2013/05/10
久しぶりに長命湿地へ、レンゲツツジが開花間近! ザイフリボクが満開!
5月6日の連休最終日に、久しぶりに長命湿地を見に出かけました。そろそろレンゲツツジが咲く頃だと思ったからです。ついでに足を伸ばして長ノ山湿原に行ってみました。駐車場の車を止めようとしたら、その真ん前に真っ白の花が咲いていました。名前がなかなか分からなかったのですが、後で調べたらザイブリボクであることが分かりました。初めて正確に特徴を知ることができて嬉しいです。ザイフリボクは、落葉小高木で、樹高5~10m位になります。一つの花の塊に10 個ほどの小さな花が集合しています。一つ一つの花は、5枚の細長い白い花弁で、真ん中に雌しべと雄しべがでています。別名シデザクラと言われるように、シデコブシのような 細長い花弁なのでその名がついたと思われます。秋には黒紫色の実がなります。季節になったら、実を見たいものですね。
ミヤコワスレがきれいな花をつけていました(下)。
長命湿地では、レンゲツツジが咲き始めていました。でも、大部分はまだつぼみでした。でもきれいなのです。下の写真のように、真っ赤な花が点在しているのがわかりますね。それほどたくさん咲くのです。森の中に一面に赤い花が咲くと、その美しさに見とれてしまうのですよ。この湿地の最大の魅力ですね。他の地域で、こんなにレンゲツツジがたくさん咲く湿地はあありません。
花が開いたところもありました。下の写真のように美しいのです。ひとつの枝先に7~10個のヤマツツジのような花がつくので、大輪のような花の形になります。
ヤマツツジも今にも咲きそうです。下の写真のようにたくさんのつぼみをつけていますので、咲いたらさぞかし美しいでしょうね。
昔のあぜ道にトキワハゼが群生していました。とてもきれいでした。
ハハコグサも咲いていました。これからたくさん見られる季節になるのですね。
大分前にHさんから湿地の入口付近にザイフリボクがあることを教えられていたのですが、花の季節が過ぎていたので分からなかったのですが、今回は花の季節に出会ったので、それがわかりました。下の写真がそれです。確認できてうれしかったです。
スノキに花が咲いていました。枝の下に花が付きますので、見逃してしまいそうになりました。地面に座って下から写したので、よくわかりますね。釣鐘型のなんと優美な姿の花でしょうか!