地は、ヨシなどが生えているわけではありませんが、いわゆる雑草が覆っていたり、水面がすくなく、乾き始めています。表面には水路が刻まれている様子で分かります。年月が経過すれば、雑草の原となってしまうでしょう。そこで、湿地から流れ出る部分で水をダムアップして水位を上げ、水面を広げることが重要だろうと思います。そこで、そこにも土嚢を積んだわけです。10~15cm程度水位が上がれば良いと思っています。
  今朝、小雨でしたが、昨日の大雨で増水していると思われたので、見回りに行きました。出口を土嚢で盛り上げたので、推移が10cmくらい上昇していましたが、その状態が下の写真です。しかし、それよりも上流の方の畦から、増水した水が排水されていました。その部分にさらに土嚢を積んでオーバーフローを止めなければなりません。そうすれば、もっと水位があがるでしょう。それは今後の仕事です。

出口に積んだ土嚢

 

   以上が長命湿地の概要です。上のような理屈で土嚢を積みましたが、その後、大雨の後などに観察してどのように変化するかを見届け、それに応じた対策を考えようと思います。絶えずフィードバックして、計画を見直していかなければなりません。上流からの水がストップしたことで、頼りは湿地に落ちる雨水と西側の山からの地下水の浸出です。その量がどのくらいになるのか、それによっては再度上流の水を取り入れなければならなくなるかもしれません。自然は複雑ですね。

旧田んぼ湿地を長命湿地と命名!その植物たちを!

  Hyさんに整備を任された旧田んぼ湿地ですが、きちんとした名前を付けないとブログを書くのに不便だと思い、HyさんやHさんに相談しました。なかなか良い名前が浮かびません。ここの地名は長の山ですが、そこには県が指定した長の山湿原がありますので、地名を取った名前では区別ができません。
  ところで、別の話でしが、Hyさんは「ワシは、あと50年は生きるつもり!」と言いますし、Hさんは「ボクは120歳まで生きるんだ!」と言っていました。そこで、湿地の名前を「長命湿地」というのはどうでしょう、と提案したところ、大笑いしながらOKしてくれました。今後は、この名前でブログに書くことにします。覚えておいて下さいね。それにしてもお二人は、長生きするんだ!という気持ちがすごいですね。ボクはそんな自信はありません。

切り開いた小径4

 

  さて、この長命湿地の整備も少しずつ進んでいます。今は、湿地の真ん中にある高木までの小径を開いています。畦道を探しながら、ほぼ高木のある位置まで整備が進みました。上の写真が開いた小径です。開いてみると、周りに広がるオオミズゴケがきれいなのです。下の写真のように、緑の絨毯(じゅうたん)のようです。そして上に乗ると、フカフカです。この湿地のオオミズゴケは、向山湿地や庄の沢湿地よりも緑が濃いのです。他の湿地は水の供給量が少ないためなのか、黄ばんでいるのが残念ですね。
  この湿地に長く通うことになるので、わが家にあるベンチを二つ、Hさんの軽トラで運んでいただきました。古い民家の梁が立派だったので、それに足を着けたものですが、わが家ではほとんど使っていなかったのです。もう一つは、フィールドアスレチックのある雑木林の下の広場に置いてあったベンチです。これもほとんど使っていませんでした。これで、作業中の休み場ができますし、友だちが来てもゆっくりと休めます。

オオミズゴケ

 

  湿地には、水につかっても枯れないいわゆる湿性植物が生えています。そこが乾燥した地にはない、湿地独特の植物が生育する理由ですね。そこで、この湿地に生育する植物たちの名前を知りたいという思いがボクにはあるのです。草本類にまったく弱いボクには、植物の種名がほとんど分かりません。でも、少しずつ調べてみたいと思うようになりました。写真を撮っては図鑑と首っ引きになって調べてはいるのですが、草本類の同定はとても難しいです。
  下は、カヤツリグサ科のスゲの仲間だろうと思いますが、うすい黄色の花が咲いていました。正確な種名は分かりません。オニスゲか?

カヤツリグサ?

  下の二つはアザミの仲間であることは確かですが、種類が多くて同定は難しいです。下は、テリハアザミではないかと思います。 

テリハアザミ?

  下は、キセルアザミかもしれません。この湿地には何種類かのアザミが生えているようです。花の季節がくればもっと正確に分かるでしょう。

キセルアザミ?

   下の写真は、セリを写したものです。セリは田んぼなどに良く生えているのでおなじみですが、下は花が咲いているところです。この湿地にはたくさん、一面に生えています。それも背丈が大きいのです。

セリの花

  Hさんと歩いていたら、Hさんが大きなキノコを見つけました。アミタケという種だと言います。表は光沢のある茶色ですが、すぐに採って裏返すと、裏が網目状になっているのです(その下の写真)。それがアミタケと呼ばれる理由だそうです。キノコ図鑑で確かめたら、そのとおりでした。Hさんは、「みそ汁などに入れて食べると、美味いんですよ!」と話してくれました。

アミタケ表

 

アミタケ裏

  Hさんはまた、イヌツゲに木に小鳥の巣を発見しました。「ウグイスの巣ではないかと思いますが、確かではありません」と。この湿地にはたくさんの小鳥たちがやってきますが、いつもウグイスが鳴いています。姿はなかなか見ることができないのです。ウグイスはヤブの中で生活しているので、目に付きにくいのですね。ボクは初めて巣を見ました。 

ウグイスの巣

  下は、ウメモドキです。根が水にも強いので、土が湿った川沿いや湿地に生えていますね。今、花が咲き始めたところでしょうか。葉の下の付け根にポチポチとあるのは、花でしょう。秋には真っ赤な実がなります。  

ウメモドキ

   サワフタギの白いつぼみがたくさん付いているところを撮ったのが、下の写真です。これから開花というところです。この湿地の畦道にたくさん生育しています。咲いたらきれいでしょうね。

サワフタギ3

   今後、折に触れて長命湿地の植物や動物などをご紹介していく予定です。

 

 

庄の沢湿地にハッチョウトンボが! この湿地はトンボの楽園!

  先先回、庄の沢湿地にハッチョウトンボが発生したことを話しだけしましたが、それはカメラのカードを忘れて撮影できなかったからです。水曜日に行ってきました。前よりももっとたくさんのハッチョウトンボが草に止まっていました。下の写真の真っ赤なトンボがオスで、黄色っぽいのがメスです。身体が小さくいので、なかなかピントが合いにくかったのです。小さくて目が慣れないと、なかなか探せません。目をこらしてみると、至る所に止まっていました。ホントにきれいなトンボですね。

ハッチョウトンボのオス

 

ハッチョウトンボのメス

   先回も紹介したハラビロトンボも、オス、メスともに撮影ができました。オスは黒っぽいブルー、メスは黄色っぽい色をしています。このトンボも、美しいですね。

ハラビロトンボのオス

 

ハラビロトンボのメス

  今回の発見は、下の写真に写っているウスバキトンボです。身体も羽も、薄い黄色なので、つい見逃してしまいそうになりました。これもきれいなトンボです。

ウスバキトンボ

   その他にも、木道にサナエトンボの仲間の死骸にアリが寄ってきていました。入り口の方にある水辺(ビオトープ)には、ギンヤンマが飛んでいました。イトトンボの仲間もいたのですが、撮影はできませんでした。

  チョロチョロと木道に姿を現したのは、下のカナヘビです。全体に茶色ですが、よく見ると腹や足の模様がきれいですね。それに、尻尾がなんと長いのでしょう。

カナヘビ

   周囲にオオルリのさえずりが聞こえていましたが、姿はなかなか見つかりませんでした。連れ合いがようやく松の木のてっぺんにオオルリを見つけたのですが、遠くてシルエットになってしまいました。本当は、ブルーの羽を持つきれいな小鳥なのです。

オールリ

   植物で目に付いたのが、下の写真のニガナです。どこにでも生えている雑草ですが、黄色い花がきれいです。それが湿地の一面に咲いているのです。おそらく根が水にも強いので、湿地でも繁茂もしたのでしょう。もちろん、トキソウがたくさん咲いていてきれいでしたが、先回もご紹介したので省略します。

ニガナ

 

一面に咲くニガナ

 

  ノハナショウブの葉が伸びてきましたので、咲くのはもうじきだと思います。季節ごとにご紹介しましょう。

鴨ヶ谷湿地の生き物たち

   ついでに鴨ヶ谷湿地にまで足を伸ばしました。カキツバタが咲いていました。看板にも書いてありました。でも、カキツバタは紫色と思っていたのですが、ここでは大部分が黄色の花で、紫色の花は少ないのです。別の種なのでしょうか? 図鑑で調べたら、キショウブでした。でも、花は本当にきれいですね。

カキツバタの群生

 

カキツバタ1

 

カキツバタ2

   看板では、この湿地に生えている樹木は、ハンノキであると書いてあります。近寄れないので、葉を詳しく見ることはできなかったのですが、看板に書いてあるのだから確かでしょう。幹の色と模様、実のようなものが付いているところから、ハンノキに間違いないでしょうね。花の季節は終わっていますので、判定は難しいです。

ハンノキ林

   これで、湿地巡りの観察報告は終りにしましょう。

向山湿地の生き物たち

   庄の沢湿地をあとに、向山湿地に行きました。その一番奥に、ミカワバイケイソウが大きな葉を広げていましたが、まだ花は咲いていません。大きな白い花が咲くのですが、開花が楽しみです。

ミカワバイケイソウ

 

  下は、ノリウツギの葉先に止まったヒメウラナミジャノメを写したものです。蛇の目がきれいですね。ジャノメチョウのジャノメという名前は、鳥たちの攻撃をかわすために、蛇の目のような模様をつけたという説があります。もう一つは、トリたちが蛇の目を攻撃して羽が傷つけられても、身体を食べられないようにするためという説もあります。どちらなのでしょうか、ねえ。

ヒメウラナミジャノメ

  シオヤトンボのメスがいました。黄色い尻尾がきれいですね。 

シオヤトンボのメス

   嬉しかったのは、下の写真のタテハチョウの仲間、ルリタテハに出会ったことです。あまり見かけないチョウで、美しい羽の模様を持っています。ボクは初めて見ました。感激!!

ルリタテハ

   ここにも湿地のわきにも、ミズキが咲いていました。白い花がきれいですね。

ホウノキ1

   帰り道の道ばたに、たくさんの大きな花を付けたホウノキがありました。大きく成長するので、大きな葉の上に花を付けるホウノキは、下からではなかなか花を見ることができません。ここはまだ小さな樹木でしたので、近寄って花を見ることができました。下の写真は、花弁が開きかけたところ、その下は開いたところ、さらにその下は多くの花弁が散ってめしべだけが残ったところです。本当に、自然の造形美に心打たれますね。

ホウノキの花1

 

ホウノキの花2

 

ホウノキの花3

 

今咲いている花たちを紹介!

   今日は友人の来訪があり、ひとしきり話をしたあと、旧田んぼ湿地や庄の沢湿地を案内しました。ビックリしたことに、ハッチョウトンボがもう飛んでいたのです。それは後日ご紹介することにしましょう。

  今の庄の沢湿地の植物や昆虫をご紹介しましたが、湿地以外の花を紹介しましょう。しかし、ここでも種名が分からない植物が多いですね。もっと勉強しなければと思うのですが、今のボクの実力では仕方がありません。

  下は、コアジサイだと思います。まだ花が開いていません。開くと、うすく黄色づいた花がきれいなのです。アジサイほど華やかではありませんが、山の中でひっそりと咲くこの花は美しいです。

コアジサイ

  下もよく分かりませんが、花の形からすると、スミレの類でしょうね。 

+++KK

 

  歩いていると、近くに黄色いチョウがとまりました。図鑑で調べたら、モンキチョウでした。黄色いチョウの代表的なものですね。黄色い地に白い丸の斑紋や黒っぽい斑点が付くのが特徴です。きれいです。

モンキチョウ

   下の写真の花もとてもきれいなのですが、種は同定できませんでした。どなたか教えて下さい。

???rrrrrrr

   下は、キンギンソウというツル植物の花です。白、うすい黄色、ピンクなどいろいろの花が付きます。どこにでもある雑草ですが、きれいですね。

キンギンソウ

  庄の沢湿地から向山湿地に行く途中に、うす紫色の花を付けた記が目に付きました。キリ(桐)の花です。タンスにする桐の木にこんな花が咲くなんて、知りませんでした。 

キリの花

 

   6月に入り、もうじき梅雨シーズンに入ります。これから夏の花が咲き始めますね。それも楽しみです。

 

湿地以外の花たち!

     先回は庄の沢湿地の湿地植生や昆虫をご紹介しましたが、今回はその周りの植物たちをご紹介します。とは言ったものの、草本類の同定は難しいです。
 下は、
 キツネノボタンではないかと思いますが、よく分かりません。三枚の束生している特徴的な葉と黄色の花の形から種の同定ができそうですが、それが難しいのです。

???MMM???

   下も、同定が難しいです。ミツモトソウではないかた思いますが、分かりません。でもきれいな花ですね。

GGGG????

 

   下も、よく見かける低木の花なのですが、図鑑を開いてもなかなか見つかりません。可愛い花です。どなたか、知っておられたら教えて下さい。

SSSS???

 

AAAAKKK

  庄の沢湿地に入る谷沿いに、樹木全体に真っ白の花が付いた木に出会いました。まるで雪をかぶったように輝いているのです。 

ガマズミ1

   近寄ってみたら、下のような花でした。ミズキの花だったのです。花をアップしたのが、その下の写真です。きれいですね。

ガマズミ2

 

ガマズミ3

  幹は、下の写真のように細かい縦縞模様となっており、これらの特徴を覚えておけば、花がないときでも同定はできそうです。

ガマズミ4

   植物の種を同定するのは、本当は葉の形と大きさ、鋸歯の有無、葉の付き方(互生と対生)、花の形、幹の色や模様などを詳しく観察することが必要なのですね。本格的に調べるのは大変です。結局は、知っている方に種名を教えていただいて、すぐに図鑑などで確かめるのが手っ取り早く知るこつのようです。

coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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