2012/12/28
本宮山に登りました! おにぎりが美味しかった!
先回の山登りは、石巻山でした。それが12月5日でしたので、ひと月近く山に登っていません。そこで一昨日は、本宮山に登りました。とは言っても、途中までですが・・・・。「途中まで」というのは、ものの本によると、豊川市の登山口から山頂まで歩くだけで2時間、往復4時間くらいかかると聞いたもので、ボクらの体力では無理だろうと考えたからです。本宮山は作手の方から車で行けば本宮山スカイライン(昔は有料道路だったのですが、最近は無料になりました)を行けばすぐなのですが、登山となると豊川口からのルートと岡崎市側のくらがり渓谷からのコースがあります。いずれも登るだけで2時間もかかります。というわけで、十分に体力をつけて軽く4時間くらい山歩きができるようになったら登ろうと考えていたのですが、途中まででもと思いついたわけです。このあたりでは一番高い山(789m)ですし、いい山だと聞いているからです。
豊川側の登山口は本宮山の真下で、「本宮の湯」のすぐ近く。広い駐車場があって、そこに車を止めて登り始めました。この山は、砥賀神社というこの地域の大きな神社の信仰の山なのです。神社の鳥居が登山口。
鳥居の前に妙な看板がありました。「本宮山樹木マップ」とあります。奥の院までのコースの略地図に番号が振られており、その番号のところにそれぞれの樹木があることを示しているのでしょう。実際に行ってみても、その樹木はよく分かりませんでしたが、・・・・。後でその番号の意味が分かりました。1丁目から36丁目まで約100m間隔に石の柱(花崗岩)が立っていて、そこに丁目の番号が刻まれていました。古めかしいものから新しいものまで、いろいろの石の柱でした。おそらく神社の氏子が寄進したのもでしょう。日付と名前が彫り込まれていました。それは、まるで道路の所番地みたいなもので、歩く人にとっては距離がわかってとてもよい目印になります。
この山は、殆どが常緑樹でした。大きいのではツブラジイ、アラカシなどの常緑樹と、少ないですがコナラ、アベマキ、ヤマザクラなどの落葉樹が混じっています。しかし、低木ではソヨゴ、イヌツゲ、アセビ、ヒサカキなどの常緑低木が圧倒的に多いのです。いわば、照葉樹林と言えば良いのでしょう。6丁目まではやや急傾斜の山道が続きますが、それを超えると比較的になだらかな山道となって快適な山歩きを楽しむことができます。
途中の山道で二羽の小鳥を見たのですが、暗い場所で写真の写りが悪く、なんという鳥なのかよく分かりません。もしかしたら、アオジかもしれません。
暗い照葉樹林の中に、わずかにセンリョウが生えていました。赤い実がきれいでした。
山道は樹林に覆われていて見晴らしが良くないのですが、17丁目付近の休み場から南の方の景色が見えました。下の写真で真正面の形のよい山は、前に登ったことがある吉祥山です。その山頂から見えた富士山が忘れられません。下が豊川の平野ですね。
下の写真の、鉄塔が見える山は、おそらく富幕山だろうと思います。いつか登ってみたいと思っている山です。年明けには登ろうと思っています。その山の向こうには、浜名湖がある遠州の平野が広がるのですね。、
二十一丁目で林道に出会います。ここまで歩いて1時間かかりました。20~30m先にさらに上の山道が見えるのですが、急な岩場の山道です。それまでに大分疲れていたので、もう登る気がしませんでした。予定通りの時間だったので、そこでUターン。
下のの写真の野猿坂でお昼の休憩。用意したおにぎりが美味しかった!
この夏から山登りを思い立ち、いくつかの山を登ってきました。列挙すると以下のとおりです。岩子谷山(9月12日)、茶臼山・萩太郎山(9月26日)、鳳来寺山(10月4日)、棚山高原(10月16日)、京ケ峰(10月29日)、吉祥山(11月2日)、石巻山(12月2日)、そして本宮山(12月25日)です。みな愛知県の近隣の山ですが、全部で八つの山を登りました。
さて、来年も正月明けから山登りを計画しています。このペースで行くと、来年は20くらいの山を登ることになりそうです。楽しみにしています。