久しぶりにフィールドアスレチックのある雑木林に!

  秋の真っ直中になりましたね! お盆前から長い間雨が降らなかったので、畑や草木が雨を待ちこがれてきました。久しぶりに二日ほど前に雨が降り、長命湿地も潤ったことでしょう。長い日照りのためなのでしょうか、わが庭の真ん中にあるカツラが黄葉してしまったのです。紅葉と言えばこの地方では11月なのですが、このカツラは異常に早く黄葉してしまったのです。今は、黄葉した葉がどんどん落葉して、庭がカツラの葉で敷き詰められてしまいました。このところの急激な冷え込みのせいかもしれません。早朝は寒いくらいです。   

カツラの黄葉

 

  昨日は、久しぶりにフィールドアスレチックのある雑木林に行きました。この春から長命湿地に入り浸りでしたので、これまでずっと通い続けてきたフィールドアスレチックのある雑木林に行っていなかったのです。ササが繁茂してしまったのではないかと心配していたのですが、下の写真のように思ったほどではありませんでした。2時間ほど階段の小径と遊園地の部分の草刈りをして汗を流しました。ササが生えると、他の草本類が育たなくなってしまうからです。見たところ、草本類はまだ生えていませんでした。

雑木林の草刈り

  見回っているうちに、リョウブの木に異変が起こっているのに気付きました。リョウブの木の下の方の幹が、皮がはがされて赤っぽい幹になってしまっていたのです。それも一本だけではありません。下の写真に見るように、ほとんどのリョウブの木がやられていたのです。シカの食害です。リョウブの皮は甘みがあって、シカが好んで食べるのです。ですから、シカの背丈を超えるところは食べられないので、上の方は残っているというわけです。昔は人間も、飢饉の時のために山にリョウブを植えたということです。シカは賢い!!

シカに食われたリョウブ

   ネジキの木に実が生っていました。秋ですね。下の写真のようにいろいろの色をした実が生っていますが、最終的にはどんな色になるのでしょうか。

ネジキの実

  草刈りの作業をしていたら、黒っぽいチョウが舞ってきました。全体に黒くて、羽の先が白いのです。図鑑で調べたところ、クロヒカゲというチョウであることが分かりました。チョウの同定は、表の模様だけではなく、裏の模様も大事です。裏にはジャノメが二つありました。ボクははじめてであったチョウです。うれしい!! 

クロヒカゲ1

 

クロヒカゲ2

 

  この雑木林にも、時々来て草刈りなどの環境整備と、遊具の点検に来なければいけませんね。

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雑木林の縄バシゴを付け替えました!

  先日、三重県からAさんが来られたとき、若くて元気がいいのか、作ってからかなりの時間が経つので劣化していたのか、縄バシゴの横木が一本だけ折れてしまいました。そこでそれを付け替えようと、20mのロープを買ってきて修理しました。

縄バシゴ修理

 

  わが庭の竹塀を作っていただいた豊田のYさんとそのご家族が来られたとき、みんなして縄バシゴつくりとなったわけです。去年の8月頃にブログで紹介したことがあったのですが、縄バシゴを作るのはとても難しいのです。Yさんは、さすがに植木職人の修行をしただけあって、縄の結び方など上手なのです。ボクが前に編み出した方法を実演すると、すぐにその改良を思いつき、素早く横木をきちんと巻く方法を編み出してしまいました。その結果が下の写真です。

完成した縄バシゴ

  全長6mの縄バシゴで、横木が10数本。大きなコナラの木に取り付けるのが、また大変。高いので、木に登るのがコワーイのです。高所恐怖症のボクは、足が震えてしまいました。 
  コワーイのを我慢して、重い縄バシゴを持ち上げ、太い枝に結ぶのですが、ほとんど片手での作業ですので、上手く結べません。かなりの時間をかけて、ようやく取り付けに成功! 下に下りて、見上げたときは感激でした!
  

  作業を終えた頃、エナガの群れがやってきました。これまで何度も撮影してきたのですが、姿を上手く捉えることができませんでしたが、今回は成功しました。下の写真です。

枝に止まるエナガ  

エナガ

  可愛いですね。でもこの写真では、羽の模様の美しさを捉えることができませんでした。下から見上げながらの撮影なので、仕方がないですね。 

雑木林にフィールドアスレチック、最終回

  雑木林にフィールドアスレチックを作ったことの最終回です。
  下は、アカマツの生木を利用して休憩所を作りました。ボクらは、それを「茶席」と呼んでいます。子どもたちが自由に遊んでいる間、大人はその遊びを見るだけですね。そこで、大人のための休憩所を作ったわけです。2mくらいのところに平坦な棚を設けました。その棚はただの板でできているのではなく、竹を半割して作ってあるのです。「竹のマット」と言ったら良いでしょう。伐採したコナラの木を一方の柱にして、横木を渡し、番線で縛り、手すりをつけ、はしごをかけて完成です。大分苦労して作ったんですよ!
  ウリハダカエデの木が立っている部分は、棚を切り抜いてあります。ウリハダカエデは秋には黄色く黄葉して美しいので、それを鑑賞しながら抹茶でも立てて楽しむ、という趣向です。そこで、「茶席」と称しているのですよ。雑木林の木漏れ日の中で飲むお茶も、風流でいいものですよ!

茶席

  作業中の休憩のときやお客さんが来たときなど、座る場所が欲しいので、ベンチを作ったりしました。左のベンチは、作業を始めてすぐに作ったので大分傷んできて、座ると細い伐採木が折れてしまうのです。作り直せばよいのですが、応急手当で板をあてがっています。右は、市販の板で作ったベンチです。そのほか、丸管やぐらの下には、立派な?テーブルを作って置いてあります。雨の日などは、丸管やぐらの下が雨宿りになります。

ベンチ

  ただ遊ぶだけというのも面白くないので、下の写真のような置物を作りました。この山に登ってくると先ず出会うのが、ウマやシカの置物です。入り口で皆さんを歓迎!という意味なのです。可愛いので、子どもたちに人気があるのですよ。乗って遊ぶこともできますが、下が土と落ち葉ですので、動きを出す乗り物にはできないのが残念です。

シカ、ウマなどの置物

  というような具合で、ほとんどの遊具と設置したものを紹介しました。「森の遊園地」の大体の姿が分かっていただけたかと思います。この遊園地は下からは全く見えません。子どもたちは「おじさん、ここは秘密の基地だね!!」と言いました。そうなんです! 秘密の基地のままにしたいので、下の道路からの入り口には、わざと何の看板も設置しないでいます。この場所を知っているのは、菅守小学校の子どもたち、近所の子どもたちとその父母、それにボクらの友人とその子どもたちくらいしかいません。

看板

  この森の遊園地には、いつもボクらが常駐しているわけではありません。そこで上のような看板を立てているのです。もちろん遊具を安全にするように努力していますが、すべて「自己責任」ということにしています。そして、そうせざるを得ません。

  今の子どもたちは、森の中で遊ぶことはほとんどなくなっています。雑木林のさわやかさ、森の中で遊ぶことの楽しさを知って欲しいと思います。それが同時に、子どもたちの心身を豊かに育てることになるのですから。この雑木林に、子どもたちの歓声がこだまする、そんな光景がこれまでにもありましたし、今後ももっと多くの子どもたちが遊ぶ光景を夢見ています。

 

雑木林のフィールドアスレチックはこうしてできた!

トロッコ

  昨日のフィールドアスレチックの続きです。昨日紹介した遊具は、みなボクが子どものころ遊んだ、あるいはこんなものがあったら面白いだろうな、と思っていたものです。うえの写真のトロッコもそうです。

  これは難しかったです。乗るトロッコの箱を作ることは簡単なのですが、レールを作るのが難しかったのです。箱の下にキャスターをつけるだけではどうしてもうまく走りません。箱の横にキャスターをつけることによって摩擦が少なくなり、うまく走るようになりました。その方法は、若い人に教えていただきました。始めは直線レールでしたが、後からレールをカーブさせてスリルを味わうようにしました。これも子供たちの人気です。

エコトイレ

  次に作ったのはトイレです。雑木林に入ると、トイレがありません。他の人がいなければそこらで排泄するのですが、女性はそうもいきませんね。そこでトイレを作ったわけです。トイレといっても、近くを水が流れているわけでもなし、電気が使えるところでもないので、自然に頼る以外にはありません。そうです! 土壌微生物の分解の力を利用するのです。
  廃材を使ってトイレの枠組みを作り、そこの下に周囲にある腐葉土を箱に入れ、その上に排泄します。土壌微生物の分解により、夏であれば1~2日、冬でも数日で完全に分解します。落とし紙は分解が悪いので、別に処理をします。大勢の人の利用には向きませんが、少人数であれば充分です。曰く、「エネルギー不要、メインテナンスフリー、臭いもしない、超エコトイレ!!」と、入り口に能書きを書きました。

高いやぐらに登る女の子

  始めは、樹上ハウスを作ろうと思ったのですが、屋根をつけるのが難しく、樹上ハウスは断念しました。上は、高いところに床がある「樹上やぐら」です。生木のアカマツを利用して、伐採したコナラの木で2本の柱を、番線で結びつけながら高いやぐらを作っていくのです。生木は番線で締めないで下さい。かれてしまいますからね。
  ボクも高所恐怖症、高いところの作業は怖かったです。下から上のデッキの手すりまで、約7m。はしごをかけ、縄バシゴもかけましたよ。縄バシゴを登るのは腕力が要りますが、5年生くらいなら登れます。風が吹くと生木のアカマツが揺れ、それに合わせて全体が揺れるのです。デッキの上は気持ちがいいです。小鳥の目線が良く分かります。

シーソーで遊ぶ母子

  上は、丸太で作ったシーソーです。丸太2本をボルト・ナットで締め、中心に電動ドリルで穴を開け、そこに長いボルト・ナットで締めて作ります。土台を作るのも、結構難しいのです。お尻があたる部分には、廃タイヤをもらってきて埋めました。落ちるとき、ガツーンとならないための防御策です。こういう単純な遊具が、小さい子どもには喜ばれますね。意外と大人が喜んだりして・・・・?

  この続きは次回としましょう。  

 

雑木林にフィールドアスレチックを作ったこと!

  読者の姪から、「おじさんがかなり前にフィールドアスレチックを作った話をブログに書いていたけど、それが見つからないんですけど・・・・」といわれました。姪は、北海道の旭川市の近郊に住んでいるのですが、その地で「森の幼稚園」を作る構想があるのだそうで、その参考に、雑木林に作ったフィールドアスレチックについて知りたい、ということでした。
  ところが、楽天ブログに書いていたその頃の記事は、すでに削除していたのです。このブログでしばしば登場しますし、最近の読者はその経過を知らない方も多いと思い、2、3回に分けて、簡略化して再び書いてみたいと思います。

丸管のやぐら

  先ずはいきさつから。ボクが住んでいるところから東に歩いて10分ほどのところに、雑木林があります。地主さんと畑で立ち話をしているとき、この森にフィールドアスレチックのような子どもたちが森の中で遊べるところを作りたい意向があることを知りました。そこで、「それ、ボクにやらせてください!」ということで地主さんの了解を得て、フィールドアスレチック作りが始まりました。約2年半ほど前のことです。
  ボクの方は、かつて里山の保全活動をしていたことがあって、荒れ放題の里山を何とかしなければ、と思っていました。その森は里山保全をするのに格好の場所であったのです。それと、ボクは木工が好きでいろいろのものを作ってきましたので、その技術を生かすことができます。それに、退職後の暇をもてあます生活に、大きな張り合いができますものね。
  そこで先ずは、森を歩いて遊具を作るおよその場所を決め、道を作り、草を刈り、遊具を置く広場を作るために樹木を伐採しました。樹木の伐採が大変でした。見通しの良い明るい森にするために、先ずは常緑の低木(ソヨゴ、イヌツゲ、アセビなど)から伐採するのですが、伐採だけでなくその片づけが大変。太くて背の高いコナラなどの樹木の伐採は、周囲の樹木に絡まって、引きずり出しながらの伐採です。何日もかかりました。
  そうしてできた広場に最初につくったのが、上の写真の丸管やぐらです。友人が工事屋さんからもらってきた丸管に塗料を塗り、それを山の上に引き上げて組み立てるのです。現場は、下の道路から約25m上の、比較的平らな尾根の上です。機材を持ち上げるのに大変苦労したのです。組み立ては意外と簡単。出来上がったときは、うれしくてバンザーイ!!

ロープウェイ

  このやぐらは、右隣の大きなコナラの木に乗り移ることができるように、コナラの木の間に縄バシゴをつけました。子どもたちは、それをブランコにして遊ぶのです。思ってもみないことでした。
  そして、コナラの木と向こうの木にむけてロープウェイを作りました(上の写真)。その間の樹木を伐採したのは言うまでもありません。ロープは林業で使うワイヤーロープです。近所の方から使い古しのワイヤーロープをもらいました。高いところから釣り下がるので、伐採した木材でハシゴとステップを作り、廃タイヤをもらってきてロープにつけ、一気に約15mのワイヤーロープの上をすべるのです。向こうの樹木に激突すると怪我をするので、廃タイヤを木につけて緩衝材にしました。これまでに作った遊具の中で、これが子どもたちに一番の人気です。
  また、木登り遊びを援助するために、伐採した樹木を利用してはしごを作り、木にかけました。子どもたちは、木登りが好きですね。

ウンテイ

  次に作ったのは、平均台+ウンテイ およびゆらゆら橋滑り台です。上の写真をご覧いただければ、たくさんの丸太を使っていることが分かりますね。そのヒノキの丸太を森林組合から買ってきてわが家に運んでもらい、それを設計どおりにわが家の工房で細工し、それを上まで持ち上げてボルト・ナットで組み立てるのです。丸太の重いこと! 何回にも分けて運び上げる重労働でした。
  手前の平均台は、子どもたちの平衡感覚を養うためです。
丸太の上は丸いために、結構難しいのですよ。三歳の子どもが挑戦したこともあります。次は平行棒の上を、腕力だけで渡る遊具です。次はウンテイへと進みます。これらは、腕力をつけるためです。小さい子どもには無理ですね。

ゆらゆら橋

  上の写真は、子どもたちが「ゆらゆら橋」と名前をつけた遊具です。ハシゴの段のように見えるのはロープです。ロープはの伸び縮みがありますので、上に乗るとゆらゆらするのです。スリルがありますよ! 子どもはスリルのある遊具が大好きですね。嬉々として遊びます。下につけてあるのは、遊動円木。ロープで吊るした、下の太い丸太の上にまたがって、前後に揺らして遊ぶ遊具です。これも子どもたちに人気です。

滑り台

  「ゆらゆら橋」を渡りきったところにステップを作り、そこから滑り台です。かなり長い板を買ってきて作ったつもりでしたが、ステップが高いので勾配は急です。ですから、制動をかけないで滑ると、すっ飛んでしまいます。子供たちからは、「もっと緩やかにしてくれない!」といわれているのですが、まだ作り直してはいません。

  この続きは、また次回にしましょう。

 

 

 

coppice(雑木林)

森楽、flutevioline

Author:森楽、flutevioline
退職後、都会生活ばかりだったボクにとって田舎の自然豊かな里山の生活は、新しい発見の連続で楽しい! 自然の写真が満載です! また、こんな老い生き方があることを示したみたい!

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