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庄ノ沢湿地の自然観察会に参加!サギソウ、コオニユリなど湿地の植物が美しい!

  8月15日は、庄ノ沢湿地の自然観察会に参加しました。毎年、湿地の植物たちが美しい時期に何回か観察会が開かれています。ベテランの講師が実に面白く、詳しく説明があり、楽しいのです。今回は、息子夫婦と孫と一緒に参加しました。30人以上の参加者がありました。
 入り口から入ったところに、ミソハギの花が美しく咲いていました。お盆の頃に花の最盛期を迎え、お盆のときにお墓に供える花として知られていますね。湿地や田んぼの畔などに生えます。

ミソハギのムラサキの花が 
ミソハギの花をアップし 
  その近くに、コバギボウシの白い花が咲いていました。一般的には、この花は下の写真のような薄い紫色の花を付けるのですが、ここには白い花が咲いていたのです。下の写真のように。これは大変珍しいのです。僕も、初めて見ました。
コバギボウシの花薄ムラサキ 

コバギボウシ白 
  そこに黄色いきれいなチョウが飛んできて止まりました。ツマグロヒョウモンのオスです。暖かい地方に生息するチョウなのですが、最近の温暖化で寒冷な作手高原にも現れるようになったと聞きます。こんなところに地球温暖化の影響が表れているなんて驚きですね。
ツマグロヒョウモンがいた 
  小さな池にヒルムシロという水草がいっぱい覆っているのですが、そこにクロイトトンボが止まっていました。腹部(しっぽ)の先端にアオイ二筋があること、胸の側面に青い筋があることなどが目立った特徴です。水草の多い池などに生息するそうです。
クロスジイトトンボがいた 
  チダケサシが花を付け始めました。白い部分が花で、先端付近から咲き始めます。下の方はまだ白くなっていませんので、これからさきます。これも湿地にしか生えない種です。茎がとても硬くて、昔山でキノコなどを採ったとき、これにさして運んだと言います。名前の由来もそれに基づいているそうです。
チダケサシ開花 
  そして、この観察会のメインの花が、下のサギソウです。盛りが過ぎてしまっているそうで、茶色く変色した花もありました。もちろん絶滅危惧種で、湿地が潰されて行って彼らが生息できる環境がなくなってきたからです。昔は、作手に広く生息していて、湿地に一面にこの花が広がっていたそうです。なんとも、美しい姿の花ですね。
サギソウ二輪 
  アギナシの花が咲いていました。これも湿地や池にしか生息しない種です。葉がオモダカによく似ていますが、これはむかごを多く付けて繁殖すると言います。サギソウと同じく絶滅危惧種です。
アギナシの花が 
 コオニユリが群生しているところがありました。下の写真のように。この種も湿地や湿ったところを好みます。これは、鮮やかなオレンジ色をしていますので、よく目立ちますね。花も実に美しいです。一つをアップしたのが下の写真です。花弁が反り返っていた、中からおしべが飛び出していて、美しい姿をしていますね。花弁の黒い斑点も素敵ですね。近縁種にオニユリがありますが、それは背丈や花も大きく、むかごで繁殖するのに対して、これは鼻も小さく、種子で繁殖します。オニユリは湿地には生息しません。
コオニユリ群生して 
コオニユリをアップし 


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湿地のトンボ、ハラビロトンボが!池にはコシアキトンボが!

  湿地の中に入ると、湿地特有の植物や昆虫に出会います。下は、ゴウソですね。カヤツリグサ科スゲ属の草本です。水辺や湿地に普通に生えています。長い茎の先端に長さ2~4㎝の穂が垂れます。ゴウソが穂を垂れて 
  湿地にしか生息しないのが、下の写真のハラビロトンボです。腹が太くて(それが名前の由来です)、複眼の前に二つの小さいブルーの斑点が付きます。それがきれいなのですね。メスは腹が黄色です。
湿地にハラビロトンボ 
  奥の方の池に行ったとき、下の写真のコシアキトンボが飛んでいました。腹の付け根が白いのがオスです。メスは黄色です。羽の根元が黒いのも特徴ですね。なかなか止まってくれないのですが、出合えて写真も撮れて、嬉しかったです。
池にコシアキトンボが 
  下はホオノキですが、風に吹かれて葉の裏側が良く見えました。大きな葉の裏はとても白いのです。葉の裏側が白い樹木はいくつか知っていますが、これは見事で、良く目立ちます。
裏が白いホオノキに葉 
  下は、ソヨゴです。春に小さな白い花を付けますが、花が終わり実を付け始めたところです。秋には真っ黒に熟しますね。
ソヨゴに実が 
  ノハナショウブが一輪だけ咲いていました。花の時期は過ぎていたのですね。花の盛りには、この湿地の広い範囲に花が咲き、それは美しいのです。その時期に來れなかったのは残念です。湿地や池には菖蒲園が各地にありますが、それらの菖蒲はこのノハナショウブから交配して人工的に作り出したものです。
ノハナショウブが残って 
  奥の方には三つの池があるのですが、真ん中の比較的小さな池には、下の写真のヒシが一面に浮かんでいました。葉の形が独特ですね。
池にヒシが 
  手前の池には、ジュンサイが一面に楕円形の葉を浮かべていました。花の季節には細長い赤い花が立ち上がります。それもきれいです。
池にジュンサイがいっぱい 
  池から人家の方に入ったところに、キリの木があり、それに実がついていました。花は5月に咲きましたので、花が終わって実を付けたところです。
キリに実がついて 
  下は、民家に植えられていたカナメモチです。若葉が赤いのが特徴で、きれいですのでしばしば植え込みなどに植えられます。これも植えられたものです。野生の個体は、ボクは見たことがありません。特に赤い葉がきれいなものは、レッドロビンといわれて珍重されます。
カナメモチの赤い若葉 


面の木湿地の植物を楽しむ!クリンソウ、レンゲツツジ、サラサドウダンが美しい!

  5月31日は、久しぶりに面の木園地の行ってきました。痛風の痛みもほとんどなくなったものの、まだ足指の痛みが完全に取れているわけではないので、山登りは無理ですが、面の木湿地くらいなら歩けるだろう、ということで出かけたわけです。素晴らしい自然を堪能して帰ってきました。
  湿地の入り口で、ベニドウダンの花が出迎えてくれました(下の写真)。数本の樹木にたくさんの赤い花がついて、それはきれいでした。
ドウダンツツジが迎えてくれた 
  湿地に入ると、フタリシズカがいっぱい白い穂を立てていました。これも優雅で美しいですね。
フタリシズカがいっぱい 
  次はクリンソウです。湿地に10数株のクリンソウが花を付けていたのですが、花の色が数種類あるのですね。下の写真は真っ赤ですが、ピンクや白もあるのです。でもやはり、真っ赤の花が目立ってきれいですね。
真っ赤なクリンソウが 
  下が、ピンク色の花です。しかし、これも美しいですね。
ピンクのクリンソウが 
  下は、サワダツというツリバナの仲間ですが、花を付けていました。他のツリバナと同様に、タレさがる花柄の先端に白い花を付けるのです。秋には赤い実がついて、とても美しいのですね。
サワダツの花が垂れ 
  今回、ラッキーだったのは、レンゲツツジの花に出会えたことです。この種は、湿ったところを好む種で、湿地に咲く花です。一般的には、花は真っ赤なのですが、下の写真の個体はオレンジ色です。珍しいです。
オレンジ色のレンゲツツジ 
  下が真っ赤な花のレンゲツツジです。レンゲツツジは、普通のツツジ類が花が一つずつ咲くのに対して、花が数個ないし10個くらい同じところに着くのが特徴です。ですから、花が華やかに見えるのですね。
真っ赤なレンゲツツジ 
  下は、ヤマツツジです。同じように真っ赤な花がきれいです。
ヤマツツジの赤 
  下は、モチツツジです。花はピンク色ですね。これも優雅で美しい花です。
ピンクのモチツツジ 
  下は、ツタウルシです。花を付け始めました。葉が三枚セット(3出複葉)が特徴ですね。ウルシの仲間なので、皮膚の弱い人はこれに触れるとかぶれを起こすので要注意です。秋には葉が真っ赤に紅葉して、とてもきれいなのです。
ツタウルシの花が咲いた 
  最後に、サラサドウダンに出会いました。下の写真のように、美しい花ですね。花の造形美に感激です。
サラサドウダンがきれい 



庄ノ沢湿地に一面のウメバチソウが!ノリウツギの実が美しい!ヤマラッキョウ、ホソバリンドウが咲いた!

   アキノキリンソウの花が今の季節、とてもきれいです。9月頃から咲きはじめますが、秋が深まると花の数が多くなって、黄色が目立つようになります。

アキノキリンソウの花が大きく 

  今、ノコンギクがどこでも咲いています。葉に鋸歯がある点で、ヨメナなどと区別できます。

ノコンギクがたくさん 

  下は、サワダツです。真っ赤な実の上に赤黒いものがかぶさっていますが、それは顎なのでしょうか。とてもきれいですね。若い枝が緑色であることも特徴の一つです。

サワダツの赤い実がいっぱい 

  庄ノ沢湿地に着きました。この湿地は今、ウメバチソウが満開です。下の写真のように、湿地一面に白い花が覆っています。

庄の沢湿地のウメバチソウ 

  ウメバチソウは、白い5枚の花弁が梅に花のようですね。それが名前の由来だと思います。作手の湿原では、この花が湿原を飾る最後の花で、花が終わると湿原は冬の季節を迎え、花はなくなります。

ウメバチソウが群生 

  下は、ノリウツギではないかと思いますが、こんなにきれいな赤い実が生っているのは初めて見ました。周囲に汚れた白っぽいものは、装飾花だろうと思います。ノリウツギは水っぽいところにも適用できる主なので、湿地にも生えるのですね。

アブラガヤがきれいだ 

  下は、ホソバリンドウです。これも湿地の植物で、普通のリンドウよりも葉が細いのです。花は見事に美しいですね。

ホソバリンドウが咲いた 

  ヤマラッキョウの花がいっぱい咲いていました。湿地の植物ですね。花火のように放射状にピンクの花とつけます。その色と姿が美しいのですね。右の方には、キセルアザミ(本名マアザミ)が見えます。

ヤマラッキョウにキセルアザミ 

  ムラサキシキブがきれいな紫色の実を付けていました。見るたびにその美しさに感動させられます。

ムラサキシキブが美しい 

  湿地内ではありませんが、ソヨゴに赤い実が生っていました。これも今の季節、各地に赤い実を付けていてきれいです。

ソヨゴに真っ赤な実が 

  下は、ツマグロヒョウモンのオスでしょう。きれいなチョウですね。メスは羽の先端に黒っぽい縁があり、とてもきれいなのです。メスの方が美しい昆虫なんて、あまり聞きませんね。

ツマグロヒョウモンのオスがきれい 







庄ノ沢湿地のトキソウ、サワランがきれい!コアジサイが満開で美しい!

   庄ノ沢湿地の続きです。下は、普通のニガナではなく、湿地に生えるのはハイニガナと言います。

ハイニガナがあった 

  ノアザミの花が色鮮やかでした。今、各地でノアザミが咲いていますが、こんなに色が鮮やかなのはあまりありません。

ノアザミがきれい 

  キンモンガが葉に止まりました。羽の模様が斬新ですね。とてもきれいです。

キンモンガがきれい 

  今回の見学会の一つの目玉は、トキソウです。サギソウと並んでラン科の代表的な草本です。群生するほどたくさん咲いていました。その花は、下の写真のように清楚で美しいので、多くの人の心を引きつけるのですね。

トキソウがきれい 

  湿地にサワランが咲いていました。幻の花と言われるくらい、めったに見られない種です。この湿地に咲いているのは初めて見ました。遠くに咲いていたために、望遠でも下がやっとです。もっとアップして写したかったのですが、・・・。

幻の花サワラン 

  ノハナショウブが咲き始めました。まだ2,3株ほどしか見られませんでしたが、これから次々と咲くでしょう。美しい湿地の花です。

ノハナショウブが咲いた 

 下の写真の白いものは、ネジキの花です。枝下に、びっしりと並んで白い花がついているのです。まるで人の白い歯のようですね。

サワフタギに実が付いた 

  コアジサイが満開の季節となりました。この湿地の奥の山には、斜面全体がコアジサイで占められている場所があり、その一厘を写したのが下の写真です。淡い紫色の花が美しいです。バックが黒いので、ひときわ目立ちますね。

コアジサイに美しさ 

  下は、クロミノニシゴリの花です。サワフタギとよく似ていて区別ができないほどなのですが、花の色が白ではなく黄色であること、花の季節がサワフタギよりも少し遅れることが違いです。サワフタギは花は終わって実が付き始めました。もう一つは、サワフタギの実はブルーですが、これは黒く熟します。クロミノというのはそこから名づけられたのでしょう。

クロミノニシゴリに花が 




















庄ノ沢湿地の植物たち!ミズギボウシ、サワヒヨドリ、サギソウ、サワギキョウがきれい!

   26日の火曜日は、突然岡崎の友人、Sさんが家に訪ねてきました。Sさんは、このところ雨ばかり続いていて山歩きができないので、体がなまってしまうと、作手に遊びに来たのです。ひとしきり話したあと、近くのMさん夫妻を誘って散歩しようということになり、Mさん宅を訪れましたが、在宅でしたので一緒に庄ノ沢湿地まで歩いて散歩をしてきました。みなSさんの足裏マッサージを受けているので、気心がしれた親しい仲なのです。
  庄ノ沢湿地は、今、湿地の植物で賑わっていました。湿地の生き物たちが一番輝いている季節なのでしょう。下は、最初に出迎えてくれたミズギボウシです。優雅で美しい花ですね。


庄ノ沢にミズギボウシ

  サワヒヨドリがたくさん咲き始めました。湿地に咲く植物ですね。下の写真のように、花は赤と白とありますが、成長の段階で色が変わるのか、それともそのままの個体差なのか、よく知りません。面白いですね。

サワヒヨドリ赤と白

  やはり、赤い花は目立ちますね。下の写真のようにまだつぼみの段階です。開花したらもっときれいになるのでしょう。

サワヒヨドリの赤

  すぐそばに、サギソウが美しい白い花を咲かせていました。作手村の花としても、作手高校の徽章にもこの花のデザインが使われているほど、作手を代表する花です。

サギソウは美しい

  ヒメウラナミジャノメという小さいジャノメチョウがノリウツギの花に蜜を吸いにやってきました。このチョウもきれいですね。

ヒメウラナミジャノメがきれい

  コオニユリが数本咲いていました。赤い花がきれいです。赤い斑点がある花弁が反り返り、中から雄しべが飛び出している姿は、面白いですね。

コオニユリが一本

  サワギキョウが咲き始めました。濃い紫色の花が美しいですね。これも湿地にしか咲かない花です。まだ満開ではないようです。

サワギキョウは美しい

   ミズギクの黄色い花が、下の写真のように湿地一面に広がって咲いていました。今が最盛期なのでしょう。そのなかに、白いものが混じっていますが、それが先ほど紹介したサギソウです。まさに湿地の花の植物園ですね。

ミズギクとサギソウ群生

  チダケサシがたくさん咲いていました。白い花がきれいです。似た花にトリアシショウマを前に紹介しましたが、それは花の茎が四方に伸びますので、もっと花が豊かであるように感じます。両者ともに、湿ったところを好む植物ですが、チダケサシは湿地環境にしか生息しません。

チダケサシが一本

  下の写真の植物は、センニンソウです。ツル性の草本です。これは湿地でなくても生える植物です。今、各地に白い花を咲かせています。花は塊となって密集して咲きますので、とてもよく目立ちます。花は4枚の白い花弁のように思われがちですが、それは萼なのです。その中の細い白いものが花弁で、それが仙人の白いヒゲと見立ててこの名が付いたと言われます。花は茎はかぶれの毒性が強く、漢方では利尿や鎮痛に使われると聞いています。

センニンソウがきれい

  それと非常に良く似た植物が、下のボタンヅルです。花の色や形はそっくりですが、葉の形が全く違います。ボタンヅルは、参列するはで、荒っぽい鋸歯があります。すぐ近くで、両方の種を観察できるなんて、ラッキーなのかもしれません。

ボタンヅルの白い花






トンボ観察会で長ノ山湿原に!サギソウ、ヒメシロネ、ミズギボウシがきれい!コガネグモ、ハラビロトンボがきれい!

   8月21日(木)は、地元の自然愛好家の団体が主催する「トンボ観察会」が開かれ、それに参加ました。散歩していてしばしば出会うトンボで、わからないことが多く、トンボの専門家に大変教えられました。
  集合場所の長ノ山湿原の駐車場に、偶然オニヤンマが飛んできて水路の樹木に止まりました(下の写真)。というわけで、まだ観察会が始まる前から皆して楽しみました。日本一大きいトンボで、黒の地と黄色の縞模様、緑色の複眼がきれいですね。

ギンヤンマのおおきな体

  オオシオカラトンボが飛んできました(下の写真)。シオカラトンボに似ているのですが、これは尻尾が粉を吹いたようなブルーの色で、羽の付け根が黒いのが特徴です。

オオシオカラトンボのオスが

  コガネグモが鉄の金網にネットを貼っていました。これもきれいな虫ですね。

コガネグモがきれい

  湿原に入ると、ミズギボウシがたくさん咲いていました。ギボウシの仲間ですが、他のギボウシに比べて葉が細長いのが特徴です。湿地にしか咲かない種です。花はコバノギボウシに似ていますね。

ミズギボウシがきれい

  サギソウが咲いていました。今、各地の湿地に咲いています。きれいな花で、何度見ても感動します。

サギソウが美しい

  そのすぐそばに、サワギキョウが咲き始めていました。下の写真のようにまだつぼみですが、きれいですね。花が咲くと、もっと美しいのです。これも、湿地や湿原でないと見られません。

サワギキョウのつぼみが

  ヒメシロネが白い花を付けていました。これも、湿地でないと見られない種です。対生の葉の付け根に小さな白い花が付きます。きれいですね。

ヒメシロネがひっそりと

  下の写真の植物ですが、ボクは見たことがありません。同行した植物の専門家は、サクラバハンノキではないかと言います。昔はここにたくさんのサクラバハンノキが生えていたが住民に伐採されてしまったそうで、その名残が残っているのでしょう、ということです。この種も、水に強い種で湿地などの水辺で巨木に成長します。絶滅危惧種にも指定されています。

サクラバハンノキがあった

  下は、コガネグモに似ていますが、明らかに縞模様が細かく、違いは明瞭です。図鑑で調べたところ、ナガコガネグモという種と判明しました。初めて出会ったクモです。

別種のクモでは

  トンボ観察会なのですが、湿原植物やクモの話ばかりになってしまいましたが、このブログの最後に、ハラビロトンボを紹介します。下は、ハラビロトンボのオスです。これも湿地環境に生息する種です。腹が幅広いのでそう呼ばれます。写真では写っていませんが、複眼の真ん中に金属的な色の斑点があるのです。それが美しいのですが、お見せできないのが残念です。

ハラビロトンボのオスが

   写真を写すのを忘れましたが、最初の方で説明を受けたのは、ウスバキトンボです。それは、黄色っぽい赤とんぼで、今のシーズン、つまりお盆の季節にたくさん飛んでいるトンボです。冬は越せなくて5月頃から現れて、世代交代が早く、今飛んでいるのは3世代目くらいだそうです。未成熟な間は、長ノ山湿原の周辺の木陰にいて成長してから池に行くそうです。従って、環境としては池だけあれば良いということはないのです。今度、その写真を写したらその映像をお見せしますね。




庄ノ沢湿地の生き物たち、トキソウ、サワラン、ノハナショウブがきれい!トンボやチョウも!

  16日月曜日は、庄ノ沢湿地を歩きました。
  下は、ナツハゼです。ボクはナツハゼをよく知らないので、写して記録を残そうと思ったのです。その時は気がつかなかったのですが、写真をよく見ると赤い花が咲いていることに気づきました。もっとアップして写せばよかったと思いましたが、・・・・。


ナツハゼに花が

  サワフタギの花は終わって、下のように黄色っぽい花の残骸が残っています。このような特徴も覚えておくと、花の季節でない時に識別に役立ちます。

サワフタギの花の終わり

  湿地に入ると、トキソウが咲いていました。ラン科の草本で、湿地に映える植物です。サギソウと並んでに湿原を色どる美しい花ですね。

トキソウが咲いた

  下は、サワランです。昔、改正小学校奥の「がんばり山湿原で一度見たことがあるだけで、どこの湿地でも見たことがなかったのです。この庄ノ沢湿地で見るのも初めてです。めったに見られない幻の湿原の花なのです。出会えて嬉しいです。

サワランを初めて見た

  ノハナショウブが美しい姿を見せ始めました。鮮やかな濃い紫色のはなが良く目立ちます。毛版の真ん中に黄色い筋がつくのが特徴ですね。初夏の湿原を彩る美しい花です。

ノハナショウブが咲き始めた

  下は、湿原のトンボで、ハラビロトンボです。ブルーの色をしているので、オスですね。メスは腹が黄色です。湿地にしか見られないトンボです。

ハラビロトンボがいた

  下もトンボですが、体が比較的小さいトンボで、おそらくヤマサナエではないかと思います。これも種の同定が難しく、確かなことは言えません。もう少し詳しく調べてから確定したいと思います。

ルリタテハの表は

  湿地の奥の方に続く林道を歩いていたら、きれいなチョウが舞って道端に泊まりました。下は、ルリタテハです。羽の外側の方に瑠璃色の帯が付くのですね。それがきれいなのです。

ルリタテハがきれい

  ところが、下の写真のように裏の模様は表とは全く違い、黒っぽくて模様もはっきりしません。チョウは葉の表と裏とでは模様が違うことがありますので、表だけで判断するのは危険なのですね。

ルリタテハの裏

  下の黄色が目立つチョウは、ヒョウモンチョウの仲間であることは確かですが、種までは特定できません。何という美しいチョウでしょうか。

このヒョウモンチョウは?

  後半は、トンボやチョウを紹介することになりました。




長ノ山湿原にハルリンドウが!ヤマツツジが美しい!チゴユリが群生!

   フェンスの前の小さな花をつけた植物は、オニタビラコです。別の草が株を覆っていますので、この植物の葉そのものは見えにくいですが、確かです。

フェンスの前のオニタビラコ

  下は、キツネノボタンです。三裂する独特の葉が特徴ですね。黄色い花がきれいです。イガイガの球が面白いですね。

キツネノボタンの黄色い花が (2)

  長ノ山湿原ケリを見つけたのは初めてです。ケーン、ケーンと鳴く声を聞いたことがある方は多いと思いますが、この鳴き声はメスが産卵する時に、オスがよく鳴きます。背後に写っている真っ赤な植物は、ヤマツツジです。今、各地できれいに咲いています。

湿原にケリ

  今回長ノ山湿原に来たのは、湿原に春に咲く植物を見たかったからです。ハルリンドウがいっぱい咲いていました。春の湿原を代表する草本ですが、ブルーの花が清楚できれいなのです。

湿原にハルリンドウが1

  それがこの湿原にいっぱいに群生していました。その姿は、見事です。

湿原にハルリンドウが2

  遠いところから見ていたヤマツツジに近寄ってみると、やはり美しいです。色が独特で、何とも美しい色合いなのですね。

湿原のヤマツツジ

  長ノ山湿原の奥の方に三つの池があるのですが、その手前側の池の表面に、ヒルムシロが一面に覆っています。楕円形の葉を水面に浮かべる水草ですが、今、花を立てています。下の写真で、穂が立っているのが分かりますね。

ヒルムシロに花が

  その池の水辺に、下の写真のような植物が生えていました。確かではありませんが、ヤナギタデだろうと思います。この種もあまり見かけませんね。記憶しておきましょう。

ヤナギタデだろう

  チゴユリが群生しているところがあり、下の写真を写しました。あまり見かけない種ですので、思わす写してしまいました。清楚できれいな花だからです。

チゴユリ群生し

チゴユリの白い花が





ひるがの湿原植物園 その4 ヤブカンゾウとノカンゾウ、マツムシソウ、コウホネの花がきれい!

  ひるがの湿原植物園の最終回です。
  下は、ヤブカンゾウの花です。一区画にたくさん咲いていてきれいでした。あとに述べるノカンゾウは花弁が一重なのですが、これは八重です。その他の特徴はほとんど同じです。色が鮮やかでとてもきれいです。


八重のヤブカンゾウ

  下は、ノカンゾウですが、ある一区画に群生していました。花びらが一重であることが分かりますね。

一重のノカンゾウ

  マツムシソウが丸い頭を見せてくれました。淡い紫色の花がきれいです。丸い頭と思っていたのですが、たくさんの花の集合した姿だったのですね。知りませんでした。比較的高い山に多いようです。面の木園地でも、志賀高原でも見たことがあります。

淡い紫のマツムシソウ

  ここにもミズギくが咲いていました。ボクは初めて作手の庄ノ沢湿地で見たのですが、その印象が忘れられません。一面の咲く黄色の花は、美しいです。ここでは、一区画に少し咲いているだけでした。

ミズギくがあった

  近くの水路の水の中に、コウホネが黄色い花をつけていました。水生植物ですね。黄色い花が鮮やかできれいでした。

コウホネの黄色い花

  下の写真の植物が見られたのですが、名前が分かりません。針のように細くて鋭く尖る葉が対生し、その上に花芽のようなものが付いています。いかにも咲いたら美しい花が咲くだろうと思わせる植物ですね。

この草は?

  下の写真の植物も、名前が分かりません。茎の先端についている黄色いものは、花なのでしょうか、つぼみなのでしょうか、それとも実なのでしょうか。見たこともありません。
この植物は?

  下の写真の植物は、分かりました。クサレダマです。湿地に生える黄色の花を付ける草本ですね。作手では、鴨ケ谷湿原に咲いていましたが、どこでもあるような種ではなく、貴重なものです。きれいですね。
クサレダマの黄色い花が

  ひるがの高原に行った日は、出発が10時過ぎでしたし、3時間もかかって行ったのですが、植物園で過ごした時間は1時間少々、別の湿原にも行きたかったのですが、時間がなくていけませんでした。往復の高速道路料金は6000円くらい、それにガソリン代も相当にかかっているのに、わずかな時間しかいられませんでした。お金と時間をかけた割には、なにかもったいない気がしました。
  でも、たくさんの種類の植物に出会って、また今までに見たこともない植物に出会って感激しました。この地方には、他にも自然の見所はたくさんあるようですので、今度来るときは一泊くらいしてこの地域をくまなく歩いてその自然を満喫したいと思いました。




coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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